音楽

2009/09/28

ココロの音~和太鼓フェスティバル2009/服部緑地野外音楽堂

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昨日9月27日は、リフォーム工事も無いので、外でお昼を食べようとお弁当を持って服部緑地公園に行ってきました。
自転車で通りかかると、野外音楽堂から威勢のよい和太鼓の響きが聴こえてくるではないですか。
それは、ココロの音~和太鼓フェスティバル2009というイベントで、関西各地の和太鼓愛好者団体が、日頃の練習の成果を披露する発表会。
乾いた和太鼓の響きが心地よいひと時でした。

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2009/09/23

VPO第4回定期演奏会

20090923vpo今日は敬老の日。昨日は仕事を終えた後、深夜まで横浜で飲んだ関係で、大山登山の計画は中止(^^ゞ
何か演奏会でもやってないか、コンサートスクエアという情報サイトで検索していると、近所にある大田区民ホール、アプリコ小ホールで、VPO第4回定期演奏会というアマチュアの室内管弦楽のコンサートがあるのを見つけ、早速聴きに行ってきました。
20090923vpo2いつも聴きに行く大ホールの地下にある小ホールは、本当にこじんまりとしたホールですが、15人ほどの小編成なら十分な広さです。

曲目は、J.S.バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第3番、メンデルスゾーン:八重奏曲作品20
休憩を挟んでモーツァルト:アダージョとフーガ、J.S.バッハ:オーボエとヴァイオリンのための協奏曲
そして最後にグリーグ:ホルベアの時代を演奏。アンコールはレスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリアと、盛り沢山な内容でした。

アマチュアの室内楽は、フルオーケストラ以上に演奏者個人の力量が問われますが、まずまず一定水準以上のレベルで、とても楽しめる演奏会でした。

ここで、驚いたことがひとつ。
チェリスト兼指揮者のS氏が、なんと大学オケの後輩だったのです。
たまたま聴きにいったところで、こんなことがあるなんて、世の中は狭い。

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2009/09/05

山中千尋・ニューヨーク・トリオin Billboard Live

Dtl_07055_19月5日大阪西梅田にあるビルボード大阪山中千尋ニューヨークトリオのライブを聴きに行ってきました。
山中千尋は当初、澤野工房からアルバムをリリースしていたが、メジャーレーベルに移籍後も精力的にアルバムをリリースし続けている。
そんな彼女のライブを聴くのは実は初めてだったのだが、曲の合間に話す言葉の幼さと、演奏中に見せるエネルギッシュなリリシズムとの落差が、彼女の魅力のひとつかもしれない。

セカンドステージを聴いたのだが、21時開演で22時に一通りの演奏を終えてからが凄い。
なんとアンコールを8曲、タップリ50分も演奏してくれたのだから。


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2009/09/01

緑交響楽団第43回定期演奏会

Midorooke8月最後の日曜日午後、横浜のみなとみらいホールで開催された、アマチュアオケ、緑交響楽団の第43回定期演奏会に出かけてきました。
1984年に創立されたというから、かれこれ25周年を数えるアマチュアオケらしく、団員の年齢構成もなかなかバラエティに富んでいた。
大人数を収容するみなとみらいホールだが、ベートーヴェンの第九を演奏するため、合唱団が入るとちょっとした緊張感が会場に漂い、これは日本の演奏会独特なのかもしれないが、第九は特別なものなんだろう。
会場に響き渡る「歓喜の歌」を聴くと、何故か涙腺が緩んでいた自分がいた。

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2009/08/26

ヴィニシウス・デ・モラエス曲集 / マリア・ベターニア

51x6km4r7kl_ss500_Maria Bethania Sings the Vinicius de Moraes Songbook、DRGレーベル
ブラジルを代表する歌姫、マリア・ベターニアが、詩人ヴィニシウス・デ・モラエスの書いた、ボサノヴァを歌ったアルバム。

このアルバムは、小生が良く拝見する米国在住のjazzaudiofan氏が発信する、ジャズとオーディオを中心としたブログ、ジャズ&オーディオ通信(from USA)の中で紹介されていたもの。
カエターノ・ヴェローゾの妹であるマリア・ベターニアのリラックスした中にも強いメッセージ性を感じさせる歌唱力に脱帽である。

曲目リスト
1. Modinha
2. Poetica I / O astronauta
3. Minha namorada
4. A felicidade
5. Tarde em Itapoa
6. Lamento no morro / Monologo de Orfeu
7. Mulher, sempre mulher
8. Gente humilde
9. O mais - que - perfeito
10. O que tinha de ser
11. Bom dia bencao
12. Voce e eu
13. Eu nao exosto sem voce
14. Nature boy (Encantado)


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2009/08/23

ジャパン・フレンドシップ・オーケストラ 第21回「音樂會」

Jfp18月23日午後、川崎駅前にあるミューザ・川崎シンフォニーホールで、ジャパン・フレンドシップ・オーケストラの第21回「音樂會」が開催された。
Jfp21992年に高橋敦を音楽監督に37大学の卒業生、在校生で結成されたアマチュアオーケストラがジャパン フレンドシップ オーケストラ。
今年の演目は、全て英国の作曲家によるもので、オープニングはブリテンの「青少年のための管弦楽入門」2曲目が
エルガーの代表曲「エニグマ変奏曲」、休憩を挟んでメインはホルスト の組曲「惑星」というもの。
音楽監督で、指揮者の高橋敦は、大きく揺れるテンポを、オーバーアクションの指揮でオケをしっかりコントロールしていた。
どの曲もブラヴォー!!の連発であった。

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2009/08/21

デカラージュ / カフェマヌーシュ

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お盆休みの夕方から宝塚ガーデンフィールズ内にある英国風ナチュラル庭園「シーズンズ」で、毎夏恒例となっているトワイライトコンサート。
昨年まではポルトガルギターデュオ「マリオネット」の演奏を聴きにいってたのだが、今年は出演がないということで、14日金曜夜にジプシースゥイング・ジャズを演奏する、トリオ「カフェマヌーシュ」を聴きにいってきた。
マリオネットがポルトガルギターとマンドリンによる演奏なら、このカフェマヌーシュは、ジプシージャズギターで有名なジャンゴ・ラインハルトの流れを受け継ぐ、関西のライブハウスを中心に演奏活動を行っているトリオでメンバーは川瀬眞司(g)、山本佳史(g)、中村尚美(b)、アルバムは2枚出していて、昨年リリースしたアルバムがこの「デカラージュ」
ベースを中心に2人のマカフェリギター奏者が奏でるジプシースゥイングジャズが、夕方の心地よい風が吹き抜ける、英国式庭園のテラスに響いてとても気持ちよい時間を過ごすことができた。

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2009/07/12

ジャパン・グスタフ・マーラー・オーケストラ第7回定期演奏会

Muzakawasaki1今日は午後1時半から、JR川崎駅前にあるミューザ川崎シンフォニーホールで開催された、アマチュアオーケストラ、ジャパン・グスタフ・マーラー・オーケストラ(JMO)の第7回定期演奏会に行ってきました。
Jmo東京には沢山のアマチュアオーケストラが存在しますが、ここJMOはマーラーの交響作品全曲演奏を活動の主軸として、音楽監督と指揮者の井上喜惟氏のもとに結成された団体で、当然ながら本日の演目も、1曲目が独唱に蔵野蘭子を迎えて、歌曲集「さすらう若人の歌」、メインが90分もの大作となる交響曲第6番イ短調「悲劇的」というもの。
Muzakawasaki2演奏が始まると撮影できないので、ステージは空の状態ですが、ホール全体に響き渡る管弦楽の競演に酔いしれた、日曜午後のひとときでした。


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2009/06/28

慶応義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ第198回定期演奏会

20090628minatomiraihall今日は学生オケの演奏会に行ってきました。
20090628minatomiraihall1慶応義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラの第198回定期演奏会が、横浜市のみなとみらいホールで開催されたのです。
20090628minatomiraihall2指揮は川瀬賢太郎、曲目はチャイコフスキー作曲・幻想序曲「ハムレット」Op.67a、ラヴェル作曲・組曲「クープランの墓」、メインはドヴォルザーク作曲・交響曲第8番ト長調Op.88と名曲揃いです。
演奏レベルは・・・・・はっきり言って高いです。
首都圏の学生オケの殆どが、音楽大学卒業したプロに指揮と指導を委ねており、弦・菅ともにプロのトレーナーのもとで演奏技術を高めていますので、関西の学生オケとはレベルが違い過ぎます。
20090628minatomiraihall3学生オケとはいえ、歴史と伝統あるマンモス大学である慶応義塾ですから、今年も新入団員が50名も入ってきたとかで、余程演奏技術が高くない限り、全員がこの定期演奏会ステージに立てるわけではないところが、マンモスオケ団体の悩みかもしれませんね。
みなとみらいホールそのものは、パイプオルガンも備えた大規模ホールですが、音が抜けていくような感じがして音響はそんなに良くありません
それでも、学生らしい一途な情熱で一気に終曲まで雪崩込んでいく演奏のドライブ感が、とても爽やかな演奏会でした。

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2009/06/25

サントリーホール

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昨日6月24日は、六本木にあるサントリーホール東京都交響楽団の第683回定期演奏会に行ってきました。夕方仕事を終えてから目黒経由でで六本木までの所要時間は約20分。徒歩を入れても30分かかりません。
チケットはネットで予約してあったので、当日引き換え場所で料金を支払い、開場まもなくのホール内に入りました。
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いつも聴きに行く川崎のミューザ川崎シンフォニーホールに比べると壁の木部の色調がやや明るい材で設えてあって、レンコンのような意匠のダウンライトや透明なガラス風の反響版が、まるで美術工芸品のオブジェのように造形の美を表現しているようです。
音の響きは柔らかく聴いていて刺激的なところがなく、東京都交響楽団の演奏も大変素晴らしく、満足したひと時を過ごしました。

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2009/06/18

東京都交響楽団

日本の首都である東京には、数多くのプロオーケストラが存在する。
小生が普段良く聴きに良く、ミューザ川崎シンフォニーホールを拠点にする東京交響楽団もそのひとつであるが、たまには違う団体の演奏を聴かねばと予約を取ったのが、この東京都交響楽団が6月24日にサントリーホールで開く、第683回定期演奏会Bシリーズである。
指揮が小泉和裕、ホルン独奏に西條貴人を迎え、曲目は、ストラヴィンスキー作曲、交響的幻想曲「花火」 op.4
R.シュトラウス作曲、ホルン協奏曲第2番 変ホ長調
メインはチャイコフスキー作曲、交響曲第3番「ポーランド」 ニ長調 op.29

最近はアマチュアオケの演奏会が続いていたので、プロの演奏をどのように感じるのか楽しみである。

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2009/05/31

三田フィルハーモニー第18回定期演奏会

Mitaphil1金曜夜の虎の門交響楽団第81回定期演奏会に続き、昨夜は西蒲田で出水電器の試聴会に参加し、濃い夜を過ごしました。そして今日は再び大田区民ホール・アプリコで三田フィルハーモニーオーケストラ第18回定期演奏会です。
Mitaphil2虎の門交響楽団の定期演奏会が第81回を数えるのに比べ、三田フィルはまだ18回を数える若いオーケストラ。団員の年齢も虎の門が40~50歳代のに比べ、三田は20~30歳代でしょうか。

曲目は「ふたつの田園交響楽」と題し、1部がベートーベンの交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」、2部がブラームスの交響曲第2番ニ長調Op.73。
演奏はというと・・・・弦楽器群が素晴らしい!!!・・・・・・管楽器はというと・・・・・・・素晴らしい!!!!
プロとは違う情熱が迸る素晴らしい演奏でした。

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2009/05/29

虎の門交響楽団第81回定期演奏会

Torakyo1今日は週末の金曜日。大田区にあるアプリコ大ホールで、アマチュアオーケストラ「虎の門交響楽団」の第81回定期演奏会が開催されたので、聴きに行ってきました。
Torakyo曲目は、エロールの歌劇「ザンパ」序曲、プーランクのバレエ組曲「牝鹿」。そしてメインはシューマンの交響曲第1番「春」と、全て春らしい曲です。
指揮者はプロの横島勝人氏で、ややオーバーアクションの指揮ぶりはアマチュアオケから楽想豊かな音楽をひきだしていた。
忙しかった日常から開放してくれるひと時であった。

