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2013/01/06

新春の京都散策

2013年のお正月であるが、我が家は昨年1月13日に父が他界し、来週1周忌を迎えるため、恒例の初詣や三福参りは取り止めて、静かに過ごした。

そうはいっても、正月3ガ日を一度も外出せずにいるのはなんだか勿体無い気がして、新春の京都を散策することにした。
P1010565阪急四条川原町から鴨川を東山方面に向かう。
空気は冷たいが、幸いにも快晴であり気持ちよい散策ができそうだ。
P1010567向かったのは、建仁寺
建仁寺は、その名のとおり、建仁2年(1202年)栄西禅師により開山された古刹で、京都五山の一つとして大いに栄えた禅寺で、国宝、俵屋宗達が描いた風塵雷神図屏風が有名である。
禅寺といえば、お堂の天井画に龍が描かれているところが多いが、何故か建仁寺には龍が描かれていなかった。
しかし、平成14年(2002年)創建800年を記念して、小泉淳作画伯、の筆になる双龍絵図が描かれたのをきっかけににして、沢山の方がこの龍に会いに訪れるようになった。
P1010567_2小泉淳作画伯の絵には生命力が溢れており、建仁寺の他、鎌倉の建長寺にも龍の天井画を奉納した他、奈良の東大寺には襖絵を奉納されるなど、活躍されていた。
20110213koizumijyunsaku5拙宅にも、画伯の手になる牡丹の版画を求めて飾るほど、好きな画家であったが、昨年1月9日に87歳で逝去されたのは、父の90歳の誕生日その日であった。
それから4日後に父が急死したのも縁を感じる。
P10105682年ぶりに会った双龍は、柔らかな冬の光に光り輝いて見える。
P1010571ここ建仁寺は写真撮影を自由にさせてくれるので、沢山の人がこの双龍を写真に収めていた。
P1010574境内にあるお茶室、清涼軒でお抹茶を一服いただく。

屋根が葺き替えられた方丈で暫し休息を取った後、東山、知恩院の南門横にあるいもぼう平野屋本店に向かう。
ここは、京野菜の中でも冬の名物のひとつ海老芋と棒鱈の料理が名物で2年前にも訪れた名店である。
P1010575座敷に通されると、早速料理が運ばれてきた。
P1010576小芋とは一味も二味も違うほっこりした海老芋の美味さは棒鱈のゼラチン質が欠かせないというが、確かにいつ食べても美味い。
温かい料理で身も心も暖まったところで、最後の目的地である細見美術館に向かう。
P1010577知恩院の山門前を通り、北に向かうと平安神宮があるが、忌中につき鳥居は潜らず東に折れて歩くと焼く15分で細見美術館に到着する。
1月3日から開館していて、琳派と若冲の厳選された作品が展示されており、どれも見ごたえがある。

その後は高瀬川沿いを南へ下って再び四条川原町までのんびり歩き、阪急電車で帰宅の途についた。
京の雅な世界を堪能した新春の京都散策であった。

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