Cさん訪問日記
いつもGRFさんと御一緒する、Cさんのご自宅をこの日曜日に訪問して来ました。
沿線が同じなので、拙宅からは正味30分程度です。
オーディオルームは6畳ほどですが、数多くのオープンリールデッキが、スチール製ラックに機能的に収められ、出番を待っていました。
DSD録音にはコルグをお使いですが、DSD再生にはティアックのDACを、デジタルインプット切り替え数の豊富さや、アナログ電源搭載というオーディオ機器としての基本性能から選択されたようです。
早速38 2トラックの音源を聴かせていただきました。
LPレコード全盛の時代にも、マスター音源に近い再生が可能な38 2トラテープは、LPの何倍もの価格だったそうですが、流石に違いますね。
本当に小さなブックシェルフSPから鳴っているとはにわかには信じられない、豊かな響きに浸る至福の時間が過ぎて行きます。
もちろん、テープデッキならではの面倒な調整やテープ自体の劣化の心配はありますが、演奏そのものが名演奏なら、古さを感じさせない魅力があります。
デジタル時代になり、ともすれば古い録音は音質が悪いとか言われて見捨てられ勝ちですが、これらのアーカイブをユーザーレベルでどうしたら後の世代に引き継げるのか?
これの答えの一つとして、DSDデータファイル化に取り組まれているのですが、この演奏をテープとDSDで聴き比べして納得しました。
小生なりにこのプロジェクトに貢献する方法は何だろう?と考えさせられる訪問でした。
Cさん、ありがとうございました。
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コメント
GRFさん、Cさんの御宅はマニアの部屋でした(笑)
DSD再生環境のアドバイスもいただきましたし。
明日は、兵庫県立芸術文化センターの、室内オーケストラコンサートでご一緒になります。
神戸のMさんも機会があれば御紹介お願いします。
投稿: 椀方 | 2013/10/04 12:23
これで、Cさんをご紹介した甲斐があったという物です。方向も同じなので、次は演奏会ともご一緒されると良いですね。Mさんも誘ってください。
投稿: GRF | 2013/10/04 03:39