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2009/05/10

コンセール21管弦楽団 第37回定期演奏会

Concert21今日は午後から大田区民ホールアプリコで開催された、アマチュアオーケストラ「コンセール21管弦楽団」の第37回定期演奏会を聴きに行ってきた。
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曲目は全てイギリスに関係した交響曲で、最初は、ストラヴィンスキー作曲:管楽器の交響曲~ドビュッシーの追憶に~(1947年版)。2曲目は、ハイドン作曲:交響曲第103番変ホ長調《太鼓連打》。
休憩後のメインは、ドヴォルザーク作曲:交響曲第7番 ニ短調。

指揮者、コンサートマスターとも音楽大学を出たプロの演奏家が勤めているが、アマチュアの中でもレベルの高い方で、音楽性も大変高いオーケストラであった。

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2009/05/07

青山フィルハーモニー管弦楽団第24回定期演奏会

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ゴールデンウィーク前4月29日(祝日)にJR蒲田駅前にある、大田区民ホール「アプリコ」で、青山フィルハーモニー管弦楽団の第24回定期演奏会があるというので、出かけてきました。

青山フィルというので、てっきり青学の大学オケだと思っていましたが、会場に着くと高校生が声を枯らして誘導をしているではありませんか(~_~?
小生、恥ずかしながら青山フィルが都立高校のクラブ活動だとは知りませんでした(^^ゞ

プログラムは、第1部が、シャブリエ作曲 狂詩曲「スペイン」、指揮は渡辺恭祐君
チャイコフスキー作曲 バレエ組曲『白鳥の湖』より「ワルツ」、指揮は永田理恵さん
そして、ブラームス作曲 大学祝典序曲、指揮は再び渡辺恭祐君
第2部は、ショスタコーヴィチ作曲 交響曲第12番、指揮は白土昴君
アンコールに、ビゼー作曲 『カルメン』組曲より「闘牛士」
このプログラムが学生、それも高校生によって自主的に決められたものだとは信じられませんね。

演奏はこれまたすごいの一言。
金管、木管、打楽器群は、中学からのブラスバンド経験者なので、とても巧いし音楽性も高いです。
弦楽器群はさすがに初心者が多いとのことですが、大学オケに初心者で入った学生よりも、遥かにたくさんの訓練を積んでくるのでしょう。
これも響きがとても綺麗で、リズム、音程とも最後まで破綻しないのは驚きです。

大人の落ち着いた音楽性とはまた違う、若さのエネルギー放射を一身に受けたとても楽しい演奏会でした。


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2009/03/20

東京工業大学管弦楽団特別演奏会

東京工業大学管弦楽団特別演奏会
3月20日午後、川崎駅前のミューザ川崎シンフォニーホールで開催された東京工業大学管弦楽団の特別演奏会に行ってきました。
大学オケの現役生ではなく、大学院生やOBOGを中心に編成された一回限りのオーケストラです。
曲目はブルックナーの交響曲第八番。
音響の良いことで定評のあるミューザ川崎シンフォニーホールで聴くブルックナー、沢山練習を重ねて訓練されたオーケストラと見えて、最後のフィナーレまで破綻なく素晴らしい演奏を聴かせてくれました。

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2009/03/10

アマチュアオーケストラ三昧

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ちょっと前の話ですが、2月1日と15日にアマチュアオケの演奏会に行ってきました。
上手下手は関係ないところにあるアマチュアならではの音楽に対する情熱が、聴く人を感動させるのでしょうね。

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2009/02/23

ラファウ・ブレハッチ ピアノ・リサイタル/シンフォニーホール

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2009年2月22日大阪市北区にあるシンフォニーホールにて開催された、ラファウ・ブレハッチのピアノ・リサイタルに念願が叶って行って来ました。

曲目はモーツァルト:ピアノ・ソナタ 第16番、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第2番。
休憩をはさんでショパン:4つのマズルカ op.17第10番・第11番・第12番・第13番、ポロネーズ 第6番「英雄」
最後にシマノフスキ:ピアノの変奏曲 op.3。

席はステージの後ろ、パイプオルガンのある側の正面に向って中央左の最前列という、ピアノ演奏を聴くには演奏者の左後ろから、鍵盤弾く両手の動きやペダルを操作する両足の動きを全て見通せる、最高の席でした。

そして満員の観客が一体となってブレハッチの奏でる演奏に酔いしれた一時は、その場に居合わせた人々としか共有できませんが・・・・・・・・ブラボー!!!でした。

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2009/02/14

本日の一枚(ラッシュ・ライフ / ジャシンタ)

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Lush Life(ラッシュ・ライフ)/Jacintha(ジャシンタ)、Groove Noteレーベル、2002年年1月月22日発売

Vocals:ジャシンタ・ Piano:ケイ・アカギ・ Tenor Sax:テディ・エドワース・ Guitar:アンソニー・ウィルソン・ Trumpet:ウィル・ミラー・ Drums:ラランス・マラブル・ Drums:ジョー・ラ・バーバラ・ Bass:グレク・オレス。

2001年8月、カリフォルニア、ロサンジェルス、チェロ・スタジオにて録音。

バックミュージシャンにそうそうたるメンバーを配置したジャシンタが、大人の魅力でしっとりと唄う。
サウンドは光と影のコントラストが見事な優秀録音盤である。
決して多作ではないジャシンタのアルバムはそれぞれに違うジャシンタの個性に光を当てているが、このラッシュ・ライフは全体にスローテンポな選曲で、イージーリスニングとして聴くには勿体無いほどの秀逸なアルバム。

1. Boulevard of Broken Dreams
2. Black Coffee
3. Summertime
4. Lush Life
5. Manha de Carnaval
6. Shadow of Your Smile
7. When the World Was Young
8. September Song
9. Harlem Nocturne
10. Smile

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2009/02/11

本日の一枚(ラ・カンパネラ~ユンディ・リ / リスト・リサイタル)

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Yundi Li Plays Liszt Yundi Li:ピアノ。(日本発売盤は、ラ・カンパネラ~ユンディ・リ / リスト・リサイタルの題名)

2000年ショパン国際ピアノコンクール優勝後、ドイツ・グラモフォンレーベルと契約後2枚目になるこのアルバムは、リスト。
ショパン以上に難曲揃いのリストだが、ユンディ・リは気負いも衒いもなく、ただそこにある鍵盤に向っているだけで、紡ぎだされるこの音楽はどうだ!
やや冷たく硬質でクリスタルのような響き。疾風のごとく駆け抜ける駿馬のような爽快感。有り余る若さをもてあますことなく、統制の取れた音楽に浸っているだけで幸せな気分になる。

最近といっても5年に一度のショパン国際ピアノコンクールであるから、小生の記憶にあるところでは、1985年優勝者のスタニスラフ・ブーニンが日本のメデイアにセンセーショナルにとりあげられ、日本で特に有名になったことは記憶に新しい。
その後、1990年と1995年の2回連続で優勝者なしのであったところに、欧米で音楽教育を受けたこともなくまったく無名だった中国人ピアニスト、ユンディ・リが現れたときは、そう大きくとりあげられることもなかったが、最近では小澤征爾が彼を非常に可愛がって、ベルリンフィルとプロコフイエフとラヴェルのピアノコンチェルトを録音するなど、後押ししているために、漸くメジャーな存在になりつつあることは嬉しい限りである。

1. Klaviersonate H-Moll / Sonate Pour Piano En Si Mineur
2. Grandioso - Recitativo
3. Andante Sostenuto
4. Allegro Energico - Andante Sostenuto - Lento Assai
5. No.3 La Campanella - Allegretto
6. Liebeslied ('Widmung') S 566 ('Du Meine Seele, Du Mein Herz')
7. No.3 ('O Lieb, So Lang Du Lieben Kannst!') - Poco Allegro, Con Affetto
8. No.3 Tarantella - Presto - Piu Vivace - Canzona Napolitana - Prestissimo
9. Concert Paraphrase After Giuseppe Verdi's Opera - Preludio, Allegro - Andante - Presto

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2009/02/01

本日の一枚(Mi Nina Lola / コンチャ・ブイカ)

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Mi Nina Lola / Concha Buika Droレーベル 2006年4月発売

コンチャ・ブイカ(Concha Buika)は、1972年スペイン生まれのアフリカ系スペイン人。
スペインの伝統的なフラメンコに、ジャズやアフリカ音楽を取り入れて注目されている歌手である。

コンチャ・ブイカもこの「Mi Nina Lola(直訳:私の女の子ローラ)」も、その存在を知ったのは昨夜催された出水電器の西蒲田試聴室で開催された1月度試聴会でのこと。
試聴会に参加されたM氏が持ってこられたCDがこのアルバムであった。

このアルバムはデビューアルバム「Buika」に続く、2作目ということだが、スペインの歌手であるがアフリカ・ギニア出身の両親から受け継いだアフリカ音楽の下地もあって、フラメンコ独特のうねるような節回しとジャズ・バラードの要素が混然一体となった世界に、一気に引き込まれてしまう。

従来からあった、ジプシー系フラメンコとは一味違うアフリカ系フラメンコとでも言うのだろうか、コンチャ・ブイカはこれから気になる存在となろう。

1. Mi Nina Lola
2. Ojos Verdes
3. Te Camelo
4. Ay de Mi Primavera
5. Mi Manera
6. Nostalgias
7. Triunfo
8. Buleria alegre
9. Love
10. Loca
11. Jodida Pero Contenta


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2009/01/31

本日の一枚(ショパン・前奏曲集 / ラファウ・ブレハッチ)

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ショパン・前奏曲集 / ラファウ・ブレハッチ ドイツ・グラモフォン 2007年10月発売

2005年の第15回ショパン国際ピアノ・コンクール優勝者、ラファウ・ブレハッチの、ショパンコンクール予選と本選での演奏は、ラファウ・ブレハッチⅠラファウ・ブレハッチⅡとして発売されているので、既に聴かれた方も多いと思う。
ショパン・コンクールのお膝元、ワルシャワ音楽院でピアノを学ぶポーランド人という話題性だけでなく、聴衆や審査員をして「まるでショパンが弾いているがごとく・・・・」と感動したその演奏が、白熱のライブ演奏として聴くことができる。

そのラファウ・ブレハッチが、グラモフォンと契約後初めてリリースしたのがこの「ショパン・前奏曲集」である。

ブレハッチがその一つ一つのタッチにショパンの精神性を余すことなく込めて演奏する前奏曲の全て。
ピアノは不思議な楽器である。
色んな奏者に弾かれる度に違う音色を奏でるのだから。

このアルバムでブレハッチの奏でるショパンの世界を堪能して欲しい。

1. 24の前奏曲 作品28 第1番 ハ長調
2. 24の前奏曲 作品28 第2番 イ短調
3. 24の前奏曲 作品28 第3番 ト長調
4. 24の前奏曲 作品28 第4番 ホ短調
5. 24の前奏曲 作品28 第5番 ニ長調
6. 24の前奏曲 作品28 第6番 ロ短調
7. 24の前奏曲 作品28 第7番 イ長調
8. 24の前奏曲 作品28 第8番 嬰ヘ短調
9. 24の前奏曲 作品28 第9番 ホ長調
10. 24の前奏曲 作品28 第10番 嬰ハ短調
11. 24の前奏曲 作品28 第11番 ロ長調
12. 24の前奏曲 作品28 第12番 嬰ト短調
13. 24の前奏曲 作品28 第13番 嬰ヘ長調
14. 24の前奏曲 作品28 第14番 変ホ短調
15. 24の前奏曲 作品28 第15番 変ニ長調 ≪雨だれ≫
16. 24の前奏曲 作品28 第16番 変ロ短調
17. 24の前奏曲 作品28 第17番 変イ長調
18. 24の前奏曲 作品28 第18番 ヘ短調
19. 24の前奏曲 作品28 第19番 変ホ長調
20. 24の前奏曲 作品28 第20番 ハ短調
21. 24の前奏曲 作品28 第21番 変ロ長調
22. 24の前奏曲 作品28 第22番 ト短調
23. 24の前奏曲 作品28 第23番 ヘ長調
24. 24の前奏曲 作品28 第24番 ニ短調
25. 前奏曲 変イ長調 (遺作)
26. 前奏曲 嬰ハ短調 作品45
27. 2つの夜想曲 作品62 夜想曲 第17番 ロ長調 作品62の1
28. 2つの夜想曲 作品62 夜想曲 第18番 ホ長調 作品62の2
29. マズルカ 第30番 ト長調 作品50の1 (日本盤のみのボーナス・トラック)


