ベルリンフィルDHCのハイレゾ音声視聴トライアルその後
先日のつぶやき以来、今時の新しいテレビでもデジタル音声は精々が48/16が限界と知り、何とかハイレゾ音声でベルリンフィルのハイレゾ音声を楽しみたいと検討を重ねていました。
AppleTV4KからHDMIケーブルで出力される映像&音声を、HDMI音声分離器という機器を使えばデジタル音声をそのまま取り出せることが判りました。
しかし、マイミクさんからの情報では専用の映像モニターやプロジェクターなら映像の遅延は問題ないが、デジタルテレビだと最新のゲームモードを搭載している機種でないと音声に対して映像のズレが酷くて視聴に耐えない!?という情報もあり、コレはTVも含めて買替えしないといけないのか?との思いが頭に浮かびました。
それでも、ベルリンフィルの演奏会ライブのハイレゾ音声の音の素晴らしさは、ラトル指揮のベートーベンとシューマンのダウンロード音源による交響曲全集で体験してましたので、ここは先ず映像は後回しにしてストリーミングでハイレゾ音源の音を体験してみよう!との考えに至りました。
マイミクのGRFさんがお使いのHDMI音声分離器の機種を参考にして選んだのがこのHDMI音声分離器 。
GRFさんがお使いの機器と躯体の形や接続端子の配置などが瓜二つなのにメーカーが違う?という中華製によくあるものなんですが、GRFさんのと違う点はDC5V1Aを供給するのがACアダプターではなくてUSBからの給電ケーブルになっている事。
この機器には電源スイッチが無いので常時通電になってしまい、ACアダプターだと電源を切るには電源ケーブルを抜くしか方法が無いのが気になっていたので、どうせAppleTV4Kとこの音声はテレビ視聴時にしか使わないと考えて、電源をテレビ背面にあるUSB端子に繋げようと考えたからです。
Amazonで発注してから翌日には到着。はやいですねー。
早速繋いで視聴です。
USB給電ケーブルをテレビの端子に繋ぐと電源が入ったので一安心です。
コレでテレビ電源オフ時は音声分離器の電源も切れるので安心ですね。
さて早速ペトレンコ指揮のチャイコフスキー、ロミオとジュリエットを視聴。
映像にはちゃんとハイレゾ音声のマークも付いています。
おお!!随分違います。
ホール全体の空間の大きさが響きで判るように解像度が僅かですが上がったように感じます。
楽器の音の輪郭もよりハッキリして聞こえています。
しかも、ですよ!
映像の遅れを全く感じません!
ティンパニの打撃と音がシンクロしています。
PCのHDMI端子からだとどうなるのか試してませんが、コレはAppleTV4Kだからなんでしようか?嬉しい誤算でテレビ買い替えは当分必要無くなりました。
今までの配信がAAC48という圧縮で一部の音源データが間引かれた形式だったのが、今回のハイレゾ配信ではロスレスの48/24でスタートし、そう遅くない時期にはロスレス96/24というSACD並みの音質まで高まるのですから、今後が楽しみです。
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