2020/02/11

FMで聴くベートーベンのピアノソナタ


今年は楽聖と言われたベートーベンの生誕250年。

時を経ても色褪せることもなく、今尚、時代を画する新進気鋭な若々しさを感じ取れます。

今夜はFMから流れるベートーベンのピアノソナタ第30番、31番、32番を聴いています。
演奏はスティーヴン・オズボーン。
昨年11月のトッパンホールでのリサイタルですが、つい、引き込まれてしまう演奏です。

コレもエアチェックしてアーカイブの仲間入りですね。

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2020/01/19

ニ長調の絆

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毎年1月のPAC定期は、阪神淡路大震災からの復興事業としてこのホールとオケが創設された経緯もあって特別なプログラムが組まれてきた。
今年は震災から25周年そしてベートーベン生誕250周年ということで、メインはフォーレのレクイエム、口開けはベートーベンのバイオリンコンチェルトを作曲者自身の編曲によるピアノコンチェルトが演奏された。
いずれもニ長調で書かれており、苦難に打ち勝ち明るい未来の希望を予感させる曲想であるのが、共通しているのだろう。

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ゲストは、ピアノ独奏が菊池洋子、ソプラノが幸田浩子、バリトンがキュウ・ウォン・ハン、そしてゲスト・コンサートマスターがバイエルン放送交響楽団主席コンサートマスターのアントン・バラコフスキーという豪華布陣で臨まれた。

ソリストの皆さんは何度かPAC定期等に登場しているが、バラコフスキーさんがPACオケのゲストとして招かれたのは初めてではないだろうか?
この若いオーケストラメンバー達は、毎回招かれたゲストトッププレーヤー達の指導を受けて連続3回の公演に臨み、3回共に安定した演奏技量を示すというプロ演奏家としての訓練を受けながら成長していくのだが、今回のように世界のトップオーケストラで現役の主席コンサートマスターを務めているような大物が招聘に応じて指導にあたってくれるのはとても良い刺激になるのだろう。

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ベートーベンのバイオリンコンチェルト、ピアノコンチェルト版はベートーベン自身の編曲によるものだが、FM放送で聴いたことはあったが実演を聞くのは今回が初めてであった。

普段バイオリンコンチェルトとして聞き慣れた楽曲なので曲の進行は頭に入っているが、独奏楽器がバイオリンからピアノに置き換わるのに合わせた歯切れの良いオケの演奏も相まって、とても清々しく元気を貰える演奏であった。
コンサートマスターの力によるものか、弦楽器群の音の厚み、アインザッツの統一感が素晴らしく良く、バイオリンソロならそう気にならないピアノソロとのリズムの同調も良く、聴き手も安心して音楽に浸ることができた。

この曲の聞きどころは多く在るが、何と言っても1楽章最後のベートーベン自身の作曲になるカデンツァであろう。とても緻密に組み立てられた技巧的かつ雄大な世界観と、ティンパニとピアノが掛け合う斬新な試み等聞きどころ満載のカデンツァであった。

ピアニスト菊池さんのアンコール曲はリストの愛の夢。
静かで心に染み込むような秀演であった。

メインで演奏されたフォーレのレクイエムは7曲からなる第3版。
終始穏やかで気品に溢れた曲が並び、ソリストの幸田さん、バリトンのキュウさんの声質とオケやコーラスとの調和も素晴らしかった。

演奏が終わっても黙祷の様に長い静寂が続き、そして万雷の拍手。
震災に想いを馳せる特別な演奏会に会場全体が包まれた心に残る演奏会であった。

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2019/12/28

自宅用NASのHDD容量アップ作業

今年もあと僅かになり、拙宅のオーディオ関係というかデジタルアーカイブ体制の強化を行い、安心して2020年を迎えることにした。

自宅に設置しているQNAP製のHDD2ベイ型のNASは、日々増加するデジカメや音楽データなどのバックアップに活躍している。

設置当初は3TBだったが、HDD価格の低下と大容量化に対応して4TBに換装していた。

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そして今回6TBのHDD価格が低下したのを機にNASの容量アップを実行することにした。

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QNAPの構造は、最新型ではHDDベイが引き出せるタイプになっているが、拙宅のタイプはHDD2枚を内部に固定する旧式であゆか、作業は意外と簡単である。

先ず、NASの電源を落としてLANケーブルと電源けーを取り外す。

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次にケース固定ネジを外してケースを取り外すと、2層に取り付けたHDDが見える。

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今付いている4TBHDDの内1枚だけを取り外して6TB HDDに換装、今回は次の作業を考えて下側のHDDを換装する。

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HDDを固定しているネジを外して下側のHDDを取り付けますか、作業自体は簡単で慎重にやっても数分で終わり。

 

NASのHDDバックアップ方法はRAID1を使用して常にミラーリングされているので、片方のHDDがクラッシュしてもデータは守られており、新しいHDDに交換すれば、フォーマットからバックアップまでを自動で復旧作業行してくれる。

 

今回先ず1枚めのHDDを4TBから6のにTBのに換装したので、復旧作業が終わればもう1枚のHDDを換装すれば2枚ともに6TBのHDDに容量アップが完了。

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取り外した4TBのHDDは再度フォーマットし直して再利用することに。

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2019/12/03

港町横浜から西宮北口へ「ジャン=ギアン・ケラス&アレクサンドル・タロー デュオ・リサイタル in PAC小ホール」を聴く

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11月30日の夜、横浜山下公園を間近に望むル・サロンで開催された「第4回 German Physiks 友の会」を堪能して、隣接するホテルモントレ横浜に投宿。

何時もなら、ライブを聴いて高揚した気持ちのまま、ホテルのバーでクールダウンするのですが、今回は翌日のコンサートに備えるべく、大人しく?シャワーで火照った身体をクールダウンさせて就寝したのです。

