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2011/11/03

ル スコアール管弦楽団第31回演奏会(すみだトリフォニーホール)

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11月3日は文化の日で祝日。
今年23回目のコンサートとして、JR錦糸町にあるすみだトリフォニーホールで開催された、アマチュオケ、ル・スコアール管弦楽団の第31回定期演奏会に出かけてきた。
(カメラを忘れたのでパンフの写真だけで勘弁願いたい)

昨年11月14日に同じすみだトリフォニーホールで開催された第29回定期演奏会で、迫真のベートーヴェン「運命」と、熱狂的な「春の祭典」でその実力は体験済みなだけに、本日のコンサートも期待が高まっていた。

今日のプログラムは、指揮者に大井剛史氏を迎え、ウォルトン:「ポーツマス・ポイント」序曲、コダーイ:ハンガリー民謡「孔雀」による変奏曲、休憩を挟んだメインがプロコフィエフ:交響曲第5番といった20世紀前半を代表する3人の作曲家を取り上げた意欲的なプログラムだ。

1年ぶりとはいえ、弦のトップの顔ぶれはほとんど変ってないとみえる。
プログラムを見ると弦楽器パートには募集があるようだが管は募集なしとあるので、昨年感じたように管パートは充実しているのだろう。

チューニングが終わり、演奏が始まった。
指揮者の大井剛史氏は小柄ながらメリハリのあるタクトさばきでオケをリードしていく。
ウォルトンの「ポーツマス・ポイント」は歯切れのよいシンコペーションのリズムに乗って、管楽器と弦楽器が掛け合いながら進行していく。

バイオリンはやや金属的な硬い響きだが、それがかえってこの管楽器との掛け合いでは音色が揃って聞こえる。
渋い響きというよりも煌く響きといったオケのサウンドが特長なのは、昨年も感じたところだ。

2曲目のコダーイ:孔雀変奏曲はハンガリー民謡を題材にした主題がめまぐるしく変奏曲として進行していくのだが、途中から本当にこれが変奏曲なのかと思えるほど、変身していく。
途中、いつの間にか今が何番目の変奏曲なのかも判らなくなってきた。

プロコフィエフの交響曲は第2次大戦の最中にこの曲を書き上げ、戦争の暗い影を色濃く映し出した曲想が、何故か東日本大震災を強く連想させた。
いわれの無い不条理に対する怒りややるせない気持ちは、演奏する団員達も感じているのだろうか。

演奏が終わった直後には何故か笑顔の少ないステージ上の団員達も、会場からの暖かいは拍手を受けるうちに、笑顔が戻っていくのが印象的だった。

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