« 2023年10月 | トップページ | 2023年12月 »

2023/11/24

浴室床の断熱シート上貼りリフォーム

移住後3度目の冬を迎えるにあたり、懸案となっていた浴室床の断熱性向上に取り組むことにしました。

室内の窓は内窓を取り付けたので断熱性は向上していると思いますが、浴室の材質が断熱性素材ではなく残念な思いをしていました。

大阪時代のマンションは断熱性素材を使った床と浴槽にリフォームした後は、冬場でも足元からの冷えを感じることはほとんどありませんでしたが、移住後は浴室の足元からの冷えがなかなか暖まらなくて不快に感じていました。

何よりも温度差によるヒートショックのリスクを独り暮らしでは低減させる必要性を感じていました。

浴槽自体の断熱性については独りだけ入るのなら、時間とともに湯温が下がるのを低減する断熱浴槽でなくても特に困りません。

Img_7084

なので問題は浴室床からの冷えが伝わることに絞られるので、そのために浴室ユニット全体を交換するリフォームにはなかなか踏み切れませんでした。

そんな中で目に止まったのが東リ(旧:東洋リノリューム)が発売している浴室・浴場用ビニルシート、バスナシリーズというリフォーム用の床シートでした。

ネットやYouTubeでもこのバスナシリーズを使って古い浴室の床を壊さずにリフォームする事例が沢山載っています。

メーカーのWebサイトにも「壊さずキレイ」「浴室リフォームに最適」をキャッチフレーズにしていますし、何よりも施工効果として「冬場の浴室は非常に寒く足元が冷えてしまいます。そのためヒートショック現象や転倒時のけがなどの危険を伴っていましたが、バスナシリーズは、接触温熱感衝撃吸収に優れるため安心・安全です。」とあり、足元からの冷えを低減する効果を挙げていました。

これだ!

ということで早速、移住後のリフォームで親切に対応して貰っている建築業者さんに施工をお願いしました。

Img_7086

施工は2日間掛かるということで、初日朝には既存の浴室床の凹凸を平滑にするためにパテ塗りを実施。

夕方パテが硬化した頃にサンダー掛けをして平滑にし、翌日にシートを密着して貼り付けられるように下準備をしました。

Img_7089

また、バスナシリーズのシートを搬入して、巻癖をとって貼り易いように広げて置きました。

選んだシートはバスナシリーズのなかでもクッション性と断熱性に優れるとある「バスナリアルデザインのモザイクタイル」カラーは既存の床に違和感なく溶け込むホワイトを選択。

Img_7092

とてもビニルシートとは思えない表面の質感です。

Img_7093

2日目朝からはパテ塗りした床に2液性エポキシ接着剤を塗ってシートの貼り付け作業。

シート下に気泡が入ると浴室の温度変化でシートが剥がれ水の侵入に繋がると大変なので、作業は慎重に慎重に。

Img_7099

半日以上置いてエポキシ接着剤が硬化した頃の夕方に最後の工程として、貼り付けしたシートの周囲にコーキングを打って作業自体は終わりです。

バスナシリーズのシート施工専用のエポキシ接着剤とコーキングが完全に固まるのは24時間だというので、2日目の夜も近所の温泉施設に。

工事開始後3日目の夜に入浴再開しました。

新しい床面は、最初の硬いプラスチックから足の当たりも柔らかさを感じますし、裸足ではひんやり感じた冷たさも随分低減されたような?

これは入浴再開した日の気温が小春日和で暖かめだったこともあるかも?

これから迎える冬本番にその効果を確かめることにしましょう。

因みにリフォーム費用の方は材料費プラス作業日数分で、当初勝手に目算していた金額よりも安く済みました。

作業時間自体は準備作業込み延べで5~6時間なので、まるまる1日分の日当は請求されなかったみたい。

いつも親切丁寧に作業していただけるので助かっています。

| | コメント (0)

2023/11/18

良いものを大切に使うということ

若かりしサラリーマン現役の頃から心がけていたのは、「良いものを大切に使う」いうことです。

良いものを大切に使うということは「直しながら長く使う」ということに繋がると考えています。

例えばビジネスシューズは靴底が擦り減れば貼り替えリペアが可能なものを少々高くても使えば、安いけれどもリペアの効かないシューズを履くよりもトータルでは経済的だし、何よりビジネスパーソンにとり重要な「足元を見られる」こともない(笑)

同じ考えでビジネススーツも流行を追うスタイルよりも生地の質を問いトラディショナルなスタイルを選んでいました。

Img_7069

それは、結婚して家族が出来、家財道具や調理器具などを選ぶ際にも同じ考えを貫いてきました。

今回は、長年使い続けて傷んだまな板をリペアすることにしました。

20年近く前に京都錦市場にある有次で包丁と一緒に手に入れたイチョウのまな板です。

ご覧のとおり両面共に包丁傷が一杯です。

Img_7072

自分で鉋掛けとかしようと考えたこともありましたが、両面ともガタのない平滑面に仕上げる自信が無いので、プロにお任せしようと調べたら地元の松村木材さんという製材会社がまな板の制作や削り直しをしているのを見つけました。

早速連絡を取り持ち込みしたら、あっという間に綺麗なまな板に蘇りました。

| | コメント (0)

« 2023年10月 | トップページ | 2023年12月 »