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2018/12/16

パーヴォヤルヴィ指揮ドイツカンマーフィル演奏会

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パーヴォヤルヴィ率いるドイツカンマーフィルの演奏会は、室内オーケストラらしい濃密なアンサンブルとフットワークの軽い軽快なドライブ感覚に、胸のすくような爽快感を味わいました。

大編成のオーケストラとは規模も違いますが、基本は作曲された当時の演奏スタイルを取っていました。
モーツァルトではトランペットはバルブの無いものを使っていましたし、コントラバスの弓も古楽用のタイプでした。
弦楽器は対向配置でコントラバスが左奥に、1stVnが8、2ndVnが7、Vlaが5、Vcが5、Bsが3という編成でティンパニが右端、その内側に金管、中程に木管という配置です。

モダン楽器をピリオド奏法で演奏するスタイルは18世紀オーケストラでも聴いたことがありましたが、このドイツカンマーフィルは少しも古色蒼然としたところはなく、むしろ最新のテクノロジーで現代に蘇った往年のライトウエイトスポーツカーののように、キビキビと走る曲がる止まるを瞬時に苦もなく行うハイパフォーマンスぶりを見せてくれました。
一糸乱れぬ演奏というのはこのことをいうのでしょう。

ヒラリーハーンのモーツァルトヴァイオリンコンチェでもそれは遺憾なく発揮されていて、まるでワインディングロードを疾走するアルピーヌのような演奏でした。

メインプログラムのシューベルト、グレートシンフォニーが圧巻の演奏でした。
全楽章を通じて緩急自在に操る御者の鞭に呼応して軽やかにギャロップの足並みで疾走する4頭立ての馬車のようなイメージを思い浮かべました。

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コメント

はい、奏者一人一人が素晴らしいパフォーマンスを持った人達で、ヴァイオリン奏者などは前半、後半でコンマスも変わるし、1stVn、2ndVnの大半が入れ替わるほどでした。

ドンジョバンニは冒頭からアマデウスの世界に連れて行ってくれました。

投稿: 椀方 | 2018/12/17 08:03

やはり良かったのですね!ピリオッド奏法なのでCDでは少し腰高の印象があるのですが、最初のドン・ジョバンニはいかがでした。しかし、豪華のプログラムですね!

投稿: GRF | 2018/12/16 20:12

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