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2009/01/18

本日の一枚(Here's to Ben:ベン・ウエブスターに捧ぐ / Jacintha:ジャシンタ)

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Here's to Ben:ベン・ウエブスターに捧ぐ、Jacintha:ジャシンタ、Groove Note、1999年10月発売

Jacintha(ジャシンタ)は、インド人の父と中国人の母を持つシンガポール生まれの女優にしてアジアを代表するJAZZシンガーの一人。
その豊富な声量と陰影が明確に表現された歌声、ネイティブなアメリカ英語とはまた違うアジア的発音の優しさが、独特の雰囲気と味わいを醸し出している。
Groove Noteレーベルは高音質な音作りで定評があり、このアルバムもマイク間近で歌うジャシンタの息づかいが官能的でさえある。

アルバムタイトルにもなったベン・ウエブスターは1930年大から50年代にかけて、、デューク・エリントン楽団など、主にビッグ・バンドで活躍したテナーサックス奏者。
その堂々とした大柄な体と豊富な肺活量を活かしたヴィブラートで、スタンダードナンバーのバラード演奏に名演奏を遺している。

ジャシンタは、そのベンのテナーサックスプレイを自身の歌声で再現したのがこのアルバム。
じっくり聴き込むほどに深い味わいの歌声と共に、行間の空白にも余韻を感じ取って欲しい。

1. Georgia on My Mind
2. Love Is Here to Stay
3. Tenderly
4. Over the Rainbow
5. How Long Has This Been Going On?
6. Stardust
7. In the Wee Small Hours of the Morning
8. Pennies From Heaven
9. Danny Boy


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2009/01/17

本日の一枚(ブラームス・ウエーバー / クラリネット五重奏曲、リチャード・ストルツマン&東京カルテット

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ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115、ウエーバークラリネット五重奏曲変ロ長調Op.34、リチャード・ストルツマン:クラリネット、東京カルテットBMG

木管楽器、中でもクラリネットはクラシックからJAZZ、そして吹奏楽まで幅広く演奏されている楽器ではないだろうか。
東京カルテットと演奏しているリチャード・ストルツマンはアメリカ生まれの現代を代表するクラリネット奏者である。
一般の奏法とは違うダブル・リップ奏法によって、繊細で柔らかい音色が特徴で、それは内省的なブラームスにあっても、時に明るい音色で聴く人の心の中に光を差し込ませてくれるようだ。
ウエーバーでは、軽やかでウィットに富んだ奏法で聴く人を惹きつける。

1. ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調 Op. 115:Allegro
2. ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調 Op. 115:Adagio
3. ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調 Op. 115:Andantino
4. ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調 Op. 115:Con moto
5. ウエーバークラリネット五重奏曲変ロ長調 Op. 34:Allegro
6. ウエーバークラリネット五重奏曲変ロ長調 Op. 34:Fantasia (Adagio)
7. ウエーバークラリネット五重奏変曲ロ長調 Op. 34:Menuetto
8. ウエーバークラリネット五重奏変曲ロ長調 Op. 34:Rondo (Allegro)


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2009/01/16

本日の一枚(ヘンデル:アリア / アンゲリカ・キルヒシュラーガー)

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ヘンデル:アリア、アンゲリカ・キルヒシュラーガー:メゾソプラノ、ローレンス・カミングス:指揮、バーゼル室内管弦楽団、SONY

このアルバムは、オーストリア・ザルツブルク出身でウィーン国立歌劇場を中心に活躍するメゾソプラノ歌手、アンゲリカ・キルヒシュラーガーが、ヘンデルのオペラ3作品からアリアを取り上げたものである。
ヘンデルはオラトリオ「メサイア」があまりにも有名であるが、このアルバムに取り上げられたどの作品もそれに劣らず素晴らしい。
またアンゲリカ・キルヒシュラーガーの張りのあるメゾソプラノの歌声も情感タップリで素晴らしい。

1. 歌劇『アリオダンテ』 ここでは、愛を
2. 歌劇『アリオダンテ』 一途な思いの翼をえ
3. 歌劇『アリオダンテ』 たわむれるがいい、不実な女よ
4. 歌劇『アリオダンテ』 暗く、呪わしい夜の果てに
5. 歌劇『ジュリアス・シーザー』 心に呼び覚ませ
6. 歌劇『ジュリアス・シーザー』 願わしき希望よ
7. 歌劇『ジュリアス・シーザー』 蛇の怒りはおさまらない
8. 歌劇『クレタのアリアンナ』 あなたは私に腹を立て
9. 歌劇『クレタのアリアンナ』 ああ、祖国よ…死すべき者の休息だけが
10. 歌劇『クレタのアリアンナ』 揺るぎない樫の木が
11. 歌劇『クレタのアリアンナ』 たけりくるった獅子のごとく
12. 歌劇『クレタのアリアンナ』 さあここで、受けて立とう


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2008/12/30

本日の一枚(DENIM・竹内まりや)

DENIM・Mariya Takeuchi

DENIM・竹内まりや(初回限定盤) ワーナーミュージック・ジャパン

今更ながら昨年発売のこのアルバムを取り上げたのは、小生が単身赴任先の東京と自宅のアル大阪を移動する際にJALをいつも利用するのだが、この機内オーディオサービスの番組の一つ2008年10月のJALスペシャルが、「竹内まりやEXPRESSIONS」で、竹内まりや自身がナビゲートした12曲であった。

竹内まりやも小生が社会人となると同時期にデビューしたので、もう30年近くになるはず。
若かった頃はそんなに良く聴く方ではなかったJ-POPシンガーの竹内まりやだったが、何気に聴いたJAL機内での再会が中々味わいのある歌詞と落ち着きを増した歌声によって、すっと心の襞の中に染み込んできたのだった。

特に良かったのは「人生の扉」という歌。
アルバムタイトル「DENIM」のとおり、「君のデニムの青が褪せてゆくほど味わい増すように長い旅路の果てに輝く何かが誰にでもあるさ」というメッセージに、50歳も半ばに達しようという小生の人生も本当に味わい深いものになっているだろうか?
この曲を聴く度に自問自答する日々を過ごしている。

You Tube -竹内まりや -人生の扉-

ディスク:1
1. 君住む街角(On The Street Where You Live)
2. スロー・ラヴ
3. 返信
4. みんなひとり
5. シンクロニシティ(素敵な偶然)
6. 哀しい恋人
7. Never Cry Butterfly
8. ラスト・デイト
9. クリスマスは一緒に
10. 終楽章
11. 明日のない恋
12. 人生の扉

ディスク:2
1. Hey!Baby
2. 夜景
3. 約束
4. ミラクル・ラブ
5. 真冬のデイト
6. トライアングル


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2008/12/24

学生オケ三昧

この12月もあと1週間を残すところとなりましたが、今年は珍しく学生オケの演奏を4回も聴くことになりそうです。

11月29日には、JR川崎駅前にあるミューザ川崎シンフォニーホールで、東京農業大学農友会管弦楽団の第90回定期演奏会。

曲目は

ベルリオーズ作曲、歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲

ラヴェル作曲、バレエ音楽「マ・メール・ロワ」

サン=サーンス作曲。交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」

 

12月6日には、大阪府堺市にあるソフィア堺で、大阪府立大学交響楽団の第45回定期演奏会。

曲目は

ヨハン・シュトラウス作曲、喜歌劇「こうもり」序曲

モ-ツアルト作曲、交響曲第40番ト短調

ハンス・ロット作曲、交響曲第1番ホ長調

 

12月23日には、東京都大田区にあるアプリコ大ホールで、 電気通信大学管弦楽団実践女子大学アンサンブル・レ・ フィーユの第51回定期演奏会。

曲目は

ベートーヴェン作曲、「エグモント」序曲

シベリウス作曲、「カレリア」組曲

チャイコフスキー作曲、交響曲第1番ト短調「冬の日の幻想」

 

そして、来る12月28日には、同じくアプリコ大ホールで、横浜市立大学管弦楽団の第39回定期演奏会。

曲目は

ドボルザーク作曲、「謝肉祭」序曲

アンダーソン作曲、ピアノ協奏曲ハ長調

ブラームス作曲、交響曲第4番ホ短調

 

学生オーケストラは小生もかつて在籍して活動していたこともありますが、プロに技術面では敵わないかもしれませんが、 演奏にかける情熱はそれはすごいものがあり、今でも学生の演奏を聴くと元気がもらえます。

しかも、演奏会料金は無料か千円前後と大変リーズナブル。

これは聴かねば損ですぞ。

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2008/11/30

本日の一枚(チャイコフスキー作曲/バレエ組曲「白鳥の湖」

チャイコフスキー作曲、バレエ組曲「白鳥の湖」、小澤征爾指揮、ボストン交響楽団


チャイコフスキー作曲、バレエ組曲「白鳥の湖」、小澤征爾指揮、ボストン交響楽団

29年間指揮者を務めたボストン交響楽団と録音したバレエ音楽「スワンレイク」全曲。
ロシアの歌劇場付きのオーケストラが、どちらかといえば伝統的なゆったりとした優雅な演奏スタイルを守っているのに対し、小澤征爾のそれは、新世界のオケらしく革新的というか、ややハイテンポで明快な区切りをもった軽やかな演奏である。
純粋に音楽だけを楽しむとしたら、小澤の演奏はどんどん場面が変わる感じで聴きやすいが、オーケストラピットに入って、バレエの伴奏をこのテンポで演奏したとしたらどうだろうか。

一度観て見たいものだ。

ディスク:1
1. Introduction: Moderati assai - Allegro non troppo - Tempo I
2. Act 1: No. 1 Scene: Allegro giusto
3. Act 1: No. 2. Valse: Tempo di valse
4. Act 1: No. 3. Scene: Allegro moderato
5. Act 1: No. 4. Pas de trois: I. Intrada: Allegro
6. Act 1: No. 4. Pas de trois: II. Andante sostenuto
7. Act 1: No. 4. Pas de trois: III. Allegro simplice - Presto
8. Act 1: No. 4. Pas de trois: IV. Moderato
9. Act 1: No. 4. Pas de trois: V. Allegro
10. Act 1: No. 4. Pas de trois: VI. Coda: Allegro vivace
11. Act 1: No. 5. Pas de deux - I. Tempo di valse ma non troppo vivo, quasi moderato; II. Andante -Allegro
12. Act 1: No.5. Pas de deux: III. Tempo di valse
13. Act 1: No. 5. Pas de deux: IV. Coda: Allegro molto vivace
14. Act 1: No. 6. Pas d'action: Andantino quasi moderato - Allegro; No. 7. Sujet
15. Act 1: No. 8. Danse des coupes: Tempo di polacca
16. Act 1: No. 9. Finale: Sujet: Andante
17. Act 2: No. 10 - Scene: Moderato
18. Act 2: No. 11. Scene: Allegro moderato - Moderato - Allegro vivo
19. Act 2: No. 12. Scene: Allegro - Moderato assai quasi andante
20. Act 2: No. 13. Danses des cygnes: I. Tempo di valse
21. Act 2: No. 13. Danses des cygnes: II. Moderato assai
22. Act 2: No. 13. Danses des cygnes: III. Tempo di valse
23. Act 2: No. 13. Danses des cygnes: IV. Allegro

ディスク:2
1. Act 2 : No.13 Danses des cygnes : V. Pas d'action: Andante - Andante non troppo - Tempo I - Allegro
2. Act 2 : No.13 Danses des cygnes : VI. Tempo di valse
3. Act 2 : No.13 Danses des cygnes : VII. Coda: Allegro vivo
4. Act 2 : No. 14 Scene: Moderato
5. Act 3 : No. 15 Allegro giusto
6. Act 3 : No. 16 Danses du corps de ballet et des nains: Moderato assai - Allegro vivo
7. Act 3 : No. 17 Scene. Sortie des invites et valse: Allegro - Tempo di valse
8. Act 3 : No. 18 Scene: Allegro - Allegro giusto
9. Act 3 : No. 19 Pas de six. Intrada: Moderato assai
10. Act 3 : No. 19 Pas de six. Intrada: Moderato assai : Var. I: Allegro; Var. II: Andante con moto
11. Act 3 : No. 19 Pas de six. Intrada: Moderato assai : Var.III: Moderato; Var. IV: Allegro
12. Act 3 : No. 19 Pas de six. Intrada: Moderato assai : Var. V: Moderato - Allegro simplice; Coda: Allegro molto
13. Act 3 : No. 20 Danse hongroise. Czardas: Moderato assai - Allegro moderato - Vivace
14. Act 3 : No. 20a Danse russe: Moderato - Andante simplice - Allegro vivo - Presto
15. Act 3 : No. 21 Danse espagnole: Allegro non troppo (Tempo di bolero)
16. Act 3 : No. 22 Danse napolitaine: Allegro moderato - Andantino quasi moderato - Presto
17. Act 3 : No. 23 Mazurka: Tempo di mazurka
18. Act 3 : No. 24 Scene: Allegro - Valse - Allegro vivo
19. Act 4 : No. 25 Entr'acte: Moderato; No. 26 Scene: Allegro non troppo
20. Act 4 : No. 27 Danses des petits cygnes: Moderato
21. Act 4 : No. 28 Scene: Allegro agitato - Molto meno mosso - Allegro vivace
22. Act 4 : No. 29 Scene finale: Andante - Allegro agitato - Alla breve. Moderato e maestoso - Moderato


