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2013/01/30

コパチンスカヤ&サイ

518lajp48l昨年のPAC定期演奏会でその演奏に触れて、大いに刺激を受けたヴァイオリニストが、このパトリツィア・コパチンスカヤだ。
その奔放にして華麗な演奏スタイルは正に天才。
早速買い求めたアルバムがバルトーク, サイ, ベートーヴェン, ラヴェル / コパチンスカヤ&サイ
トルコ生まれの鬼才ピアニストであるファジル・サイと組んだアルバムだ。
聴けば判る才能と才能の激突。
21世紀は、彼と彼女が世界を切り開くのでは・・・・・と思わせる。

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2013/01/28

春近し

P1010593近所の散歩道沿いにある柿の木に成ったままの実にメジロが頭を突っ込んで一心不乱についばんでいるのを見つけた。
P1010594ちょっと飛び上がれば手が届きそうな場所だがこんな無防備でいいのだろうかと心配するやら微笑ましいやら。

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2013/01/27

Anthology of the Royal Concertgebouw Orchestra 2000-2010

Rcoliverco12004GRFさんに紹介していただいてからよく利用しているイギリスのクラシック音楽通販サイト、Presto Classicalを見ていたら、RCO Liveの2000-2010がリリースされているのを発見。
早速購入のクリック。
やや円安に振れているために割安感は薄らいでいるが、それでも安心できるサイトだ。
Rcoliverco09004ついでにRCO Liveの中から、ムソルグスキー(ラヴェル編曲)展覧会の絵をクリック。

在庫があれば大体1週間後には配達されるので、今から楽しみ楽しみ。

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2013/01/06

新春の京都散策

2013年のお正月であるが、我が家は昨年1月13日に父が他界し、来週1周忌を迎えるため、恒例の初詣や三福参りは取り止めて、静かに過ごした。

そうはいっても、正月3ガ日を一度も外出せずにいるのはなんだか勿体無い気がして、新春の京都を散策することにした。
P1010565阪急四条川原町から鴨川を東山方面に向かう。
空気は冷たいが、幸いにも快晴であり気持ちよい散策ができそうだ。
P1010567向かったのは、建仁寺
建仁寺は、その名のとおり、建仁2年(1202年)栄西禅師により開山された古刹で、京都五山の一つとして大いに栄えた禅寺で、国宝、俵屋宗達が描いた風塵雷神図屏風が有名である。
禅寺といえば、お堂の天井画に龍が描かれているところが多いが、何故か建仁寺には龍が描かれていなかった。
しかし、平成14年(2002年)創建800年を記念して、小泉淳作画伯、の筆になる双龍絵図が描かれたのをきっかけににして、沢山の方がこの龍に会いに訪れるようになった。
P1010567_2小泉淳作画伯の絵には生命力が溢れており、建仁寺の他、鎌倉の建長寺にも龍の天井画を奉納した他、奈良の東大寺には襖絵を奉納されるなど、活躍されていた。
20110213koizumijyunsaku5拙宅にも、画伯の手になる牡丹の版画を求めて飾るほど、好きな画家であったが、昨年1月9日に87歳で逝去されたのは、父の90歳の誕生日その日であった。
それから4日後に父が急死したのも縁を感じる。
P10105682年ぶりに会った双龍は、柔らかな冬の光に光り輝いて見える。
P1010571ここ建仁寺は写真撮影を自由にさせてくれるので、沢山の人がこの双龍を写真に収めていた。
P1010574境内にあるお茶室、清涼軒でお抹茶を一服いただく。

屋根が葺き替えられた方丈で暫し休息を取った後、東山、知恩院の南門横にあるいもぼう平野屋本店に向かう。
ここは、京野菜の中でも冬の名物のひとつ海老芋と棒鱈の料理が名物で2年前にも訪れた名店である。
P1010575座敷に通されると、早速料理が運ばれてきた。
P1010576小芋とは一味も二味も違うほっこりした海老芋の美味さは棒鱈のゼラチン質が欠かせないというが、確かにいつ食べても美味い。
温かい料理で身も心も暖まったところで、最後の目的地である細見美術館に向かう。
P1010577知恩院の山門前を通り、北に向かうと平安神宮があるが、忌中につき鳥居は潜らず東に折れて歩くと焼く15分で細見美術館に到着する。
1月3日から開館していて、琳派と若冲の厳選された作品が展示されており、どれも見ごたえがある。

その後は高瀬川沿いを南へ下って再び四条川原町までのんびり歩き、阪急電車で帰宅の途についた。
京の雅な世界を堪能した新春の京都散策であった。

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2013/01/01

2012 ジルヴェスター・ガラ・コンサート(兵庫県立芸術文化センター)

4240511103_20120804154625今年で3回目のPAC管弦楽団のジルベスターコンサートに行ってきました。
2012年の12月31日夜9時半から始まり、2013年0時15分に終わったコンサート。
色んなことがあった2012年の締めくくりに、明日への希望を見出せるそんなコンサートでした。

今年還暦を迎えたとはとても見えない、筋骨隆々と若々しい撥さばきを見せた林英哲氏。
和太鼓とオーケストラの競演も見事でした。

出演
太鼓:林 英哲、英哲風雲の会(上田秀一郎、はせみきた、田代 誠、辻 祐)
ソプラノ:小林沙羅、テノール:鈴木 准、バリトン:大山大輔
指揮:岩村 力、管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団

プログラム
【第1部】林 英哲の宇宙(共演:英哲風雲の会)
「三つ舞」「山幸/海幸」「三絶」 ほか
【第2部】華麗なるオーケストラの響き
ロッシーニ:オペラ「セビリャの理髪師」ハイライト
“序曲” “東の空はバラ色に明けて”(鈴木 准)
“私は町のなんでも屋”(大山大輔)  “今の歌声は”(小林沙羅)
松下 功:和太鼓協奏曲「飛天遊」(林 英哲)
エルガー:威風堂々(ジルヴェスター版)

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