ラ・ターブル・ド・クラージュ(La Table de Courage)
小生が帰宅時に通っているカイロプラティックの近所に、以前から気になっていたレストランがあった。
何でも、以前は宝塚方面にあった店が、ここに越してきたらしい・・・・・という話だったが、地下1階にある店は道路から見るとドライエリアから僅かに店の中が見える程度で、敷居が高そうな雰囲気。
そういうわけで1年半近くも行かずじまいであったが、先日京の鄙のレストラン・ルスティクで食事をした際に、オーナーシェフ夫妻と話をしていたら、偶然このラ・ターブル・ド・クラージュ(La Table de Courage)の話がつながって、「学生時代の親友で自分よりも腕がある」と太鼓判が押された。
それならば、と、コンサート帰りの夕方にディナーを予約して訪れたのだった。
ジビエ料理が得意で、ソースの使い方、アレンジは素晴しいとの話だったが、初めてでもあり、先ずは1種類しかない本日のディナーで初見山とした。
センスの良いインテリアでまとめられた店内はカウンターを挟んだオープンキッチンと4人がけテーブル席が10余り。
オーナーシェフは物腰の柔らかい気さくな人柄と見える。
訪問した時は店は基本1人で切り盛りしているせいか、一度に3組しかお客を入れていなかった。
さて、肝心の料理だが、素材を引き立てるソースのアレンジが素晴しい。
赤ワイン、バルサミコをベースにした甘酸っぱいソースとオーブンでグリルしたベーコン巻きされた水茄子と牛頬肉が絶妙に合う。
1品1品が吟味され入念に味付けされたソースが響きあう、当に正統派フレンチといったところ。
これは奮発してジビエを食べ尽すのも良いかなと、思わせる腕前であった。
ホールに1人配置すればもっとお客を入れることが出来ると思うのだが・・と思うのは老婆心から。
また一つ地元の名店を見つけた。
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コメント
UNICORNさん、コメントありがとうございます。
大阪でも北摂エリアはレストラン集積度が高いエリアですが、都心に比べれば未だ少ないです。
それでも、ジビエを得意とするレストランが近所にあるなんて、口コミでないと気が付かないままだったですね。
どこに宝が埋まっているか判らないとはこのことでした。
投稿: 椀方 | 2011/10/13 22:29
GRFの部屋さん、コメントありがとうございます。
娘夫婦が中津に住んでいます。
単身赴任が長いと、本当に灯台もと暗しになってしまいますね(苦笑)
今週も大阪ですが、流石に2週連荘で通う訳にもいきません。
ジビエをオーダーするには夫婦2名だと辛いので、娘夫婦でも誘おうかしら?
投稿: 椀方 | 2011/10/13 22:22
ジビエ料理は非常に難しいと思います、素材の新鮮さも
高いハードルですが、人数が少ないと、ロースト方法に
一工夫が必要と思われます、さらに素材の旨味と味を活か
すソースは当然ロースト以上の困難さ!!
是非次回トライして下さい、レポートが楽しみです、それ
にしても自宅の至近距離に旨そうなレストランが存在する
とは最高のぜいたくと幸せですね!!
投稿: UNICORN | 2011/10/13 19:48
大阪の拠点が中津なので、早速足を延ばしてみます。天満宮にも美味しいお店を見つけました。
投稿: GRFの部屋 | 2011/10/13 06:32