« 今日の一枚(バッハ、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ) | トップページ | UBYTEスピーカーケーブルを自作する »

2006/04/16

ムラードCV4004真空管

Mullardm8137cv4004出水電気で購入したFASTのセパレートアンプ、C10ⅡとM300Ⅱ。
プリアンプC10Ⅱには12AX7規格のゼネラルエレクトリック製5751真空管が使用されている。
この真空管は現在でも数多く出回っている真空管で入手も容易であり、音質も比較的ニュートラルでスピード感がある。
真空管を交換することで音質の変化をもたらすが、これが真空管アンプのオーディオとしての魅力の一つでファンが多いのも頷ける。

色々調べた結果、行き着いたのがこのイギリスのムラードが生産したCV4004という軍用の高信頼管。
最近はこのような戦中戦後の真空管全盛期に生産されたものは希少となり価格も高騰しているということで、先ずはこれを入手して置くことを決断した次第。

ネットで調べた結果、国内の業者から入手した真空管。
ご覧のようにMade in Great Britainと誇らしげに印刷されている。
音質の評価については、同じMullard‐ECC83を聴いた限りでは高域に艶があり、とても魅力あるものだったので、巷の評価ではその上を行くこのMullard‐CV4004には大いに期待しているところだ。

使用結果については、後日詳しく評価したい。

追記
小生のCV4004にはM8137という表記もあり、これは選別管の印だとのこと。

|

« 今日の一枚(バッハ、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ) | トップページ | UBYTEスピーカーケーブルを自作する »

コメント

12ax7もしくはecc83はプリの初段で使っているので昔はマラードが1800円ぐらいでした。二段以降も松下製から変更して使ってましたが
この間秋葉原にいったら2万円とかでびっくり。
そっくり取り替えてていたので古いのを選別して再利用することに。で、判ったことはブラックバーンの製品はかなり品質保証部ががんばっていたように思われます。手持ちのバルブは問題ないようです。中国製とかどうなんでしょうかね!

投稿: Kenny | 2014/11/28 00:53

ムラードのECC-83も1600円ぐらいでしたが、今では1万円でもブラックバーンのものは手に入りません。手持ちのb339を調べたらこれがBロット。逆さ印字されていたので判らなかったのですがGECにOemされたようです。試しに
昨日プリアンプに4本入れてみました。わりと元気のいい音で松下の12ax7とは明らかに異なります。昔のムラードはこんな感じだったかな?と思った次第。RロットのCV4004も良いですが手に入りにくいです。もしb339見つけたら買いです。

投稿: kunio kondoh | 2013/06/20 18:20

とおりすがりさん。
ようこそいらっしゃいました。
厳密に言えば、コメントされたとおり同一規格ではないかも知れませんが、「互換性」があると理解しています。
規格の違いによるものなのか、メーカーの違いによるものなのかは兎も角、特性の違いが音質、音色に違いをもたらしていて、それをオーディオの楽しみの一つと捉えています。

投稿: 椀方 | 2006/09/26 22:33

5751は12AX7と同一規格では有りません。
5751
ヒーター6.3/12.6V 0.35/0.175A
増幅率ミユー 70

12AX7
ヒーター6.3/12.6V 0.30/0.15A
増幅率ミユー 100

で差し替えた場合
ヒーターの点火方式で影響を受ける
ミユーの違いでイコライザの特性が変わる

この辺りのチェックはお済でしょうか?。

投稿: とおりすがり | 2006/09/26 08:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ムラードCV4004真空管:

« 今日の一枚(バッハ、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ) | トップページ | UBYTEスピーカーケーブルを自作する »