第61回正倉院展に行ってきた
10月最後の土曜日。
毎年恒例にしている奈良国立博物館で開催されている第61回正倉院展を見学に行ってきました。
今年は天皇ご即位20周年を記念して、いつもに増して数多くの見どころが展示されていて、見応えがありました。
毎回見学して感じるのは、1200年以上も前に製作された品々が、今目の前にあるという不思議。
この品々を見ると、明治以降に修復、複製されたものは言うに及ばず、江戸時代に製作された品々でさえ新しく軽薄なものに見えてしまいます。
時間を経てこそ現れる美しさというものの存在を強く意識します。
教科書で習ったりテレビや雑誌で見たりしても、本物の持つ魅力には敵いませんね。
小生は朝早く起床して奈良に向かったので、9時の開館直後からたっぷり観賞することができましたが、館の外へ出ると長蛇の列ができていました。
やはり正倉院展の魅力に取り付かれると、毎回観賞しようという気持ちになるのでしょうね。
因みに、この奈良国立博物館の設計は、小生の敬愛する建築家、吉村順三氏の設計によるものです。

日本は木と土の文化で古い建物はほとんど残っていませんが、ここ奈良では東大寺を中心とした仏教寺院が、時の権力の庇護を受け続けていたこともあり、平安遷都以前の飛鳥、天平時代の遺物が数多く残っています。

お昼も近づいてきたので猿沢の池の畔を歩いて食事を予約しているお店へ向かいました。
興福寺の五重塔が池に写って絵葉書のようです。
猿沢の池から、なら町界隈にある奈良の伝統野菜を使った料理を食べさせてくれる粟ならまち店というお店に入りました。
お昼の2900円コースを頼んだのですが、数々の野菜を使った料理がコース仕立てでお盆に載せて出てきます。
あまりに美しくしかも美味しかったので、写真に撮ってみました。




| 固定リンク


コメント
naskorさん、もうかれこれ10年以上は正倉院展に通い続けているでしょうか。
それでも毎回何かの発見や感動があって、来年も行こう!と思うのでした。
興福寺の阿修羅さんは、拝見する価値があります。
その魅力にとりつかれるかもしれません。
下世話な話ですが、今年東京上野の国立博物館に出張されたとき、出張料が5億円だったとか(^^ゞ
その後福岡の博物館にも出張されたので、今年は興福寺の伽藍再興のため10億円を稼がれたそうです。
投稿: 椀方 | 2009/11/04 22:54
椀方さんこんばんわ
正倉院展ですか、そちらも気になっておりました。
うちのかみさんは阿修羅像が気になるらしく
しきりに言ってきます。
行かなきゃいけないかも知れませんね。
それより、結構なお値段のお昼ごはんと思いましたが
写真を見るとすごく豪勢ですね。
でも、私には無理っぽいですが・・・。
投稿: naskor | 2009/11/03 22:11