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2024/11/17

愛車シトロエンから次期車へ乗り換え(その3 契約編)

前回からの続きです。

昨今は何でもインターネット検索で探せる時代で、自家用車も例外ではありません。

検索に使用したのは以下3箇所の検索プラットフォームです。

・アウディジャパンの認定中古車検索サイト

・リクルートの運営するカーセンサー

・プロトグループの運営するグーネット

中古車は当然ながら既に1度ナンバー登録されて使用された車両ですから、走行距離や使用状態によってシートなど内装のヤレや飛び石など外装の傷の他、エンジンやブレーキ、サスペンション、タイヤなど重要部品の損耗の程度などが様々になりますから、購入後に出来るだけリスクの少ない車両を、購入価格とのコストパフォーマンスを念頭に考える必要があります。

その点でアウディジャパンの認定中古車サイトには、当然ながらアウディ正規ディラーで整備され、認定中古車として保証販売される車両だけなので、年式は様々ですがどれも整備がしっかりされた、安心感があります。

私の娘も、メーカーは違いますがVWの認定中古車を2台乗り継いでいますが、新車を購入したような手厚いサービスをディラーで受けられる安心感があるようです。

一方で、カーセンサーやグーネットと言ったネット企業が運営する検索サイトに掲載されている車両は、登録されている中古車販売店にある在庫の車で、その中には正規ディラーの販売車両も掲載されているのも有りますが、大半は名前も知らない遠方の中古車販売店が販売している、過去の履歴も知らないけれど、年式と車検残の程度に走行距離が明示され主要装備の一覧と内外装の写真のみなのてね。

ですから大抵は、総支払金額順に並べたり年式の新しい順に並べたりして比較するしかないため、方針として考えたのは、これらの検索サイトで探す目当ての車両としては、メーカー認定中古車ではありませんが、新車購入時に付与される保証いわゆる新車保証が付与された車両で、年式が新しい事も相まって安心感のある車両になると考えました。

検索をかけてこれだ!!と思えるような車両は新車同様に高額だったりするので、地道に検索サイトを探し続けるしかないのかな!?と心が折れそうな時もありました。

次期車探しと同時並行して、今の愛車シトロエンC5ツアラーの売却をどうするか?ですが、これについては最悪の処分オプションとして中古車買取業者で査定して最低価格の目安を持った上で、Facebook上で参加しているフランス車やハイドロシトロエン車の愛好者グループ内に、売却の意向がある旨を告知して、大切に引き継いで貰える次のオーナーに渡せるのが望ましいと考えました。

有り難いことに、告知したその日のうちに私も会ったことのあるシトロエン車オーナーの方が、私が乗っていて今までの整備履歴や乗り方の状態も判っているので、売却するなら引き受けたいという申し出を受けました。

売却価格も当然ながら買取り業者に渡すよりも高く、スタッドレスタイヤセット付属も評価して貰えたうえに、車両も都合のいい時期に!引き取りに来てくれるという有り難い申し出。

シトロエンの売却先と価格が決まれば次期車の予算も立てやすくなったので、良いと思える車両が見つかり次第問い合わせするつもりで、検索も真剣モードになりました。

そして、ある車両に目が止まりました。

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それが、愛知県でレクサスなどトヨタ系の高級車を扱う中古車販売店を、多く経営している企業が掲載していたこのA4オールロードクワトロ、外装色はクワンタムグレー、内装はブラックのレザーシート、2022年7月登録で来年2025年7月の車検まで新車保証が付いた車両です。

実は2022年8月以降の車両からエンジン出力が若干向上したものに変更され現在に至っているのですが、この車はエンジンは2020年から販売されているのとと同じながら、その他は改良された現在のモデルと同じものという過渡期のモデルだったようです。

装備は何とフルオプションに近いもので必要充分過ぎるほど、純正の前後撮影出来るドライブレコーダーも付属しているので、他に追加が必要なのはオールシーズンタイヤに交換と外装の耐久性を高めるガラスコーティングの施工だけです。

早速販売店に問い合わせして交渉を開始して次の条件を引き出しました。

・タイヤを指定のオールシーズンタイヤ(ミシュラン クロスクライメート2)に無償交換

・ご当地ナンバーで指定番号を取得する追加費用を無償に

・愛知県から自宅までの陸送納車費用を無償に

・細かいところでは、ボディ両ドア下部に貼られている「quattro)のレタリングシールを綺麗に剥がすことも。

ガラスコーティングについては、後々のメンテナンスを考えて納車後に地元のG'ZOXコーティング施工業者で施工することにしました。

ここまでの条件交渉はメールと写真のやり取りだけですが、担当者の文面からは細かいところによく気が付いて安心感を与えるものでした。

契約もメールに添付された注文書に電子署名システムで確定させるだけという洗練されたものでした。

現在は車庫証明書の取得も終わり、車両の名義変更手続きに必要な委任状と押印した実印の印鑑証明書と合わせて返送し、手続きに必要な申し込み金を振り込んだところです。

今後の予定は、名義変更が終わりナンバーが付いた車両のタイヤ交換をし、愛知県のアウディディラーに持ち込んでオイル交換を含む納車前点検を受けて私名義の新車保証を登録してから、陸送で地元でお世話になる整備工場で納車受け取り。

