2012/05/12

いつもの散歩道

P1010383休日の朝、いつものように散歩に出かけた。
美味しいパン屋さんに立ち寄るためにいつもは通らない公園を通り抜けた。
P1010384そこにはバラ園があって丁度咲き始めの頃。
P1010385バラの花には棘がある・・・
P1010386よく手入れされたバラは綺麗だ。
P1010387いつもの緑道に入ると、先日まで咲き誇っていた桜もすっかり葉桜になり、代わってツツジが見ごろになっていた。
P1010390ニセアカシアも見事な白い花をたわわにして咲き誇っている。
P10103915月になってもまだまだ肌寒いが、季節は着実に進んでいる。
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2012/04/22

桜の散歩道

P1010367大阪に帰ってから3週間が経ち、徐々に生活のペースをつかみつつあるこの頃。
P1010368休日の朝は、近所の緑道を散歩するのが楽しみになっている。
P1010369これは1週間前の写真だが、見事な桜が咲き誇っている。
P1010378道端には誰が植えたのか鈴蘭も。
P1010370地元の鎮守様にもご挨拶。
P101037340数分の散歩を終えて食べる朝食は美味い。
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2012/04/14

白熱電球を大人買いした

P1010364エジソンの電球発明以来、世界の夜を照らしていた白熱電球が生産中止になるという話を、マイミクとの会話から聞いたのはつい最近のこと。
本当か?と調べてみたらこんな記事が出てきた。
なるほど、本当のことらしい。
でも、世の中には東芝以外にも、ナショナル、日立、三菱とまだまだ沢山日本にもメーカーがあるし・・・と思い、ネットで探してみたら、普通のシリカ電球はほとんど品切れ、生産中止となっているではないですか!!
P1010365このままでは、いつか他の規格の白熱球も生産中止になると、慌ててまとめ買いした電球が各種届きました。
P1010366これで10数年は大丈夫。

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2012/03/20

単身赴任解消記念オフ(BANNAI邸の巻)

いよいよ明日が、東京の職場への最終出社日。
単身赴任解消が決まってから、大阪に帰る前にと沢山の方からオファーをいただき、小生にとってかつてないほど沢山のオーディオファイルの方々のご自宅を訪問する機会をいただきました。

それぞれの方が今までどのような経験をされ、今はどんな音楽を好まれているのか、そしてこれから目指されている指向は何か、etc・・・・・・・・・
ネット上でしか接点がない方は当然として、コンサートオフ会等のイベントでお会いした方で、幾ら言葉を尽くして会話しても、それらはあくまで推測の域を出ることはありません。

やはり「百聞は一聴にしかず」です。
今までお会いした方々の目指されていた音の聴き所は、音楽の基本は、聴かせていただけば一瞬のうちに理解がすすみます。
そしていつも感じることは「音は人也」ということ。
ペットの顔が知らず知らずのうちに飼い主に似てくるのと同様に、オーナーの指向や、嗜好、そして人柄が、再生される音楽に表れてくるのだと、この1ヶ月余りのうちに訪問させていただいたことで、改めて得心しました。
沢山の方々の善意によって、得がたい経験を数多く積み重ねることができたことに、改めてここに感謝の意を表明いたします。

まだまだ時間があればと思い、後ろ髪を引かれる思いもありますが、それも今日が最後の単身赴任解消記念オフ会日記となります。
20120320bannai1本日の午前中は出水電器試聴会の常連、BANNNAIさんのご自宅を訪問しました。
BANNAIさんは、小生同様に、出水電器の西蒲田試聴室のご近所にお住まいで、真空管をプリ段に使用したFASTのプリメインアンプT1-Xを購入されたことがきっかけで、試聴会の常連として親しくさせていただきました。

一昨年来、鉄骨構造の住宅を新築された際には、出水電器の専用電源工事とアース工事を施工され、その後、アリオンT125svと試聴室にあったジンガリを購入されていましたが、最近ジョセフオーディオのパルサーを購入されたとのこと。

ジョセフオーディオといえば、大阪に帰ればdaisukeさんがパールをお使いで、その底知れぬポテンシャルと音楽性の高さに感銘を受けたSPの2ウェイブックシェルフタイプのいわば弟分です。
是非聴かせて欲しいと、まだまだ部屋は片付いていないですよ(^^ゞとおっしゃるのを、無理やり押しかけたというしだいです(笑)

1階の部屋に通されると、そこは男の趣味の部屋。
部屋を対角線方向で使用されたセッテイングは、いままでなかった配置だけに興味シンシンです。
送り出しは、DENONのDCD-SA1SONYのハードディスクオーディオレコーダー「NAC-HD1」、FMチューナーはアキュフェーズのT-1000、アンプはアリオンT125svとFAST-T1X、そしてスピーカーは専用スタンドに設置されたパルサーです。
20120320bannai2午前中の限られた時間ですので、早速聴かせていただきます。
最初は、アンプをアリオンを200ボルト駆動で試聴会でもかけられたことがあるYMOのライディーン。
テクノポップスで一世を風靡した名曲で、打ち込み系の小気味良い音楽が流れます。

daisukeさんのパールを聴かせていただいてきた経験からすると、このパルサーもショップの展示品でデモに使用されてきたとはいえ、ほとんど新品に近くまだまだ慣らしが終わってない気がします。
それは、次にかけていただいた、吹奏楽の生録音CDを聴いたときに再生音がやや高音域にバランスが片寄ったような印象から、そう確信しました。
しかし、高音域は新品の時の突き刺さるような刺激はなく、非常にニュートラルでリアリティがある音楽を聴かせてくれるのですから、後は低音域を受け持つウーファユニットを、もっと鳴るように調教すればとの考えに至りました。
20120320bannai3早速、先日来検音に活用しているショスタコ15番の1楽章から2楽章をかけてみましたが、コントラバスがほとんど鳴らず、ティンパニやグランカッサの打撃音もほとんど響きません。
次にアルゲリッチのベートーベン・ピアノコンチェルト第3番の終楽章をかけてみます。
アルゲリッチのピアノタッチは左手も力強くピアノのボデイが良く響く録音ですので、これでウーファを動かそうというわけです。

聴いているうち、徐々に低音域も鳴り出してきて音の重心が少しずつ下がってきたようです。
そこで、もう一度ショスタコ15番の1楽章を聴いたところ、まるで別物のようにコントラバスやバスクラリネットの音など先程では聞こえなかった楽器の演奏が聞こえてくるようになってきました。Shostakovich15pg

こうなると一気にライブ演奏の空間表現が豊かになります。
グランカッサの打撃音も一気にリアリティが増してきました。

そこで、今度はアンプをFASTに切り替えてもう一度アルゲリッチのピアノを聴きますと、これも低音域のピアノのボディの響きが違うばかりか、伴奏する室内管弦楽団の響きも豊かになってきたではないですか。
普段はあまりクラシックを聞かれないBANNAIさんですが、僅かな時間でこれだけ良い方向に変化するなら、喜んでいただけたようです。

アリオンとFASTを比較しますと、FASTは音楽に勢いがあってどんどん前に出てくるのですが、アリオンはディティールをより鮮明に描き出すような印象ですが、それは僅かな好みの違い程度のもの。
どちらもSPの駆動力が極めて高い優秀なプリメインアンプだと改めて思いました。
20120320bannai4しかし、パルサーはどんなジャンルの音楽でも、音楽性豊かに聴かせてくれます。
これからBANNAIさんはじっくり時間をかけて部屋の整理をされるそうですが、益々いい音で音楽を聞かれる幸せな時間を過ごされるのではないでしょうか。
20120320bannai5単身赴任解消記念オフの締めくくりは、大阪へ帰った際にまた聴かせていただくパールへの、いい意味での橋渡しとなる、パルサーの花開く瞬間に立ち会うことができました。

BANNAIさん、本当にありがとうございました。

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2012/03/18

単身赴任解消記念オフ(GRF邸いよいよ本丸へ)

20120318grf1先週土曜日にGRF邸でお別れパーティをやらかしたばかりだというのに、今日も出かけてきました。
それは何故?????・・・・・・・・
実はGRF邸を訪問するきっかけは、SP設置の平行法セッテイングからだったため、ハートレーとユニコーンばかり聴いていたのです。
氏のご友人のチューバホンさん、UNICORNさんを歴訪する際は、いつもGRFさんのことが話題になり、GRFを聴いていないことを告げると、皆さんが「勿体無い・・・・・あの音は是非聴いておくべきだ!!」と異口同音に話されるのです。
でも、小生にとっては、ハートレーの迫力と朗々たるサウンド、ユニコーンの独特のリアリティあるサウンドで十分満足していたので、特にGRFを聴きたいとは思っていなかったのです。
20120318grf2GRFさんとチューバホーンさんは、サウンドデザインのデジタルアンプSD05を使われているのですが、これも何故か聴く機会はなかったのです。

しかし、GRFさんから、「もし時間が取れるならGRFを聴きにきませんか?」とのメールが入ってきて心が揺らぎました。
そういえば、あの部屋はハートレーの部屋じゃなく「GRFのある部屋」なんだ。
そして、業務引継ぎと送別会、夜は荷物片付けと多忙な時間をなんとかやりくりして、本日午前中、マイミクのベルウッドさんと再び訪問した次第です。
20120318grf3先週は長手方向に平行法でセットされていたハートレーがソファの後ろに仕舞い込まれ、真ん中にデコラ、左右のコーナーにはGRFが置かれています。
送り出しはSONYのCDPから同軸デジタルでSD05、そこから直接GRFが駆動されています。
SD05の特長はクロストークが皆無なところだけではなく非常にS/Nが良いところ。
20120318grf4早速CDをかけていただきました。
シューベルトのグレート、ショスタコ15番とシンフォニーが続きます。
なんという奥行きの広がりと壮大な音の風景でしょうか、広い部屋一杯にステージが広がります。
リスニングポジションは平土間ではなく、2階席前方から見下ろす空間の広さを感じます。

GRFさん曰く「雨が降って湿度が高いから、数日前に比べたら92点の音ですよ」とのことでしたが、これで湿り気の影響があるとしたら、カラカラに乾燥しきったGRFはどんな響き方を聴かせるのか?
20120318grf5続いてシューマンのリーダー、シューベルト冬の旅と演奏したところでアンプを交換されました。
SD05の100Wから50Wに変更です。
音の色数が一気に増加し、画像でいると画素数が何倍にもなったかのようです。
精緻でいて艶やかな歌手がそこに立って歌ってくれます。
ここで、アナログプレーヤーにLPが乗せられました。
最初は森進一のコンサートライブですが、進一さんがステージやや左手に立って唄っているように聞こえます。
ここで、トーンアームのインサイドフォースを調整すると、あら不思議、進一さんがステージセンターに立っています。
アナログ再生の奥深さを体験した一瞬でしたが、最近新しいアームを手に入れられてアナログに火がついたベルウッドさんには大いに参考になるセッテイングだったでしょうか。
20120318grf6延べ2時間余りの駆け足ではありましたが、やはりGRFさんのサウンドはGRFでも、ハートレーでもユニコーンでも基本は変わらないステージ再現性。
だから「GRFの部屋」ではなく「GRFのある部屋」なんですよ、と笑って話されたのが印象的でした。

お昼は近所の蕎麦屋さんでツマミを舐めながら日本酒を飲んでの懇親会。
美味しいお酒と肴、締め蕎麦を食べながらの話は尽きませんが、小生も引越し準備に取り掛からねばなりません。
大阪での再開を約してお別れしました。
拙宅の音は、今日のGRFが92点なら45点ですが(爆)帰阪後はしっかり鳴らしていきたいと思います。

GRFさん、最後まで心遣いありがとうございました。

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モバイルPC入替

20120317thinkpad_x121e1単身赴任宅で永らく使っていたThinkPadX20ですが、購入後13年目に入った今でもWebサイトやブログ更新に活躍しています。
しかし最新のPCと比べると流石に動作の遅さにイライラする場面がでてきました。
20120317thinkpad_x121e2そこで、単身赴任解消記念?として、安いモバイルPCを探すため中古ショップやネット検索をしていたら、新品が値崩れ?によって、格安で購入できることがわかり早速注文。
支払い後1週間経ってこの土曜に到着しました。
20120317thinkpad_x121e3ThinkPad X121e
20120317thinkpad_x121e4プロセッサー:デュアルコア E-300 APU (1.3GHz, 1MB L2)(+ AMD Radeon HD 6310 グラフィックス)
初期導入OS :Windows 7 Home Premium 64ビット 正規版 (SP1, 日本語)
ディスプレイ:11.6型HD液晶 (1366 x 768 LEDバックライト 光沢なし)
ミッドナイト・ブラック(光沢なし) カメラ付き
グラフィックス:AMD Radeon グラフィックス
メモリー :4GB PC3-10600 DDR3 (2スロット使用)
ハード・ディスク・ドライブ :320GB, 5400rpm
ワイヤレスLAN アダプター:ThinkPad IEEE 802.11b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠) 1x1
合計: ¥32,130
20120317thinkpad_x121e5開梱して早速初期設定です。
WinXP時代とは違い、再起動再起動の繰り返しが延々と・・・・・・なんてことは皆無。
アプリケーションソフトが一切入ってないクリーンなPCだけに、ユーザー名やPC名を付けたりログインパスワードを入力するだけで、あっさり終了。
心配していた無線LANの設定も、キーを登録するだけであっけなく完了。
万一を考えてLANケーブル挿してたんですが無用でした。
20120317thinkpad_x121e6プライベートにできるだけ安上がりで高性能なものをと思っていただけに満足してます。
ウイルス対策ソフトはAvast、は対策ソフトSpybot、ブラウザはGoogleChromeにMozillaFirefoxを両刀使い。
メディア再生ソフトはiTunes、オフィスソフトはこれも無料のOpenOfficeと徹底した無料化に挑んでみました。
20120317thinkpad_x121e7これでまた10年位は使えるでしょう。

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2012/03/17

単身赴任解消記念オフ(UNICORN邸の巻)

Pa01000630さて、M氏宅を辞してから、自宅に帰られるBANNAIさんと別れてから、ベルウッドさんと昼食を摂り、地下鉄で数駅のところにお住まいのマイミク、UNICORN邸へ向かいます。
その途中で、M氏がよく立ち寄られるという大洋レコードに向かいます。
このショップはブラジル・アルゼンチン・フランス等からの輸入音楽CDショップで、なかなか品揃えのセンスがよいお店。
Orillania早速1枚お買い上げしました。
20120311unicorn1日本で一番注目されている建築家の一人が無名時代に設計したというメゾネットタイプのマンションを買い求められてから、完全リフォームされたというお住まいは、素敵な奥様と愛犬2頭がお出迎え。
UNICORNさんには初めてお会いしましたが、とっても優しそうな笑顔が素敵な紳士でした。

