晩秋の日光を散策する(その3益子編)
さて、日光金谷ホテルで優雅な宿泊を楽しんだ翌朝は、早朝の散歩から。
神橋を眺められる川沿いの散策路も金谷ホテルの敷地。
散歩後にダイニングルームで朝食を摂った後にチェックアウト。
タクシーでJR日光駅に向かいます。
明治23(1890)年開業の木造建築で、大谷石を使って建てられている、明治の香りが残る建物だ。
JR日光線で宇都宮まで50分弱。
宇都宮から益子までは東野バスで約1時間。
料金は、片道1100円だが、親切な運転手さんが「共通バスカード(1000円で1100円使える)を買えば100円安いですよ」と教えてくれ、感謝。
益子参考館前のバス停で下車し、早速訪問する。
ここ、益子参考館は、日本民藝運動の創始者の一人である、陶芸家 濱田庄司が自ら参考とした品々を、広く一般の人々にも「参考」にしてほしいとの意図によって、開設された美術館です。濱田庄司の自邸・工房の一部を活用し、その蒐集品と自身の作品、また僚友であった河井寛次郎、バーナード・リーチらの作品を展示しています。
先の東日本大震災の影響はここ益子にも及び、建物や登り窯にも揺れによる大きな被害がそこかしこに見え、復興はまだまだと見えた。
益子参考館近くにある陶器の店「とよだ民芸店」では、濱田庄司等の作家の本物を多数販売していて、目の保養になる。
ここで気に入った数点を購入した中には、皆川マスさんのお孫さん皆川ヒロさんが作った山水の急須と卓上漬物入れもあり、用の美を感じさせる益子焼ならではの買い物をして満足。
昼食は、益子の有名店「スターネット」で摂ったあと、再びバスで宇都宮まで戻り、新幹線で東京へ。
1泊2日の充実した小旅行でした。
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