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2010/07/31

アプリコシンフォニーオーケストラ第18回定期演奏会

29100731aprico1_27月最後の土曜日午後、蒲田駅近くにある大田区民ホール「アプリコ」
29100731aprico2今日は今年26回目のコンサートとなるアプリコシンフォニーオーケストラの第18回定期演奏会。
本来、今週末は大阪に帰っている予定だったのだが仕事の関係で帰れなかったので、その代わりこのコンサートに行くことができた。
29100731aprico3全席指定で前売りは800円、当日でも1000円と格安のコンサートなので座席は9割ほど売れておりほぼ完売状態だったが、幸いにも中方左よりのまあまあの席を確保することが出来た。
29100731aprico4Webサイトによると、このアプリコシンフォニーオーケストラは、1999年と2000年の2度、ここアプリコで開催された「大学オーケストラフェスティバル」に参加したメンバーによって2001年2月に結成されたオーケストラだとのこと。
つまり市民オケというより学生OB&OGオケに近い演奏団体で、当時学生だったメンバーも今は30歳を過ぎた働き盛りになっているのですね。
29100731aprico5指揮者は松本モーツァルトオーケストラの指揮者を務めている横島勝人氏。
曲目は、チャイコフスキー:スラヴ行進曲、ヒンデミット:ウエーバーの主題による交響的変容、ブラームス:交響曲第4番。
今まで数多くのアマチュアオケを振る指揮者を見てきた経験からいうと、プロオケを振るのとは違って冒頭の出音や難しいパッセージの入りなどでは、非常に判りやすく指揮棒を振る人が多いが、横島勝人氏の指揮は決してわかりやすいものではないが、オケを取って喰わんばかりに長身の身をのりだす力強い指揮で、オケを完全に統率していた。
冒頭のスラヴ行進曲では土着的な響きを重視し、管楽器の聴かせどころを強調した強弱のメリハリが印象的で、小奇麗にきかせないところがスラヴへのこだわりだろうか。
2曲目のヒンデミットはJAZZ的要素もあってアマチュア演奏家にとっては難曲の部類だと思うが、練習の成果もあってスゥイングするところではしっかりJAZZらしく聴かせてくれた。
もっと素晴しかったのは、最後のブラ4。
全楽章にわたってややゆったりしたテンポで進行し、3連譜やシンコペイションのリズムがしっかり刻まれ、重層的な深みのある響きがよく表現され、管楽器のハーモニーもよく研究された跡が伺える。
低音部がしっかり構成された上に特徴的な高音域のハーモニーが破綻することなく重なり合う音の洪水に身を任せていくうちに、深い感動が沸き起こってきた。
29100731aprico6次回演奏会もまた聴きたい、そう思わせる素晴しい演奏会だった。

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2010/07/25

フェスタサマーミューザ・東京交響楽団オープニングコンサート

20100725muza1毎日猛暑が続く夏休み。
ミューザ川崎シンフォニーホールで首都圏で活躍する9つのオーケストラが演奏会を開く、毎年恒例のフェスタサマーミューザ2010が今日からお盆までの期間中開幕する。
20100725muza2今日は、今年25回目のコンサート。
オーディオ&音楽仲間のH氏に誘われて、初日の東京交響楽団オープニングコンサートに出かけた。東京交響楽団は、ここミューザ川崎シンフォニーホールをフランチャイズにしている。
演奏会は16時開演だが、初日ということもあり、12時に金管&打楽器奏者によるオープニングファンファーレが演奏された。
20100725muza312時30分からは、本番のチケットを持っている方に限定した公開リハーサルがあり、全席自由で聴けるというので、H氏と色んな座席で音を聞き比べた。
先ずは一番後ろの4階席で。
ここから見下ろすステージはこんな感じ。
20100725muza4次にステージ左上の3階席で。
ここから見下ろすステージはこんな感じ。
20100725muza5次に下へ降りて2階席中ほどで。
リハーサルは、先ずメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」全曲を通して進められた。
語りの女性が、まるでピーターパンのような服装で森の妖精を演じながら進行していく。
誰だかわからなかったが、後からプログラムを見たら、女優の檀ふみさんだった。
20100725muza6_2色んな席で音を聴いてみて判ったことだが、ミューザでは最上階の席でも、オケの音がはっきり聞え、決して臨場感を失うことはない。
20100725muza7指揮のユベール・スダーン氏が選曲したというコンサートプログラムは、先ずシューベルト作曲:交響曲第7番ロ短調「未完成」、休憩をはさんでメンデルスゾーン作曲:「真夏の夜の夢」全曲。

1階C3列という1stヴァイオリン横のステージ脇の席で聞いたのだが、流石に訓練を積んだプロオケだけあってバイオリン奏者の音が完全に同期していて、バイオリンパートが一つの楽器のように響いていた。
しかし、このオケの一番はなんといっても管楽器奏者の技量。
今回もホルンパートトップが拍手喝さいを浴びていた。

S席3000円、A席2000円という、プロオーケストラの演奏会では格安な料金で楽しめるフェスタサマーミューザだけあって、チケットは完売となり、本番では満員の聴衆がオーケストラ演奏を楽しんだ。

