リフォーム業者との打ち合わせ
この週末は大阪の自宅でリフォーム業者3社からの見積もり提案を受けました。
3社それぞれに特徴のある見積もり提案から、色々と学んだことを書いてみます。
フローリングはガス温水床暖房とするプランを希望してましたが、ガス給湯器を床暖房対応のに取替えするだけでなく、床暖房パネルに専用の温水を循環させるための配管をどこから部屋の中に通すのかが、大きな課題でした。
木造建築の戸建の場合はドリルで穴を開けるそうですが、マンションの場合外壁はベランダ側とはいえ共用部なので、まず許可は出ません。小生宅はたまたま床近くの壁に換気ダクトがあったので、そこに配管を通すことで工事可能となりました。
フローリング床材は、見た目の質感もそうですがオーディオ的にも振動や音の反射に大きく作用しますので天然木を希望していたのですが、マンション階下への遮音レベルL45等級を満たす施工方法しか認められません。
そのため表面は天然木フローリングと同じですが、コンクリートスラブにコンパネを敷き詰め、温水パネルを設置した上にマンション用床暖房対応の合板天然木突板仕様を選択することになりました。
ガス温水床暖房については、大阪方面で言えば大阪ガスの施工基準を外れた工事はありえないので、指定業者であれば研修も同じものを受けているようなので、出来上がりにそう差が発生することはなく、見積もりの価格差しかない状態でした。
さて、壁の珪藻土左官塗りの内容は、各社の抱えている業者の技量や施工経験の差が見積もり提案に大きく現れたところでした。
壁紙を剥がさずそのまま下地処理、珪藻土左官塗りを提案したところ、壁紙を剥がしてから下地処理、珪藻土塗りを提案したところ、そして壁紙を剥がしたところに下地石膏ボードを重ね貼りし、下地処理、珪藻土塗りと手間をかけるところ。
手間は順々にかかるのですが、見積もり価格は手間のかかる順番でないところが面白い。
よくよくたずねると、珪藻土にもランクがあって材料価格も差があるとのこと。
う~む、次回会うときはこの珪藻土のランクを見分けられるサンプルを提示してもらわねば。
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