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2008/11/11

本日の一枚(ヴァイオリン・ソナタ、ホ短調/エルガー&フランク)

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五嶋みどりのVn、ロバート・マクドナルドのピアノによる、エルガーとフランク作曲のヴァイオリンとピアノのためのソナタ

フランクのヴァイオリンソナタは有名だが、エルガーのそれは録音が少ない。

年齢を重ねる毎に、若さに任せた超絶技巧をひけらかすような演奏スタイルから、内省的な音楽表現に深みを増した感のある五嶋みどり。

イタリアの名器グァルネリが良い音で鳴っています。

1. エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 作品82

 

2. フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調

 


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2008/11/08

本日の一枚(モニカ・グロープ・アルトのためのソロカンタータ集/バッハ)

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ヨハン・
セバスチャン・バッハ作曲、アルトのためのソロカンタータ集
。レーベルはフィンランディア。

演奏は、モニカ・グロープ:メゾソプラノ、ホーカン・ヴィクマン:オブリガード・オルガン、ユハ・カンガス指揮、
オストロボスニア室内管弦楽団。1998年6月 クーヌピュユ教会での録音

北欧の歌姫が歌うバッハのカンタータは、宗教曲の枠をはみ出して魅惑的でさえある

カンタータ第170番「満ち足れる安らい、うれしき魂の喜びよ」BWV170
1 アリア:満ち足りた安らぎ、好ましい魂の喜びよ
2 レチタティーヴォ:罪の家であるこの世は
3 アリア:ねじ曲がった心が何と私をさいなむことでしょう
4 レチタティーヴォ:それならばいったい誰がこの世で生きることを
5 アリア:これ以上生きたくなどありません

カンタータ第35番「心も魂も乱れ惑わん」BWV35
6 シンフォニア
7 アリア:霊と魂は混乱してしまいます
8 レチタティーヴォ:私は驚いてしまいます
9 アリア:神はすべてをよくしてくださった
10 シンフォニア
11 レチタティーヴォ:ああ、強い神よ、私にいつもこのことを
12 アリア:私は望みます。神のもとで生きることを

カンタータ第169番「神にのみわが心を捧げん」BWV169
13 シンフォニア
14 アリオーソとレチタティーヴォ:神だけが私の心を捕らえますように
15 アリア:神だけが私の心を捕らえますように
16 レチタティーヴォ:神の愛とは何か?それは霊の安らぎ
17 アリア:私のなかで死ぬがいい。この世よ
18 レチタティーヴォ:しかしそのときにも心に留めなさい
19 コラール:甘き愛よ、私たちにあなたの好意を寄せてください


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2008/09/21

東京交響楽団第40回名曲全集に行ってきました。

開演前のホール入り口

今日は川崎駅前にあるミューザ川崎シンフォニーホールで開催の、 東京交響楽団第40回名曲全集のコンサートです。

昼2時からのコンサートなので、沢山の聴衆が集まっています。本日の演目は、ニコライ・ルガンスキーのピアノで、ラフマニノフ作曲 「パガニーニの主題による狂詩曲Op.43」。メインがムソルグスキー(ラヴェル編曲)作曲「展覧会の絵」の2曲。さて、 今からの演奏会が楽しみです。

オケ入場前のステージ

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本日の一枚(ラファウ・ブレハッチ/2005年ショパンコンクール・ライブ1)

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ブレハッチⅠ・2005年ショパンコンクールライブ ビクターエンタテインメント

2005年のショパンコンクールで1位優勝したラファウ・ブレハッチは、地元ポーランド出身のピアニスト。
小生は既に、本選のライブ録音、ブレハッチⅡを聴き、豊かな音楽性と確かなテクニックに裏づけされた煌びやかなピアノの響きに皆惹きつけられた。
このCDは、そのショパンコンクールの予選で弾いたピアノ曲のライブ録音であり、演奏が進むほどに、より自信を深め、確かな演奏を展開していく成長の過程を辿ることのできる、ブレハッチ・ファンにとっては外せない1枚となろう。

1. プレリュード イ長調op.28-7
2. プレリュード嬰ヘ短調op.28-8
3. プレリュード ホ長調op.28-9
4. プレリュード嬰ハ短調op.28-10
5. プレリュード ロ長調op.28-11
6. プレリュード嬰ト短調op.28-12
7. ノクターン第17番ロ長調op.62-1
8. エチュード ヘ長調op.10-8
9. エチュード変イ長調op.10-10
10. 舟歌嬰ヘ長調op.60
11. ワルツ第6番変ニ長調「小犬」op.64-1
12. ワルツ第7番嬰ハ短調op.64-2
13. ワルツ第8番変イ長調op.64-3
14. スケルツォ第4番ホ長調op.54
15. ポロネーズ第6番変イ長調「英雄」op.53
16. マズルカ ロ長調op.56-1
17. マズルカ ハ長調op.56-2
18. マズルカ ハ短調op.56-3


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2008/07/27

本日の一枚(ヴィヴァルディ & タルティーニ/ ヴァイオリン協奏曲 / アンネ・ゾフィー・ムター & トロンヘイム・ソロイスツ )

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ヴィヴァルディ / 協奏曲「四季」、タルティーニ / ヴァイオリン・ソナタト短調「悪魔のトリル」、アンネ・ゾフィー・ムター:ヴァイオリン、トロンヘイム・ソロイスツ:弦楽合奏、ユニバーサル ミュージック クラシック 2007年9月5日発売

ムターとバロック音楽、ムターファンの小生にとっても、「合うんかい(^_^;)?」と思ったくらい意外な組み合わせであるが、2008年春の第50回大阪国際フェスティバルに、アルバムと同じ演奏者の組み合わせで演奏会が催されたのだった。
残念ながら小生は聴きに行くことはできなかったのだが、意外と良かったという声に押されて、この来日記念盤を購入した。

弦楽合奏のトロンヘイム・ソロイスツは1988年にノルウエーで結成された弦楽奏団体で、「ムターの子供たち」と呼ばれている。
いつも聴きなれている、ムターのヴァイオリン奏法とは違うバロック奏法で奏でるムターの演奏は勿論良いのであるが、バックを務めているトロンヘイム・ソロイスツの奏者夫々の演奏が、これは掛け値なしに素晴らしい。
カップリングでタルティーニの「悪魔のトリル」も収録されているが、これもなかなか良いですよ。

ヴィヴァルディ / 協奏曲「四季」
1. 協奏曲第1番ホ長調 RV269《春》 第1楽章:Allegro
2. 協奏曲第1番ホ長調 RV269《春》 第2楽章:Largo e pianissimo sempre
3. 協奏曲第1番ホ長調 RV269《春》 第3楽章:Danza pastorale(Allegro)
4. 協奏曲第2番ト短調 RV315《夏》 第1楽章:Allegro non molto
5. 協奏曲第2番ト短調 RV315《夏》 第2楽章:Adagio-Presto
6. 協奏曲第2番ト短調 RV315《夏》 第3楽章:Presto
7. 協奏曲第3番ヘ長調 RV293《秋》 第1楽章:Allegro
8. 協奏曲第3番ヘ長調 RV293《秋》 第2楽章:Adagio molto
9. 協奏曲第3番ヘ長調 RV293《秋》 第3楽章:Allegro
10. 協奏曲第4番ヘ短調 RV297《冬》 第1楽章:Allegro non molto
11. 協奏曲第4番ヘ短調 RV297《冬》 第2楽章:Largo
12. 協奏曲第4番ヘ短調 RV297《冬》 第3楽章:Allegro

タルティーニ / ヴァイオリン・ソナタト短調「悪魔のトリル」
13. ヴァイオリン・ソナタ ト短調 第1楽章:Larghetto affettuoso
14. ヴァイオリン・ソナタ ト短調 第2楽章:Allegro moderato(Tempo giusto dellascuola tartiniana)
15. ヴァイオリン・ソナタ ト短調 第3楽章:Andante(Sogni dell’autore)
16. ヴァイオリン・ソナタ ト短調 第4楽章:Allegro assai-Andante-Cadenza-Adagio


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2008/07/01

本日の一枚(ラファウ・ブレハッチ / ショパン ピアノ協奏曲第一番ホ短調Op.11、ピアノ・ソナタ第三番ロ短調Op.58)

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ショパン/ピアノ協奏曲第一番ホ短調Op.11、ピアノ・ソナタ第三番ロ短調Op.58 ラファウ・ブレハッチ:ピアノ、ビクターエンタテインメント

2005年のショパンコンクールで1位優勝したラファウ・ブレハッチは、地元ポーランド出身のピアニスト。
豊かな音楽性と確かなテクニックに裏づけされた華麗なピアノの響きは、聴く人を皆惹きつける魅力に溢れている。

このCDは、そのショパンコンクールの本選で弾いたピアノ協奏曲第一番ホ短調Op.11と、予選で弾いたピアノ・ソナタ第三番ロ短調Op.58のライブ録音だ。

1. ピアノ協奏曲第一番ホ短調Op.11 第1楽章 アレグロ・マエストーソ
2. ピアノ協奏曲第一番ホ短調Op.11 第2楽章 ロマンツェ:ラルゲット
3. ピアノ協奏曲第一番ホ短調Op.11 第3楽章 ロンド:ヴィヴァーチェ
4. ピアノ・ソナタ第三番ロ短調Op.58 第1楽章 アレグロ・マエストーソ
5. ピアノ・ソナタ第三番ロ短調Op.58 第2楽章 スケルツォ:モルト・ヴィヴァーチェ
6. ピアノ・ソナタ第三番ロ短調Op.58 第3楽章 ラルゴ
7. ピアノ・ソナタ第三番ロ短調Op.58 第4楽章 フィナーレ:プレスト・マ・ノン・タント


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2008/06/29

今日の一枚(ユンディ・リ / ショパン スケルツォ第1~4番、即興曲第1~3番、ポロネーズ第3番)

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ショパン/スケルツォ、即興曲、ユンディ・リ(李雲迪 Yundi Li):ピアノユニバーサルミュージッククラシック

2000年ポーランドの首都ワルシャワ音楽院で開催された第14回ショパンコンクールで、あのブーニン以来15年ぶりの1位優勝で話題をさらったユンディ・リ(李雲迪:Yundi Li)は、1982年に中国重慶生まれの若手ピアニストだ。
早くからその才能を認められ、プロを目指して英才教育を受け、コンクールには中国文化省からの派遣で挑戦という略歴をみると、何だか技巧に長けてはいるが魅力に欠けるピアニストと思えるが、その先入観は見事に良い方に裏切られる。
その演奏スタイルは、エネルギッシュでピアノに対して果敢に立ち向かい、音色は太陽の日差しのもとで輝く水の流れのように透明で光輝いている。

このCDは、小生の自宅にほど近い北摂地域にお住まいのH川氏が小生宅に遊びに来た時に、聴かせていただいた一枚の中にあったが、スケルツォ第2番の出だしを聴いた瞬間に虜になってしまった。
偶々、翌日にNHK-BSハイビジョンで、2000年ショパンコンクールでのユンディ・リを中心としたドキュメンタリーと、小澤征爾の指揮でベルリンフィルと演奏したプロコフィエフのピアノ協奏曲 第2番リハーサル風景を観て、益々気になる存在となったユンディ・リの演奏は、これからも眼が離せない。