挨拶もそこそこに、早速オフィスビルと同様の吊り天井の中にグラスウールを詰め込んだり、SP上方の天井は板を抜いて布張りとされたりと、工夫が一杯詰まったリスニングルームに通されました。
床材は無垢のチェリー材、壁も厚みのある板張りとオーディオ専用に、JAZZを心ゆくまで楽しむ心配りがなされていました。
20120311unicorn2GRFさんがここで聴かされたUNICORNに衝撃を受けてから、日本中を探し回って買い求めたというSPに目がいきます。
UNICORNはチェリー材でできたボデイです。

アメリカ赴任時代に彼の地で買い求められたというチャペルのベンチやシェーカー家具の椅子。
デンマーク製家具を改造してアンプを収める場所を確保された、なんとも素敵なラックに収められた送り出しは、アナログがLINNのSONDEK‐LP12にSPU-GT、B&OベオセンターがCDとFM、復刻版のマランツ7、是枝さんの真空管パワーという構成です。
20120311unicorn3さて、早速アナログDISKを聴かせていただきます。
学生時代から金を貯めては買い求められてきたJAZZを中心としたLPレコードは数え切れないほどだそうですが、どれもがすばらしいコンディションです。
20120311unicorn4JAZZ好きのベルウッドさんは、いまや入手することは不可能に近いほどマニア垂涎のオリジナル盤を次から次へと惜しげもなくターンテーブルに乗せてくれるのですから、満面に笑みを浮かべて涎までたらしそうな状態で聞き惚れています。
20120311unicorn5SPからは割りと至近距離であり、部屋全体がライブであることから、発音はエネルギーと生気に満ち満ちており、DDDユニットから繋がったフロントロードホーンからは豊かでありながら音階のしっかり聞きとれる低音がどこまでも伸びていきます。
高音域はホログラムのように像を結び、前後左右上下の楽器の位置関係もを明確に聞き分けられます。
このリアリティある独特の立体感は素晴らしい!!

JAZZの熱気あふれるライヴハウスの音を目指したそうですが、歪のないクリーンな音にもかかわらず、生身の人間が眼前で演奏しているリアリティ。
氏の目指されている音楽がそこにありました。
20120311unicorn6ここでベルウッドさん持参の、ワンポイントマイクで録音されたという秘蔵のLPがターンテーブルに乗せられました。
DENONとフランスのLPがかけられましたが、これは素晴らしく実体感と奥行きの見通しが良いです。
しかし、久しぶりに引っ張りだされたという「秘蔵盤」なのか、ところどころで盛大なスクラッチノイズがします。

ここでUNCORNさんが、「盤を洗ってみましょうか?」という申し出が。
5分ほど別室で作業されてから再び再生すると、スクラッチノイズが軽減されてほとんど気にならなくなったばかりか、音の鮮度も膜が一枚剥がれたみたいにクリアで鮮度が上がっています。
これはすごいテクニックです。
20120311unicorn7レコード素材に含まれている帯電防止剤などが表面に浮き出してくるために起こるスクラッチノイズを、特殊な方法で水で洗うことで取り去れば、非常にクリーンな鮮度のよい音楽が蘇ってくるのだそうです。
早速ベルウッドさんは、その奥義の手ほどきを受けたいと懇願されていました。
20120311unicorn8いつの間にか夕暮れ時になったリスニングルームは素敵な照明の灯火でインテリアとしても素晴らしい雰囲気を醸し出しています。

ご自宅を辞してから、3人はご近所にある中華料理店で夕食を摂りながらしばしの歓談タイム。
そこでは、ここには書けないいろんな話題が飛び出してとても面白かったです。

単身赴任解消となって大阪へ帰りますが、また機会を作って聴きに行きたいと、後ろ髪を引かれるようにして、再会を約してお別れしました。

本当にありがとうございました。

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2012/03/14

単身赴任解消記念オフ(M邸の巻)

20120311m1みぞれ混じりの雨が降って寒かった土曜日から一転して日曜日は暖か。
九段下の坂を登ると行く手には皇居、靖国神社と閑静なエリアに差し掛かります。
20120311m2今日は、出水電器試聴会の常連であるBANNAIさんとマイミクのベルウッドさんと連れ立って、同じく常連であるMさんのマンションを訪問することになりました。
日頃から神経をすり減らす激務の職業に就かれているMさんが、出水電器の試聴会で持ち込まれていたDISKは、南米や北アフリカをルーツとするJAZZやロックミュージックで、その中にコンチャ・ブイカのDISKがあり、それを紹介していただいたことがきっかけで、仲良くしていただける関係になったのです。
20120311m3さて、小生が大阪へ帰任するということで、ご招待いただいた瀟洒なマンションのリビングにセットされたのは、エラックのブックシェルフスピーカー、ニューフォースの電源が別躯体となたプリアンプ、トライゴンのモノラルパワーアンプが2台。
そして当然ながら出水電器の島元社長による専用電源が、全ての機器を駆動しています。
奥様や可愛いお子様が寛ぐリビングに、これだけ大胆にSPケーブルをセッテイングされたお宅は初めて見ました(笑)
20120311m4早速音楽を聴かせていただきます。
驚きです。
SPスタンド上に3点支持でセットされた本当に小さな小さなエラックの2WayバスレフのSPから、豊かな低音を持つバランスのとれた音楽が溢れ出してきたのです。
ヴォーカルもロックも、クラシックも何でも鳴る幅広い対応力には、同様に小型ブックシェルフSPを使用されているベルウッドさんも、これには驚かれたようでした。

しかし、試聴会の定番である、イーグルスのホテル・カリフォルニアを演奏したところで、やや音像が中央に寄りすぎて、リスニングポジションを移動すると聴いている音楽のバランスの変化が大きすぎるように感じました。
念のため、ショスタコ15番の2楽章で確かめると、同様に音像が中央に寄りすぎているのが判ったので、Mさんのお許しを得て、やや内振りにセッティングされたSPを、平行を基本に微調整を施しました。
こんな時小型SPは動かすのが楽ですね(笑)
調整の結果、音が部屋中に満ちて空間表現も向上して、リスニングポジションを移動しても、そう違和感を感じないレベルまでたどり着きました。
20120311m5後は色々な音楽を楽しませていただきましたが、爽やかな好青年といった試聴会での会話どおり、Mさんの部屋で聴いた音楽は音色も豊かで聴く人の心を和ませてくれる癒しの効果がある、素敵なものでした。

ここでも、“音は人也”を改めて思った次第です。

お昼になり、午後からダブルヘッダーでマイミクさんを訪問する予定もあったので、もっと聴いていたい気持を抑えて、Mさんのご自宅を後にしたのです。

Mさん、本当にありがとうございました。
大阪に来られる機会がありましたら、拙宅のシステムでコンチャ・ブイカを聴いてみてください。

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2012/03/13

単身赴任解消記念オフ(GRF邸&チューバホーン邸の巻)

先週の土曜午後、GRF邸を再び訪問する機会に恵まれました。
今回は車でそう遠くない距離にお住いのチューバホーン邸とのダブルヘッダーです。
今回訪問することになったのは、前回訪問時に「次回はゆっくり日本酒でも飲みたいですねぇ」と約束していたためです(笑)
20120310grf1今回も和室に置かれているユニコーンを聴かせていただきました。
実はGRFさんは、常用にされているエアータイト製のプリアンプATC-2に代わる新型プリ、サウンドパーツ製の“Basic Line”ラインアンプを導入されていて、なかなか高評価でしたので、これを聴かせていただくことにしていたのです。
そこにご友人のOさんが、是枝さんのパワーアンプに相性が良い、同じ是枝さん製作のプリアンプを持ち込まれて比較試聴しようという話になったのです。
20120310grf2Oさんが来られる前はATC-2と新型アンプを繋ぎ替えて聴いてみたのですが、小生にとって新型アンプの音は純粋過ぎて音楽に魂が宿らないように感じました。
モニター使用には変に色付けがない方が好ましいでしょうが、どうも小生には古き良き時代の音が性に合っているようです。
エアータイト製のアンプの色付けは小生にとっては心地よいものだと感じました。

(3月14日追記)
ここでOさんが持ち込まれた是枝さんのプリアンプに繋ぎ変えました。
外部電源ユニットはOさん自作なのですが、最終調整は是枝さんにお願いされたとのことで、是枝さんのパワーアンプとの組み合わせはいかような音楽を聴かせてくれるのか?というのがポイントでした。

結論から言いますと、この特注プリの性能は、明らかに数十年前から稼動しているエアータイトの音を凌駕しているように感じました。
メーカーが揃っているからじゃないかと思われるかもしれませんし、確かにそうかも知れません。
小生にとってはサウンドパーツの無味無臭の音よりも魂のこもったエアータイトの方が好みということを割り引いて考えても、この是枝アンプの組み合わせは、正にこのユニコーンで音楽を奏でるにはベストの組み合わせではないかと思いました。

Oさんは思わずニンマリされましたが、反対にGRFさんは困った顔つきでいました。
なぜならこのプリアンプは、Oさんの常用されているものなので、Oさんが帰るときには外されてしまうからです(笑)20120310grf3夕方になり、Oさんの車に乗せていただき、マイミクのチューバホーンさんのお宅に向かいました。
初めてお伺いしたチューバホーンさんのお宅は、仕事場を兼ねた瀟洒な輸入住宅。
2階に通されると、そこにはオールドタンノイのランカスターが、平行法でセッテイングされていました。

20120310grf4Oさんと共に様々な音楽を聴かせていただきましたが、クラシックにJAZZ、そしてポップスと、チュ-バホーンさんの人柄が滲み出る、何でも楽しく音楽を奏でる素晴しいシステムだと感じました。

20120310grfさて、再びGRF邸にOさん、チュ-バホーンさんと舞い戻り、和室で車座になりながら日本酒を飲みながらの歓談タイム。
年齢差20歳は離れた4人ですが、音楽とオーディオという共通の趣味を持つもの同士が、まるで学生時代の下宿で酒盛りのノリで、様々なDISKを聴きながらの音楽、オーディオ談義は実に楽しかったです。
最後はお決まり?の締めのラーメンを食べてお開きとなりました。

GRFさん、チューバホーンさん、そしてOさん、楽しい単身赴任解消記念オフ会をありがとうございました。

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2012/02/29

単身赴任解消記念オフ(VOTTA7邸の巻)

さて、ノンノンさんとともに再び東横線で横浜方面に、JRに乗り換えて郊外にあるVOTTA7邸に向かいます。
VOTTA7さんとの交流の始まりは、大阪で交流のあったRayさんが、トライオード製の真空管フォノイコライザーや真空管CDPをモディファイするオーディオ工房神奈川テレビジョンAKプレミアムにVOTTA7さんが関わられていて、ネットでの書き込みに互いがRESをつけるようになってから。
しかし、VOTTA7さん自身からオフ会に出てこられることがなかったので、なかなかお会いする機会はなかったのですが、今回大阪に帰ることが決まってから急遽訪問させていただくことになったというわけです。
20120226votta71戸建の2階にある部屋に案内されると、そこはブログ等で拝見していたヴォイスオブシアターのプレートが渋いアルティックA7が鎮座し、オーディオ機器やフライトシュミレーターなどで埋め尽くされていて、まさにここは男の城。
サラウンド用には小型ながらホーンを持つスピーカーが用意されています。
スーパートゥイータにはタンノイ製を使われていて、実はこれがアルティックの性格をクラシックも難なく演奏するシステムに仕上げていると感じました。
システムの詳細はファイルウエブでご覧ください。
20120226votta72送り出しの機器は3台のアナログプレーヤーが目を引きます。
「さて、いきますか」とVOTTA7さんがレコードをスタートさせました。
まずはパワーアンプをホーンにMC275、ウーファにはサンスイB-2102MOSの組み合わせで、カートリッジによる違いを体感することに。
DL-102    クリフォード・ブラウン 『Study In Brown』 GEORGE'S DILEMMA
SPU-GTE   ソニー・ロリンズ    『SAXOPHONE COLOSSUS』 ST.THOMAS

鋭いアタックのシンバルが炸裂し、ドラムスが咆哮する熱い演奏が繰り広げられます。
音量も大きく刺激が強い音楽が、耳に突き刺さってきて、とてもアナログレコードの音とは思えません。
思い出しました。最初に出水電器の試聴室でタンノイ・ウエストミンスターでJAZZを聴いたときの驚きを。

2曲聴いたところで、ノンノンさんと同時にノックアウトされ、これからいったいどうなることやらと思っていたら、「これで洗礼は終わりです(笑)」
ここで内心ホッとしたのですが、ここから別の意味で腰を抜かしそうになりました。
カートリッジを光悦に換え、ゲリー・カーのコントラバス演奏でアルビノーニのアダージョ
コントラバス独特の柔らかい音色が部屋中に広がります。
同じスピーカーから、今度は芳醇な香りが漂う音楽が溢れています。

ドラーバーが16オームなので、ダブルで使うことで8オームになってウーファーと揃うそうですが、ダブル使いだからこそ、分厚い音が出るというのです。
20120226votta73
ホーンドライバーをダブルで使った特注のA7のポテンシャルを示すため、ホーン用パワーアンプをAKB-120S premiumに変更して、次に演奏されたのはこれです。
ZXY   カンターテドミノ  Il Est Ne Le Divin Enfant 1'49  Julsang 4'11
       アンネ=ゾフィー・ムター Zigeunerweisen 8'41
ムターのヴァイオリンソロがとても官能的です。

光悦    ロンドン・オリジナル・キャスト版のファントム・オブ・ジ・オペラ
オペラ座の怪人はとてもLPとは思えないほど充実したものです。

この後はスクリーンを下ろし、プロジェクターによるシアターを楽しむことになります。
BDオペラ座の怪人 25周年記念公演、バーレスクともに、鮮明なハイヴィジョン映像とサラウンドによる迫力満点の演奏に感動さえ覚えました。
バーレスクのドラム演奏は映像にとてもマッチしていてバランスがよく、流石にヴォイスオブシアターの称号を持つだけはあります。
20120226votta74シアターを堪能した後は再びCD演奏に戻ります。