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翌朝は、ホテル自慢の最上階で食べるシェフが目の前で作るオムレツをいただくバイキングの朝食を堪能したら、山下公園前バス停から羽田空港に向かいました。

羽田空港から昼前の伊丹空港に降り立ち、モノレールと電車を乗り継いで西宮北口駅前にある兵庫県立芸術文化センターの小ホールに向かいます。

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予約していた席は、ステージ正面の前から2列目。

昨夜のライブで座った席

今日のコンサートは、フランス人のチェリスト、ジャン=ギアン・ケラスと、ピアニスト、アレクサンドル・タローのリサイタルです。

曲目は、前半が、ドビュッシー:チェロとピアノのためのソナタに始まり、ブラームス:チェロとピアノのためのソナタ第2番。

休憩を挟んだ後半は小品が続き、ショパン(ポッパー編):夜想曲op.9-2、フォーレ:「夢のあとに」「蝶々」、ポッパー:セレナードop.54-2、マズルカ ト短調op.11-3、ハイドン(ピアティゴルスキー編):デェヴェルティメント ニ長調Hob.XI-113より 第3楽章、クライスラー:「愛の悲しみ」「愛の喜び」迄を連続演奏され、最後のピースにケラス&タローのオリジナル編曲になるブラームス:ハンガリー舞曲 第1番、第4番、第11番、第2番、第14番、第5番が演奏されました。

ジャン=ギアン・ケラスが弾くチェロの音色は、甘さもあるがそれだけではない滋味深いと言うのでしょう。

ピアニストのアレクサンドル・タローとはほぼ同世代です。

最近は一緒に演奏する機会が多くなっているので、互いに信頼し合っているのがよくわかります。

鳴り止まぬ拍手と歓声に応えたアンコールは、プーランク:愛の小径、続いてシチェドリン:アルベニス風に、最後にもう1曲ヴェチェイ:悲しきワルツと、大サービスでした。

11月30日から12月1日の2日間に渡るイベント続きで少々疲れましたが、とても充実した2日間でした。

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2019/12/02

German Physiks 友の会 In YOKOHAMA そして

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令和初年度の11月30日の午後は、港町横浜を象徴する山下公園を間近に望むル・サロンで開催された、第4回 German Physiks 友の会の集まりに2年ぶりに参加しました。 

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集まった方達の半数以上はGerman Physiks のDDDユニットを搭載したスピーカーのオーナー達です。
中には筋金入りのJBLやタンノイのオーナーも参加されていますが、単なるオーディオマニアに止まらない音楽愛好家であることでしようか。

関東周辺からの参加者が多いのは勿論ですが、長野や京都、大阪、そしてロンドンからと遠方より集まっています。

この会のキーパーソンはGRFさん、そして会場となるル・サロンのオーナーである横浜のMさんご夫妻です。

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毎回趣向を凝らして開催されたこの催しの今回の目玉は、DSDファイル化されたオープンリールのテープ音源、同じくDSDファイル化されたLPレコード音源、更にDCC(デジタルコンパクトカセット)からDSDファイル化された音源を、横浜のMさん所有のTroubadour80 + TW3で聴く第1部、そしてジャズシンガー グレース・マーヤさんのピアノ弾き語りプライベートライブの演奏を聞く第3部の間に、会場設営の間にイタリアンレストランで食事と懇親を深める第2部を挟んだ、大変盛り沢山の内容です。

勿論第1部と第3部では、ワインサロンならではのシャンパンでの乾杯とボルドー、ブルゴーニュ、ウイスキー各種が取り揃えられた社交場としての品格を持っています。

第1部はGRFさんの進行で進みました。

音源はMac Book Proに保存され、ハイレゾプレーヤーソフトのRoonが使われており、USBデジタル出力がプリアンプ兼DACのMolaMola Makuaでアナログ変換され、2台のSD05でTroubadour80とTW3を其々駆動しています。

SD05が2台なのは基本フルレンジを受け持つTroubadour80と最低域を受け持つPSDのTW3との音圧の微妙なバランスを取り易くする為だとのことです。

同様のシステムはGRFさんのオーディオルームでも聴かせていただいたこともありますが、ここル・サロンの広大な空間の中でも雄大なサウンドステージを再現していました。

GRFさんによく聴かせていただいているテープ音源のカラヤンBPOの初期録音の第九や16歳当時のキーシンのチャイコフスキーコンチェルトなどなど、初めて聞かれた方には、半世紀も前の録音から最低域から高音域まで朗々と鳴るような音楽が聴こえるのに驚き感心されたことでしょう。

オーディオを突き詰めた一つの到達点を堪能した第1部が終わり、イタリアンレストランに移動しての懇親会では旧交を温めるたのしいひとときを過ごして、再びル・サロンに戻ると、スピーカーは片づけられてその場にはニューヨーク・スタィンウエイのグランドピアノとPA装置がセットされ、照明もライブハウスっぽく調光されています。

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第3部はグレース・マーヤさんがピアノを弾きながら歌うプライベートライブです。

彼女は元々クラシックピアニストを目指してドイツに留学していたそうで、偶々帰国していた時にアルバイト感覚でジャズボーカルの仕事を始めた、という話でした。

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道理でピアノが上手いこと!勿論歌も上手かったですが、何より曲間に聴衆との会話を楽しみながらの、親近感のあるとても素晴らしいライブでした。

 

来年以降はこの回も新たな展開をするとのことですが、単なるオーディオマニアの集まりでない、音楽を愛するこのような回が開かれるのを楽しみにしていきます。

準備から当日の運営まで、中心になって動かれたGRFさん、横浜のMさんご夫妻、そして大山さん、ありがとうございました。

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