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2017/05/28

ハープで聴くアランフェス協奏曲

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今日のPAC定期は、指揮者に下野竜也さん、ハープ独奏に吉野直子さんを迎えて、ロドリーゴのアランフェス協奏曲(ハープ独奏版)とブルックナー第六番でした。

アランフェス協奏曲といえばギターというのが定番ですから、今回のハープ版というのはどんな演奏になるのか、とても興味を持っていました。

吉野直子さんはロンドン生まれで6歳の頃からロスアンゼルスでハープを学び始め、ローマやイスラエルで開催されたハープコンクールでの入賞や優勝を経て世界の名だたるオーケストラに招かれている実力者です。

プログラムのインタビュー記事によれば、このアランフェス協奏曲のハープ版の楽譜を手に入れたのは1989年より少し前だそうです。

ギターの曲をハープで弾くというのは奏法が全く違うのでどんな演奏になるのだろうと思っていましたが、音量こそギターよりもやや小さいですが、両手の10本の指を総動員した演奏は優雅でそして力強く、弦から放たれる音が同心円状にホールに広がる様子が見えるようでした。

圧巻は2楽章のソロ。
ギターだとビブラートを多用した泣かせる旋律ですが、ハープは音程が弦ごとに分かれていますし基本ピチカート奏法しか使えないので、単調な演奏になるのかと思っていましたが、左右の指を総動員したトレモロが効果的で、とても素晴らしい演奏でした。

バックのオケは人数も少なめなうえやや音量を抑え気味の演奏でしたが、かえってスペインの明るくカラッとした空気を感じさせる演奏でした。

吉野直子さんのハープ演奏。
今度は小ホールでのリサイタルがあれは是非聴きたいですね。

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