数々のLPやCD、BDを楽しみましたが、一貫して感じたことはA7独特の色付けがあるにしても、それはあくまで個性と言える範囲でのこと。
どんな曲を演奏しても、常にVOTTA7サウンドを奏でるまでに数々の努力を積み重ねられてこられた努力には本当に頭が下がります。

女性ヴォーカルもので気に入ったDISKが幾つかあって、それを写真にパチリ。
3時間半余りのVOTTA7邸訪問は、大変盛りだくさんのオーディオの楽しみ方を提示していただき、帰阪した折にはVOTTA7邸で体験したことをRayさんに余すことなくお伝えするミッションを完遂することになります。

VOTTA7邸を辞してからノンノンさんと横浜駅近くにある、四国丸亀骨付鳥専門店の「一鶴」でおやどりを楽しみながらの食事。
ノンノンさん、VOTTA7さん楽しい一日をありがとうございました。

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2012/02/28

単身赴任解消記念オフ(ノンノン邸の巻)

20120226nonnon1単身赴任解消記念オフ会の第5として、この日曜日午前中は、マイミクのノンノン邸を訪問してきました。

ノンノンさんは、ゴロー邸同様にB&W800を中心とした、オールB&WでSACDマルチ再生に取り組まれています。
小生とはコンサートオフ会で何度かご一緒した関係で、昨年はベルリンフィルハーモニーの本拠地に単独でコンサートツァーに望まれたほどするほどのクラシックファン。
今年も5月連休時期には、ベルリン、アムステルダム、パリと名だたる音楽ホールでコンサートを楽しむ個人ツァーに出かけられるそうです。

そんなノンノンさんですが、先日のhijiyan邸と連続でB&Wのシステムを聴かせていただく、そういった意図もあって今回是非とも、とお願いして訪問が実現しました。
詳しいシステム構成は、ファイルウエブをご覧ください。

東急東横線沿線の駅から徒歩圏内にある賃貸マンションにお伺いしました。
こうやって見ると部屋中がオーディオ機器とSACD、CD、BDのDISKで一杯で、まさに男の城といった雰囲気です。
20120226nonnon2沢山保有されているDISKは、お話を伺うと隣の部屋にも沢山押し込めてあるとかで、いったい何枚あるのか想像も出来ないほどです。

先ずはCD再生からということで、限られた時間の中で聴かせていただきます。
どの楽曲も鮮度が高くエネルギーに満ち、中高域から低音域に至るまできっちり位相が揃った音がします。
hijiyan邸、ゴロー邸、そしてノンノン邸、僅かながら色合いは違えども、これがB&Wの個性ともいえましょう。
20120226nonnon3大入力を与えてもびくともしないB&Wですが、「マンション故そんなに大音量ではないですよ」と謙遜されていますが、この部屋の容積なら十分といえるでしょう。

続いてSACDマルチ再生に移ります。
CDによる2チャンネル再生に比べると、ステージの奥行きと楽器それぞれの位置関係がマイク位置から俯瞰できるように認識できます。

ノンノンさんは、クラシック音楽演奏に於けるSACDのメリットは、広帯域ではなく自然な音響を再現できることだと話されましたが、確かにホールやステージ上の演奏者が立体的に再現され、部屋の狭さを感じさせません。
左右のSP間隔が狭い環境であるからこそ、SACDマルチのメリットがあるという言葉に、思わず頷かずにはいられませんでした。
20120226nonnon4「もっと広い部屋で思いっきり鳴らすために、いつかは引越しをしたいのです」と話されていた姿に、小生は大阪在住のマイミク、daisukeさんを思い出してしまいました。
限定色のB&Wで統一されたそのこだわりなら、きっと遠くない将来に実現されることでしょう。
その時には、電源工事をお勧めします(笑)

20120226nonnon5午後からはノンノンさんも一緒にVOTTA7さん邸を訪問するため2時間ほどの短い滞在でしたが、ノンノンサウンドを楽しませていただきました。
再び駅前まで出かけ、中華食堂で美味しいマーボ豆腐定食をご馳走になりました。

さあ、午後からはVOTTA7邸を訪問です。

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2012/02/27

単身赴任解消記念オフ(出水電器試聴会の巻)

先週の土曜日は単身赴任解消記念オフのダブルヘッダー。
昼は西東京方面のゴロー邸でのオフ会を終え、夕方からは、西蒲田の出水電器2月度試聴会に参加です。
20120225izumidenki1ここ出水電器の試聴会は、毎回何かしらの変化や進歩があって面白いし、なんと言っても参加されているオーディオ愛好家達との懇親会での語らいの楽しさが、皆を惹きつけているのでしょう。
ここから沢山の出会いが広がって、今の小生のオーディオライフがあるといっても過言ではないと、参加されている常連の方々の顔をみるとつくづく思います。
20120225izumidenki2試聴会の方は、出川式電源の出川さんによりGPSからの信号を使った高精度クロックのデモが今回の目玉。
小生は残念ながら、開始から遅刻したため有り無しの違いはわかりませんでしたが、試聴を続けていくうちに極々普通の音でありながらも、音そのものにリアリティを感じていました。

最後に西蒲田試聴会に初参加されたという、村井裕也さんが挨拶をされて1時間半余りの試聴会も終わり。
村井さんには、先日マイミクになっていただいたばかりですが、小生のブログの駄文を読まれていたのには思わず赤面せずにはいられません(苦笑)

引き続き、近所の居酒屋さんに移動しての懇親会に突入です。
今回は、マイミクのhijiyanさん、ベルウッドさんを含め常連の方々、出川さん、音元出版オーディオアクセサリーの中野さん、評論家の村井裕也さん、スタジオ亀吉音楽堂のオーナーなどプロ関係の方々で試聴室の椅子が足りないほど。
20120225izumidenki3村井さんには、餞別だといってCDのBOXセット(N響の1973年~1979年の間の6人の指揮者による第九演奏会。いずれもNHKホールで収録されたもの。
それにワルターのSP音源からの復刻CDで、シューマン4番にチャイコ悲愴。
もう一枚はロストロポーヴィッチが若い頃に録音したバッハ無伴奏チェロソナタ。
村井さん、ありがとうございました。

今や伝説のアンプとなりつつある?FAST、C10真空管ハイブリッドプリと質実剛健堅牢無比のM300パワーアンプ。
出水電器の主力ブランドがFASTからアリオンに移っても、音楽を活き活きと楽しく聴かせてくれるブランドアイデンテティは普遍だと、試聴会に参加してしみじみ感じました。


同じ趣味を持つ人同士が集い、話が弾み笑い声が絶えないのが、ここ出水電器試聴会と懇親会の良さです。
また、小生の壮行会?企画として、暖かく送り出していただいた島元社長、お気遣いありがとうございました。

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2012/02/26

単身赴任解消記念オフ(ゴロー邸の巻)

単身赴任解消の内示を受けて以来、沢山の方からお誘いの申し出があったり、小生からもお願いしたりと嬉しい限りです。
しかしながら心の片隅では。「この話は、実は夢の中の話で、目が覚めたら恐ろしいことに・・・」と言う心配があったことも事実でした。
しかし、先週遂に内示段階ではありますが、人事部に転勤による社宅退去届けを出す段階まできました。
・・・・・もう、ここまで来たら、内示取り消しはないだろう・・・・・・・

少しは気持にゆとりが出てきた週末の土曜日昼にマイミクのゴロー邸を訪問する機会を得ました。
20120225goro0
駅前で自家用車にピックアップしてもらい、先ずは昼の腹ごしらえにとお勧めのお蕎麦屋さんに向かいました。
ここ“手打ちそばうどん・いしもり”は、地元で愛されている繁盛店。
音楽談義に花を咲かせながら旨いもり蕎麦を普通盛りが2枚のところ、大盛の3枚を平らげました。
20120225goro1お腹が満足したところで、いよいよゴロー邸に向かいます。
とても静かな住宅街という環境で音楽三昧のお部屋に通されました。

目を引くのは最近部屋に入れられたという100年近い歳月を重ねたグランドピアノ。
学生の頃よりピアノ、バイオリン演奏を趣味とされていたそうで、弦楽合奏ではヴィオラも手にされるとか。
今は指先の老化防止?のためにピアノに向かわれるそうです。
20120225goro2ピュアオーディオでは、前段の送り出し機器はアナログLP以外は、サンパチ2トラの放送局送り出しシステム、DATデッキ、、SACDトランスポート、SACDマルチまで扱えるPC、AV系ではBDプレーヤー。
そして肝はEMMLabsのDACを介したアキュフェーズのチャンネルディバイダー、パワーアンプ群です。
SPは、大きなゴトウユニットとホーンが特長の4Wayシステム。
マルチ再生ではB&Wの800Dをフロント左右に1ペア、802Dがセンターとリアサイドに1ペアが5角形のサラウンド環境を構成し、AV映像再生においては、スクリーンに隠れるセンターはなし、というレイアウトです。
20120225goro3先ずはゴトウの4WayでCD再生を聴かせていただきます。

先ずは小山実稚恵さんのピアノ小品集「ヴォカリーズ」。
軽井沢にある大賀ホールで収録された作品ですが、その瑞々しいタッチに魅了されました。
こんなに大きなシステムなのに、目を閉じればまるでフルレンジSPが鳴っているかのように音像が中空うに浮かびます。
様々なDISKをかけながら、演奏のスタイルや曲の捉え方など小生がどのように感じているかをお話しすると、間髪を入れずに反応が返ってきます、そうした言葉のやり取りがまるでテニスのラリーのように延々と続くのは快感です。
贅を尽くしたユニットをフルに生かしたこのゴトウのホーンシステムを入れる器として用意されたこのご自宅に、もう一組入っているのはB&Wによる大型フロアSPによるサラウンドシステムです。
ペンタトーンのマルチチャンネルの調整ディスクを使って完璧に調整されたシステムですが、キャスター付きの800Dは、普段は部屋の隅に片付けられていて、いよいよ聴こうという段になって、初めて定位置に据付けられました。
先ずはBDパッケージからロイヤル・コンセルトヘボウの演奏会ライヴ、そして小澤征爾&サイトウキネンの演奏会の模様と、デジタルハイヴィジョンの素晴しい映像と音楽を楽しませていただきました。
映像が入ることで、話題は自ずと音楽放送の将来について、フォーマットやコンテンツの話などに及びました。
BS放送の録画からエベーヌ弦楽四重奏団の演奏を再生した時には、彼らの演奏にかける情熱と真摯な姿勢を良く捉えた番組だと思いました。
スタジオ収録された武満徹編曲の「枯葉」が素晴しかったです。
録画しなかったことを悔やみましたね。
その後、スクリーンを上げてSACDマルチオーディオ再生に入りました。
ホールの自然な響きを録音されたDISKはペンタトーンレーベルを中心とした欧州のSACDを数多く聴かせていただきました。
ゴトーユニットとB&Wでは当然音色に違いはありますが、そこに共通するのは正しくゴロー邸のサウンドです。
20120225goro4気が付くと4時間余り、沢山のDISKやDATを聴かせていただきました。
ここでは書けない突っ込んだ話も色々させていただきました。
ゴローさん、ありがとうございました。

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2012/02/20

今年は大雪

今年の冬は、オホーツク海にブロック高気圧が勢力を保っているために偏西風の蛇行を引き起こし、その結果として日本上空に寒波が長らく居座るという結果になっている。
そのため北陸から東日本にかけては例年になく積雪が多い状態が続いているが、小生の実家はそんなことには無縁だと思っていた。
今までは・・・・・・・・・・・・。
201202hoji1法事のため実家に帰った翌朝庭を見ると雪が積もっていた。
おお!庭木に雪が積もって綺麗だな。
今年は寒いからなぁ・・・・と思っていたが、雪は一向に上がる気配を見せず。
201202hoji2翌朝庭を見ると、何と!
ここは雪国か!!
庭木や灯篭にはこんもりと雪が積もっていて、時折屋根から大きな雪の塊がずり落ちる音が、ドドン!
201202hoji3
201202hoji4実感に帰る度に眺める山々も一面の銀世界に輝いている。
こんなに降り積もったのは数十年ぶりじゃぁないだろうか?
201202hoji5離陸して高度を上げつつある旅客機の窓からは、一面雪景色の故郷が見える。
201202hoji6雪雲を抜けたらそこは太陽が眩しい世界。
201202hoji7

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2012/02/12

単身赴任解消記念オフ(hijiyan邸の巻)

長かった単身赴任生活が、この春ようやく終わりを告げます。

二重生活の大変さはありましたが、一人で自由に動けるこの機会にとばかり、ネットを駆使してコンサートにオーディオオフ会にと、それなりに充実した時期を過ごすことができました。

嬉しいことに今、大阪に帰任するまでにと、マイミクの方々を含め多くの方からお誘いを受けていますが、その全てをお受けすることなど出来はしません。

しかし、都合がつくならば何とか時間をやりくりして、出来るだけ多くの方とリアルにお会いしたいと考えています。

何故ならば、これからもネットで交流をさせていただくに際して、どのようなお考えで、どのように音楽に接しておられ、オーディオからどのような音楽を再生されているのか?というのを相互に理解することは、とても重要なことだと考えるからです。

これから残された時間をできるだけ有意義に過ごしたい、という小生の勝手な願いで、突然メッセージを差し上げることもアルかと思いますが、何卒ご容赦をお願いいたします。


20120212hijiyan1ということで、本日その第1弾として、hijiyan邸を訪問してきました。
hijiyanさんとは、出水電器の第1回西蒲田試聴会の際にヤマテツさんとコンビで参加されて以来。
その後出水電器の電源工事施工ユーザーのインタビュー取材を、仙台のK氏と一緒に受けたのをきっかけにして、ご自宅訪問や、ミューザ川崎でのコンサートオフ会にと親しく交流させていただきました。
20120212hijiyan2今日はウィーン詣での影響で部屋の床下に潜ったり、壁面全体に板を貼り付けて壁の剛性と特性を改善したり、ベルリンフィル・デジタル・コンサートを聴くためにPCオーディオを手がけたりと、その成果と音作りの変化を存分に聴かせてもらうことになりました。
アンプは出川式電源を搭載した山水のプリメインアンプ。
物量を惜しげもなく投入した、日本のオーディオ黄金期の作品です。
20120212hijiyan3実は、先週からウエルフロートボードがB&Wの下に試験的に敷かれており、セッテイングがまだ煮詰まってないと、やや不安な口調で話されていました。
ボードの分だけSPの高さが上がったため、その分だけ音の重心を下げるためのチューニングなんですが、これを竹製の箸を使って高音域の拡散を調整することで実現されている。
その理論に裏づけされたチューニングテクニックはなかなか真似ができません。
20120212hijiyan4オフ会前に美味しい海鮮料理のお店で980円の定食をご馳走になりました。
“まんぼう”の看板が目印の地元では有名なお店のようですが、好きな2品をチョイスしてご飯に味噌汁、ヒジキ、香の物。
小生はお勧めの刺身と天麩羅の2品を頼みましたが、これが美味いのなんのって。
都心なら間違いなく1500円以上、下手すると1980円位の価値あるお昼の定食でした。
20120212hijiyan5最初はポピュラーから入り、クラシックは、ピアノ独奏や小編成の室内楽から、そして徐々に大編成で大音量のオーケストラへとプログラムを用意していただいてました。