その後すぐにガラスコーティングを施工を終えてから晴れて使用開始して、シトロエンを新しいオーナーに引き渡しで個人売買で代金受け取りと、次期車を本格的に探そうと思い立ってから2ヶ月余り、思ったよりも早く気に入った車両が見つかったおかげで早ければ来月初旬には乗り換えが完了する予定です。

次回の日記は納車後になるのかな?
長々とお読みいただきありがとうございました。

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2024/11/16

愛車シトロエンから次期車へ乗り換え(その2 購入編)

る前回からの続きです。

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さて、アウディ A4アバントクワトロ(ガソリンモデル)、A4オールロードクワトロを次期車の候補に絞ったのはいいですが、その後は大変でした。

例えば、新車に必要最低限のオプションを付けると800万円近くの高額になりますし、私の住む地域では必須になる冬タイヤを夏タイヤとは別に用意しようとすれば更に費用が掛かります。

シトロエン購入時とは違い今は年金生活ですから、新車登録後10年が経過したシトロエンの売却金額が不透明な状況下では、全てを自己資金で賄うことを考えざるを得ないので、次期車購入も出来るだけイニシャルコストを抑えたいのですが、安さに釣られて後々の故障対応などでランニングコストが嵩むような車は勘弁して欲しいのです。

色々考えた結果、登録後最初の車検を迎える迄の新車保証が継続しているか、メーカーが整備保証する認定中古車の中で、メガネに適う車があるのかを中古車検索サイトで探してみました。

アウディA4およびオールロードの現行の型式モデルに切り替わった以降、つまり2020年10月国内発売モデル以降のモデルで探すのですが、気持ち的には発売時期が新しい程良いのは当たり前でも、そうなるとイニシャルコストが、、、。

本格的に探し始めたのは10月の半ば以降でしたが、実際のところA4アバントのクワトロガソリンモデルで中古車で検索出来るのは、Sラインモデルのスポーツサスペンション装着車ばかり、オプションの電子制御可変ダンパー装着車は全く見当たりません。

考えてみれば、アウディの主流車種のひとつでスポーティなアウディのイメージを担うクワトロモデルにですから、売れ筋がSラインに偏っているのは当然のことかも知れません。

ということで、アウディの場合A4アバントは早々に諦めざるを得ず、残るA4オールロードクワトロに絞って探すことにしました。

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オールロードモデルはエンジンがA4アバントのクワトロガソリンモデルと同じで、A4アバントに比べて最低地上高が50ミリ高く、トレッド幅も15ミリ拡大されたオフロード走行にも耐えるオフロードサスペンションが装着されていることがA4アバントとの大きな違いで、更にシートもスポーツタイプではなく乗り心地がより快適な通常タイプのが、運転席、助手席ともに装着されています。

外観はトレッド幅が拡大された分オーバーフェンダーが装着され、車高が高いのと相まってオフロード走行性能を意識させますが、SUVタイプのモデルにありがちな無骨なイメージはなく、意外にも私の嗜好にピッタリな気がしてきました。

しかも、この車にオールシーズンタイヤを履かせても見た目の違和感が無いうえに、スタッドレスタイヤセットを新たに購入保管する負担もなくなるね!と良いこともありました。

ということで、結局一度も試乗しなかったA4オールロードクワトロで私のメガネに叶う車探しが始まりました。

(その3 次期車はコレ!に続く)

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2024/11/15

愛車シトロエンから次の車へ乗り換え(その1)


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私の愛車、2014年12月登録のC5ツアラー セダクションは、2015年11月に走行距離11Kmで乗り始めて66千Kmを走行し、来年12月で登録後11年目の車検を迎えます。

ここまで大きな故障といえば高圧燃料ポンプの交換だけでいたって快適なドライビングを味わってきましたが、私も来年古希を迎える歳になります。

歳とともに夜間や雨天時の視界が見難く感じたり、前方車減速時の制動反応がC5に乗り始めた頃に比べ鈍くなったな?と感じたり。

歳上の友人は、古希の前からADASや衝突安全ブレーキにレーンキープアシストなどの運転支援装備が充実した車に乗り換えてから、運転時の緊張感や疲労感が格段に軽減されたということで、私にも転ばぬ先の乗り換えを勧められました。

