エアコンをWi-Fi経由でコントロール
今のマンションを購入した時に新しいエアコンを3台取り付けました。
ネットで買って引越し業車での取付けも考えましたが、故障修理の際にアフターサービスを考えて地元に店舗ある家電量販店で購入しました。
家電量販店で選んだ機種はエアコン業界では業務用でも定評のあるダイキン製、リビングには200ボルト電源のを洋室2部屋には100ボルト電源のをそれぞれ取り付けました。
コレらは家電量販店の特別仕様として、室外機の熱交換フィンが塩害に強い防錆塗装が施されている他、メーカーオプションとなっているWi-Fi通信ユニットが取り付けられています。
住まいのある出雲市は日本海からも近く冬場には北西からの強い季節風が吹き付ける土地柄なので、移住時期が正月明けと真冬だったので室外機の防錆塗装ありというのが購入の決め手になりました。
しかしもう一つのWi-Fi通信可能というオプションは、正直なところスマホをリモコン代わりに使える機能程度としか考えてなかったので、宅内に設置したWi-Fiルーターに接続させる手間を考えると億劫でしかなく、この機能は使うことなく過ごしてました。
拙宅で使っているNEC製のWi-Fiルーターは外部からの侵入をブロックするセキュリティ対策としてのパスワードの他に「MACアドレスフィルタリング」という機能を使っていて、万一パスワードが破られたとしてもWi-Fi機器其々に固有のMACアドレス(Wi-Fiアドレス)がルーターに登録されていないと接続がブロックされる設定にしているのです。
この機能はマンションや戸建てでも自宅の外でも自宅内のWi-Fiルーターの電波が受信出来るような環境では、セキュリティパスワードだけでは悪意のある第三者に破られて侵入されるリスクがあるので、少々設定が面倒でも接続を許可する機器のMACアドレス(Wi-Fiアドレス)だけが接続されるので安心が違います。
そういうことで、エアコンに取り付けられているWi-Fi通信ユニットのIDとパスワードはシールで貼ってあるので判ったのですがMACアドレスの記載はなかったので、宅内のWi-Fiルーターに接続させるためにMACアドレス(Wi-Fiアドレス)を登録する前提のMACアドレス(Wi-Fiアドレス)を知る手段がその時は解りませんでした。
ダイキン機器のをオンラインで行っていたので時々届くメールマガジンを読んでいたところ、Wi-Fi通信機器でネットに繋いだ機器を外出先からスマホで操作出来るアプリの紹介記事がありました。
お!コレは使えるかも!?
移住後2年目の夏を迎え真夏日が続く8月に2度の宿泊旅行を予定していることから、帰宅前にスマホでエアコンを稼働させることが出来ればいいな!
ということで、早速アプリをインストールして3台のエアコンを其々設定することにしました。
やはり苦労したのはエアコンのWi-Fi機器固有のMACアドレス(Wi-Fiアドレス)を調べることでした。
具体的にどうやって調べたかというと、エアコン1台毎にWi-Fiを稼働させてからスマホのWi-Fi接続機能でエアコン固有のID、パスワードを使ってエアコンのWi-Fiに接続し、その詳細で接続機器のアドレスを調べることが出来ました。
同様にして3台のMACアドレス(Wi-Fiアドレス)を調べたら宅内Wi-FiルーターのMACアドレスフィルタリング機能に接続を許可するアドレスを登録した後に、ダイキンのアプリを使って3台のエアコンを順に宅内Wi-Fiルーターに接続させ、アプリに登録する作業を行いました。
一連の設定を終えると各エアコンのセンサーが捉えた室内の気温と湿度、室外機センサーが捉えた気温が表示されます。
また同じダイキン製のWi-Fi通信ユニットを搭載した機器なら空気清浄機でもエコキュート給湯機器でもアプリからコントロール出来るうえ、自宅の機器以外でも実家や別宅にある機器でもネットに繋がっているのならアプリへの登録を行うだけで稼働状況をモニターしたりコントロールしたりできるのです。
コレは便利ですね。
例えば年老いた親が住んでいる実家のエアコンの稼働状況がスマホからリアルタイムでモニター出来るのなら安心ですね。
2年越しでのWi-Fi接続ですが、手間取った甲斐あって便利に使いこなせそうです。
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