出川式電源搭載完了(その二)YAMAHA CDR-HD1500 A&R Labバージョン
3月初めに依頼していた出川式電源の搭載が完了して、YAMAHA CDR-HD1500が我が家にやってきた。フロントパネル左、YAMAHAのロゴの下にA&R Labのシールが貼ってあることが、出川式電源搭載機器と識別できる唯一のものである。早速先日購入しておいた400GBのSeagate/Barracuda_7200.8/ST3400832A(400GB)を取り付けしてセットアップする。CDR-HD1500のハードディスクに記録できるアルバムは、カタログ理論値では999枚のアルバムを管理することができるとなっている。しかも1アルバム内のトラック数も999トラックまで管理できるので、2枚組みCDアルバムでも1枚のアルバムとして連続して管理することもできるので便利だ。
早速YAMAHA CDR-HD1500を今まで使っていたAccuphaseのDP-55の電源ケーブル、デジタルケーブルはそのままにしてラックに収める。
大きさはほとんど変わらぬフルコンポーネント規格だし、パネルの色もシャンパンゴールドで他の機器との収まりも良い。
電源を入れると、先ずはHDDのフォーマットを要求される。これはパソコンとオーディオ機器の中間とも思える、この機器の大きな特徴でもある。
HDDのフォ-マットも無事に終了したので、先ずは何を聴こうかというより何からHDDに録音していこうかと考え、手持ちのCDアルバムを全てHDDに録音することを前提に、CD収納場所の端から順に取り込み作業を開始する。
CDの読み取りはディスクの精度にもよるが8倍速程度まででは取り込んでくれるので、60分ものでも7~8分で終了する。
読み込む際にアルバム番号が001から順に付いていくので、その番号をCDジャケットにシールで貼り付け、CDジャケットやトラック情報をA4サイズ用紙に印刷してバインダーに挟みライブラリーを作成する。
バインダーは大まかにクラシック、JAZZ、ポピュラーのそれぞれABC順に整理することにしたので、全てのCDをHDDに記録し終われば、後はこのライブラリーをめくりながらリモコンで操作するだけで、好きな曲を聴くことができる環境が整うことになる。
このYAMAHA CDR-HD1500の特徴は、HDDへの記録がリニアPCMつまり、全くCDに記録されている情報をそのまま記録、再生できることであり、これが他の圧縮音源を再生する機器とは違う大きな特徴となっている。
PCオーディオの多くは圧縮技術を使っているし、デジタルテレビ番組はハイヴィジョン音楽番組と言えども圧縮された音楽信号になっていて、何をいまさら圧縮だ、非圧縮だと拘るのかという議論もあるが、小生がオーディオの電源に拘り専用電源回路を引き、アンプを200ボルト化し、出川式電源を音源の川上から川下のアンプまで全ての機器に搭載したのかも、この音楽信号の歪や欠落を極力排除した状態でスピーカー駆動まで持っていきたかったからに他ならない。
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