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2022/12/23

今年の冬も金柑の甘露煮を作りました

年末年始の頃になると金柑が出回ってくるので甘露煮を大量に作ってストックし、ヨーグルトのトッピングにするのが我が家の習慣です。

大阪に住んでいる頃は初売りのスーパーで特売しているのを買って作るのが慣わしでしたが、ここ出雲ではお正月用にも売れるのか年末のクリスマス前に特売がありました。

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丁度クリスマス寒波が来る予報だったので、どこにも出掛けられない間に甘露煮をつくろうと1.2キロ程を買ってきました。

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作り方を順に追うと、先ずは一晩水に漬けて表皮を柔らかくします。

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翌日には表皮が水を吸って柔らかくなっているので、優しく擦り洗いして表皮の汚れを落としたら、横に半切りしてから爪楊枝の頭を使って中の種子を丁寧に取り除きます。

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今回は買った時に1,196グラムあった金柑が半切りして種子を取り除いたところで1,269グラムになりました。

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一晩水に漬けて置くので、これだけたくさんの種子を取り除いても重量は増えるのですね。

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今年は沢山作るので例年使っている土鍋には入り切らず、コーティングされたアルミ製の電気鍋を使うことにしました。

金柑は酸性なので普通のアルミやステンレス製鍋は変色するリスクがあるので使わないのが無難ですね。

甘露煮なので入れる砂糖はグラニュー糖を金柑の重量の半分ほどの600グラムを投入しました。

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不織布の落とし蓋をして底の方の金柑やグラニュー糖が焦げ付かないよう呼び水を少し投入したら、電気グリル鍋の温度設定を弱にしたままゆっくり温度が上がるようにします。

40分も経てば全ての金柑が透き通ってきて飴色になりますから、落とし蓋を取り去り残った灰汁を取り除いたら暫く弱火で加熱してシロップの水分を減らします。

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今回は水分が多かったので20分ほど加熱したらジャム瓶に詰め、熱々のシロップも残らず入れたら蓋をして逆さまに5分ほど置いて蓋を加熱殺菌します。

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5分経ったら天地を元に戻して蓋を僅かに緩めて加熱膨張した中の空気圧を抜いて再び蓋をしっかり閉めてそのまま自然冷却したら出来上がりです。

ジャムの空瓶なので蓋の中心は瓶内が冷えてくると圧が下がって「ペコン」という音を立てて凹むので、これがちゃんと密閉されている証拠になります。

今回は1.2キロの金柑でジャム瓶6個の甘露煮が出来ました。

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