S/Nが高いために、小さい音から微細な音の襞まで良く見通せています。
また、大音量になっても音が飽和して歪を撒き散らすこともないため、大音量でも以外に平然として聴いていることができます。
それに、楽器の質感が高くとてもリアルな音楽が聞こえます。
生演奏を数多く聴かれてきた成果がオーディオに生かされている好例と言えましょう。
20120212hijiyan6オケラものを聴き出したとき、小生が持ち込んだオランダのロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラの定期演奏会ライブから、マーラー5番をかけさせていただきました。
比較のため何枚かのマーラー5番のDISKを聴き比べしたのですが、オーディオ的にも音楽的にも両方満足できる、そのようなDISKに出会うには、数多くのDISKを聴く過程が必要だという、極当たり前なことを再確認しました。

hijiyan邸ではSACDマルチではなく2チャンネル再生ですが、SACDフォーマットで再生するオケのサイズがCDフォーマット再生よりも大きく表現されたDISKなどもあり、SACDフォーマットの優位性を聴覚的に拡大して見せようとする意図なのか?と考えさせるものもありました。
20120212hijiyan7最後はベルリンフィル・デジタルコンサートホールを観賞します。

インターネットに接続したiMacからUSBデジタル信号を“M2TECH・hiFace・Evo”のD/Dコンバーターに接続し、SACDプレーヤーのDACを介してアンプに接続されています。

驚きました。
非常にクリアで生々しいライブ音源です。
画質もハイビジョンとのことで、20インチの画面一杯に演奏会の様子が鮮明な画像で映し出されています。
小生も帰任したらこれを視聴できる環境を早く構築したいと思える素晴しいものでした。

hijiyanさん、午後の時間を目一杯楽しませていただきました。
ありがとうございます。

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2012/02/06

GRFさん宅を再び訪問

平行法への道程を歩み始めてから、昨年の年末近くにGRFのある部屋さんのお宅を訪問してから1ヶ月余りが過ぎた。
20120129grf0その時はこのように配置されていたハートレーで音楽を楽しむだけで満足していたが、実際のところ今やっている滉作法との違いが今ひとつ理解できていなかった。
そこで、1月末に杉並公会堂でJR東日本交響楽団の演奏会に出かけたその足で、再びGRFのある部屋を訪問したのだった。
当初は演奏会もご一緒する予定があったのだが、ハートレーの設置を長手方向に変更されてからの細々としたセッティングの詰めを行われていたため、コンサートオフ会は行わず小生がご自宅を訪問する形になった。

(GRFさんの日記を読むと、万全の状態で迎えていただいたようで恐縮しきりである)

先ずはいつものように和室のユニコーンで最近海外通販で入手されたCDやSACDを聴かせていただく。
独特のDDDユニットを持つユニコーンは360度に音波を放射してホログラムのように演奏会場を再現してくれる。
その世界は唯一無二のものだ。
ひとしきり海外通販の話で盛り上がった後、おもむろにGRFのある部屋に移動した。
そこには、なるほど長手方向にセッティング変更されたハートレーが鎮座していた。

20120129grf1大きな部屋ゆえに写真では想像できないだろうが、ハートレーのセッテイング間隔はユニット中心間で約4メートルも離されている。
リスニングポイントとで、ほぼ正三角形の位置になる。

先ずは"単に平行にしただけ”で試聴。
これでは何だか音のエネルギーがスピーカー中心に振り分けられてリスニングポイントの中心がやや淋しい感覚。
次にSPを内振りにセットして聴かせてもらう。
音の密度がセンターに集まってきて、フォーカスがしっかりしてきて、適度な奥行き感も出て音像が中空に浮かぶ感覚、これは小生も聴きなれた音像で一般的にあるステレオ再生である。

最後に、本命の“平行法”のセッテイングの様子を拝見する。
フローリングの板目を目印にスピーカーを徐々に動かしていくのだが、最後の微調整は本当にコツコツと僅かに動かすだけである。
本当に僅かの違いであるが、音像の位置がしっかり地に着いた感覚になり、コンサートホールのステージを髣髴とする自然な響きが発せられるようになった。

これが平行法の響きなのか。
先程まで聴いていた杉並公会堂の生演奏の響きと似通った空間が再現されている。

これ見よがしに楽器の定位が前後左右の位置関係まで手に取るように判るなどといった微細な違いを気にすることなく、コンサートホールのお気に入りの座席に座っているかのような臨場感。
これ、これですよ。
この感覚なら、日を置いてでも感覚として持ち続けることは可能かもしれない。

GRFさんありがとうございました。

20120129grf2さて、ここからは別の話題だが、記録的な円高の中で海外通販のメリットが再び大きくなっています。
GRFさんに紹介いただいたイギリスのクラシック音楽通販サイト“Presto Classical”を、小生も早速利用してみました。
基本はカード決済ですが、為替はユーロ、米ドル等の他、円決済も選べます。
20120129grf3ネットで注文して翌日には発送した旨のメール連絡があり、実質5日後には郵便ポストに投函されました。
為替レートをチェックしても割高なレート換算はされてないので、非常に良心的です。
しかも、送料は14枚入りの「ロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラ・ライブ1990-2000」ボックスで320円と格安。(1枚ものだと160円位です)
20120129grf4これは日本国内発送する某ネット通販では18000円超の価格設定でしたから6割の価格で買えた事になります。
もうこれからは輸入盤でクラシックを購入するのは海外通販にします(笑)

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2012/02/02

JR東日本交響楽団 第20回定期演奏会(杉並公会堂)

20120229suginami1前日は横浜みなとみらいホールで神奈川フィルの演奏会、そして夜は出水電器試聴会と充実した一日だった。
そして今日、日曜日は、ここ杉並公会堂で今年2回目のコンサート。
JR東日本交響楽団の第20回定期演奏会を聴きにきた。
JR東日本交響楽団は、昨年にも第19回定期演奏会を聴きに来ていた。
そこで記入したアンケートから、今回の招待はがきをいただいたのだが、このオケの入場料は今回も無料である。
20120229suginami2本日のプログラムは、指揮者:小泉智彦、チェロ独奏:鈴木和生で、モーツァルト:「ドン・ジョバンニ」序曲 K.527、ドボルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 作品104、休憩を挟んだメインプログラムがシューマン:交響曲第4番ニ短調 作品120というもの。
20120229suginami3実は、昨日に続いて本日もコンサートとオーディオとの掛け持ちとなっており、時間の関係で演奏会は前半のモーツァルトとドヴォルザークのチェロコンを聴いて終わりにしたのだった。
20120229suginami4演奏の出来は、昨年の演奏会が素晴しかったので大いに期待していたのだが、指揮者の意図とは違うテンポで進行しようとするオケとの軋轢が冒頭のドン・ジョバンニからアリアリと聴き取れる。
弦楽器群と管楽器群の音量のバランスも、時折??という場面もあり、今年はやや総合練習が不足したか?
それでも、各奏者の技量は高いので破綻することは無かったが、昨年も感じた指揮者とオケとの意志の疎通の難しさ、それが取れなかった時にどんなことが起きるかということを図らずも目の当たりにすることになった。
20120229suginami5こう書くととんでもない演奏会だったように見えるが、2曲目のドヴォルザークのチェロコンチェルトは良い演奏で、とても落ち着いたテンポで切々と故郷チェコへの望郷の念をうたい上げているように感じた。
ソロの音量がもう少し大きければという点は、伴奏オケの金管群が盛大に鳴らしたからご愛嬌か(笑)

良い演奏会でシューマンも聴きたかったのだが、その後のオーディオイベントのため会場を後にしたのだった。

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2012/01/30

2012年1月度 出水電器西蒲田試聴会

20120128izumidenki1先週の土曜日、横浜みなとみらいホールで神奈川フィルの演奏会を聴いた後は、西蒲田にある出水電器の試聴会に参加してきた。
昨年8月の試聴会以来、何故か日程が合わずほぼ半年振りになる。
20120128izumidenki2この半年に変ったところは数多く、SONY製ユニットのホーンが純正の“クチビル”に変更になり、ウーファユニットを納めるBOXもバスレフから密閉に変更になり、更に電源関係は全ての機器が出川式の電源に変更されていた。

久しぶりに聴いた感想だが、再生音自体は極々普通のニュートラルな音で大音量でも全く破綻せず、どんなジャンルの音楽でも楽しくワクワクした気持にさせる。
DEQXのイコライジングもクロスオーバーを若干調整されただけのよう。
20120128izumidenki3試聴会参加者は15名は優に居て椅子が足らないほど。
半分が常連で、マイミクのベルウッドさんも参加されていたし、何故か同じビルに勤務するS氏の顔もあったし、ファイルウェブでお気に入りユーザーに登録されている方も居たりと、和気あいあいとした試聴会の雰囲気がいつもながら楽しみに通う気持が良くわかる。

プロ関係ではオクタヴィアレコードの江崎社長が社員の方と参加されていて、自社で手がけられたCDを何枚か持ち込まれていたし、亀吉音楽堂の上田オーナーも録音されたデータを持ち込まれて、それぞれが録音現場での話しなどをしていただいた。
音楽の作り手と聴き手とが、オーディオ再生を通じて同じ場を共有するイベントはそうそうない。
20120128izumidenki42時間あまりの試聴会もあっというまに終わり、それから恒例の懇親会も和気あいあいとオーディオ談義に花が咲き、気がついたら深夜となっていた。

さて、オクタヴィアレコードさんから持ち込まれたCDの中で、このショパンのCDが人気を博していた。

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2012/01/29

神奈川フィルハーモニー管弦楽団第277回定期演奏会

20120128kanagawa12012年最初の月1月も色々あって、漸く今年1回目のコンサートとなった横浜みなとみらいホールにやってきた。
20120128kanagawa2今日は神奈川フィルハーモニー管弦楽団の第277回定期演奏会。
1970年に創立された神奈川県に根ざしたオーケストラとして活動を行っているプロオーケストラである。
20120128kanagawa3今日の指揮は、常任指揮者の金聖響ではなく、ウィーン生まれのイケメン指揮者、サッシャ・ゲッツェルを迎え、ヴァイオリン独奏に松田理奈さん。
プログラムは、R・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調、休憩を挟んだメインは、ブラームス:交響曲第4番ホ短調作品98。
20120128kanagawa4当日券を買ったので、座席表を見るとS席はほとんど無くA席も随分隅っこしか残っていない。
それならば、とP席をチョイス。
ここはB席料金で3000円とリーズナブル。
20120128kanagawa5久しぶりに指揮者と正対してステージ上の奏者と同化するのも良いか。
ヴァイオリン独奏も後姿であっても音の大きさには問題は起こらないと踏んだのだが、これは大正解であった。
ブルッフのヴァイオリンコンチェルトでは、顔こそ見えないものの、バイオリンを弾く後姿から運指やボウイングといった演奏スタイルがとてもよく判る。
音量もオケに埋もれてしまうこともなく申し分ない。
20120128kanagawa6休憩を挟んで演奏されたブラームスのシンフォニーがまた素晴しいものであった。
ゲッツェル氏の指揮は動作が大きい上に、表現のニュアンスを非常に判りやすいジェスチャーでオケに伝え、それにオケが敏感に反応する様を間近で体験できたことはとても素晴らしいこと。
20120128kanagawa7個々の奏者の力量は?と問われると他の在京プロオケに比べれば不満もあろうが、何よりも音楽の魅力を聴衆に伝えたいという情熱を感じ取れたのだ。
20120128kanagawa8色々あって心底音楽を楽しめない日々が続いていたが、久しぶりに音楽の素晴しさを体の芯まで感じ取った演奏会。
20120128kanagawa9財政基盤の脆弱なプロオケであるが故にファンサービスの一番は、素晴しい演奏を披露すること、という理念が神奈川フィルにあるかどうかは知らないが、少なくとも小生の心にはしっかりそのメッセージが届いた演奏会であった。

演奏会がはねた後、次のイベントに向かうためJR桜木町の駅ホームで電車を待っていたら、何と石油タンクを満載した貨物列車の通過に遭遇したので思わずパチリ。

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2012/01/17

B737の窓から

20120117jal1本日午後のフライトで、飛行場を飛び立ったB737型機の窓から、西に傾く太陽の下に見える風景に見とれていた。
20120117jal2日本の海岸線はまだまだ綺麗な風景が続いているように見える。
20120117jal3
20120117jal4綺麗に見えていた海岸線も、徐々に雲がかかってきて・・・・・。
20120117jal5
20120117jal6いつしか雪が降り積もった山間部に入っていった。

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2012/01/11

建仁寺で小泉淳作の双龍図に再会

20120108kenninji1さて、いも坊でお腹が一杯になった後は古都京都の花街、祇園花小路の先にある建仁寺
建仁寺は建仁2年(1202年)の創建。国宝「風神雷神図屏風」が有名な禅寺です。
20120108kenninji2「○△□乃庭」と呼ばれる禅宗の4大思想を表した庭園も見応えがあります。
20120108kenninji3桃山時代に描かれた方丈の「雲龍図」や「花鳥図」も複製されています。
20120108kenninji4しかし、何といっても見どころは法堂の天井一杯に描かれた双龍図。
小泉淳作氏の渾身の作である。
20120108kenninji5どこから見てもこちらを見つめている龍の姿。
20120108kenninji6小泉淳作氏は今年9日に87歳で逝去されたという。

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2012/01/10

いもぼう平野屋本店

20120108imobou1四条通りを西に歩くと朱色に塗られた八坂神社が見える。
20120108imobou2八坂さんから丸山公園沿いに歩くと知恩院山門横に「いもぼう平野屋本店」がある。
今日は京の味、えび芋と棒鱈の料理を楽しみに来た。
20120108imobou3予約をした座敷は風情がある。
20120108imobou4料理だけでなく、この建物も京を満喫するものだ。
20120108imobou5ふっくら炊かれたえび芋と棒鱈を中心にした料理を食すと、体の芯から冷え切った体がほんのり暖まってくる。
20120108imobou6日本酒「玉の光」をいただくとなお良い。
20120108imobou7

