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2026/04/20

Emm LabsのD/AコンバーターMeitner Ma-1 V2導入(中編)

Emm LabsのMeitner Ma-1 V2というD/Aコンバーター導入に至った経緯は、前回の日記で書いたとおりです。

2011年に発表された当初からSACD規格相当のDSD56 (2.8MHz)音楽信号を受けることができましたが、バージョンアップ後のV2になり更にDSD128 (5.6MHz)まで対応するようになったのが、Meitner Ma-1の導入を決断した切っ掛けのひとつと言えるでしょう。

前回も書いたように、使用しているデジタルアンプのSD05ではDSD音源を受けることが出来無いために、DSDアーカイブを再生するプレーヤーのSONY HAP-Z1EXからUSBデジタル出力されたDSD128音源をWeiss INT204で受け、PCM88.2KHz/24Bitに変化してからSPDIF同軸ケーブルに出力したのをSD05で受けるようにしていました。

これが、Meitner Ma-1 V2を導入することによって、Weiss INT204を介することなく直接Ma-1のUSB-A入力端子で受けることが出来るようになりました。

つまり、DSD音源の再生に於いてINT204が不要になり、他のPCM音源についてもUSBーA端子の他に同軸2系統、Tos光2系統が備わっているので、SD05で直接受けていたCDプレーヤーとFMチューナーからの同軸デジタル出力にREGZA有機ELテレビからのTos光デジタル出力を、全てMa-1の入力端子で受ける他、今までTos光デジタル出力ケーブルを差し替えで使っていたAppleTV4KからのTos光デジタル出力をも同時に接続することが可能となりました。

これが、Meitner Ma-1を導入する切っ掛けのふたつ目といえるでしょう。

でも、機能やスペックだけでオーディオ機器を導入する訳にはいきません。

いちばんの切っ掛けと後押しは、GRF邸の和室のユニコーンとテレビの部屋のユニコーンを聞かせていただいて、感じ取ったあの感覚。

和室の部屋ではユニコーンの中高音域の音色に血の通った暖かみを感じ取れたことで、これは、この後聴かせていただいたテレビの部屋のSD05で鳴らすユニコーンから聞こえる抑制的というかクールな音楽表現とは明らかに違い、このテレビの部屋で鳴る音楽は、現在拙宅で再現できている音楽表現とほぼ相似な音色に感じ取れました。

つまり、SD05の唯一の弱点?と自分自身で感じ、何とかして補えないか?と渇望していた、音楽表現に於ける熱量(パッション)が、この和室で存在感を示しているMa-1をSD05の前段に導入し、全ての音源をアナログ変換させることで音質にMa-1のエッセンスを載せ、SD05にはアナログケーブル1系統だけの接続にすれば可能になるのでは?、そう予感したのです。

GRF邸訪問後から探し始めたMeitner Ma-1ですが、高額なDACでもあり国内は言うに及ばず海外のサイトでも出物を探した結果、当初は初期型のMa-1が国内代理店扱いであればV2相当に有料でバージョンアップをお願いすることも考えていたのが、思いが通じたのかV2バージョンが手元にやって来ました。

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手に入ることが確実になった時点で、PSD社特注の磁気フローティング機構内蔵オーディオラックの棚を空ける必要と資金調達の足しにするため、DDコンバーターのWeiss INT204などを処分しました。

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そしてMa-1設置後がこの写真。

全ての送り出し機器をMa-1に接続後、様々な音源を再生チェックしました。

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FMチューナーからの96KHz/24bit音源も

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CDプレーヤーからの44.1KHz/16bit音源も

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REGZA有機ELテレビからの48KHz/16bit音源も。

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AppleTV4Kからの48KHz/24bit音源も。

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HAP-Z1EXからの192KHz/24bit音源も。

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同じくHAP-Z1EXからのDSD128 (5.6MHz)音源も、DSD音源もPCMハイレゾ音源も全て問題なく処理してアナログ出力できることが確認されました。

