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2012/10/29

小林悟朗さん

Todaijiboatsuやはり、思いを記録に遺すことにします。

10月7日朝にゴローさんこと小林悟朗さんが逝去されたという報を知った時、様々な思いが心の中を駆け巡りました。

今春お会いたときには、元気そうだたのに・・・・何があったのだろう・・・亡くなったなんて本当だろうか・・・・・・

週が明けて、マイミクの方からもメールで連絡があり、週末の告別式には参列するつもりだとありました。
やはり・・・・・本当だったんだ。

心の中を、空虚な風が吹き抜けるような気がします。
肉親や親しい人が亡くなった知らせを聞くといつも空虚な気持ちになるのは何故でしょうか?
もう2度と話したり会ったりできなくなった人との思い出を胸に刻み込む作業なんでしょうか?

P1010462何も用がなければ、小生もお別れに参列したかったのですが、週末は北海道に行かなければならない予定がありました。
P1010464快晴の関空から新千歳に飛び立つ頃、何故か空がやけに眩しく煌めいた気がしました。
その時刻は悟朗さんの告別式が終わった頃だったのですね。

P1010293小生が悟朗さんと初めてお会いしたのは、2010年1月終わり頃、大阪のRayさん宅を悟朗さんが訪問されたときでした。
そのときは、たまたま前日に見たレニングラードバレエの話をした覚えがあります。

その後は、小生が単身赴任で東京に居ることもあって、何度かコンサートやオーディオ仲間との集まりにお誘いいただいたのですが、何故かその時は帰宅予定や仕事の都合で、行くことができませんでした。
ですから、小生が悟朗さんのオーディオに直に触れる機会を持てたのは、単身赴任解消オフのときが初めてでした。
しかし、それが悟朗さんと会う最後の機会になってしまいました。

今思い出しても、オーディオの話はほとんどしなかったように思います。

アマチュアオケでの演奏家としての経験が聴く立場にどう影響を与えているのか。
なぜアマチュアオケの演奏会に通っているのか。
音楽を愛することとは自分にとってどういうことなのか。
ベルリンフィルデジタルコンサートホールに関連してNHKの保有する音楽資産を、最大限に生かす方法について。
音楽番組の送り手としての悟朗さんに、これから手がけてほしいこと。

様々な話題に対して真摯に答えてくれた悟朗さんでしたが、時折見せる淋しそうな顔が何故か心に引っかかりました。
その時は、大組織の中での限界なのかと思っていましたが、今思えば、悟朗さんは自分には限界があると思われていたのか知れません。

小生とて、まだまだやることが残ってる年代ですから、自身の生命の限界を知っていたとしたら、どんな態度を取っていたのでしょうか。

悟朗さんを知る皆が、その早すぎる人生の終わりを惜しみます。
小生とて、その気落ちは同じです。

合掌

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