1. フレデリック・ショパン:スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20
2. スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
3. スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39
4. スケルツォ 第4番 ホ長調 作品54
5. 即興曲 第1番 変イ長調 作品29
6. 即興曲 第2番 嬰ヘ長調 作品36
7. 即興曲 第3番 変ト長調 作品51
8. ポロネーズ 第3番 イ長調 作品40の1「軍隊」
9. 3つのエコセーズ 作品72の3


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2008/03/04

本日の一枚(穐吉敏子渡米50周年記念日本公演 / 秋吉敏子 & ルー・タバキン・スーパー・カルテット・フューチャリング・ジョージ・ムラッツ)

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穐吉敏子渡米50周年記念日本公演T-TOC RECORDS
P:秋吉敏子、TS & ;Fl:ルー・タバキン、Bs:ジョージ・ムラッツ、Ds:ルイス・ナッシュ
2006年3月、浜離宮朝日ホールにてライブ・レコーディングされたこのアルバムは、秋吉敏子の音楽生活60周年と、渡米50周年を記念して行なわれた日本公演の最中にライブレコーディングされたものだ。

ビッグバンドを率いて活躍していた頃の秋吉敏子と、当時夫婦でもあったルー・タバキンによる曲目2006年3月、
浜離宮朝日ホールにてライブ・レコーディングは、日本的情緒を存分に活かしたもので、このカルテットによる演奏は音楽的にも完成度が大変高い。

生が大学生の頃、何度も来日公演を聴きにいったものだ。
このアルバムを録音した時に、彼女は77歳だったというが、今でも瑞々しい感性にはハッとさせられる。お勧めアルバムである。
01. Long Yellow Road
02. Kogun
03. Farewell~to Mingus
04. The Village~Lady Liberty
05. Trinkle Tincle
06. Sumie
07. Chasing After Lov

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2008/03/02

今日の一枚(Peter Cincotti)

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Peter Cincotti / ピーター・シンコッティ、2003年3月11日リリース、Concordレーベル
Piano & Vocal:ピーター・シンコッティ、Bass:デヴィッド・フィンク、Ds:ケニー・ワシントン、T-Sax:スコット・クライツァー

見てのとおりの甘いマスクに騙されて、このアルバムを買ったあなた(^^ゞ後悔はしてませんよね。
いや、なかなかやるのである(^-^;)
オリジナル曲が3曲ある以外は全てカバーながら、その全てを我が手中として消化した演奏は、リリース当時は若干19歳の大学生だったとは俄かには信じられないほどだ。
ピアノタッチにやや荒さがあるが、そこがまた魅力となっている。
1. I Changed The Rules
2. Comes Love
3. Are You The One?
4. Sway
5. Miss Brown
6. Lovers, Secrets, Lies
7. Fool On the Hill/Nature Boy
8. Ain't Misbehavin'
9. Come Live Your Life With Me
10. Spinning Wheel
11. You Stepped Out of A Dream
12. Rainbow Connection
13. Over The Rainbow(日本盤のみのボーナストラック)


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2008/02/17

今日の一枚(ABYSS/山下千尋)

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ABYSS/山下千尋トリオ、ユニバーサル・クラシック&ジャズ、2007年8月22日発売
スイングジャーナル誌主催、第41回(2007年度)ジャズ・ディスク大賞、日本ジャズ賞受賞
パーソネル:山中千尋(p)、ビセンテ・アーチャー(b)、ケンドリック・スコット(ds)、2007年5月ニューヨークにて録音。
日本の独立系JAZZレーベル "http://www.jazz-sawano.com/index.html">澤野工房から
2001年10月にLiving Without Fridayでデビューした山下千尋は、
2002年12月8日リリースの "http://wankata.cocolog-nifty.com/music/2005/10/when_october_go_65eb.html">When
October Goes
で確固たる地位を築いた。

その後 2005年1月にユニバーサル クラシックス&ジャズと契約し、
VERVEレーベルから2005年9月7日に移籍第1弾の "http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000A89TA4?ie=UTF8&tag=wankatanolist-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B000A89TA4">Outside
by the Swing
を発表、2006年9月13日には2作目の "http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000A89TA4?ie=UTF8&tag=wankatanolist-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B000A89TA4">LACH
DOCH MAL
を発表、今回の "http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000RY42IU?ie=UTF8&tag=wankatanolist-22&linkCode=xm2&camp=247&creativeASIN=B000RY42IU">abyssは第3作目にあたる。

独特の美しいメロデイラインと、宝石をちりばめたように美しく光り輝くサウンドは、
その才能の素晴らしさを誰でもが認めざるを得ないでしょう。
01)ラッキー・サザン
02)ザ・ルート・オブ・ザ・ライト
03)シング、シング、シング
04)テイク・ミー・イン・ユア・アームス
05)フォー・ヘヴンズ・セイク
06)ジャイアント・ステップス
07)アイム・ゴナ・ゴー・フィッシン
08)フォレスト・スター
09)ビーイング・コールド
10)ダウンタウン・ループ


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2007/12/06

今日の一枚(アモーレ/アンドレア・ボチェッリ)

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AMORE(アモーレ) ANDREA・BOCELLI(アンドレア・ボチェッリ) ユニバーサル
世界中で愛されるイタリア・トスカーナ出身の歌手、アンドレア・ボチェッリが、デヴィッド・フォスターのプロデュースにより2006年にリリースしたラヴソング集。
トリノ冬季オリンピック閉会式典でボチェッリが歌った「Because We Believe」など、素晴らしいラブソングがてんこ盛りだ。
12歳にして視力を失い、努力の末に弁護士になるが、歌手への夢を忘れることができず、30歳過ぎにして夢をかなえたボチェッリ。
その歌声は、高く・低く・強く・優しく・誠実で・愛がある。
クラシックの世界でも成功したアンドレア・ボチェッリが、ポピュラーソングの世界でも大成功を収めているのはご存知のとおりだが、この歌声を聴けば、納得というものだ。

1. Amapola
2. Besame Mucho
3. Les Feuilles Mortes (Autumn Leaves)
4. Mi Manchi - featuring Kenny G
5. Somos Novios (It's Impossible) - Duet with Christina Aguilera
6. Solamente Una Vez
7. Jurame
8. Pero Te Extrano
9. Canzoni Stonate - Featuring Stevie Wonder on harmonica and vocals
10. L'Appuntamento
11. Cuando Me Enamoro
12. Can't Help Falling In Love - Live At Lake Las Vegas
13. Because We Believe

14. Ama Credi E Vai (Because We Believe)

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2006/11/23

今日の一枚(THE GIRL IN THE OTHER ROOM/DIANA KRALL)

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THE GIRL IN THE OTHER ROOM DIANA KRALL(The Verve Music Group)
2003年にイギリスのロック・ミュージシャン、エルビス。コステロと結婚したカナダ出身のダイアナ・クラール。
彼との共作によるオリジナル曲を中心に発表したこのアルバムは、今までJAZZスタンダード曲を中心に歌い、ヒットアルバムを数多く発表してきたが、自作曲を発表することの少なかった彼女としては異色のアルバムであり、夫君となったエルビス・コステロの影響を多分に受けている。
感情を歌声に込めるのが上手いダイアナ・クラールならではのアルバムの出来ばえに脱帽するしかありませんね。

1. Stop This World  (Mose Allison)
2. Girl in the Other Room  (Diana Krall - Elvis Costello)
3. Temptation  (Tom Waits)
4. Almost Blue  (Elvis Costello)
5. I've Changed My Address  (Diana Krall - Elvis Costello)
6. Love Me Like a Man  (Chris Smither,adapted by Bonnie Raitt)
7. I'm Pulling Through  (Arthur Herzog - Irene Kitchings)
8. Black Crow  (Joni Mitchell)
9. Narrow Daylight  (Diana Krall - Elvis Costello
10. Abandoned Masquerade  (Diana Krall - Elvis Costello)
11. I'm Coming Through  (Diana Krall - Elvis Costello)
12. Departure Bay  (Diana Krall - Elvis Costello)


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2006/11/19

今日の一枚(チャイコフスキー バイオリン協奏曲ニ長調Op.35) 

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(協奏曲)チャイコフスキー & コルンゴールト、バイオリン協奏曲ニ長調Op.35、アンネ・ゾフィー・ムター:Vn、アンドレ・プレヴィン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ドイツ・グラモフォン UCCG-1206


CDを購入する時にとる行動は人によって様々だろうが、小生の場合は何処かで聴いて気に入り、
それを探し出して買い求める場合は別として、CDショップの店頭で探す場合に、聴きたい音楽ジャンルのコーナーに行って手に取るのは、
まずジャケットのデザインが気になるかどうかである。


ジャケットデザインに演奏者のポーズ写真があるのは当たり前だが、普通は演奏中の写真や集合写真風である。


しかしこれが美男美女だとポートレートの扱いがこのように、ぐっとそそるポーズ写真となる。


やはり美人は得ですな(^^ゞ


 


さて、肝心の演奏であるが、カラヤンの秘蔵っ子としてベルリンフィルと競演していた頃の演奏は余り印象に残らず、
1枚も買い求めなかったのだが、今や円熟期に入ったムターの演奏に改めて聞き惚れてしまった。


夫君アンドレ・プレヴィンの指揮によるオーケストラ演奏に乗って演奏するムターのバイオリンの音色は、時には力強く、
時には擦れるように切なく、万華鏡のように音色やテンポを自在に変化させている。


「天は二物を与えず」という諺があるが、天は二物も三物も与えたのだと改めて思う。


チャイコフスキー、バイオリン協奏曲ニ長調Op.35


1. I. Allegro Moderato

2. II. Canzonetta. Andante - Attacca

3. III. Finale. Allegro Vivacissimo


コルンゴールト、バイオリン協奏曲ニ長調Op.35


4. I. Moderato Nobile

5. II. Romance. Andante

6. III. Finale. Allegro Assai Vivace


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2006/11/18

今日の一枚(モーツアルト/ピアノトリオ集)

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(室内楽)モーツアルト  ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調K.502、第5番ホ長調K.542、第6番ハ長調K.548、アンネ・ゾフィー・ムター:Vn ミュラー・ショット:Vc アンドレ・プレヴィン:P、ドイツ・グラモフォン 2006年3月発売


 


このCDはモーツアルト生誕250年を記念して録音されたもの。


ムターとプレヴィン夫妻に、若手チェリストのショットというピアノトリオの演奏であるが、このジャケット写真を見てわかる通り、
主役はこのムターである(^^ゞ


カラヤンに見いだされたばかりのムターは、確かに美人で話題になったけれど、演奏が評価されていたとは言い難かったし、
口の悪い向きからはカラヤンのお気に入り秘蔵っ子だから、注目を浴びたのだという声もあった。


 


今回の演奏も、ピアノトリオであるにもかかわらず、CDジャケットの写真はムターただ一人である(^^ゞ


これでは旦那のプレヴィンや、チェリストのショットが可哀想であるが、そのジャケットを気に入って買い求めた小生は何だ(^_^;)?


