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2022/12/28

PSD社の磁気フローティングボード

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今年のお盆前にPSD社にオーダーメイドした磁気フローティングボード内蔵のオーディオラックを導入して以来、磁気フローティングボードのパイオニアメーカーであるイタリアSAP社のRelaxa2+とこのPSD社が製作した磁気フローティングボードの比較をしたことは以前日記にしました

その時の感想と考察は『音の広がりが増して発音がより明瞭になり、ともすれば混濁したように聞こえる場面もある低音域の明瞭さが際立ったようです。

もちろん、文章で書くとRlaxa2+に載せている時とは雲泥の差のように捉えられるかも知れませんが決してそうではなく、比較すればそういう印象であるということですが、この違いを聞いてしまうと元に戻すと不満が残るほどの差であることは事実です。

では同じ磁気フローティング機構なのに何がこの違いを生んでいるのでしょうか?

一つは、磁気フローティング機構を産む磁石についてはPSD社が使用している磁石がより強力なものであること。

もう一つは、ボードの材質がRelaxa2+が脚部、フローティングボード共に樹脂製なのに対して、PSD社のは鋼管フレームに固定された厚い積層合板の下部とその上に浮かぶボードも厚みのある積層合板に突板仕上げであることで、樹脂と木材という素材の差が大きいのでは?と推察しますね?』というものでした。

その後オーディオで音楽を聞く度に機器のスイッチ類を触った時に機器が揺れるのを見ていると両者の違いが見えてきました。

それは、Relaxa2+では機器の上下動の振幅が小さく揺れも直ぐに収まるのに対しPSD社製のは振幅が大きくしかも揺れの収まり方がゆっくりしているという違いです。

車に例えればRelaxa2+が普通のエアサスペンションならPSD社のはハイドロサスペンションのシトロエンのよう。

下から伝播してくる振動を柔らかくいなしてドライバーに不快な振動を与えないように機器への振動の伝播を上手く減衰させているからだと思い至りました。

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PSD社に製作をお願いした磁気フローティングボードの条件は、現在SD05を載せているRelaxa2+の置き換えとするのでサイズは投影サイズがRelaxa2+とほぼ同じ、ボード面の高さはSD05を載せた状態で最大70〜75ミリ以内とコンパクトに収めること、とやや制約の厳しいものでした。

試作検討の結果出来上がったサイズは(SD059が乗った状態で)W×D×H=480×450×85ということで、ボードのフレームに堅牢な鋼材が使用されることとフローティングボードの積層合板突板仕様も剛性を保つため厚さを削るわけにはいかないということで、高さが希望よりも5〜10ミリ高くなるということでした。

それでも、今までGRF邸の重量級真空管アンプ用に製作されたボードに比べるととてもコンパクトに出来上がっています。

ボードの高さが当初条件よりも高くなったことでSD05の背面にあるテレビ画面に干渉するのを解消するためにテレビ台の下に5.5ミリ厚合板を敷いて嵩上げしました。

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そして先日クリスマスの日に待望のPSD社製磁気フローティングボードが到着しました。

オーディオラックが木目を活かしたクリア塗装と交換フレームがブラック塗装なのにカラーコーディネートされたブラック塗装されていますが、とても似合います。

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水準器を使ってベースのフレームが水平にガタ無く設置されるように四隅にあるアジャスター付き足を調節してから上部にフローティングボードを載せ、更にSD05を載せて全てのケーブル類を取り付けた状態で水平になるようSD05のボード面に置く位置を調整します。

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Relaxa2+はオーディオラック下段のデジタルFMチューナーを載せました。

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SD05の足元がPSD社製磁気フローティングボードに変わったことで出音が想像以上に変わりました。

以前比較試聴した時はオーディオラック中段に内蔵された磁気フローティングボードだったので上段のボードに囲まれた位置だったのが、上段では周囲の影響が少ない環境になることもあるでしょう。

何が変わったのか?

それは低音部の基音が確かになり量感も格段に拡大したうえにアンビエンス成分も豊かになり音場が形成される深さが今までよりも拡大しました。

この感覚、印象はどの音源でも同様に感じることが出来ます。

今までフルレンジユニットのユニコーンでは再生が苦手だったパイプオルガンの低音も難なく再生するのに感激しています。

勿論フルオーケストラのコントラバスからエンドピンを伝わりステージを覆う低音も!

何を聴いても新鮮というクリスマスプレゼントのような音楽体験はまだまだ続いています。

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2022/12/27

お正月飾り

2022年も残すところあと5日となりました。

今年は1月早々に故郷出雲への移住という大イベントがあったので、昨年の今頃は大阪の住まいの引越し荷物整理に追われていました。

なので昨年末はお正月の準備も何もせずに済ませたので2年ぶりのお正月準備になります。

数年前に大阪で飾り付けした時の写真を参考に飾り付けました。

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来年2023年の干支は兎。

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縁起物の鶴亀が対になった祝い凧と恵比寿さまに大国さまが勢揃い。

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鏡餅と鯛のお飾りは京都の細見美術館のミュージアムショップで買い求めた思い出の品です。

 