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2012/01/09

京とれいんで京都へ行こう

20120108kyotrain1これは、阪急電鉄の京都線、大阪梅田と京都河原町間を土日祝日に4往復する快速特急「京とれいん」だ。
20120108kyotrain2年始めの3連休を利用して京都高島屋で開催されている画家「犬塚努展」を観にいくことと、老舗での食事や買い物といった予定である。
20120108kyotrain3どうせ京都に行くのなら、とこの列車に乗ったのだが、今は3ドアの新型特急車両に取って代わられたこの2ドア特急車両が、このようにリフォームされて観光列車として蘇るとは嬉しい限り。
20120108kyotrain4
20120108kyotrain5

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2012/01/04

お正月は三福参り

20120102sanpuku1お正月3が日には、毎年恒例で阪急電鉄沿線の三福参りに行く事にしている。
祈念品授与の特典もあり大変お得なチケットになっており、この利用者だけでも数万人に上るのだろう。
このような神頼み行事も、毎年行っていると、行かなければ気持ちが悪くなるのも事実。
20120102sanpuku2先ず、阪急西宮北口で娘夫婦と待ち合わせし、門戸厄神に参拝。
厄払いのご利益を預かりに毎年ここで護摩木を奉納することにしている。
20120102sanpuku3次は安産祈願の中山寺に参拝し、山道を辿って奥の院に向かう。
20120102sanpuku4山道を2キロ余り歩いてたどり着いた奥の院は、古来聖徳太子が修行されたという由緒ある場所。
ここでポットのコーヒーを飲み干して、代わりに名水「大悲水」を詰めて持ち帰る。
20120102sanpuku5奥の院から今度は山道を清荒神に向かって下山する。
途中、山肌を削って車が通れるほどの道が造成されていたが、そのせいで周辺の木々が伐採され斜面が荒れた状態に。
こんな所まで車で上がってこれるようにする必要があるのか疑問だ。
20120102sanpuku6清荒神に参拝すれば三福参りは終わり。
一方通行になった参道両脇にある露天を眺めながら下山開始。
20120102sanpuku7途中でいつも立ち寄る明石焼きの名店?で、熱々の明石焼きを食べる。
昔からあるこのお店だが、家族総出で切り盛りしているようで、大型のたこ焼きプレートで焼いても焼いても、どんどんお客さんの口の中に入っていく。
20120102sanpuku8下山途中でたわしやお箸を買い、うどんとバッテラで遅めの昼食。
最後はこれも恒例となった金柑を2キロ買い求め、寒露煮を作る。20120103kinkan1

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2012/01/03

兵庫県立芸術文化センター2011年ジルベスターコンサート

2011年締めくくりのコンサートは、兵庫県立芸術文化センターで開催されたジルベスターガラコンサートに出かけた。20111231hyogo1コンサート前に、ホール内にあるフレンチレストラン「イグレックテアトル」でフレンチを楽しんだ後、昂揚した気持ちでホールに入場。
今回の席は1階左のバルコニー席。
できれば平土間席を確保したかったのだが、人気のコンサートゆえやむを得まい。
20111231hyogo2今回のガラコンサートは、ここ兵庫県立芸術文化センターの音楽監督である佐渡裕氏の指揮で、スーパーキッズ・オーケストラによる弦楽演奏と、上方落語協会会長で2012年に六代目桂文志を襲名する桂三枝による創作落語「鯛」で始まった。
20111231hyogo3大災害の多かった2011年を笑い飛ばすわけではないが、笑いが明日への希望と意欲をもたらすのは事実。
いやぁ、桂三枝の創作落語「鯛」は本当に面白かった(笑)
20111231hyogo42012年カウントダウンを迎える第2部までの休憩時間には、威風堂々(ジルヴェスター・バージョン)の合唱指導まであって、プロの合唱指導者の楽しくも厳しい?指導で、思いっきり大声を張り上げて歌う楽しさにハマってしまった。

第2部は、兵庫芸術文化センター管弦楽団により、ベートーヴェン:交響曲第9番より第4楽章《合唱付き》、プッチーニ:歌劇「トスカ」より“歌に生き、恋に生き”、プッチーニ:歌劇「トスカ」より“星は光りぬ”
そして、カウントダウン後に、開場の皆で歌った、エルガー:威風堂々(ジルヴェスター・バージョン)。
心に残るジルベスターガラコンサートだった。

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2012/01/02

ジルベスター特別メニュー / イグレックテアトル

2011年の締めくくりとして、阪急西宮北口近くにある兵庫県立芸術文化センター内にあるフレンチレストラン「igrek theatre(イグレックテアトル)」でジルベスター特別メニューを予約していた。
小ホールの上部の円形部分の外側スペースを巧みに利用したレストランは華やいだ雰囲気。
20111231igrek1先ずは、「ご挨拶の一皿」から。
20111231igrek22皿目は前菜として「リコッタチーズと冬野菜、トマト、オリーブ」。
ワインはコンサート前だからハウスワインをグラスで。
20111231igrek3
20111231igrek43皿目は「鱈の白子とリゾット、バルサミコ酢の香り」
20111231igrek54皿目も魚料理「契約漁港より直送のヘダイのミネストローネ仕立て、バジルの香り」
20111231igrek65皿目は肉料理「仔牛のサルティンポッカ、イグレッサテアトル流」
20111231igrek7デザートは「ティラミス」
20111231igrek8ワインの後に頼んだミネラルウォータがこれ。
神戸ウォーター

お腹も一杯になって、そのままジルベスターコンサートが開かれる大ホールに向かった。

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2012/01/01

新年明けましておめでとうございます

Nenga2012

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2011/12/31

2012年は良い年でありますよう・・・

この日記がリリースされる頃、小生は兵庫県立芸術文化センターで開催されているジルベスターコンサート会場で、カウントダウンの真っ最中です。
小生にとっては今夜が今年30回目のコンサートであり、来る2012年の最初のコンサートでもあります。

色んな出来事があった2011年。

中でも3月11日の東日本大震災は、小生が実体験した2度目の巨大地震でした。
地震とそれに引き続いた大津波が、未曾有の広範囲にわたる被害の拡大と、多くの尊い人命を奪ってしまいました。
大晦日を迎えた今日も、未だに行方不明のままの被災者のご家族、ご友人の心中は、とても心穏やかに新年を迎えることなどできないと思います。

それでも私達は、未来に希望を失うことなく、明るい未来を築きあげる努力を重ねながら、生きていかなければならないのです。
それは、若い世代が希望を失わず生きていける道標になるからだと、小生は信じています。

来る2012年は閏年、すなわちオリンピックイヤーの年です。
このブログを訪問していただいた皆さん一人一人にとって、良い年でありますようにお祈り申し上げて、2011年の締めくくりの日記とします。

それでは皆さん良いお年を!!

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2011/12/26

GRFのある部屋さん邸訪問

更なる高みへのイメージと題して平行法への道程に足を踏み出す決心をしたものの、見様見真似で行った似非平行法のセッテイングではイメージが掴めなかった。
やはりここは本丸で体験するのが一番だ。
ということで、昨日マイミクのベルウッドさんとともにGRFのある部屋さんの門を叩いたのだった。
20111225grf1タンノイGRFがあるリスニングルーム(ご本人はコンサートホールと呼ばれている)だが、他にもハートレーコンサートマスターやジャーマンフィジックスのユニコーンを保有されており、先ずは和室に置かれているユニコーンのサウンドから聴かせていただいた。
20111225grf2機器の説明はGRFさんのブログを隅々まで読めば出てくるが、送り出しはマランツのCD-34のモディファイバージョンをお使いで、プリはA&M社のプリアンプATC-2、パワーはこれも特注の是枝さん製作の真空管アンプと言う構成である。独特のDDDユニットを搭載したフロントロードホーンSPは、音を360度に放射する。
その音はあくまでしなやかでかつ速く、ホログラムのように中空に像を結ぶ。
バイポーラタイプの拙宅のインフィニティよりもはるかに鮮度の良い音楽を聴かせる現代のSPと言う印象。
20111225grf3CDプレーヤーとナグラのオープンリールデッキは特注のミニ座布団風のインシュレーターで振動を遮断されている。
20111225grf4数々のライブラリーをかけていただいたが、ピアノの響きが先日聴いた紀尾井ホールでのリサイタルのビアノ同様に楽器そのものの響きが見事に再現されていたのには驚いたし、必要にして十分な低域の特性も好ましく感じた。
また、ヴォーカルものは特徴的に実在感があったがその中でツボにハマったのがこのDISK。
テノール、カルロ・ベルゴンツィの1990年大阪のザ・シンフォニーホールでのリサイタルライブ。
20111225grf5
遅めの昼食は、ご自宅から歩いて直ぐのところにある蕎麦屋さん。
店に入ってから、先ずは日本酒を飲みながら音楽談義の続きを楽しんだ。

再び部屋に戻ってからは、今度はクリスマスに訪問するからと持参したスパークリングワインを飲みだす。
話の中心は機器がどうこうというハードの話よりも、ユニコーンが演奏する音楽を全身で浴びながら、演奏家や演奏そのものについて会話が弾む楽しいひととき。

Grfroom(撮り忘れたリスニングルームの写真をGRFさんより送っていただきました)

そして、おもむろにGRFさんがコンサートホールと呼ばれている5メートル×8メートルの大きなリスニングルームに移動して、赤ワインを飲みながらハートレーによるコンサートが始まった。
送り出しはSONYのHDD内蔵プレーヤー、真空管プリ、真空管パワーアンプ、ハートレーはウエルフロートボードに乗って、平行法の定位置にセッテイングされていた。

歳末に因んで数々の第九を演奏していただいたが、消え入るくらい微小な音からトゥッティに至る大音量までが破綻することなく再生されていたのには、正直舌を巻いた。
大口径のウーファを持つ4ウエイだが、独特の背面解放タイプのおかげで音のスピードが速い。
ティンパニの打撃音や、ソリスト、合唱団の歌唱のリアルさには、まるでコンサートホール2階正面のロイヤルシートで演奏を聴いているかのようだ。

しかし、何でも"いい音”で聞こえるわけでもなく、録音の良し悪しも全部曝け出す容赦のない一面もあるように感じた。
つまるところ、幾ら一流の演奏家であろうと、凡庸な演奏をすれば容赦もなく観客からブーイングを浴びせられる緊張感がある。

しかし、何と気持ちよくストレスを一切感じさせない部屋なんだろうか。
天上部分は高さ3.5メートル?まで確保され、そこに吸音材料をタップリ貼り付けてそれでも2.7メートル超の天井高が確保され、床はコンクリート床の上に厚い緩衝材を敷き詰めてその上に再びコンクリート板を敷いてから、カリンの無垢材を貼ってある。

演奏の途中でGRFさんが"これが平行法なんです"と嬉しそうに話しかけられたが、ハートレーが気持ちよく鳴るということはこういう事なんだと、得心がいった

結局、11時に訪問してから休憩を挟んで10時間近くも滞在し、泡ものに赤ワインを2本、最後はウイスキーまで舐めながら、音楽談義に花を咲かせてしまった。
ご自宅を辞して駅に向う時、まるでコンサートがはねた後のような高揚感を感じ、満ち足りた気持で帰宅した。

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2011/12/23

第36回オール青山メサイア公演(青山学院講堂)

20111223aoyamamessiah212月23日は天皇誕生日。
クリスマス寒波の来襲で底冷えのする青山通りに青山学院大学の門をくぐる。
今日は今年29回目のコンサート。
青山学院のクリスマス公式行事の一つ、オール青山メサイア公演の日だ。
20111223aoyamamessiah3演奏は青山学院大学管弦楽団、指揮;樋本英一、ソプラノ:松島歩、アルト:河野めぐみ、テノール:土師雅人、バス:松山いくお、合唱は青山学院大学グリーンハーモニー合唱団と学院の聖歌隊の面々だ。
20111223aoyamamessiah4ヘンデルのメサイアには様々な版があるが、今日演奏されるのは(プラウト版)。
正直、今まで聴いたメサイアはほとんどが原典版なもので、プラウト版?と思い調べてみると、原典版では管楽器はオーボエ、ファゴットとトランペットだけだったのに対して、プラウト版ではトロンボーンまで入った2管編成に拡大された、いわば大編成オケと合唱団向けの華やかさを増したメサイアだということがおぼろげながら理解できた。
20111223aoyamamessiah5さて、定刻の15時になり演奏会が始まった。
会場のの青山学院講堂は、1969年3月に完成し、普段は女子短期大学と中等部の礼拝堂として使用されているほか、入学式や卒業式などの式典、全学的な式典等で使用されている1701席の多目的ホールで、音響面ではお世辞にも素晴しい環境とはいえない。
20111223aoyamamessiah6しかしながら、そこで演奏されたメサイアはテクニックだとか音響効果だとかを超越したところにあった。
演奏すること自体が喜びであり、その場に居ることが喜びであるという、一種独特の空気に包まれていた。
小生はクリスチャンではないが、この独特の雰囲気をかつて子供達が通っていた教会付属幼稚園のクリスマスミサで感じた独特の幸福感。
20111223aoyamamessiah7独唱陣も素晴しい歌唱でこの宗教曲を進行し、この演奏会のために編成された合唱団も、歌う喜びを全面に現した心に響く歌声を響かせる。
大編成用に編曲されたプラウト版の演奏はメロデイラインが華やかで、トロンボーンが祝祭的な雰囲気を盛り上げて、合唱のハーモニーに厚みを加え、独唱陣がアリアを歌う場面では、Vn4プルト、Va2プルト、チェロ1プルト、ベースは1本と弦楽器群も小編成に縮小され、合唱部分の大編成との対比が効果を上げていた。
20111223aoyamamessiah8ハレルヤコーラスの場面ではクリスチャンの方々は起立して歌っているので、この演奏会が青山学院のクリスマス公式行事であることを思い出させてくれた。
クリスチャンの方々もそうでない方々も、今生きていることを感謝する。
そんな精神的な拠りどころを音楽に求めることも大切なことだと、しみじみと感じた演奏会。
20111223aoyamamessiah9第2部第3部の一部の曲を割愛されて演奏されたメサイア演奏会。
それでも休憩を挟んで3時間に及ぶ演奏会であったが、深い満足と充実感を味わった素晴しいものであった。
質素な佇まいのクリスマスツリー。
点灯式の模様もきっと厳かなものであっただろうと想像する。
クリスマスネオンの華やかな表参道に至近とは思えないほど静かな青山学院を後にして家路を急いだ。
20111223aoyamamessiah10