 


冗談はさておき、今や演奏技術や音楽性に於いてもトップクラスに成長したムターの艶やかで優美なバイオリンを中心に、
プレヴィンの透明感あるピアノとショットの端正なチェロの響きが絡み合ったこのアルバムはなかなか良いですよ。


 


ピアノ三重奏曲 第4番変ロ長調K.502


1. I. Allegro

2. II. Andante Cantabile

3. III. Allegro




ピアノ三重奏曲 第5番ホ長調K.542


4. I. Allegro

5. II. Andante Grazioso

6. III. Finale. Allegro


ピアノ三重奏曲 第6番ハ長調K.548


7. I. Allegro

8. II. Larghetto

9. III. Allegretto


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2006/11/12

今日の一枚(バッハ/ゴルトベルク変奏曲BWV988)

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(器楽曲)バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988、キースジャレット:ハープシコード、1989年1月、
八ヶ岳高原音楽堂での録音


現在では数多くのピアニストやチェンバロ奏者が演奏している、ゴルトベルク変奏曲は、ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-
1750)が作曲し、1741年に「2段の手鍵盤のチェンバロのためのクラーヴィア練習曲集」として出版されました。


このCDは、小生が好きなJAZZピアニストである、キース・ジャレット(Keith Karrett)
がピアノではなくハープシコードを演奏したものです。


レーベルもJAZZ録音のECMですが、クラシック演奏家とはまた一味違う、
キースの歌声がこのゴルトベルク変奏曲からは聴こえてくるようです。


録音は "http://www.yatsugatake.co.jp/nature/ongakudo/concert/">八ヶ岳高原音楽堂


小生の敬愛する建築家である吉村順三氏が設計した、木造の小規模な音楽ホールの響きはとても自然で、静かに目を閉じて聴いていると、
心がとても安らぎますね。


全32の変奏曲は以下のとおりです。


1. Aria

2. Variatio 1 - a 1 Clav

3. Variatio 2 - a 1 Clav

4. Variatio 3 - Canone all'Unisono - a 1 Clav.

5. Variatio 4 - a 1 Clav

6. Variatio 5 - a 1 ovvero 2 Clav.  

7. Variatio 6 - Canone alla Seconda - a 1 Clav.  

8. Variatio 7 - a 1 ovvero 2 Clav - Al tempo di Giga  

9. Variatio 8 - a 2 Clav  

10. Variatio 9 - Canone alla Terza - a 1 Clav.  

11. Variatio 10 - Fughetta - a 1 Clav.  

12. Variatio 11 - a 2 Clav.  

13. Variatio 12 - Canone alla Quarta - ( a 1 Clav.)  

14. Variatio 13 - a 2 Clav.  

15. Variatio 14 - a 2 Clav.  

16. Variatio 15 - Canone alla Quinta - a 1 Clav. Andante
 

17. Variatio 16 - Ouverture - a 1 Clav.  

18. Variatio 17 - a 2 Clav.  

19. Variatio 18 - Canone alla Sesta - a 1 Clav.  

20. Variatio 19 - a 1 Clav.  

21. Variatio 20 - a 2 Clav.  

22. Variatio 21 - Canone alla Settima. (a 1 Clav.)  

23. Variatio 22 - a 1 Clav. Alla breve  

24. Variatio 23 - a 2 Clav.  

25. Variatio 24 - Canone all'Ottava - a 1 Clav.  

26. Variatio 25 - a 2 Clav. Adagio  

27. Variatio 26 - a 2 Clav.  

28. Variatio 27 - Canone alla Nona - a 2 Clav.  

29. Variatio 28 - a 2 Clav.  

30. Variatio 29 - a 1 ovvero 2 Clav.  

31. Variatio 30 - Quodlibet - a 1 Clav.  

32. Aria


 


 


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2006/04/04

今日の一枚(バッハ、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ)

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(器楽曲)バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)、千住真理子(Vn)
 


ビクターエンタテインメント  VICC-40229~30 1995年1月21日発売 


小学校5年で全日本学生音楽コンクールで優勝。


1975年12歳でN響と共演しプロデビュー。


15歳で日本音楽コンクールで最年少優勝。


1981年にはパガニーニ国際コンクールに入賞。


輝かしい経歴を持つ千住真理子だが、
彼女も既にデビュー30年を超えるベテランの今でも瑞々しい感性と音楽に対する真摯な姿勢を貫いている。


普段はコンサートで協奏曲のソリストを務めることが多いが、
このバッハ無伴奏では内省的な音楽表現が艶やかな音色によって何処かしら東洋的な表現に聴こえてくるのは小生だけだろうか。


CD2枚組であるが、聴き込んでいくといつしか千住真理子の創り出す世界の中に飲み込まれていく快感を感じることができる。


ディスク: 1

1.無伴奏バイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001

2.無伴奏バイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調 BWV1002

3.無伴奏バイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV1003

ディスク: 2

1.無伴奏バイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004

2.無伴奏バイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV1005

3.無伴奏バイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV1006


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2006/04/03

今日の一枚(ビーバー/ロザリオのソナタ)

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ビーバー/ロザリオのソナタ、レオンハルト・ゲーベル:Vn、ムジカ・アンティクヮ・ケルン、アルヒーフ431-656(2枚組)

ハインリッヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644~1704)は、17世紀に活躍した前期バロックの代表的作曲家であり、 この曲でバイオリン奏法に革新をもたらした。

彼の代表作といえばこの「ロザリオのソナタ(Rosenkrantz-Sonaten)」である。

「キリストの秘蹟に基づく15のソナタとパッサカリア(Myustery Sonatas)」という長ったらしい副題が付いているが、 ヘンデルのオラトリオ「メサイア」同様に、キリストの生誕から十字架、そして復活など、 数々の秘蹟を表題とした15の変奏曲とパッサカリアから成り立つ曲である。

 

バイオリン奏法に革新をもたらしたビーバーは、各ソナタごとにバイオリンの調性を変えて、 通常のハ長調で調弦されたバイオリンとは違う開放弦やハーモニクスによる独特の響きを引き出している。

当然ながら奏者は普段とは違う調弦に合わせて運指を変えなければならず、この曲に挑戦する奏者はそう多くないが、 奏者によって演奏の解釈に違いがあって、聴き比べが楽しい曲の一つである。

 曲目リスト

1.ソナタ第1番ニ短調「お告げ」

2.同第2番イ長調「聖母マリアのエリザベト訪問」

3.同第3番ロ短調「キリストの降誕」

4.同第4番ニ短調「イエスの神殿への拝謁」

5.同第5番イ長調「神殿における12歳のイエス」

6.同第6番ハ短調「オリーヴの山で苦しみ」

7.同第7番ヘ長調「イエスのむち打ち」

8.同第8番変ロ長調「いばらの冠をかぶせられ」

9.同第9番イ短調「十字架を負ったイエス」

10.同第10番ト短調「十字架にかけられたイエス」

11.同第11番ト長調「キリストの復活」

12.同第12番ハ長調「キリストの昇天」

13.同第13番ニ短調「聖霊降臨」

14.同第14番ニ長調「聖母被昇天」

15.同第15番ハ長調「聖母マリアの戴冠」

16.パッサカリア ト短調

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メルクスによるこの曲を始めて聴いた時、世の中にこれだけ美しいバイオリン曲があることに感動し、 その時鳴っていたスピーカーだったInfinityのRS-2.5も大変気に入って購入し、今でも愛用していることを考えた時、この「ロザリオのソナタ」は、小生にとって秘蹟の一つかもしれませんね。


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2006/04/02

今日の一枚(J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲)

今日は朝から雨上がりの曇天。
カラッと晴れたに日にはヴァイオリンの響きよりもヴィオラやチェロの肉声に近い音域が何故か心地良く感じる。 で、本日最初の1枚はこれ。
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(器楽曲) J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲(全曲)BWV1007~1011  (アンナ・マグダレーナ・バッハの写譜版による)、Vc演奏:ムスティスラフ・ ロストロポーヴィッチ EMIclassics TOCE-8641・ 8642(2枚組)

(最初に書いた感想より)

フランスのヴェズレー教会で1992年に収録された、初の全曲版。 全6曲の調性それぞれに色彩を与える演奏は、 まさに組曲全体が一つになったように感じられる。 色彩豊かに演奏される曲それぞれが聴く人の心の内面に浸透するようだ。

聴くもののみならず、 演奏家にとっても内省的なこの名曲を始めて聴いたのはいつ頃だったのだろう?子供の頃の記憶を辿ってみると、 1879年6月 (明治 12年)創業の老舗胃腸薬メーカーがつくる「大田胃散」だったことを思い出した(^_^;)

その頃は、二日酔いの辛さも知らない初心な子供心にも、朝の爽やかな感じがTV画面の向こうから伝わってきて、「大田胃散!! い~薬です♪(^^)V」というフレーズが新鮮だった。

このメーカーが何故、 この無伴奏チェロ組曲の第1番ト長調BWV.1007のプレリュードをCMに使ったのか?その真意は別にして、 あのCMで演奏していた演奏者を知りたいのだが、どなたかご存じないだろうか?

話はこの演奏に戻そう。 同じチェロでもロストロポーヴィッチの演奏は、ヨーヨーマの演奏と対比すればよくわかるが、 力強くて硬質な音色が印象的だ。

音楽専用のコンサートホールではなく教会を使った録音というのは意外と響きが良く、 演奏者にとってもこのようなバッハを演奏する場として、教会の荘厳な雰囲気が精神的集中を高め易い場かも知れない。

1曲1曲のパーツだけを短く聴くだけでも充足感を得られる演奏だが、最低でも組曲単位、 できれば全曲を聴き通すことでより深い感銘を受けることができる。


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2005/11/27

今日の一枚(BETWEEN YOU AND ME )

 

(JAZZ) BETWEEN YOU AND ME  

2004年11月27日発売 

Marielle koeman (vo) Jos van beest (p) Evert j. woud (b) Klaas balijon (ds)  *Giovanni mastrandrea (ds.per) *Douwe t'reve (g)

澤野工房 AS043

1.Too marvellous
2.So Tinha de Ser Com Voce
3.My Folish Heart
4.Thou Swell
5.Gentle Rain
6.The Song Is You
7.Que Reste Il De Nos Amours
8.You Do'nt Know What Love Is
9.It Might As well Be Spring
10.I Never Went Away

最近お気に入りのJAZZレーベル澤野工房は、良質な演奏で小生の心を捕まえたようだ。  オランダのJAZZトリオであるヨス・ヴァン・ビースト・トリオが、リーダーのパートナーであるマリエル・ コーマンをヴォーカルに迎えてリリースした「From the Heart」もお気に入りの一つである。

今回取り上げたのは、同じくマリエル・コーマンをヴォーカルに迎えたアルバムの2枚目であるが、前作と違うのはドラムスがロルフ・ ブレーマーからクラース・バイヨンに代わったこと。

前回にも増して、スローで暖かいサウンドに支えられたマリエル・コーマンの歌声は、まるで岩清水のように聴く人の心の中に染みわたり、 極上の一杯の酒のように体の中から暖めてくれる。

 

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2005/11/13

今日の一枚(リムスキー・コルサコフ/交響組曲「シェエラザード」)

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リムスキー・コルサコフ作曲 交響組曲「シェエラザード」Op.35 ワレリー・ゲルギエフ指揮 キーロフ歌劇場管弦楽団  Philips 470 840-2 


1.第1曲:海とシンドバッドの船  

2.第2曲:カランダール王子の物語  

3.第3曲:若い王子と王女  

4.第4曲:バグダッドの祭り-海-青銅の騎士の立つ岩での難破-終曲


(アルバム同時収録曲)


5.ボロディン作曲:交響詩「中央アジアの草原にて」 

6.バラキレフ作曲:イスラメイ(東洋風幻想曲)


小生が最近お気に入りの指揮者の一人である "http://www.deccaclassics.com/artists/gergiev/index.html">ワレリー・
ゲルギエフ
は、現代ロシアを代表する名指揮者として、その評価も高まっています。


手兵キーロフ歌劇場管弦楽団とのコンビでは、フィリップスレーベルと契約して数々の "http://www.deccaclassics.com/artists/gergiev/discography.html">ロシア作曲家の名曲をものにしていますが、
この「シェエラザード」もその一つに数えられると思います。


作曲者のニコライ・アンドレイェヴィチ・リムスキー・コルサコフ(1844-1908)は、
ロシア5人組の一人としてロシアの民族音楽を基盤に置いた作曲活動を行いました。因みにロシア5人組とは、リムスキー・コルサコフの他に、
バラキレフ、ボロデイン、ムソルグスキー、ツェーザリ・キュイのことです。


さて、このシェエラザードは、中世イランで編纂されたという説話「千夜一夜物語」の物語を題材に作曲されました。


小生も子供の頃、アリババと40人の盗賊、アラジンの魔法のランプ、船乗りシンドバッドの冒険など、数々の「アラビアンナイト」
を夢中で読んだ記憶がありますが、アラビアンナイトはこの「千夜一夜物語」のことです。


妻の不貞から女性不審に陥ったアラビアの王様シャフリヤール王は、
ハーレムに若い女性を嫁がせ一夜を過ごしては殺していたのを止めさせるため、大臣の娘シェエラザードが自ら王のもとに嫁ぎ、
千夜に渡って毎夜王に面白い物語を聴かせて気を紛らわさせました。話が佳境に入ったところで「この続きははまた明日の夜ね(^^ゞ」
と打ち切るため、王は続きが聞きたくて妃シェエラザードを殺すのを思い留まり、それが千夜に渡り続いたということです。
ついに王はシェエラザードの献身に心を許し、めでたく子供にも恵まれたというハッピーエンドの物語。


ゲルギエフの指揮によるこの演奏は、妃シェエラザードがヴァイオリンソロによる妖艶なフレーズで表され、
やや大きくうねるテンポに乗ったキーロフ歌劇場管弦楽団が壮大なドラマを繰り広げて、物語を展開しています。