ハイドロシトロエンの唯一無二の乗り心地から乗り換えるのは忍びないのですが、運転支援装備が充実した車への乗り換えを、早ければ来年の春、遅くとも来年12月の車検までには乗り換えを決心しました。

次期車の条件ですが、今は息子の経営するパン屋の配達を手伝っており、ツアラーの広い荷室が重宝しているので、同様のステーションワゴンタイプの車種で年式の新しい認定中古車を探そうと思いました。

問題は、愛着のあるC5ツアラーの売却先です。
次期車が決まれば下取り査定で売却もしくは買取り専門業者で査定、というのが一般的だと思いますが、手放すならハイドロシトロエンに理解のある、このグループのユーザーさんに引き継げれば嬉しいという思いです。

さて、C5ツアラーを降りるにあたって条件としたのは重きを置く順に次のようなものです。

・前方車追随走行、減速停止などの機能が、高速道、一般道で実用に耐える。

・サイズはC5ツアラーより全幅、全長ともオーバーしない範囲、但し身長180と大柄なのでコンパクト過ぎないこと。

・ハイドロの乗り心地から比べるのは酷なれど、我慢?できる程度にフラットライドであること。

・日常の走行距離が短めなので、アドブルーを使用するクリーンディーゼルのメリットよりもデメリットを勘案して、ガソリンエンジンを選択したい。

・昨今高価格になった新車は購入後の値落ちが大きいので、程度の良い高年式の認定中古車を選択する。

・普段の整備は出雲でお世話になっているところでお願いするにしても、近くにディラーがあれば試乗とか認定中古車購入の上で何かと望ましい。

上記の条件を満たす車の中で私の嗜好に合いそうな候補車をあいうえお順にザッとあげてみます。

アウディ A4アバント(ガソリンモデル)

アウディ A4オールロード

スバル レヴォーグ

スバル レガシーアウトバック

フォルクスワーゲン パサートヴァリアント(ガソリンモデル)

ボルボ V60

上記の候補車を眺めてみると気がつくのは、パサートの四輪駆動モデルにオールトラックというモデルがありますが、残念ながら全てディーゼルエンジンモデルだったので候補車から外しました。

ということで、早速同じ県内にあるディラーを訪ね認定中古車での購入を検討していることを告げた上で、試乗車が用意されている候補車を試乗しました。

結論から言うと、ボルボ V60以外全て試乗した結果、県内にあるアウディ正規ディラーでの試乗で心がほぼ固まったのです。

 

試乗に用意されたのはアウディ A4アバント クワトロ Sラインのガソリンモデルでした。

同行してくれたディラーの営業担当者さんによると、候補車の試乗コースは特に決められてないということなので、私が道をよく知っている自動車専用道と繋がっている峠越えや適度に路面の荒れたうねりのある道路を30分ほどかけて走行しました。

結論からいうとパワーや静粛性はC5を上回るものの、サスペンションのマナーはハイドロサスペンションと比べるまでもなく「えっ?この道こんなに荒れて段差多かったっけ?」と驚くことしきり。

A4アバントは静粛性が高く、車内では路面状態によるロードノイズの変化がそんなに聞き取れないのに、荒れた路面を越えた時の上下動、特に突上げ後に下がる際に下から引っ張られているような感覚がありました。


これは一般のサスペンションなら当たり前なのか、それとも試乗車に付いていたスポーツサスペンションやスポーツタイプのシート形状によるものなのかは、ハイドロサスペンションに馴染んだ私には判りません。

同乗していた担当者さん曰く、A4で大半のSラインモデルはスポーツサスペンションとスポーツシートが標準装備されるそう。

中古車狙いなら、搭載エンジンが違うFFモデルを選ぶか、クワトロモデルならオプションの電子制御可変ダンパー装着車、若しくは試乗車には用意されてないけれど、オールロードモデルなら車高を上げたラフロードサスペンションとコンフォート寄りのシートが標準装備なのでお勧めだということでした。

因みに、この担当者さん自身もこのA4オールロードを所有しているとのことで、その乗り心地や操作性の説明には心が動かされました。

今まで試乗した他の車に比べると1番自身の嗜好に合っているように感じたのです。

残る候補車のボルボ V60は岡山県や広島県辺りのディラーまで足を伸ばしてみる必要がありましたが、このアウディA4試乗の印象が良かったので、アウディA4ならやはりクワトロモデルに乗ってみたかったので、オプションの電子制御可変ダンパー装着車とオールロードモデルに絞って探すことにしました。

(その2 購入編に続く)

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