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2011/12/22

第36回オール青山メサイア公演を明日に控えて

20111223aoyamamessiah1明日12月23日(金)は天皇誕生日で祝日。
クリスマスイヴの前日にあたるこの日、東京都青山学院講堂にて第36回オール青山メサイア公演が開催されるとの情報を得ていた。

ヘンデル作曲のオラトリオ「メサイア」は、クリスマス時期に相応しい名曲として、数多くの演奏会が催されているが、中でもミッション系大学チャペルで行われている演奏会は、一度は行ってみたかったもの。

今回の演奏会は、チャペルではないものの、女子短期大学と中等部の礼拝堂として使用されているほか、入学式や卒業式などの式典、全学的な式典等で使用されている1700席を収容する建物だという。

今回は、実行委員会のご好意によって、招待チケットをいただくことができた。
明日のコンサートが楽しみである。

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2011/12/21

クリスマスに楽しみたいスパークリングワイン

日経新聞土曜日の朝刊に挟み込んである「NIKKEIプラス1」の1面は、毎週「何でもランキング」という特集記事になっている。
先週の特集は「クリスマスに楽しみたいスパークリングワイン」というタイトルであった。

記事によると、調査の方法は店頭価格3000円以下で、百貨店、大手酒販店、ネット通販の売れ筋のスパークリングワイン20銘柄を候補とし、専門家に商品名を伏せたブラインド方式の試飲会でクリスマスにおすすめの10銘柄を順位を付けて選んでもらったとある。

小生はお酒好きではあるが、ワインは詳しい方ではなく、ましてやシャンパーニュに代表されるスパークリングワインには全く疎いほうだ。

そんな小生にとって、今回の特集は正しく渡りに船。
早速記事に載っていたスパークリングワインの中から気に入った1本を買い求めた。
Wine1ランキングでは7位となる、イタリア・トスカーナ地方の名門ワイナリーがトレントで少量生産しているの「フレスコバルディ・ブリュット」。
ヴィンテージは2007年のものだ。

説明によると「泡はきめ細かく豊かで上品。味わいはリンゴのコンポートのような落ち着いた果実味に、ふくよかなコクが加わった熟成感を楽しめるタイプ」とある。

価格を気にしなければ、フランス、シャンパーニュ地方の名門シャンパンを買い求めることもできるが、それではあまりに芸がなさ過ぎる。

さりげなく、気取らず、それでいて熟成された旨味が味わえれば申し分ない。

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2011/12/19

試行錯誤の結果元に戻してみた

2011年もあと10日余りで終わります。

機器の入れ替えがほとんどない拙宅のシステムも、振り返ってみれば電源周りの改善をはじめ細かなところをいじってきたことに思い至ります。

拙宅のシステムのテーマである、潤い、艶を求めてインシュ回りをいじったのでした。
P1020464それまでは真鍮の円錐をゴム足をネジ止めしている十字ネジの中心を点で支えていたのですが、拙宅の前段機器の全てが真鍮の円錐をインシュに使用していたため、同一金属特有の振動モードの影響がありそうと考えたのです。

そこで1箇所だけ変えてみようと思い、拙宅のシステムの中でも足回りがプアなゴム足という香港製のDACに京セラ製の銅&セラミック&皮というハイブリッドインシュを3点支持で使ってみました

しかし、小生が昨年来患っている低音感応性難聴の調子が最近良くなくて、純粋に音楽だけを楽しむコンサートでは問題ないのですが、音の違いを聞き分ける作業は苦痛に感じ、オーディオ耳に自信が持ててないままでした。

Organist
今回、マイミクのnaskorさんに拙宅にお越しいただき、聞いて頂いたところ、このアルバムをかけたところで待ったがかかりました。

「なんや、このアルバムの音がばらばらで、ぜんぜん鳴ってませんで・・・・・。音場の表現も薄っぺらいし、何より低音が全く出てないし、モサっとして全く音楽になってないですよ・・・・・・。」

厳しく指摘されて、小生の駄耳にとっても何だかすっきり釈然としない気持に整理がつきました。
前回電源周りのELB交換に立ち会っていだだいてから思い起こしたところ、最後に変更したのがSP下の御影石を撤去したこと。

流石に、御影石は重くて直ぐに元通りにできないので、その前に変更したインシュを元に戻してみることにしました。
P1000612そうしたところ、あら不思議・・・・・。低音域と高音域の音が揃ってきて、音楽が鳴り出したのです。

単なる音の集合が鳴っているのと、音楽が鳴っているのとではこれだけ違うのか・・・・オーディオの面白さであり恐ろしさをマザマザと感じた瞬間でした。

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2011/12/18

PORTUGALIA(ポルトガリア)

さて、中之島の東洋陶磁美術館で焼き物を堪能したらお腹が空いたので、アメリカ領事館横にあるポルトガル料理のお店「PORTUGALIA(ポルトガリア)」に行きました。
2006年7月、関西初のポルトガル料理専門店としてオープンしたこのお店のオーナー、エドワルド・ミラ・バティスタさんは、ポルトガル投資観光貿易振興庁の前駐日代表を務めたこともあり、愛知で開催された「愛・地球博」のポルトガル館館長を務めていた経歴の持ち主だとか。

バールのような気楽なお店ですが、流石に金曜夜なので予約しないと入れないほど。
オーナーやシェフと会話しながら決めていきますがポルトガルワインを飲みながら運ばれてくるプレートを食べるとどれも美味しい。
食後はデザートと甘いポルトワインを飲んで〆。

また行きたいお店が増えました。Portugalia

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2011/12/17

明代龍泉窯青磁・東洋陶磁美術館

金曜日は私用があって会社を休み、始発の飛行機で大阪の自宅に帰りました。
所用は午前中で終わったので、午後は大阪市中之島にある東洋陶磁美術館へ出かけました。

旧安宅コレクションを収蔵したこの美術館には何度か足を運んでいるが、今回は国際交流企画展として中国浙江省の龍泉窯の発掘成果を出土品が日本で初めて紹介されていたので楽しみにしていました。

明の時代(1360年代~1390年代)というと、日本では鎌倉時代が終わり南北朝の頃で、世の中が乱れていた時代。
その頃明の宮廷が定めた規格により、龍泉窯に宮廷用の官器を生産させており、規格に外れた焼き物は惜しげもなく叩き割られて打ち捨てられたといいます。
その跡を発掘した成果が今回の展覧会なので大抵が出土後に補修されたものですが、これが規格外なの?と思えるほど精緻なものですが、解説を読むとなるほど厳密には不良品であることが判ります。

官製の窯は日本でも江戸時代の鍋島がそうであったように、権威の象徴で贈答を通じて外交的役割をも担っていたようですから、たいそう厳格であったようですね。Toyotoji


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2011/12/14

紀尾井ニュー・アーティスト・シリーズ第25回演奏会

20111213kioihall1仕事帰りに向かったのはJR四谷駅近くにある紀尾井ホール
今夜はマイミクのベルウッドさんのお誘いで今年28回目のコンサート。
Yamashitakaori1
「紀尾井ニューアーティストシリーズ」の第25回公演。
出演は、チェロ独奏がカナダ国籍の山上ジョアン薫さん、ピアノ伴奏が草冬香さんという若手のお二人だ。
Yamashitakaori2紀尾井ホールは前回、ベルウッドさんに小ホールにお誘いいただいており、いずれは大ホールもと思っていたので、「招待券あるのでいかがですか?」というお誘いに、喜んで乗らせていただいたという次第。
20111213kioihall2このコンサートは、新日鉄文化財団の主催、カナダ大使館の後援で、全席が応募者抽選による招待客となっており、ベルウッドさんが申し込まれていたものだ。
20111213kioihall3紀尾井ホールの大ホールは、客席数が800席と小型の部類。
シューボックス形式で、1階席は平土間の他、両脇には珍しいバルコニー席があって、ここはステージより僅かに高い位置から観賞できる。

指定されていた席は、20列目と平土間席の中ほどのやや左であったが、ここから見るステージも遠い感じはなく、ベルウッドさんも2階席中央前列からはステージがよく見えるし音響も申し分ないと話されていた。

2階席とバルコニー席から天井までの高さは、3階バルコニー席が十分確保できるほどあり、音響的にも考慮されたシャンデリアが華やかさを演出しており、このホールなら音響的にはどの席からでも不満は出ないだろうと想像できる。
20111213kioihall4プログラムによると山上ジョアン薫さんは、2歳でカナダに移住し、3歳の時よりチェロを始め6歳で初めてのリサイタルを行ったとあるが、3歳で扱える子供用のチェロがあるのだろうかと、思わずその光景が目に浮かんだ。

その後の経歴は輝かしいもので、13歳の時にカーティス音楽院へ全額給与の奨学生として入学。その後ボストンのニューイングランド音楽院にてポール・カッツのもと2年間研鑚を積んだとある。

現在は、ソリスト、室内楽奏者として北米、ヨーロッパ、アジアの主要なコンサートホールや音楽祭に出演し、最近では2007年にモスクワで行われたチャイコフスキー国際コンクールにおいてディプロマを受賞したほか、08年にはパリで行われたヴィブラルト国際コンクールにて第2位に輝いた。

そんな彼女の才能に惚れ込んだのか、彼女が使っている楽器は、日本人の個人が所有する1682年製のジョヴァンニ・グランチーノだという。

20111213kioihall5曲目は、シューマン:アダージョとアレグロ変イ長調Op.70、ベートーヴェン:チェロソナタ第4番ハ長調Op.102-1、ドヴォルザーク:ボヘミアの森よりOp.68B133より、バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調BWV1009、ブロッホ:「バール・シェム」より第2曲ニーグン、ポッパー:ハンガリー狂詩曲Op.68。

開演になり、長身の体躯をモノトーンの軽やかなドレスに身を包み、オールド楽器らしい深い色合いのチェロを抱えた山上さん、同じく長身でスレンダーな草冬香さんが登場した。
美しい・・・・・・ベルウッドさんが、この招待コンサートのチケットに応募した理由の一つが理解できた。

20111213kioihall6山上さんの演奏スタイルは客席からみると、エンドピンを長めにしグラつかないよう両足でしっかり支え、胸では楽器を支えない3点支持?のポジションでチェロを演奏しているように見える。
弓をやや短めに持ち、長い腕を使い切った華麗なボウイングだ。

音色はやや硬質で明るく男性的でさえある。
弦の響きと楽器の共鳴のバランスの微妙な揺れ加減に感情が込められているように感じる。

20111213kioihall71曲目のシューマンから一気にこの若い才能に惹かれてしまった。
元々はホルンとピアノのために作曲され、ドイツロマン派の美しい旋律で人気も高く、今年の日本音楽コンクールのホルン部門の課題曲にもなっている名曲であるが、彼女は過度に叙情に流されることもなく見事な演奏を聴かせてくれた。
伴奏の草冬香さんとの息もぴったり。

圧巻だったのは2部の最初に演奏したバッハ無伴奏のブーレからジーグにかけて。
演奏が進むにつれていつしか心に直接届いているように感じ取れる幸福感。
重音を伴ったメロディや響きの処理も完璧とさえ思える素晴らしいバッハ。

プログラム終了後には鳴り止まぬ拍手にアンコールを2曲のサーヴィス。
ラフマニノフのヴォカリーズを弾いてお開きになった演奏会。

暗い夜道を四谷駅方面に歩いていく人の波のあちらこちらから演奏会の感想が聞こえてくる。
そんな素晴らしいコンサートに招待いただき、ベルウッドさんありがとうございました。

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2011/12/11

根津美術館

20111210nezu112月2回目の土曜日午後、表参道にある根津美術館
20111210nezu2根津美術館は、東武鉄道の社長などを務めた実業家である初代根津嘉一郎が蒐集した日本や東洋の古美術品コレクションを展示した美術館で、そのコレクションには、尾形光琳作の燕子花図(かきつばたず)をはじめとする国宝7件、重要文化財87件、重要美術品94件を含む7千点以上という。
20111210nezu3
江戸時代の大名家が明治になり経済的理由からやむなく家宝を手放していった時代。
美術品の収集に情熱を燃やしてくれたからこそ。
都心にこれだけの規模の庭園とコレクションを持つ財力もすごいですが、その日本文化を愛した心意気に敬意を表したい。
20111210nezu4現在の建物は、建築家隈健吾氏の設計。
エントランスは竹を配した一直線。
とても表参道から至近の都会の真ん中にあるとは思えないよう工夫されており、訪れる人を美術館へ誘う工夫であろう。
20111210nezu5邸内に残された素晴しい自然と調和したもので、自然光の入り具合や展示照明の使い方にも工夫が見られる。
20111210nezu6コレクションの展示も素晴しいが、邸内の広大な庭園がまた素晴しい。
先の大戦で建物全ては灰と化したというが、それから修復されたとは思えないほどの巨木の数々が残る斜面を下ると鴨が遊ぶ池には小型の屋形船までもやってある。
20111210nezu7入場料1200円を支払い、見学した展示物は、受贈記念特別展として「中国の陶磁・漆・青銅」を開催している。
個人のコレクションを譲り受けたものだというが、これだけの展示設備を持つところに寄贈する度量がある収集家がまだまだ居ることにも驚く。
20111210nezu8
20111210nezu9
20111210nezu10さて、美術品と庭園を堪能したらもう夕方。
表参道の並木がイルミネーションで眩く輝き、通りは人で押し倒したの喧騒。
その表参道に背を向けて根津美術館横の細い道を西麻布方面に進んだところに、隠れ家的なお店がある。
今夜は東京在住の高校時代の同級生に中学時代の同窓生も混じった忘年会。
20111210nezu11田舎から出張で出てきた同窓性を入れると総勢11名。
長年仕事で頑張ってきた人も居れば家庭の主婦に納まっている人も。
中には同級生同士の夫婦も居て、会話の中身は田舎の近況や同窓生の消息などを肴に盛り上がった一夜。
20111210nezu12ほろ酔いで表参道交差点まで歩き地下鉄駅に吸い込まれる前にふと天空を見上げると、雲ひとつ無い空に浮かんだ満月が、今まさに皆既月食を迎えようとしているところ。
星に願いをではないが、様々なことがあったこの2011年。
来年こそはもっと明るい希望の持てる年でありますよう、この素晴しい仲間達とまた美味い酒を飲めますように、と祈ってから地下鉄駅に降りていった。