録音は演奏効果を狙ったのか、ソロパートを強調する場面もあって不自然さもありますが、壮大なドラマに身を任せる快感は、
まさしくゲルギエフ・ワールド。


同じくボロディン作曲の「中央アジアの草原にて」、バラキレフ作曲のイスラメイ(東洋風幻想曲)も、
19世紀当時のロシア民族の音楽を題材に作曲されたものですが、素晴らしい演奏です。


音楽教材として子供達に聴かせたいアルバムでもありますね。


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2005/10/16

今日の一枚(When October Goes)

(JAZZ)

(Atelier Sawano AS-25) 2002.12.8 release

Chihiro Yamanaka (piano)、Larry Grenadier (bass)、Jeff Ballard (drums)
Recorded in September, 2002

1. Taxi
2. Just In Time
3. Paint My Heart Red
4. Yagi Bushi
5. Plum The Cow
6. Ballad For Their Footsteps/Three Views of a Secret
7. I Got Rhythm
8. When October Goes
9. S.L.S.
10 .In A Mellow Tone

今回紹介するアルバム「When October Goes」は、大阪の下駄屋さんが趣味で始めたインディーズのJAZZレーベル、 澤野工房がリリースした山中千尋トリオのデビュー2枚目のアルバムだ。

バークリー音楽院を卒業した彼女は2001年10月にアルバムデビューして、才気溢れるインタープレイは勿論、 その美形でも話題になった。

今回買ったアルバムは、小生が澤野工房の目利き度を信頼して購入したものですが、曲のどれをとっても素晴らしい。

(ライナーノーツより)

88の音階を刻む白と黒の鍵盤。それが全てのピアノ弾きに平等に与えられた課題だ。

残酷にもその事実はあくまでも平等であり、そこからどのような音楽を引き出せるかはまさにそれぞれの才能の証でしかない。

そしてまた、技術であれ、音楽性であれ、何よりイマジネーションであれ、 ジャズほどにそれが明確な事実となって示されるジャンルはない。

それぞれに卓越したものを見せながら、しかし、デビュー作ではどこか愛らしさが見てとれた「ピアノの歌姫」山中千尋。

第二作目はベースにラリー・グラナディア、ドラムスにはジェフ・バラードという当代屈指の顔ぶれを迎えた。

彼等は当然「脇を固める」立場では納まらない。

それぞれにクリエイティビティを発揮するリズムセクションはときに複雑なパルスとなって山中に襲いかかるようだ。

それを受け止める山中の戦いぶりは血刀を奮うジャンヌ・ダルクでもあろうか。

結果生み出されたものはインタープレイの醍醐味に溢れた傑作だった。

相変わらず出色の出来栄えを見せるオリジナル・ナンバーはもとより、④、⑥、⑧とひとひねり効いているようでありながら、 「こんなに良い曲なのか」と聴き手が新たな発見するようなスタンダードの選曲も見事だ。

そしてそれ以上にバラード演奏においてさえ妥協を排した緊張感が伝わる演奏のクオリティが圧倒的に素晴らしい。

蛇足ではあるが、それは単に「飛びぬけて巧い」といたこととは次元が異なる。

パワフルでありながらエレガント、豊な音色。ひとまわり大きくなった姿に「我等が」山中の天才を確信した。


Text by 北見 柊

 

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2005/09/19

Marionette(マリオネット)

Marionette (マリオネット)をご存知だろうか?

ポルトガルギター奏者の湯淺隆(ゆあさたかし)氏とマンドリン奏者の吉田剛士(よしだつよし)氏という、 ユニークな楽器奏者のデユオである。

詳しくは彼らの公式Webサイトを見て欲しいのだが、 湯浅氏は単身ポルトガルに渡って、この独特な12弦ギターを学び、 また吉田氏はドイツの音楽大学に留学してクラシックマンドリンやマンドリュートを学んだという。

デビューは1990年であるが、デビューアルバムは1995年2月発売のこの「ぽるとがる幻想」。 当時3万枚をセールスして一躍脚光を浴びたのだった。

小生がなぜこのデュオを知ったのかだが、偶然なことに彼らは小生の現在の住まいがある北大阪の生まれ。

また、デビュー間もない1995年11月28日に、「スペース草」というギャラリーで開かれたコンサートで、 演奏を聴いた我が家の奥さんが、感激してサイン入りのCDを購入してきたのだった。

ギターといえばスペインが本場というイメージがあるが、 ポルトガルギターという日本では余り馴染みのないギターの演奏家としては日本人としてはおそらく初めてで、 独特な形状と奏法からは聴く人の心をぐっと掴むものがあり、ポルトガルの演歌ともいえる「ファド」の旋律を取り入れたオリジナル曲の数々は、 小生のお気に入りである。

デビュー当時はオーマガトキというレコードショップチェーンの新星堂が設立した独立系のレーベルから、 ポルトガルで録音した「ルジタニア憧憬」 など意欲的にアルバムをリリースしていたが、その後DENONに移籍して、「Nostalgia(ノスタルジア) 」を発売するなど活躍を続けている。

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2005/09/17

今日の一枚(From the Heart)


(JAZZ) From the Heart
Marielle Koeman(v)
Jos Van Beest(p)
Evert J. Woud(b)
Rolf Breemer(ds) 
澤野工房 AS023

Marielle Koeman(v)
Jos Van Beest(p)
Evert J. Woud(b)
Rolf Breemer(ds)

1.Early Autumn
2.Moonlight In Vermont
3.I've Got The World On A String
4.Corcovado
5.Broadway
6.Eatate
7.Dein Ist Mein Ganzes Herz
8.Retrato Em Branco E Preto
9.Everything Happens To Me
10.You Must Believe In Spring

大阪市の電気街である日本橋に本拠を構える澤野工房は、知る人ぞ知る、良質なJAZZコレクションを発掘し送り出している。

このFrom the Heartも、澤野工房が発掘したオランダのJAZZトリオであるヨス・ヴァン・ビースト・トリオのアルバムの一つであるが、リーダーであるヨス・ヴァン・ビーストのパートナーでもあるマリエル・コーマンをヴォーカルに迎えた珠玉の一枚である。

このCDを紹介してくれたのは、小生のオーディオ仲間であるY氏。
彼の自宅でリファレンスとしてよく演奏されるのがこの中の4曲目の4.Corcovadoと9曲目のEverything Happens To Me
アルバム全体がスローなテンポに統一され、ゆったりとした時を紡ぎだしている。
マリエル・コーマンの歌声は透明感があり、ノン・ビブラートに近い唱法と相まって好感が持てる。
また、ヴォーカルのディテールを描ききるためのオーディオ的努力によって、暖かみある等身大の女性を描き出すことも可能である。
それを垣間見せてくれたY氏のシステムに習い、小生もこのアルバムをリファレンスに使用している。

ライナーノーツより
オランダから4人のハートが届きました。それもとびきり優しいハートが……。もちろん3つは、ヨス・ヴァン・ビースト・トリオのこと。彼らなしには、もう澤野工房は語れません。そのビーストが、ご自分のスィート・ハートであるマリエル・コーマンを誘って、レコーディングしたのが今作品です。4つのハートがそろったこの一枚を手にしたあなたは、野原で幸運のクローバーを見つけたときに似たささやかな喜びを得るでしょう。なぜならコーマンの歌声には、自然のままの飾らない魅力があるから。その中に見え隠れする朗らかさ、せつなさ、優しさ。トリオの甘い演奏の中で、飛びだしすぎず、甘くなりすぎず。その微妙なバランスに、ハートがくすぐられてしまいます。まるで、さざ波が、さらさらと優しく砂浜をくすぐるように。ボサノバ調の演奏は、海辺の木陰で横たわっているかのような気持ちのよい時間を届けてくれるでしょう。ひとつ忘れてならないのが、このボーカル曲の中にあって、トリオのみで演奏されている⑥ESTATE。そばで聞いていたコーマンも、きっとうっとりしたであろうこの1曲。彼らの円熟した美しい音の世界は、想像の域を超えてどこまでもどこまでも広がっていくのです。これこそ究極のヨス・ヴァン・ビースト・トリオ。さあ、4人のハートをじっくり感じてください。

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2005/03/06

今日の一枚(交響曲第6番「悲愴」/チャイコフスキー)

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(交響曲) チャイコフスキー作曲 交響曲第6番ロ短調 Op.74「悲愴」 
ワレリー・ゲルギエフ指揮 サンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場管弦楽団
 Philips 456 580-2

ロシアを代表する大作曲家のチャイコフスキーは6つのシンフォニーを遺しているが、躍動感溢れる第4番、壮麗な第5番、そして内省的なこの第6番と名曲揃いである。

ムラヴィンスキー亡き後のロシアを代表する指揮者の一人であるワレリー・ゲルギエフは、フィリップスと契約後次々と名録音をものにしている。
手兵ともいえるこのキーロフ歌劇場管弦楽団との演奏は比較的初期の1997年7月に録音されたものであるが、自在に変化するテンポに一糸乱れず追随する弦楽器に艶やかな木管楽器、そしてバリバリと下品さの一歩手前まで唸りを上げる金管楽器と三拍子揃ったロシア音楽とはかくあるべしと、自信に満ち溢れた演奏である。

ゲルギエフは全体にゆったりとしたリズム運びで朗々とタクトを運び、時には更にゆっくりと1歩1歩踏みしめるようにオーケストラを進めていく。

上品な取り澄ましたようなチャイコフスキーに物足りない方は、迷わずこのアルバムを手に取ればよい。
いつの間にか音の洪水にいつしか陶酔してしまっているのに気が付き、野性味溢れるチャイコフスキーに、このアルバムは逢わせてくれるだろう。


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2005/01/30

今日の一枚(ヘンデル/オラトリオ「メサイア」)

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(宗教曲) オラトリオ「メサイア」 作曲者:ゲオルグ・フリードリッヒ・ヘンデル(1685-1759)指揮:鈴木雅明 演奏:バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱と管弦楽)独唱:鈴木美登里(ソプラノ) 米良美一(カウンターテナー) ジョン・エルウィス(テノール) ディヴィッド・トーマス(バス)
キングレコード/KICC-217/8(2枚組)

オラトリオとは、キリスト教会が宗教上の物語を楽しく判りやすく信者に娯楽的に伝教する宗教曲ですが、ヘンデルが作曲したこのオラトリオは彼の生前では、一度も教会内では演奏されず劇場で演奏されていました。
メサイアとは、ヘブライ語で油注がれし者、つまり神から使わされた救世主を指す言葉です。

ヘンデルが作曲したこのメサイアは、1741年に作曲され、翌年1742年ダブリンのフィッシャンブル・ミュージック・ホールの慈善演奏会で初演されました。
台本は台本作家のチャールズ・ジェネンズが聖書の言葉で3部構成として書き上げたものです。

CD 1
第1部 救世主キリストの出現の預言と誕生 (21曲)
1. Majora Canamus (narrator) - And without controversy
2. Symphony
3. Accompagnato (tenor) - Comfort ye my people
4. Air (tenor) - Ev´ry valley shall be exalted
5. Chorus - And the glory of the Lord shall be revealed
6. Acc. (bass) - Thus saith the Lord
7. Air (alto) - But who may abide the day of His coming
8. Chorus - And He shall purify the sons of Levi
9. Recitative (alto) - Behold, a virgin shall conceive
10. Air and Chorus - O Thou that tellest good tidings to Zion
11. Acc. (bass) - For behold, darkness shall cover the earth
12. Air (bass) - The people that walked in darkness
13. Chorus - For unto us a child is born
14. Pifa
15. Recitative (soprano) - There were shepherds abiding
16. Acc. (soprano) - And lo, the angel of the Lord
17. Recitative (soprano) - And the angel said unto them
18. Acc. (soprano) - And suddenly there was with the angel
19. Chorus - Glory to God in the hughest
20. Air (soprano) - Rejoice greatly, O daughter of Zion
21. Recitative (alto) - Then shall the eyes of the blind be open´d
22. Duet (alto, soprano) - He shall feed His flock
23. Chorus - His yoke is easy, His burthen is light
第2部 キリストの受難と死、復活 (23曲)
24. Chorus - Behold the Lamb of God
25. Air (alto) - He was despised and rejected of men

