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2011/04/17

カルチャーな週末

3.11の東日本大震災とそれに続く福島原発事故の影響が、この日本の将来を何だか重苦しくさせている。
今までの経済性、効率性を重視した世の中の仕組みが、それこそ一瞬のうちにうまく働かなくなってしまい、一旦システムの歯車が狂ってしまうと、手の施しようがないという今の現状。

そんな中、この週末は大阪と神戸で大震災発生前から予約していた2つの講演会に行ってきた。

土曜日は、梅田阪急ビルの17階にあるNHK文化センター梅田教室で、建築家、中村好文氏の講演会。
20110416nakamurayoshifumi1中村好文氏は、住宅建築の分野で素晴しい建築を多く手がけられており、必要最小限の小さな建築の中に数々の工夫を凝らした建物が小生の好きなところがある。

今回の講演は、実験住宅として建築された電気も、電話も、上下水道、ガスなどのラインに繋がれてない「小屋」の話。
電気は太陽光と風力で、水は雨水を屋根から集め、調理は炭火の七輪で、風呂は薪で沸かす五右衛門風呂といった具合に、不自由ながら楽しい週末を過ごす。

震災や計画停電で不自由な生活が続く今。
便利な生活では得られない豊かな生活とは何かを考えさせられる、中村好文氏であった。
20110416nakamurayoshifumi2カルチャーな講演会を聞く前に、先ずは腹ごしらえとばかりに、薪で暖める石釜で焼くナポリピザが自慢の、「ラ・バルカッチャ」でランチ。

そして日曜日は、神戸市のポートピアホテルでNHK文化センター神戸教室で開かれた、比叡山飯室不動堂の大阿舎利、酒井雄哉師の講演会。

一度会って見たいと思っていた方だが、とても85歳とは思えないしゃきっとした立ち姿と話しぶりに、とても心惹かれるものがある。
比叡山千日回峰行を2回も達成された酒井師のお話を聞き、「一日一生」只、足を前に進めるだけであるという普段の心構えを胸に仕舞って、明日からを歩いてみよう。

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