現時点で電源投入後4日目に入ったところです。

Ma-1に付属していた電源ケーブルはEmm Labsの純正ケーブルではなく、北米では汎用ケーブルとして3〜4ドルで販売されているモノだったので、海外のサイトで見つけた純正ケーブル相当品を調達して5月連休前後の到着待ちです。

また、アナログ用のラインケーブルも今は借り物なので、これも音質向上に期待が持てるものを調達中。

そんな状況下で、Meitner Ma-1 V2の導入効果を評価するのは時期尚早かもしれませんが、ひとつだけ言えることは導入して良かった!ということです。

期待したとおり、やや素っ気なさや淡白に感じていたSD05の誇張するところが無い素直な音楽表現から、密度が濃く有機的な温もりを感じる音楽表現が見えるようになりました。

REGZA有機ELテレビのベルリンフィルデジタルコンサートホールのアプリで視聴した、ベルリンフィルの演奏会ライブ音源もとても素晴らしく音楽に没入出来ましたし、FM放送から流れるコンサートのライブ収録番組もより一層楽しく聞くことが出来るのでは?と期待しています。

ここまで、先ずは導入後の初期インプレッションです。

これから、電源ケーブルやアナログラインケーブルを交換してエージングを重ねた時点で再度評価したいと思います。

続く

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2026/04/12

Emm LabsのD/AコンバーターMeitner Ma-1 V2導入(前編)

先月GRF邸で和室のユニコーンを聴かせていただく機会があり、Emm LabsのコンシューマーブランドであるMeitnerのD/AコンバーターMa-1 V2の魅力に心が動きました。

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その時に感じたSD05には感じない色気を、MeitnerのD/Aコンバーターを使うことで補うことが出来る可能性が高いのでは?という目論見です。

SD05は4系統のハイレゾ対応デジタル入力端子の他に、優秀ならA/Dコンバーターを持つ2系統のアナログ入力端子を持っていますが、残念なことに設計製作当時の時代背景からUSB入力端子やDSD音源の再生能力を持っていません。

従って、拙宅のHDDプレーヤーHAP-Z1EXからのUSBデジタル出力をそのまま受ける事が出来ず、PCM音源はM2TECK HIFACE TWO-ProというDDコンバーターを、DSD音源はWeiss INT204というDSD→PCM変換ソフトウエア搭載のDDコンバーターを使い分け、SD05にデジタル入力していました。

その点でMeitner Ma-1 V2は、USBデジタル入力端子を備えPCM384KHz/24bitやDSD128 (5.6MHz)まで再生可能(同軸デジタル入力ではPCM192KHz/24bitまで対応)しているので、先ほど述べた2つのDDコンバーターを廃することも出来るのです。

また、デジタルアナログ変換処理は、一般的なD/Aコンバーターに搭載されているD/A半導体を使うのではなく、Em Labs独自のPCM音源をDSD512 (約22.579MHz)までアップコンバートされたのちにDSDからダイレクトにアナログ変換されるという、SD05のPCM音源処理に近い方法を採用しているのが特徴です。

Meitner Ma-1 V2は、入力端子がAES/EBU×1、SPDIF (RCA)×2、SPDIF (Tos)×2、USB-A×1の6系統が接続可能で、接続した其々を切り替えするスイッチングボックスの役割も果たせるので、ボリュームの無いデジタルプリアンプのように使うことが出来ます。

なので、拙宅のシステムにおいてはMa-1 V2からのアナログ信号をSD05に入力して、SD05はボリューム付きパワーアンプのように使用することになります。

前置きが長くなりましたが、GRF邸から帰宅して以来ずっとMeitner Ma-1の出物を探している状態でした。

目標はMa-1のバージョンアップ後の現行製品であるV2ですが、V2でなくても程度の良いMa-1が手に入ったなら、バージョンアップ料金を支払ってV2並みに改良することも考えていました。

その思いが通じたのか、不思議な縁があってバージョンアップ後のMa-1 V2が、明日手元に届くことになりました。

(続く)

 

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