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2010/07/22

失ってはじめて知る

タイトルの通りに失ったと決まった訳ではないが、右耳の突発性難聴に悩まされてから、既に1ヶ月以上が経過した。
最初は風邪が長引いたせいで鼻と耳を繋ぐ管が詰まったせいだと思っていたが、ことはそう簡単なことではなかったようだ。

低音が聞えなくなる症状から、内耳もしくは三半規管のリンパの浮腫みから症状が出ていると診断され、末梢神経障害を改善する「メチコバール0.5mg」、脳の血液の流れを良くする「アデホスコーワ10%」、めまいやメニエール病に効く「イソバイド70%」を処方され、更にステロイド剤の点滴を受け続けたが症状は改善せず、最近は突然の激しい耳鳴りで全く聞き取れないほど酷くなる時間帯もある。

幸いといってはなんだが、時間帯によっては改善に向かっているかのように感じさせる時もあり、そんな時には音楽を聴く気力も湧いてくる。

健康な聴力を失って初めてわかる健康の大切さ。
例えどんな病気であれ、症状が快方に向かうのも悪化するのも、患者の前向きな生きる気力が大切だといわれるが、まさしくその通りだとつくずく思う。

オーディオを趣味とし音楽を楽しむ人生にとって耳に障害があるのは、まさしく一番失いたくない部分に障害があるということ。

それでも、いつかは治る、必ずや快方に向かうと信じ、希望を失わずに治療を継続し、時には音楽を楽しむ心の余裕を持ちたいものだ。

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2010/07/11

N響第60回オーチャード定期

20100711ricoh1昨日に続き日曜日もコンサートに行こうと考えていたが、2つ候補があった。
一つしかないなら話は早いが、興味があるコンサートが重なるとどうしようか悩むことになる。
一つは横浜みなとみらいホールで開催されるアマチュアオケ、リコーフィルハーモニーオーケストラの第48回定期演奏会。
曲目は、ドヴォルザーク作曲:序曲「謝肉祭」、バルトーク作曲:「ハンガリーの風景」、ブラームス作曲:交響曲第4番ホ短調というもの。
20100711nhk1そして、もう一つの候補が、日本のプロオケでもトップクラスのNHK交響楽団Bunkamuraオーチャードホールで開く、第60回オーチャード定期。
こちらは韓国の若手指揮者であるイ・ヨンチルと、同じく韓国の若手バイオリニスト、シン・ヒョンスによるチャイコフスキー:バイオリン協奏曲ニ長調と交響曲第5番ホ短調というオール・チャイコ・プログラム。

チケットセンターに問い合わせをすると、座席はほとんど売り切れだが、残り僅かなS席が完売すれば立ち見席を1500円で発売するというので、出かけてみた。

14時半からの当日券売り場には長い列が出来ていて、休日昼のコンサートなので映画でも観る感覚でコンサートに出かけてみたら、思いかけず満席で慌てている人が多いのに気付く。
案の定S席が売り切れて立ち見席だが格安のチケットでN響の演奏を聴くことができた。

イ・ヨンチルは一見すると日本人に見えるほどだが、その指揮ぶりは若々しくエネルギッシュで、まるでワールドカップのサッカー韓国代表のように疲れを知らないようだ。
バイオリニストのシン・ヒョンスはまるで韓流スターのように清楚な立ち姿で現われたが、2008年のロン・ティボー国際音楽コンクールで優勝した次代を担う若手の逸材の評判通り、チャイコのヴァイオリンコンチェルトを難なく弾きこなす。
小生は1階最後列での立ち見だったので、2000人余を収容するシューボックス形式のオーチャードホールでは、流石にバイオリンソロの響きは間接音中心の聴こえ方になる。

休憩をはさんだチャイ5では、流石に名手ぞろいのN響らしく、指揮者が意図したとおりに指示を出せばオケがそれに反応してグイグイとドライブするかのように加減速を繰り返し、重厚かつ華やかな音楽を聞かせてくれた。

耳の調子が今ひとつで爆音は避けたいのだが、立ち見席はいつも聴くベストポジションに比べるとステージからかなり離れているので、音量はオーディオ的にはワンステップ下げた感じで耳障りなほどではなかったが、それでも生で聴くチャイ5の終楽章はいつ聴いても体が熱くなる。
熱演を終えた指揮者に対する熱烈な拍手に応えて、アンコール曲としてチャイコフスキーの弦楽セレナード ハ長調 Op.48から第2楽章が演奏された。

