Marionette(マリオネット)
Marionette (マリオネット)をご存知だろうか?
ポルトガルギター奏者の湯淺隆(ゆあさたかし)氏とマンドリン奏者の吉田剛士(よしだつよし)氏という、 ユニークな楽器奏者のデユオである。
詳しくは彼らの公式Webサイトを見て欲しいのだが、 湯浅氏は単身ポルトガルに渡って、この独特な12弦ギターを学び、 また吉田氏はドイツの音楽大学に留学してクラシックマンドリンやマンドリュートを学んだという。
デビューは1990年であるが、デビューアルバムは1995年2月発売のこの「ぽるとがる幻想」。 当時3万枚をセールスして一躍脚光を浴びたのだった。
小生がなぜこのデュオを知ったのかだが、偶然なことに彼らは小生の現在の住まいがある北大阪の生まれ。
また、デビュー間もない1995年11月28日に、「スペース草」というギャラリーで開かれたコンサートで、 演奏を聴いた我が家の奥さんが、感激してサイン入りのCDを購入してきたのだった。
ギターといえばスペインが本場というイメージがあるが、 ポルトガルギターという日本では余り馴染みのないギターの演奏家としては日本人としてはおそらく初めてで、 独特な形状と奏法からは聴く人の心をぐっと掴むものがあり、ポルトガルの演歌ともいえる「ファド」の旋律を取り入れたオリジナル曲の数々は、 小生のお気に入りである。
デビュー当時はオーマガトキというレコードショップチェーンの新星堂が設立した独立系のレーベルから、 ポルトガルで録音した「ルジタニア憧憬」 など意欲的にアルバムをリリースしていたが、その後DENONに移籍して、「Nostalgia(ノスタルジア) 」を発売するなど活躍を続けている。
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