試行錯誤の結果元に戻してみた
2011年もあと10日余りで終わります。
機器の入れ替えがほとんどない拙宅のシステムも、振り返ってみれば電源周りの改善をはじめ細かなところをいじってきたことに思い至ります。
拙宅のシステムのテーマである、潤い、艶を求めてインシュ回りをいじったのでした。
それまでは真鍮の円錐をゴム足をネジ止めしている十字ネジの中心を点で支えていたのですが、拙宅の前段機器の全てが真鍮の円錐をインシュに使用していたため、同一金属特有の振動モードの影響がありそうと考えたのです。
そこで1箇所だけ変えてみようと思い、拙宅のシステムの中でも足回りがプアなゴム足という香港製のDACに京セラ製の銅&セラミック&皮というハイブリッドインシュを3点支持で使ってみました。
しかし、小生が昨年来患っている低音感応性難聴の調子が最近良くなくて、純粋に音楽だけを楽しむコンサートでは問題ないのですが、音の違いを聞き分ける作業は苦痛に感じ、オーディオ耳に自信が持ててないままでした。
今回、マイミクのnaskorさんに拙宅にお越しいただき、聞いて頂いたところ、このアルバムをかけたところで待ったがかかりました。
「なんや、このアルバムの音がばらばらで、ぜんぜん鳴ってませんで・・・・・。音場の表現も薄っぺらいし、何より低音が全く出てないし、モサっとして全く音楽になってないですよ・・・・・・。」
厳しく指摘されて、小生の駄耳にとっても何だかすっきり釈然としない気持に整理がつきました。
前回電源周りのELB交換に立ち会っていだだいてから思い起こしたところ、最後に変更したのがSP下の御影石を撤去したこと。
流石に、御影石は重くて直ぐに元通りにできないので、その前に変更したインシュを元に戻してみることにしました。
そうしたところ、あら不思議・・・・・。低音域と高音域の音が揃ってきて、音楽が鳴り出したのです。
単なる音の集合が鳴っているのと、音楽が鳴っているのとではこれだけ違うのか・・・・オーディオの面白さであり恐ろしさをマザマザと感じた瞬間でした。
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コメント
12月30日出川宅に、GPSクロックを聞いて来ました。
聞いた感想は、一言で言えばD―PATの西出さんみたいな音だなと言えば分かるかな
つまり明確、明瞭、クッキリ、ハッキリ、クリアなサウンドで出川宅にて体験出来なかったですよ。
ただちょっと問題が有ると言えばスイッチング電源なので(そのうちリニア電源になるでしょう。)
音の立ち上がりがちょっと歪むのと、音の軽さを感じました。
因みに周波周のこと聞いたらPLLにて合せられるので10Mだろうが
44.1KだろうがOKだそうです。
そして1月の試聴会は出川さんの都合によりGPSクロックの試聴は2月末に延期なっちゃいました。
投稿: 青フォレ | 2011/12/30 23:57
基本的には、同じかなと思いますが同じクロックでも電源によってかなり違いがあります。
スイッチング電源とリニア電源では、かなり違いがあります。
(daisuke邸の装置の事ではありません。)
まあー12月25日出川宅にて確認してみないと分からないからね。
(CPMとLCMの90A仕様でリクエストしてみたがCDプレーヤーの中に入らないとの事なので断念しました。ウーン残念。)
投稿: 青フォレ | 2011/12/23 22:27
青フォレさん、ご無沙汰しています。
今年後半の試聴会は日程が全く合わず、参加できませんでした。
懇親会が楽しみなので、来年こそは皆勤賞?を狙いたいところです。
GPSクロックはdaisuke邸の仕組みと同じようなものなんでしょうか?
投稿: 椀方 | 2011/12/23 08:18
スレ違いですが、出川宅にてGPSクロックが12月25日に完成する様なので試聴しに行きますねー。
結果が良ければ、1月の試聴会はこれで決定ですね。
投稿: 青フォレ | 2011/12/23 00:28