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2011/12/09

東洋大学管弦楽団第68回定期演奏会(東京文化会館)

師走になり巷では忘年会花盛りの週末夜。
仕事帰りにダッシュでJR上野駅前にある東京文化会館へ向かった。

今日は今年27回目の演奏会。
東洋大学創立125周年記念イベントとして、東洋大学管弦楽団第68回定期演奏会が開催された。
全席自由席なので開演前には長蛇の列になるが、うまくいけば好みの席を自由に選べるのが良い。
20111209toyouniv1今日のプログラムは、指揮:井﨑正浩、ソプラノ:吉田珠代、メゾソプラノ:清水華澄、テノール:大川信之、バリトン:青山貴を迎え、演奏:東洋大学管弦楽団、合唱:東洋大学白山グリークラブ&東洋大学混声合唱団 他。

曲目はベルリオーズ:劇的物語「ファウストの劫罰」Op.24 "ラコッツィー行進曲"、ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」ニ短調 op.125を休憩なしで演奏された。
20111209toyouniv2プログラムによると、東洋大学「第九演奏会」は1983年に始まり、4年に1度のペースで開催されてきたそうだが、前回2005年の演奏会後にキャンパスの一部が移転したため、オーケストラ団員の減少によって、準備ができず2009年の演奏会が見送られた経緯があったが、大学創立125周年を来年に控え、今回開催のはこびとなったということだ。

指揮者の井﨑正浩氏は現在ハンガリー在住で、国際的に活躍している中で、今回学生オケの指導と指揮を受け持たれていて、昨年10月10日に横浜みなとみらいホールで開催された慶応義塾ワグネルソサイィエティーオーケストラの演奏会で指揮されたのを聴いたことがある
20111209toyouniv3オケの配置は、左右にVnを配し、Vc、Vaを中に、D左側に置く対向配置。
オケの後になるステージ奥には合唱団とその前に独唱者4人が着席する。
ベルリオーズのラコッツィー行進曲の演奏当初はオケにやや硬さが見られたものの、徐々にほぐれてきて音量も豊かになってきた。
休憩なしで演奏されたベートーベンの第九交響曲。

指揮者の井崎氏は勤めてメリハリと学生らしい溌剌さを持ったベートーベンの世界を構築しようと意図されているのが良くわかる指揮ぶりだった。

このような満員の観客に埋め尽くされた大ホールのステージに立つのは、よほど経験を積んでいないと、普段練習している場所との音の響き方の格差で、音量が小さめになり勝ちだが、井崎氏はそれを良く理解されているのだろう。
ややオーバーアクションか?と見える指揮ぶりに従ってオケのメリハリもよく、ベートーベンの均整のとれた楽曲の構成を際立たせた演奏。
合唱団は学生と市民合唱団との混成であるが、相当訓練を積んできたのだろう。
指揮者の指示に対する反応がすごい。
オケの方はOB・OGで編成を補強した上で弦楽器パートには賛助出演も多数されていたが、こちらも相当練習をつ積んできたのだろう。
20111209toyouniv4演奏が進むにつれて演奏に没入していく演奏者につられて小生も没入していった。
学生オケ故に演奏技術には若干弱点も見受けられたが、それらを差し引いて考えても溢れんばかりの情熱が眩しいほど。

歳末には第九をという向きにも今回の第九演奏会は満足いったことだろう。

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2011/12/05

平行法への道程は・・その2

今まで交差法でセッティングしていた拙宅のSPを交差法で鳴らす。
クラシックではコンサートホールの響きを再現したい。
そのために平行法へのチャレンジを決意したのは10月の終わり

その後、東京の単身赴任宅で擬似的な平行法を試してみたのが11月初めのこと
20111203heikoho112月初めての週末土曜日に大阪のSPのセッティングを見直して、平行法へチャレンジしてみた。

先ずは、ベースに敷いていた厚くて重い御影石を撤去し、ブビンガのボード+黒檀シートだけにした。
こうすると、フローリングの上で一人でもかろうじてSPを移動させることができるようになった。
平行法のセッティングでは、リビングオーディオでは色々と不都合が出るので、普段は交差法のセッテイングに置いておき、平行法にする時に、ズリズリと前にSPを引っ張り出そうという魂胆だ。

とりあえず、前に引き出して並行に並べる。
しかし、これでいいのだろうか?
交差法に比べて、今の擬似平行法というか似非平行法ではなんとも貧弱な音響効果しか得られない。
やはり、実体験しかないのか・・・・

翌日曜日にマイミクのdaisukeさんとkotaroさんが拙宅に来られたので、擬似平行法をお聞かせしたのだが反応ははかばかしくない。
そりゃそうだ・・・・小生自身が納得行くものでないのだから(苦笑)

その後、daisukeさんのお宅へ移動して、ウエルフロートボードを導入された後の音楽を聴かせてもらう。
聞けばkotaroさんもATCのSPにウエルフロートボードを導入されたそうで、関西のオーディオファイルにも続々と導入されているのだろう。

さて、聞かせていただいたところ、床や壁からの振動伝播が遮断されたSPからの再生音が、極めて再生帯域がフラットで驚く。
部屋固有の振動モードが音へ影響するのを遮断すると、ここまでクリーンでニュートラルな音楽表現が可能になるのかと感じ入った次第。

小生もSP転倒のリスクが排除できるのなら、また平行法セッティングにあわせてフローリング上をSPを載せたまま移動させることができるなら、即刻導入したいと思わせる素晴しいボードだと感じた。

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2011/12/01

慶應義塾ワグネル・ソサイエテイー創立110周年記念演奏会

20111130wagner1平日11月30日の夜、仕事を終えてからJR湘南新宿ラインとみなとみらい線を乗り継いで到着した横浜みなとみらいホール
今夜は今年26回目の演奏会。
関東大学オケの中でも歴史と伝統を誇る、慶應義塾ワグネル・ソサィエティーの創立110周年記念演奏会だ。
慶應義塾ワグネル・ソサィエティーは1901年(明治34年)、日本で初めて音楽科以外の学生による音楽団体「ワグネル・ソサィエティー」として、誕生し、当初はオーケストラと合唱が一体となって活動していたが、現在ではオーケストラ男声合唱女性合唱の3団体が別々に活動を行っているという。
20111130wagner2今夜の記念演奏会は、創立時に立ち返って、オーケストラと合唱団が合同で開催する演奏会となっており、2000人収容の大ホールはOB・OGを含めた満員の聴衆が押しかける大盛況のうちに開演となった。
今日のプログラムは、指揮者に飯守泰次郎氏を迎え、第1部は合唱つきの演奏で、ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より大行進曲『歌の殿堂を称えよう』(合唱付き)、ボロディン:歌劇《イーゴリ公》よりだったん人の踊り(合唱付き)。
そして第2部はマーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」というもの。
20111130wagner3定刻になりパイプオルガン側のP席に男性合唱団、女性合唱団が入場して演奏会が始まった。
左手3階バルコニー席にはトランペットのバンダが配置され、華やかなファンファーレとともにタンホイザーが鳴り響いた。
指揮者のタクトに合わせてオーケストラが音楽を奏で、合唱団が大行進曲「歌の殿堂を称えよう」を高らかに歌い上げると、開場一杯に音楽が満ち満ちて、見る見るうちにステージと聴衆とが一体になっていくのが肌で感じ取れ、思わず鳥肌が立ってきた。
前回、ここで聴いた演奏会では3階バルコニーとステージとの呼吸のずれを感じたのだが、今夜の演奏では全くシンクロした素晴しいトランペットのバンダであった。
2曲目の「だったん人の踊り」も中央アジアらしい妖しげなメロディに乗って合唱団が見事な歌唱を聴かせてくれた。
オーケスストラの単独演奏だけでも聴く機会の多い名曲であるが、やはり合唱つきは一味違う。
20111130wagner4第2部のマーラー巨人は、マーラー没後100年の記念の年に相応しい素晴しい演奏で、これが学生オケか?と思わず唸るほどの秀演であった。
各パートのトップがそれぞれのセクションを見事に統率し切っていて、日頃の訓練の成果を存分に発揮しているのがわかる。
飯守泰次郎氏の指揮は、緩急と強弱の指示を的確にワグネルを自在に操っていく。
最弱音からトゥッティまでのダイナミックレンジの広さ。
管楽器奏者にとっては一人一人の音色から演奏テクニックまでがあからさまに判る曲であり、ともすれば緊張のあまりミスも出ようかという場面でも、難なくこなすだけでなく高い音楽性を示していた。
20111130wagner5管楽器奏者だけではない。
弦楽器奏者で特に驚嘆したのは、一糸乱れず統制の取れたボウイングと運指で見事なアンサンブルを聴かせたこと。
音に濁りがないため、最弱音でも客席にしっかり音が届いてきた。

第1部から良い関係になった聴衆の反応もよく、最後まで素晴しい演奏を披露したワグネル・ソサィエティー・オーケストラに対し、万雷の拍手とブラヴォーの嵐。
OB・OG達も大満足で開場を後にしたに違いない。

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2011/11/27

兵庫芸術文化センター管弦楽団第47回定期演奏会

20111126hyogo111月最後の週末は大阪の自宅で過ごす。
ベランダのブルーベリーも綺麗に紅葉した。
20111126hyogo2昼から出かけたのは阪急西宮北口駅前にある、兵庫県立芸術文化センター
今日は今年25回目のコンサートで、兵庫芸術文化センター管弦楽団の第47回定期演奏会。
20111126hyogo3プログラムは、指揮者に下野竜也、ヴァイオリン独奏に和波孝よしで、バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV1042、メインはブルックナー:交響曲第8番ハ短調
20111126hyogo4兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)は世界各地のオーディションで選ばれた、新進気鋭インターナショナル・メンバーで構成されたコアメンバーと呼ばれる団員を中心にしたオーケストラで、今日の公演でコンサートマスターを務めるのは豊嶋泰嗣氏。
20111126hyogo5
20111126hyogo6今日の座席は3階席。
ヴァイオリン協奏曲なので1階席が取りたかったのだが、人気の下野竜也氏が指揮をするということで予約した時点で3階席しか取れなかったが、4階席まであることを考えるとまだマシなほうかな。
20111126hyogo71曲目のバッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番を弾くヴァイオリン独奏の和波氏は今年66歳になる盲目のヴァイオリニストで、下野氏がエスコートをしてステージに現われた。
通奏低音のチェンバロを中心にした室内楽編成のオーケストラをバックにして演奏する和波氏は、端整な演奏スタイル。
3階席で聞くとやや遠く感じるが、これも久しぶりの感覚で直ぐに慣れてきた。
曲の始動は全て和波氏が合図をして下野氏がタクトで合わせるというものだが、呼吸の合った見事な演奏で聞き慣れたバッハの旋律に身を委ねていった。
20111126hyogo8メインのブルックナーは、演奏時間は80分を越える堂々たるもので途中ややお尻が痛くなったが、3台のハープ、5管のホルンに加えて5管のワグナーチューバを持ち替えるホルン奏者が加わって、厚みのあるブラスセクションが壮大なブルックナーの世界を描いて見せた。
3階席ゆえ、ブルックナー休止で天空に登っていく響きを体感することはなかったが、休止であっても弦を響かせ続けていたハープが印象的であった。
20111126hyogo9延々と休止、始動を繰り返すブルックナーの曲は、ともすれば間伸びして緊張の糸が切れてしまう演奏が多々あるが、今日の演奏は最後まで芯の通った素晴しいものだった。
演奏終了後には万雷の拍手とブラヴォーコール。
日本でもこれだけ充実したブルックナーを聴かせてくれる演奏団体はそうないのではないか。
今日の下野氏とPACのコンビはベストマリッジかもしれない。
痛くなったお尻をさすりながらも、満足した演奏会であった。

さてここでの演奏会は、昨年に続き大晦日のジルベスターコンサートを予約しているので、今から楽しみである。

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2011/11/23

プロースト交響楽団第14回定期演奏会(横浜みなとみらいホール)

今年24回目のコンサートは、ネットからお付き合いの始まったオーディオ&音楽仲間のベルウッドさん、それに初対面となるフリージアさんとお友達と一緒に横浜みなとみらい大ホールに並びました。
20111123minatomirai1演奏は、2003年に結成され都内を中心に活動するアマチュアオケのプロースト交響楽団の第14回定期演奏会。
20111123minatomirai2プログラムは、指揮者に河原哲也氏を迎え、サン=サーンス:アルジェリア組曲Op.60、チャイコフスキー:荘厳序曲「1812年」、休憩を挟んだメインは、サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調「オルガン付」Op.78という、フランス領北アフリカのアルジェリアを題材にした序曲に、ナポレオンのロシア侵攻を題材にしたチャイコフスキーの名曲、そして再びフランスへとつながっています。
20111123minatomirai3自由席なのでいつもの通り真ん中前寄りでステージ上の管楽器奏者への見通しも良い、9列目真ん中に4人が陣取りました。
座席を確保したところで互いに自己紹介。
いつもは一人で聴くことの多い演奏会ですが、今日は仲間が居るので互いの感想が楽しみです。
20111123minatomirai4さて、肝心の演奏ですが、弦5部はVnを左右に配置し、1stVn、Vc、Va、2ndVn、Vcの後左にDbという対向配置となっており、今回の演奏曲目では、左右に配置されたVnの掛け合いや、2ndVnとVaとのアンサンブルなどの聴きどころが効果的でした。
木管パートは繊細で透明感のある音色を聴かせてくれて、もう少し表情に豊かさが欲しいと感じたものの、あまり聴く機会のないアルジェリア組曲では、北アフリカの情景をうまく描き出してみせました。
1812年ではステージ左手3階席に配置された金管のバンダが効果的。
キャノン砲が電気的なアンプからの音響を使用されていたのはご愛嬌ですが、炸裂するブラスに哀調の弦セクションと、もう少し奇麗事で無い戦争の泥臭さを訴えかけて欲しいとは思ったものの、この有名曲の聴きどころを押さえた手堅い演奏でした。
20111123minatomirai5前半を聴いて感じたことは、手堅い演奏でうまくまとめているが、一致団結火の玉!!といった情熱の炎がメラメラと燃え上がるような、危うさの中にも熱い演奏を渇望する自分がいることに気が付きました。
しかしメインのオルガン付きでは、前半感じたような渇望感を払拭するような演奏を聴かせてくれました。
オルガン奏者の長井浩美氏との息もぴったりで、パイプオルガンとオーケストラが一体となった演奏には一瞬陶然となったほど。
小生的にはもう少しオルガンの音圧を体で感じたかったけれど、生演奏のバランスとしては丁度良かったのです。
20111123minatomirai6演奏会がはねた後は、ホール隣のクィーンズスクエアにあるビヤダイニング「ニューヨーク・グランド・キッチン」でビール片手に反省会。
一人一人の聴きどころ感じどころが微妙に違うところが面白い、コンサートオフ会の反省会。
大いに盛り上がって楽しみました。
ベルウッドさん、フリージアさん、大変ありがとうございました。