コンサート会場を後にして渋谷の歩道に出たら、梅雨の雨が降り出していた。

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2010/07/10

フィルハーモニア・ブルレスケ第7回定期演奏会

20100710tiara1今年の梅雨は降り出すと強烈なゲリラ豪雨になり、各地で水害をもたらしている。
そんな梅雨空も一休みとなった土曜日の昼。
午前中は職場で溜まった仕事を片付けた後、久しぶりにアマチュアオケのコンサートに出かけた。
20100710tiara2_2JR錦糸町南口から徒歩で向かったのは猿江恩賜公園(さるえおんしこうえん)
公園内に入ると今年初めて蝉の鳴き声が聞こえた!
もう直ぐ夏ですね。
20100710tiara31932年に開設された公園は、もともと江戸時代の幕府直轄の貯木場だったところで、現在は江東区の緑豊かな公園となっている。
20100710tiara4公園を抜けるとティアラこうとう(江東公会堂)がある。
今日は今年23回のコンサートで、アマチュアオーケストラ、フィルハーモニア・ブルレスケの第7回定期演奏会だ。
フィルハーモニア・ブルレスケは早稲田大学フィルハーモニ-管弦楽団のOB・OGが中心となって結成されたアマチュアオーケストラ。
マンモス大学である早稲田大学には学生オケが他にも1913年創立の伝統ある早稲田大学交響楽団があるが、早稲田フィルハーモニー管弦楽団も1979年創立と30年の歴史を重ねている。
20100710tiara5音楽がしたい!」「アマチュアらしい、熱い音楽がしたい!」「学生の頃には出来なかったような曲を取り上げたい!」という情熱で2004年に創立したとWebサイトに紹介されているとおり、出身母体で演奏経験を積んだ団員揃いだが、年齢もまだまだ若い演奏団体である。
20100710tiara6卒業後も卒業してからも一緒に
入場チケットも1000円で自由席とあって、開場時間の30分前に行くと既に長蛇の列(~_~;)でどうなることかと思ったが、1人の機動力で階中央のベストポジションを確保(^^)v
ティアラこうとうの大ホールは多目的ホールながらシューボックス形式で1300名収容の綺麗なホールで、ここから見た天井はアーチ状のアールが綺麗なホールである。
20100710tiara7今日の演奏は、指揮者に東貴樹氏を迎え、ガーシュウィン作曲:パリのアメリカ人、バーバー作曲:弦楽のためのアダージョ、休憩をはさんだメインはベルリオーズ作曲:幻想交響曲というもの。
東貴樹氏は、トロンボーン奏者として活躍の傍ら、早稲田大学フィルハーモニー管弦楽団のトレーナーにも就任しており、その関係から今回の演奏会では指揮者として共演したという。
その指揮ぶりは、指揮者としての専門教育を受けた流麗なものではないが、そこは団員の兄貴分という信頼関係で、オケを引率していた。
メンバーの力量は個々人の演奏技術レベルが高いことが窺い知れ、ティアラこうとうがやや乾いた音響のためと、小生の耳が突発性難聴をまだ克服してないせいもあって、低音域の量感がもう少し欲しい位だが、弦楽器パートも管楽器パートも明るく爽やかな響きで若々しいサウンドを聴かせてくれた。
20100710tiara8パリのアメリカ人では、各パートの演奏技術の高さが十二分に発揮され、指揮者と奏者との息もぴったりと合った秀演だった。
2曲目の弦楽のためのアダージョは弦楽器奏者のみがステージに残り、指揮者も指揮棒を置いての指揮だった。
ここでのサウンドは重厚な響きを期待したいところだが、音が重なっていくところの見通しは良いもののやはり軽めの明るいサウンドはこのオケの弦楽器パートの特性というべきか。
メインの幻想交響曲では指揮者の演奏解釈なのかそれとも団員と話し合って決めたのかわからないが、1楽章の冒頭から聴きなれたテンポを1割位速めたテンポでドンドン進んでいく。
管楽器の奏法には独特の解釈でアタックよりも響きを意識したスラーを多用していたのは、管楽器奏者である指揮者の意向が反映されていたのだろう。
とにかく高速道路を突っ走っていくような疾走感がある幻想は新鮮な印象をもたらしてくれた。

久しぶりにアマチュアオケの演奏会に出かけたが、このような学生オケOB・OGで構成されたオケでは、学生時代からの堅い絆がもたらす団員相互の信頼関係があってこそ。
社会人になってからは様々な職場でストレスにも晒されているだろうから、このような演奏団体に所属し、定期的に集まって練習することでリフレッシュできる、そんな喜びを爆発させたような、聴衆の小生も爽やかな気持ちで演奏開場を後にした。

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2010/07/05

万博記念公園に行ってきた

20100704banpaku1今年の梅雨は男性型だろうか、降るときは土砂降り。
まるで熱帯のスコールのような降り方だ。
日曜日は珍しく晴れ間も見えたので自転車で万博記念公園に蓮を見に行ってきた。
20100704banpaku2今年は大阪万博から40周年。
岡本太郎作の太陽の塔ももう40歳。
省エネのため今年から目のライトがLEDに変更されたとか・・・
20100704banpaku3
20100704banpaku4日本庭園の設計は小生も授業を受けた教授が設計したというが、今日は蓮池で睡蓮を見る。
20100704banpaku5アジサイも綺麗に咲いていた。

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2010/07/04

休日はベランダで朝食

20100704norning1久しぶりに大阪の自宅で週末を過ごした。
梅雨の合間に家庭菜園の手入れをしたりのんびりと過ごした。
朝食はグリーンが一杯のベランダで。
家庭菜園で育てたレタスたっぷりのサラダにピザ、コーヒーは挽きたて淹れたて。

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