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2008/06/29

今日の一枚(ユンディ・リ / ショパン スケルツォ第1~4番、即興曲第1~3番、ポロネーズ第3番)

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ショパン/スケルツォ、即興曲、ユンディ・リ(李雲迪 Yundi Li):ピアノユニバーサルミュージッククラシック

2000年ポーランドの首都ワルシャワ音楽院で開催された第14回ショパンコンクールで、あのブーニン以来15年ぶりの1位優勝で話題をさらったユンディ・リ(李雲迪:Yundi Li)は、1982年に中国重慶生まれの若手ピアニストだ。
早くからその才能を認められ、プロを目指して英才教育を受け、コンクールには中国文化省からの派遣で挑戦という略歴をみると、何だか技巧に長けてはいるが魅力に欠けるピアニストと思えるが、その先入観は見事に良い方に裏切られる。
その演奏スタイルは、エネルギッシュでピアノに対して果敢に立ち向かい、音色は太陽の日差しのもとで輝く水の流れのように透明で光輝いている。

このCDは、小生の自宅にほど近い北摂地域にお住まいのH川氏が小生宅に遊びに来た時に、聴かせていただいた一枚の中にあったが、スケルツォ第2番の出だしを聴いた瞬間に虜になってしまった。
偶々、翌日にNHK-BSハイビジョンで、2000年ショパンコンクールでのユンディ・リを中心としたドキュメンタリーと、小澤征爾の指揮でベルリンフィルと演奏したプロコフィエフのピアノ協奏曲 第2番リハーサル風景を観て、益々気になる存在となったユンディ・リの演奏は、これからも眼が離せない。

1. フレデリック・ショパン:スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20
2. スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
3. スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39
4. スケルツォ 第4番 ホ長調 作品54
5. 即興曲 第1番 変イ長調 作品29
6. 即興曲 第2番 嬰ヘ長調 作品36
7. 即興曲 第3番 変ト長調 作品51
8. ポロネーズ 第3番 イ長調 作品40の1「軍隊」
9. 3つのエコセーズ 作品72の3


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2008/06/08

AET HCR LINE Type A / Monitor PC-807 RCAケーブル

AET HCR LINE Type A / Monitor PC-807 RCAケーブル

これはネットで落札したAETのRCAケーブル1mペア。

出品者の説明によると、AET社から発売されているHCRシールドケーブルを使い、 RCAプラグにはドイツのMonitor社製PC-807を採用、ケーブル自体はSF(スミフロン)チューブで被覆してあるとのこと。

PC-807プラグは非磁性体24Kメッキ加工、グランド側の接点は6分割、ホット側は2分割、絶縁体にテフロンを使用したもので、 信頼性も高そうである。

AET社のケーブル類は日本製として評価も高く、プロの録音スタジオやギターのシールドケーブルなどで有名で、 情報量と解像度の高さには定評がある。

AET社が製作販売しているRCAケーブルの完成品は大変高価なものだが、今回落札したものは、 ケーブルを業者が加工して販売しているもので、落札したのは1万円を若干切る価格であった。

AETのRCAケーブルを接続する箇所だが、現在のシステム構成から考えると、 アキュフェーズのCD-55をトランスポートとして使用しているから、DACのLITE-AUDIO社DAC-AM (オペアンプをOPA627BPに換装、コンデンサーや半導体もアップグレード)からプリアンプ(FASTのC10、 200ボルト出川式電源に換装)間か、プリとパワーアンプ(FASTのM300、同じく200ボルト出川式電源に換装) 間の2箇所のどちらかである。

LUXケーブルの音質の特徴は、解像度は申し分ないし、独特のウエットさと温もりで血の通った音楽を聴かせてくれるし、 GOTHAMはあくまでニュートラルで飾り気のないスッピンの美しさを感じさせてくれるものである。

単純に考えると、川上に近い方がより影響が大きいのでそちらに使って見たくなるが、変化が大きすぎるきらいもあるので、 現行使用中のLUXとGOTHAM(GAC-2)の中でも10数年来使用してきたLUXのケーブルに引退していただく前提で、 プリ~パワー間のLUXを外し、AETを繋いで試聴を開始した。

アンプを200ボルト仕様にしてからは、以前にも増してシステムの解像度が上がり、音圧とダイナミックレンジも拡大してきたが、 その反面、音域ごとの出力バランスがやや低域に膨らむピラミッド型が進み、ボリュームをもう少し上げるためには、低域をもう少し軽く、 スピードあるものにしたい気持ちがあったが、確かに低域は軽くなったが、今度は余りにもそっけなく味わいの薄い音になってしまった。

それではと、DAC~プリ間のGOTHAMをプリ~パワー間に持って行き、AETをDAC~プリ間に繋ぎ変えてみたところ、 時情報量と解像度が上がり、余韻も膨み暖かみも出てきて良い感じになった。

ピアノの打鍵への反応も、声楽の暖かみも兼ね備えたように聴こえるようになって、ひとまず導入は成功と言えるかもしれない。

念のためLUXのケーブルをそれぞれの箇所に差し換えてみたが、AETを川上にGOTHAMを川下にという構成が、 今のシステムには一番フィットしているかもしれないと思えたので、当面はこの構成で細かな調整を煮詰めていこうと考えている。

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