CD 2
1. Chorus - Surely, He hath borne our griefs
2. Chorus - And with His stripes we are healed
3. Chorus - All we like sheep have gone astray
4. Acc. (tenor) - All they that see Him laugh
5. Chorus - He trusted in God that He would deliver Him
6. Acc. (tenor) - Thy rebuke hath broken His heart
7. Arioso (tenor) - Behold, and see if there be any sorrow
8. Acc. (soprano) - He was cut off out of the land
9. Air (soprano) - But thou didst not leave His soul in Hell
10. Chorus - Lift up your heads, O ye gates
11. Recitative (tenor) - Unto which of the angels said He
12. Chorus - Let all the angels of God worship him
13. Air (alto) - Thou art gone up on high
14. Chorus - The Lord gave the word
15. Air (soprano) - How beautiful are the feet of Him
16. Chorus - Their sound is gone out
17. Air (bass) - Why do the nations so furiously rage together
18. Chorus - Let us break their bonds asunder
19. Recitative (tenor) - He that dwelleth in heaven
20. Air (tenor) - Thou shalt break them with a rod of iron
21. Chorus - Hallelujah!
第3部 この世の終焉と最後の審判、永遠の生命 (9曲)
22. Air (soprano) - I know that my Redeemer liveth
23. Chorus - Since by man came death
24. Acc. (bass) - Behold, I tell you a mystery
25. Air (bass) - The trumpet shall sound
26. Recitative (alto) - Then shall be brought to pass
27. Duet (alto, soprano) - O Death, where is the sting
28. Chorus - But thanks be to God
29. Air (alto) - If God be for ever
30. Chorus - Worthy is the Lamb that was slain

初演当時は、宗教曲を教会外で娯楽的に演奏することに反対する雰囲気があったといいますが、次第にイギリス市民にも受け入れられるようになり、1749年以降になるとヘンデルはコヴェントガーデン劇場で毎年メサイアを「オラトリオ・シリーズ」の締めくくりに演奏するようになり、1950年以降はコヴェントガーデンでの演奏後に捨子養育院での慈善演奏会でメサイア演奏を毎年行うようになりました。

メサイアを初めて生で聴いたのは、大学の入学式典で学生オーケストラと合唱団が演奏した「ハレルヤ!」だったと記憶しています。
希望に胸を膨らませて大学に入学して、その高揚した気持ちの中にその「ハレルヤ!」は沁み込んでいきました。
それが、小生が大学オケに籍を置くきっかけだったのです。
大げさに言えば小生の人生に大きな影響を与えた曲なんですね。

話は変わって、この全曲盤を初めて手にしたのは、クリストファー・ホグウッド指揮のエンシェント室内管弦楽団の演奏で、当時革新的なピリオド楽器の演奏団体として人気を博していた彼らが1754年捨子養育院版を採用した初演当時の演奏スタイルによるものです。
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊のボーイソプラノと、エマ・カークビーの清楚なソプラノの歌声がエンシェント室内管弦楽団の透明感ある演奏と相まり、永らく小生の愛聴盤でした。

そして現在の小生の愛聴盤がこれ。
1753年コヴェントガーデン上演版が採用されたこの演奏は、神戸松蔭女子学院大学チャペルで録音されたもので、ドイツのBISレコードと日本のキングレコードから発売されているが、小生のはキングレコードから発売された方。
大変録音も良くてチャペルの空間に満たされていく音楽を聴いていると幸福感に満たされていくのが判ります。

鈴木雅明率いるバッハ・コレギウム・ジャパンは、現在ではバッハのカンタータ全曲演奏に挑戦していることでも有名ですが、このヘンデル演奏も秀逸です。


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2005/01/22

今日の一枚(バッハ/ゴールドベルグ変奏曲BWV988)

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(器楽曲) バッハ作曲 ゴールドベルグ変奏曲 BWV988 グレン・グールド:P Sony Classical MK52594(MONO)

クラシック界の鬼才グレン・グールド(1932-1982)が、1955年録音。
奇遇にもこの年は小生が生まれた年でもある。

1932年生まれのグールドは23才に、この録音でに衝撃的なデビューを飾った。
若さ故なのか判らないが、グールドはこの演奏ではテンポを几帳面に守り、真正面からバッハに向かって決して顔を背けず最後まで弾き通す強靭な精神力を発露している。

亡くなる前年の1981年に彼は再びこの曲を録音しているのだが、正直に言えば遺すべきではなかった。
人生の垢に塗れることのない純粋な精神がこの1955年盤には満ち溢れている。
間違いなく永遠に残るベスト録音だと思う。


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2004/08/22

FMエアチェック

最近この言葉を余り聞かなくなってきたように思う。
小生が学生の頃はまだLPレコードの時代で、クラシックレーベルは2,500円から4,000円位したと記憶している。
当時は輸入版の方が高かったが、「原盤プレスの方が音が良い」という信仰もあり、欲しい演奏家のLPを小遣いを貯めて買いに行ったことを思い出す。

そういう時代だから、FM放送から流れる演奏会ライブ録音はまたとないチャンスであった。
当時はまだオープンリールデッキによるサンパチ2トラ録音が、アマチュア録音の最高峰であったが、小生は貧乏学生の身であったのでカセットデッキを使った録音。
それでも海外の演奏会を収録した放送は、LPレコードのマルチチャンネル録音よりも、ホールの臨場感があって大好きであった。

時は移り、小生の録音機材もカセットデッキから10年ちょっと前からは8ミリビデオデッキを使ったデジタル録音になり現在に至っているが、学生当時にエアチェック録音したカール・ベーム指揮ウィーンフィルの来日公演生中継などは、音質は今の基準からすればダイナミックレンジも低くテープノイズも多いけれど、小生にとっては宝物のようなものである。

しかし、最近はFMエアチェックなる言葉を余り聞かなくなってきたし、性能の良いFMチューナーの新製品など殆ど見かけなくなってきた。
音楽を聞き流し消費する時代なのかもしれないが、FMエアアチェック人口は、小生の潜在的なファンも含めて健在だと思う。
最近出てきたHDDにテレビを録画するシステムなどを使えば、簡単にエアチェックできると思うのだ。
この記事を読んだ何処かのオーディオメーカーが、TVチューナー以外にもFMチューナーも内蔵した機器を発売してくれないかな?

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2004/08/07

カルロスクライバー永眠

2004年7月13日に、指揮者のカルロス・クライバー氏が死去したという。
もう、あのギョロ目でオケを睨みつける仕草や、全身で音楽を表現する指揮ぶりを拝見することは永遠にかなわぬ夢になってしまった。
この喪失感はなんともいえぬ(;_;)

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2004/07/05

秋吉敏子&ルー・タバキン・ビッグバンド

 
ルー・タバキンを小生が初めて知ったのは、日本の誇るJAZZピアニストである秋吉敏子と共に率いるビッグバンドのアルバム「ロング・イエロー・ロード」や「孤軍」でのサキソフォンやフルート演奏からであった。
秋吉敏子が作曲したジャポニズム溢れる名曲の数々は当時の日本で圧倒的な支持を得、アルバムセールスも好成績だったと記憶している。

その秋吉敏子&ルー・タバキン・ビッグバンドが日本公演を敢行した1976年か77年だったと思うが、大阪サンケイホールで彼らの演奏を聴いて、その一糸乱れぬホーンセクションのアンサンブルに熱狂したことを今でも鮮明に思い出す。

あれから30年近く経ち、ビッグバンドの時代は終焉してしまったかのようだが、トリオやカルテット、クインテットなど、ソリストのセッションでは絶対に出せないビッグバンドのサウンドは今でも色あせずに響き渡っている。

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2004/07/04

カルロス・クライバー

先程まで某国営放送のFM番組でカルロス・クライバー特集を聴いていた。
父親も大変有名な音楽家だったというが、小生が知っているのは眼をギョロっと剥いてオーケストラを睨みつけながら、大胆にそして繊細に指揮棒を振るこのマエストロだけだ。

完全主義で気難し屋。
コンサートのキャンセルは数知れず。
録音された音源は僅かにマエストロのお眼鏡に叶ったライブ演奏だけという伝説的なところは、もう一人の伝説的演奏家のグレン・グールドに似ているかも知れない。


しかし、ウィーンフィルの恒例、1989年のニューイヤーコンサートで魅せてくれた茶目っ気たっぷりの指揮ぶりは、彼が類稀な才能の持ち主であると同時に、音楽に対する完璧主義に凝り固まった曲者ではないことを教えてくれた。

彼の指揮棒が一旦手に握られたとたん、オーケストラは一丸となって彼の指揮と一体となり、緊張感の中に悠然と流れる音楽がそこに出現する。
それを生で聴きたいと望むのは困難だろうが、今夜放送された彼のライブ録音でさえ眼に見えない緊張感の中でオーケストラが疾走する様を2チャンネルステレオ放送が再現してくれる。

彼こそ21世紀に生き残った最後の巨匠かも知れない。

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くらしっくはお好き?

椀方が音楽に興味を持ったのは今から30年以上も前の事、中学校でブラスバンドに入った時からです。
入部後音感やリズム感などの適性を試された後、任された楽器はバンドの華トランペット(^^)
それはもう、いやになるくらい基礎練習をやらされた後(;_;)、2ヶ月後には初級者用のマーチを吹いていました(^_^;)
ブラスバンドはパレードの行進曲以外にも、演奏会や吹奏楽コンクールの為の課題曲と自由曲を練習していましたが、この自由曲がクラシックへの入門だっだのです。

当時は今のように吹奏楽用に作曲された曲はまだ少なく、普通はチャイコフスキーやワーグナー、ベートーベン、はてはバッハなどから編曲した譜面を使っていました。
原曲のニュアンスを感じ取る為に音楽室で聴かされたオーケストラ曲は感動ものだったですね(^^)/
ちなみにその当時流行っていた自由曲はチャイコフスキーの交響曲4番とかシベリウスの交響詩フィンランディア、リムスキーコルサコフの交響詩禿山の一夜、中にはバッハのトッカータとフーガなんてのもありました(笑)
高校に入った後は、その頃流行ったフォークソングなどのポピュラー等も聴き始めましたが、FMから流れるクラシックは受験勉強の友として過ごしました。

大学に入学し、入学式典で演奏する学生オケに惹かれて入部した椀方は、弦楽器がやってみたかったのですが、既に入部者がいたために経験者ということで欠員のあったトランペットになりました(^^)V
さあ、それからの学生生活はオケ中心の毎日。
下宿していたこともあり、夜遅くまで楽器を吹いたり音楽を聴いたりの楽しい日々を過ごしました。

その頃の金管楽器仲間の影響でモダンジャズにも目覚めたり、同級生の入っていた軽音楽部がコピーをやっていたプログレッシヴロックも聴いたりしていましたが、根っこはどっぷりとクラシックに漬かったまま現在に至っています。

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音楽の聴こえる風景

最近感動する音楽聴いていますか?・・・・聴いてないって(^_^;)
では、ほっと一息つける音楽はどうですか?・・・・それならありますか(^^)良かった

ほっとする音楽から感動する音楽まで、聴く人に影響を与える名曲には大きく分けて2つあります。
まず1つは、メッセージが詩によって伝わるもの。
詩そのものに感動するとき、音楽は2の次とは言わないまでも、詩がすべてのパワーを持っているものです。
ポピュラーミュージックに数多くある名曲の中には、素晴らしい詩によるものが多いですね。

第2に、曲(サウンド)そのものが感動を伝えるもの
クラシックやJAZZなど、音楽の中に身を浸しているうちに気分が高揚してくる体験ってありませんか。
クラシックを古典音楽で古いとか言う人もいますが、音楽だけで30分とか1時間近く聴衆を引き付けることが出来るのは、曲そのものが素晴らしいものだからでしょう。
JAZZでも、名曲と言われるものには大抵、別の演奏者によるバージョンがありますが、これも曲そのものが素晴らしいからだと思います。

ここで気が付きませんか?オリジナル演奏がいかに感動を与える名演だったとしても、それが必ずしも名曲たり得ないことを。

たまにはTVを消して、音楽のある風景を散策してみませんか?・・・目を閉じるとそこは感動の空間ですよ(^^)

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椀方のリスニングルーム(Blog版)

新しくblogを使った双方向コミュニケーションの場所に改築しました。
音楽やオーディオ談義を中心に、椀方の音楽的日常を徒然なるままに掲載していきます。
公序良俗に反しないつっこみ、質問があればコメントをどうぞ。

なお、今までのHTML版は、ここに移設してからも暫くの間残した後に終了します。
これも時代の流れでしょうか、HTMLタグを打たなくても簡単に記事がアップできるのは
年寄りには有難い(^_^;)

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