立教大学交響楽団 第100回定期演奏会
六本木にあるアークヒルズの中にあるカラヤン広場のプレート
すっかり秋の気配を見せているアークヒルズの坂を下りるとそこにはサントリーホールがあります。
11月8日は、サントリーホールで開催された立教大学交響楽団の第100回定期演奏会に行ってきました。
2009年の今年は立教学院創立135周年、そして立教大学交響楽団の創部90周年ということで、今回の演奏会にかける力は並々ならないものが感じられます。
指揮者に京都市交響楽団常任指揮者に就任している広上淳一氏を迎え、曲目はベルリーズ作曲の序曲「謝肉祭」、2曲目はバイオリン独奏にチャールズ・ウェザビーを迎えてコルンゴルト作曲のバイオリン協奏曲、そしてメインがベルリオーズ作曲の幻想交響曲という充実したブログラム。
流石に伝統を誇る立教大学交響楽団の演奏は、弾ける若さが煌びやかな光を放つ素晴しい演奏を繰り広げてくれました。
小生が座ったのはS席の8列目の22番という、1階席真ん中で幻想交響曲という大曲ではちょっと前過ぎるかと思いましたが、指揮者の息使いやバイオリン独奏者の弦から立ち昇る松脂の粉が見える程近いにもかかわらず、オケの音が飽和することもなく弦楽器の響きも良く聴こえる最高の席でした。
欲を言えば、後列の木管楽器群の姿がほとんど見えなかったのが残念なことだけ。
小柄な指揮者が指揮台上で飛び跳ねる度にオケが反応して躍動する様は、見応え聴き応え十分のもので、OBでなくとも大満足の演奏会でした。
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