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2022/12/23

今年の冬も金柑の甘露煮を作りました

年末年始の頃になると金柑が出回ってくるので甘露煮を大量に作ってストックし、ヨーグルトのトッピングにするのが我が家の習慣です。

大阪に住んでいる頃は初売りのスーパーで特売しているのを買って作るのが慣わしでしたが、ここ出雲ではお正月用にも売れるのか年末のクリスマス前に特売がありました。

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丁度クリスマス寒波が来る予報だったので、どこにも出掛けられない間に甘露煮をつくろうと1.2キロ程を買ってきました。

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作り方を順に追うと、先ずは一晩水に漬けて表皮を柔らかくします。

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翌日には表皮が水を吸って柔らかくなっているので、優しく擦り洗いして表皮の汚れを落としたら、横に半切りしてから爪楊枝の頭を使って中の種子を丁寧に取り除きます。

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今回は買った時に1,196グラムあった金柑が半切りして種子を取り除いたところで1,269グラムになりました。

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一晩水に漬けて置くので、これだけたくさんの種子を取り除いても重量は増えるのですね。

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今年は沢山作るので例年使っている土鍋には入り切らず、コーティングされたアルミ製の電気鍋を使うことにしました。

金柑は酸性なので普通のアルミやステンレス製鍋は変色するリスクがあるので使わないのが無難ですね。

甘露煮なので入れる砂糖はグラニュー糖を金柑の重量の半分ほどの600グラムを投入しました。

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不織布の落とし蓋をして底の方の金柑やグラニュー糖が焦げ付かないよう呼び水を少し投入したら、電気グリル鍋の温度設定を弱にしたままゆっくり温度が上がるようにします。

40分も経てば全ての金柑が透き通ってきて飴色になりますから、落とし蓋を取り去り残った灰汁を取り除いたら暫く弱火で加熱してシロップの水分を減らします。

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今回は水分が多かったので20分ほど加熱したらジャム瓶に詰め、熱々のシロップも残らず入れたら蓋をして逆さまに5分ほど置いて蓋を加熱殺菌します。

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5分経ったら天地を元に戻して蓋を僅かに緩めて加熱膨張した中の空気圧を抜いて再び蓋をしっかり閉めてそのまま自然冷却したら出来上がりです。

ジャムの空瓶なので蓋の中心は瓶内が冷えてくると圧が下がって「ペコン」という音を立てて凹むので、これがちゃんと密閉されている証拠になります。

今回は1.2キロの金柑でジャム瓶6個の甘露煮が出来ました。

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2022/12/21

移住後の住宅設備更新もあと少し

2022年1月に移住したマンションは2014年2月に竣工しているので8年以上経過していますが、前のオーナーさんがとても綺麗に住まわれていたとみえフローリングや壁紙が若干傷んでいる程度で、キッチンやバス、トイレ等の住宅設備は問題なく稼働していました。

なので、移住後の設備更新もキッチン排水口に取り付けられていたゴミカゴと排水カップと浴室ドアのパッキンを交換した他は手付かずで済ませていました。

もちろん不足していると考えた浴室のランドリーパイプやタオルハンガーなどの追加設置はありましたが、汚れていて交換が必要な部分はほとんど無くなったので、あと経年劣化でいずれ更新が必要になるのはガス給湯器位かな?と考えていたのです。

ところが、前オーナーさんから引き継いだ設備関係の取扱説明書が入っているバインダーの中を詳細に読んでいるうちに、温水洗浄トイレ設備の取扱説明書の中に気になる記述を見つけました。

拙宅のトイレはタンクレスの温水洗浄便座一体型なので、更新するには便座設備一式かトイレ本体と一括かの大掛かりなものになると考えていたのですが、この取扱説明書によると消耗部品の交換パーツが数多く掲載されていてしかもDIYで交換する詳細な手順書もネットからダウンロード出来るのです。

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そう、使用後の温水洗浄で毎回お世話になっているノズルのパーツですね。

コレを格安でしかも簡単に交換出来るように設計したメーカーに敬意を表します。

そこで早速メーカーのオンラインパーツショップで購入したのがコレです。

 

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2022/12/18

200days Grain-fed Beef

今年もあと半月余り。

この時期恒例のステーキ用オージービーフのキューブロール(ロース芯)を手に入れました。

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オーストラリアの肥育場で200日間穀物肥育され冷蔵コンテナで輸入されたもの。

このところの急激な円安で随分お高くなった輸入品ですが、それでも国産牛肉のステーキ用よりも安いですし、なんといっても赤身が多いのでヘルシーです。

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真空包装を剥がして表面を簡単にトリミングしたら2センチ厚にステーキカットしていきます。

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これで一枚あたり大体270〜290グラムのステーキ肉が24枚取れました。

一枚ずつラップ包装して冷凍庫にストックし食べる時には2日前から冷蔵庫で解凍します。

ステーキ用ロース肉ですが、細切れにカットして野菜と炒めたり一口大にカットして焼肉にしたりと色々楽しめます。

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2022/12/15

リビングの足元を暖めるホットマット

床暖房のあるマンションから引越しして感じるのはフローリングから足に伝わる冷気の不快感です。
二重窓化したので数値的にはエアコン暖房だけで充分のはずなんだけど、足元から暖める床暖房が無い分足元が冷えると身体全体が冷えを感じてしまいます。

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そこで、ソファーに座る足元だけを暖める無印良品のホットマットを購入しました。
構造はホットカーペットと同じですが一畳タイプの細長いもので表皮の素材も柔らかく、しかも洗うことが出来るという優れもの。

見つけた時は思わずガッツポーズでした。

 

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