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2011/11/22

晩秋の日光を散策する(その3益子編)

20111121nikko1さて、日光金谷ホテルで優雅な宿泊を楽しんだ翌朝は、早朝の散歩から。
神橋を眺められる川沿いの散策路も金谷ホテルの敷地。
20111121nikko2散歩後にダイニングルームで朝食を摂った後にチェックアウト。
20111121nikko3タクシーでJR日光駅に向かいます。
明治23(1890)年開業の木造建築で、大谷石を使って建てられている、明治の香りが残る建物だ。
20111121nikko4JR日光線で宇都宮まで50分弱。
宇都宮から益子までは東野バスで約1時間。
料金は、片道1100円だが、親切な運転手さんが「共通バスカード(1000円で1100円使える)を買えば100円安いですよ」と教えてくれ、感謝。
20111121nikko5益子参考館前のバス停で下車し、早速訪問する。
ここ、益子参考館は、日本民藝運動の創始者の一人である、陶芸家 濱田庄司が自ら参考とした品々を、広く一般の人々にも「参考」にしてほしいとの意図によって、開設された美術館です。濱田庄司の自邸・工房の一部を活用し、その蒐集品と自身の作品、また僚友であった河井寛次郎、バーナード・リーチらの作品を展示しています。
20111121nikko6先の東日本大震災の影響はここ益子にも及び、建物や登り窯にも揺れによる大きな被害がそこかしこに見え、復興はまだまだと見えた。
20111121nikko7益子参考館近くにある陶器の店「とよだ民芸店」では、濱田庄司等の作家の本物を多数販売していて、目の保養になる。
ここで気に入った数点を購入した中には、皆川マスさんのお孫さん皆川ヒロさんが作った山水の急須と卓上漬物入れもあり、用の美を感じさせる益子焼ならではの買い物をして満足。

昼食は、益子の有名店「スターネット」で摂ったあと、再びバスで宇都宮まで戻り、新幹線で東京へ。
1泊2日の充実した小旅行でした。

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2011/11/21

晩秋の日光を散策する(その2)

さて、華厳の滝を見てから中禅寺湖畔にある蕎麦屋「新月」で美味い蕎麦を食べてから、再びバスで日光市街へと戻ります。
先ずは日光田母沢御用邸記念公園を見学。
その後、日光山輪王寺の逍遥園を見学。
雨は益々本降りになってきたので、早めにホテルへ向かうことに。
20111120nikkokanaya1今夜のお宿はここ、日光金谷ホテルの本館。
20111120nikkokanaya2金谷ホテルの創業は、もともと日光東照宮の楽士だった金谷善一郎が日光観光に訪れていたヘボン博士(ヘボン式ローマ字の発案者)を自宅に宿泊させた民宿から。
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20111120nikkokanaya4別館は、昨年泊まった箱根冨士屋ホテルの花御殿と兄弟の建物であるが、一番歴史ある本館をチョイスした。
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20111120nikkokanaya6敷地内には大国山という小山があり、山頂への散策路には不動明王が鎮座されている。
20111120nikkokanaya7夕食はクラシックディナー。
大正時代のメニューを再現したクラシックディナーは、新フランス料理のような斬新さや装飾性は一切無いが、これぞ戦前の正統派フレンチという趣でした。
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20111120nikkokanaya9食事後は、大谷石の暖炉を持つバー「デイサイト」でラフロイグを飲む。
トライオードの真空管アンプにKEFのSPから聞こえるケルンコンサートやダイアナクラールに酔いしれる。
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20111120nikkokanaya11さて、夜も更けたので、翌日の益子訪問に備えて寝るとしよう(続く)

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2011/11/20

晩秋の日光を散策する(その1)

単身赴任でいる間に、関東から東北方面をできるだけ旅しようと話し合い、今年は日光東照宮と焼き物の里、益子を訪ねることにしました。
JR新宿から東武日光駅までは直通の特急日光号で2時間弱の旅、中禅寺湖まで足を伸ばせる東武バスの中禅寺温泉フリーパスを買い求めて、いざ出発。
20111119nikko1紅葉のハイシーズンを避けたとはいえ、暖かい日が続いたこの秋だったこともあり、少しは紅葉が残っていないかと楽しみにしていましたが、当日は生憎の雨。
20111119nikko2最初に訪れた日光東照宮では、贅を極めた彫刻や細工物に期待していましたが、それは雨でも構いません。
神厩舎では「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が人気を集めていました。
20111119nikko3「千人武者行列」で使用される武具や装束を収納する三神庫は、絢爛豪華。
20111119nikko4陽明門の左右には武者が。
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20111119nikko6左甚五郎の作と伝えられている 眠り猫
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20111119nikko8
20111119nikko9中禅寺湖へ向かうため西参道バス停に行くと、目の前に古い石造りの教会が見えたのでパチリ。
20111119nikko10中禅寺湖では華厳の滝を見に岩盤をくり貫いたエレベーターに乗っていく。
眼前には壮大な華厳の滝が。
20111119nikko11中禅寺湖からは毎秒2トン強の湖水が一気に流れ落ちているというこの迫力に、華厳の滝という名前もさもありなんと思う。
20111119nikko12中禅寺湖畔にある蕎麦屋「新月」で食べたおすすめ蕎麦御膳が美味しかった。
ハイシーズンには2時頃には蕎麦が無くなると言う人気店も、今日は静か。

東照宮、中禅寺湖、華厳の滝と巡って、再び日光市街に戻る。
(続く)

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2011/11/06

平行法への道程は・・・・・・・・

更なる高みへ向けて平行法へチャレンジを決意してからというもの、その感覚がどのようなものなのか?
部屋が鳴るポイントとはどうして見つけるのか?
それだけが、妄想のように頭の中を駆け巡っていた。
20111106heikoho1
東京の単身赴任宅では、日中は仕事だし、休みの日はコンサートだし(^^ゞとなかなか試す機会がなかったが、今日は雨なので思いきって試してみることにした。
20111106heikoho2御影石の上のスピーカーは交差法でセッテイングしていたのを、思いきって平行法に。
先ず前方に出し、そして左右の壁から部屋の中心に向かって少しずつ離していく。
20111106heikoho3ワンルームマンション故に部屋の幅が狭いため、余り壁から離しすぎると今度はSP同士が近づき過ぎる。

その時にかけてみた音楽は手元にあったモノラル録音。
グレングールドのゴルドベルグ変奏曲。
ヴォーカルもののモノラル録音が良くわかるといわれていた理由が解った。

ピアノだと音が変化しすぎてピンポイントの位置が捉え難いし、良く鳴る位置も感じ難い。

というよりも、まだその感覚がつかめてないからか。

平行法への道程は・・・・・・・まだまだ・・・・・・

でも、一つ掴んだこと。
交差法から平行法に変更したままで、以前よりニアフィールドになったためか、音の広がる感覚がより鮮明になった。
コンサートホールの感覚で言えば、今までが中央やや後の席だったのが、ステージから5~6列辺りで聴いているようになった。

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2011/11/05

吉野銘茶 嘉兵衛本舗の番茶

20111106kaheibantya1これは、奈良県吉野郡大淀町にある、吉野銘茶・嘉兵衛本舗の番茶である。

拙宅では、番茶を長い間、京都寺町にある老舗、一保堂の京番茶と定めていた。
その独特の煙で燻した味わいが、食後に飲むのにぴったりだったから。

先日奈良の正倉院展に行った際、ふと目に留まったのが、嘉兵衛本舗の番茶。
手もみは一切せず、天日干しで仕上げられる番茶は、見た目は枯葉のようで無骨だが、淹れてみるとその甘みとえもいわれぬ優しい香りに驚く。

男性的な無骨さが魅力の京都一保堂の京番茶と女性的な優しさが魅力の奈良吉野の嘉兵衛番茶。
それぞれ個性があってよい。

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2011/11/03

ル スコアール管弦楽団第31回演奏会(すみだトリフォニーホール)

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11月3日は文化の日で祝日。
今年23回目のコンサートとして、JR錦糸町にあるすみだトリフォニーホールで開催された、アマチュオケ、ル・スコアール管弦楽団の第31回定期演奏会に出かけてきた。
(カメラを忘れたのでパンフの写真だけで勘弁願いたい)

昨年11月14日に同じすみだトリフォニーホールで開催された第29回定期演奏会で、迫真のベートーヴェン「運命」と、熱狂的な「春の祭典」でその実力は体験済みなだけに、本日のコンサートも期待が高まっていた。

今日のプログラムは、指揮者に大井剛史氏を迎え、ウォルトン:「ポーツマス・ポイント」序曲、コダーイ:ハンガリー民謡「孔雀」による変奏曲、休憩を挟んだメインがプロコフィエフ:交響曲第5番といった20世紀前半を代表する3人の作曲家を取り上げた意欲的なプログラムだ。

1年ぶりとはいえ、弦のトップの顔ぶれはほとんど変ってないとみえる。
プログラムを見ると弦楽器パートには募集があるようだが管は募集なしとあるので、昨年感じたように管パートは充実しているのだろう。

チューニングが終わり、演奏が始まった。
指揮者の大井剛史氏は小柄ながらメリハリのあるタクトさばきでオケをリードしていく。
ウォルトンの「ポーツマス・ポイント」は歯切れのよいシンコペーションのリズムに乗って、管楽器と弦楽器が掛け合いながら進行していく。

バイオリンはやや金属的な硬い響きだが、それがかえってこの管楽器との掛け合いでは音色が揃って聞こえる。
渋い響きというよりも煌く響きといったオケのサウンドが特長なのは、昨年も感じたところだ。

2曲目のコダーイ:孔雀変奏曲はハンガリー民謡を題材にした主題がめまぐるしく変奏曲として進行していくのだが、途中から本当にこれが変奏曲なのかと思えるほど、変身していく。
途中、いつの間にか今が何番目の変奏曲なのかも判らなくなってきた。

プロコフィエフの交響曲は第2次大戦の最中にこの曲を書き上げ、戦争の暗い影を色濃く映し出した曲想が、何故か東日本大震災を強く連想させた。
いわれの無い不条理に対する怒りややるせない気持ちは、演奏する団員達も感じているのだろうか。

演奏が終わった直後には何故か笑顔の少ないステージ上の団員達も、会場からの暖かいは拍手を受けるうちに、笑顔が戻っていくのが印象的だった。

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2011/11/02

10月末の家庭菜園

20111030asa110月末の日曜日は午前中曇り空で、午後からは小雨が降り出した生憎の天気だった。
大阪の自宅で過ごす休みの朝は、ベランダでの朝食。
まだまだ気持のよい季節が楽しめそうだ。
20111030asa2ひさしぶりに行った家庭菜園は、苗を植えた白菜も青虫の食害にもめげず随分大きく成長していていた。
昨年のおでんや漬物に味をしめた大根も1本立ちさせて大きくなってきている。
20111030asa3筋蒔きしたレタスもしっかり芽を出して、植え替え時期になっている。
20111030asa4春菊、水菜、そして蕪も雑草にめげず成長している。

これで冬の鍋用に野菜確保はバッチリか?

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2011/11/01

第63回正倉院展と東大寺から法華寺参拝、秋の奈良に遊ぶ

20111029shosoin110月29日から待ちに待った第63回正倉院展が開幕するというので、前もって予定を組んでいた。
10月終わりにしては暖かい秋の朝早くから自宅を出て、奈良国立博物館に着いたのは朝8時過ぎのこと。
それでも開場を待つ人の列が1000人はできていただろうか?
献上の工芸品や遺物といった宝物の数々を拝見する回数を重ねるたびに、1千年以上の時空を超えて現代に存在する不思議。
日本人ならではの几帳面さは飛鳥や天平の昔から変らないのだとつくずく思う。
時の権力者達を魅了した香木「蘭奢待(らんじゃたい)」、時権力者に献上された象牙の物差し「紅牙撥鏤尺(こうげばちるのしゃく)」、聖武天皇が出家の後に愛用したとされる「七条織成樹皮色袈裟( しちじょうしょくせいじゅひしょくのけさ)」、献上品を入れる脚付きの箱「碧地金銀絵箱(へきじきんぎんえのはこ)」、聖武天皇の愛用品とされる儀式用の刀「金銀鈿荘唐大刀(きんぎんでんそうのからたち)」etc・・・・・・今年も大満足で会場を後にした。
20111029shosoin2その後は東大寺大仏殿、で大仏拝観。
20111029shosoin3いつもながらその迫力に圧倒されてしまう。
創建東寺は極彩色に彩られていたという大仏殿の中で、これも金色に彩られていた大仏を見た人々は、その迫力の前には畏れをなして帰依したのだろうか。
20111029shosoin4大仏殿を出た後は、境内にある戒壇堂を拝観する。
ここは、唐から来日した鑑真和上が日本で初めて「戒」を授ける場として創建されたもの。
その後、鑑真和上は唐招提寺を建立するまで、この戒壇堂を活動の場としたという。
20111029shosoin5戒壇堂を後にして正倉院の西側にある境内西北にある国宝の楼門、天害門を抜けて西に歩く。
20111029shosoin6途中からバスに乗って聖武天皇と光明皇后が埋葬されている御廟を見学し、光明皇后が聖武天皇を弔うため創建した総国分尼寺、法華寺を拝観する。
20111029shosoin7ここでは国宝の十一面観音立像や不動明王などを静かに拝観していると心が洗われる気持になる。
20111029shosoin8心が表れた後は、食欲も増すというもの。
法華寺から再びバスに乗って一条にあるカフェくるみの木に向かう。
27年前からオーガニックや地産地消を実践してきたコンセプトが今もって色あせてないのは素晴しいことだ。
ランチプレートは盛りだくさんでお腹一杯になる。
20111029shosoin9今回は奈良・斑鳩1dayチケットを前もって購入していたので、アリア内の電車もバスも一日乗り放題。
一々切符を買う必要も無く便利。
20111029shosoin10早朝から張り切って遊んだ秋の奈良の一日だった。

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