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2016/09/21

セッティングその2

先日見直したオーディオ機器のセッティングだが、東京から来客があるのに備えるため、ユニコーンから更なる音場の密度と低音域のバランス向上を目指して、スピーカー感覚の調整を行った。

これが今まで
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そして、これが調整後
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具体的には、左右のスピーカーを其々10センチ内側に移動させて、感覚を狭めてみた。

一度にこれだけ移動させるとセッティングはゼロからやり直しと同じになる。
リタ シュトライヒのモノラル録音を頼りに、ヴォーカルよりも低音楽器の鳴りっぷりが一番良いと思われるように微調整を繰り返す。
次にツィメルマンのショパンコンチェルト2番をかけて、ピアノの響板の響き具合を確認する。

聴いていると随分低音域が充実してきて良くなったと感じる。
ピアノはもちろんティンパニーが素晴らしく良くなった。

東京からの来客も以前よりも良く鳴るようになったと評価していただけたようで、一安心である。

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2016/09/03

セッティング

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9月になってもまだまだ暑い日が続いていますが、下旬に来訪者があることもあり、オーディオ機器のセッティングを変更してみました。
上の写真が変更前、下の写真が変更後ですが、何処か変わったのか判りますか?
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先ずは送り出し機器のセッティングですが、今までは機器をαGelで支える方法だったのを変え、オーディオラックとコーリアンボードの間にαGelを挟んで支え、機器はコーリアンボードの上にそのまま置くようにしました。
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もう一つはスピーカーのセッティング。
ユニコーンはスパイクを外して底板の全面をフローリングに接地させていましたが、フローリングがマンション仕様の柔らかい構造のため、堅い板材で底板を支えるようにしてみました。
使ったのはローズウッドの板材です。

これから馴染んできたらセッティングを詰めていくつもりです。


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2016/09/02

台風10号に思うところ

台風10号の大雨では、東北北海道方面に甚大な水害の被害をもたらしました。
亡くなられた方、未だ行方が知れない方、多くの被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。

(ここからは思うところ)
災害が起きるといつも語られるのは、いつもこんな言葉です。

「こんなところで、、、、、、」
「、、、、、、が起きるなんて思いもよらなかった」
「こんなことは産まれて初めてだ」

人智を超えた隕石衝突や突然起きた大震災ならいざ知らず、台風の影響は予想できるし事前に備えも出来る気象現象なのに、十分な備えをしてこなかった自責を他責に転化する言葉に思えて仕方がない。

一方で「予測が甘かった。悔やんでも悔やみきれない」という後悔と反省の言葉もよく発せられるが、想定が甘かったという発言の中には、「自然災害は防ぐことが出来る」という人間の自然に対する驕りが垣間見える気がする。

今週は台風12号が九州から西日本に接近するが、これ以上想定を超えた被害を出ないことを祈る。

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