« 久しぶりにユニコーンの位置を変化させました。 | トップページ | さらば!OSAKA!、久しぶり!IZUMO! »

2021/10/04

ブロムシュテット指揮ベルリンフィルのブルックナー第5番をDCHでライブ視聴

36900a258aa541ac91cbbd25b57c94be

昨年春からの新型コロナ感染対策で、大人数が一堂に会して楽しむコンサートや観劇が長らく中止になっていました。
生のコンサートライブを視聴することが音楽鑑賞のひとつの柱になっていた小生にとって、その楽しみを補完してくれているのはコンサートライブの配信を視聴することです。

有料配信ではベルリンフィルメトロポリタンオペラウイーン国立歌劇場など、無料でもパリ管弦楽団の本拠地フィルハーモニードパリ、NDRエルプフィルハーモニーの配信を行っているハンブルク北ドイツ放送など、探せばもっと有るのでしょう。
077dda9f0a1e4580ae4765729458dbac
小生の視聴環境は、コレも以前日記に書いたようにAppleTV4KをHDMIケーブルでTVに繋ぎ、音声は光デジタル出力をSD05にデジタル入力して2chのオーディオ再生というシンプルなものです。
おさらいすると、音声フォーマットは光デジタル出力は48/16でCD並みですが、ベルリンフィルはハイレゾ対応を開始したのでHDMI信号から音声を分離すれば48/24になり近々96/24のSACD並みのフォーマットで配信されることになっています。

前置きが長くなりましたが、昨夜はベルリンフィルデジタルコンサートホールの日本向けライブ配信が行われました。
勿論リアルライブ配信も行われているのですが、コレは日本では深夜2時からになるので、日本アジア向けの視聴者向けに当日20時から再配信されているものです。

コロナ禍前には実施されていなかった日本アジア向けのライブ再配信が実施されるようになったのは、ベルリンフィルハーモニー自体がこのデジタルコンサートホールというストリーミング配信事業をベルリンフィルファン獲得の手段として、また新たなコンサート収入確保の手段としてアジア市場を重要視している表れだと思います。
3bd70e2c502d4034b9af21dc8a10e236
さて、昨夜の指揮者ブロムシュテットさんは御とし94歳で小生の母親と同い年なんですが、指揮台に向かう足取りこそややすり足気味ですが背はピンと伸びていてトレードマーク?の襟に刺繍が入った濃紺の燕尾服が長身にとても似合っています。

譜面台は用意されていますが総譜は置かれてなく小さなスコアが隅に置かれてましたが一度も開くことなく指揮をされていたのには驚くばかりでした。
インタビューでのブロムシュテットさんは曲の解釈やフレーズを歌いながら説明しているのですが、その音程の確かなこと!小生がもう出なくなったような高音域まで綺麗に歌われるのにはビックリしましたが、きっとリハーサルでも沢山歌うことで曲の解釈を伝えられているのだと思います。

ブルックナーのシンフォニーというと、ひとつひとつの楽章が長くてしかも繰り返しが多くて退屈だという声をよく聞きますがそれは演奏が凡庸な時のこと、ブロムシュテットさんの指揮にかかると冒頭のブルックナー開始から徐々にエンジンが掛かり速度を上げていき、金管のファンファーレとティンパニの打撃でひとつの頂点を越えた後の余韻が漂うフェルマータ、そして第二主題の開始へ連綿とブルックナーの世界観が広がっていくので、退屈だなんてとんでもない。

4楽章で80分強のシンフォニーが終わると、フルコースで味わった余韻と満足感で一杯の聴衆からは万雷の拍手とブラヴォー!コールに続くスタンディングオベーションが、3度のコールでステージに呼び出されたブロムシュテットさんに注がれていました。

ベルリンフィルのデジタルコンサートホールのライブは2週間もすればアーカイブされて何時でもオンデマンドで視聴出来るので、また視聴しましょう!

|

« 久しぶりにユニコーンの位置を変化させました。 | トップページ | さらば!OSAKA!、久しぶり!IZUMO! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 久しぶりにユニコーンの位置を変化させました。 | トップページ | さらば!OSAKA!、久しぶり!IZUMO! »