音楽

2026/04/20

Emm LabsのD/AコンバーターMeitner Ma-1 V2導入(中編)

Emm LabsのMeitner Ma-1 V2というD/Aコンバーター導入に至った経緯は、前回の日記で書いたとおりです。

2011年に発表された当初からSACD規格相当のDSD56 (2.8MHz)音楽信号を受けることができましたが、バージョンアップ後のV2になり更にDSD128 (5.6MHz)まで対応するようになったのが、Meitner Ma-1の導入を決断した切っ掛けのひとつと言えるでしょう。

前回も書いたように、使用しているデジタルアンプのSD05ではDSD音源を受けることが出来無いために、DSDアーカイブを再生するプレーヤーのSONY HAP-Z1EXからUSBデジタル出力されたDSD128音源をWeiss INT204で受け、PCM88.2KHz/24Bitに変化してからSPDIF同軸ケーブルに出力したのをSD05で受けるようにしていました。

これが、Meitner Ma-1 V2を導入することによって、Weiss INT204を介することなく直接Ma-1のUSB-A入力端子で受けることが出来るようになりました。

つまり、DSD音源の再生に於いてINT204が不要になり、他のPCM音源についてもUSBーA端子の他に同軸2系統、Tos光2系統が備わっているので、SD05で直接受けていたCDプレーヤーとFMチューナーからの同軸デジタル出力にREGZA有機ELテレビからのTos光デジタル出力を、全てMa-1の入力端子で受ける他、今までTos光デジタル出力ケーブルを差し替えで使っていたAppleTV4KからのTos光デジタル出力をも同時に接続することが可能となりました。

これが、Meitner Ma-1を導入する切っ掛けのふたつ目といえるでしょう。

でも、機能やスペックだけでオーディオ機器を導入する訳にはいきません。

いちばんの切っ掛けと後押しは、GRF邸の和室のユニコーンとテレビの部屋のユニコーンを聞かせていただいて、感じ取ったあの感覚。

和室の部屋ではユニコーンの中高音域の音色に血の通った暖かみを感じ取れたことで、これは、この後聴かせていただいたテレビの部屋のSD05で鳴らすユニコーンから聞こえる抑制的というかクールな音楽表現とは明らかに違い、このテレビの部屋で鳴る音楽は、現在拙宅で再現できている音楽表現とほぼ相似な音色に感じ取れました。

つまり、SD05の唯一の弱点?と自分自身で感じ、何とかして補えないか?と渇望していた、音楽表現に於ける熱量(パッション)が、この和室で存在感を示しているMa-1をSD05の前段に導入し、全ての音源をアナログ変換させることで音質にMa-1のエッセンスを載せ、SD05にはアナログケーブル1系統だけの接続にすれば可能になるのでは?、そう予感したのです。

GRF邸訪問後から探し始めたMeitner Ma-1ですが、高額なDACでもあり国内は言うに及ばず海外のサイトでも出物を探した結果、当初は初期型のMa-1が国内代理店扱いであればV2相当に有料でバージョンアップをお願いすることも考えていたのが、思いが通じたのかV2バージョンが手元にやって来ました。

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手に入ることが確実になった時点で、PSD社特注の磁気フローティング機構内蔵オーディオラックの棚を空ける必要と資金調達の足しにするため、DDコンバーターのWeiss INT204などを処分しました。

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そしてMa-1設置後がこの写真。

全ての送り出し機器をMa-1に接続後、様々な音源を再生チェックしました。

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FMチューナーからの96KHz/24bit音源も

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CDプレーヤーからの44.1KHz/16bit音源も

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REGZA有機ELテレビからの48KHz/16bit音源も。

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AppleTV4Kからの48KHz/24bit音源も。

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HAP-Z1EXからの192KHz/24bit音源も。

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同じくHAP-Z1EXからのDSD128 (5.6MHz)音源も、DSD音源もPCMハイレゾ音源も全て問題なく処理してアナログ出力できることが確認されました。

現時点で電源投入後4日目に入ったところです。

Ma-1に付属していた電源ケーブルはEmm Labsの純正ケーブルではなく、北米では汎用ケーブルとして3〜4ドルで販売されているモノだったので、海外のサイトで見つけた純正ケーブル相当品を調達して5月連休前後の到着待ちです。

また、アナログ用のラインケーブルも今は借り物なので、これも音質向上に期待が持てるものを調達中。

そんな状況下で、Meitner Ma-1 V2の導入効果を評価するのは時期尚早かもしれませんが、ひとつだけ言えることは導入して良かった!ということです。

期待したとおり、やや素っ気なさや淡白に感じていたSD05の誇張するところが無い素直な音楽表現から、密度が濃く有機的な温もりを感じる音楽表現が見えるようになりました。

REGZA有機ELテレビのベルリンフィルデジタルコンサートホールのアプリで視聴した、ベルリンフィルの演奏会ライブ音源もとても素晴らしく音楽に没入出来ましたし、FM放送から流れるコンサートのライブ収録番組もより一層楽しく聞くことが出来るのでは?と期待しています。

ここまで、先ずは導入後の初期インプレッションです。

これから、電源ケーブルやアナログラインケーブルを交換してエージングを重ねた時点で再度評価したいと思います。

続く

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2026/04/12

Emm LabsのD/AコンバーターMeitner Ma-1 V2導入(前編)

先月GRF邸で和室のユニコーンを聴かせていただく機会があり、Emm LabsのコンシューマーブランドであるMeitnerのD/AコンバーターMa-1 V2の魅力に心が動きました。

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その時に感じたSD05には感じない色気を、MeitnerのD/Aコンバーターを使うことで補うことが出来る可能性が高いのでは?という目論見です。

SD05は4系統のハイレゾ対応デジタル入力端子の他に、優秀ならA/Dコンバーターを持つ2系統のアナログ入力端子を持っていますが、残念なことに設計製作当時の時代背景からUSB入力端子やDSD音源の再生能力を持っていません。

従って、拙宅のHDDプレーヤーHAP-Z1EXからのUSBデジタル出力をそのまま受ける事が出来ず、PCM音源はM2TECK HIFACE TWO-ProというDDコンバーターを、DSD音源はWeiss INT204というDSD→PCM変換ソフトウエア搭載のDDコンバーターを使い分け、SD05にデジタル入力していました。

その点でMeitner Ma-1 V2は、USBデジタル入力端子を備えPCM384KHz/24bitやDSD128 (5.6MHz)まで再生可能(同軸デジタル入力ではPCM192KHz/24bitまで対応)しているので、先ほど述べた2つのDDコンバーターを廃することも出来るのです。

また、デジタルアナログ変換処理は、一般的なD/Aコンバーターに搭載されているD/A半導体を使うのではなく、Em Labs独自のPCM音源をDSD512 (約22.579MHz)までアップコンバートされたのちにDSDからダイレクトにアナログ変換されるという、SD05のPCM音源処理に近い方法を採用しているのが特徴です。

Meitner Ma-1 V2は、入力端子がAES/EBU×1、SPDIF (RCA)×2、SPDIF (Tos)×2、USB-A×1の6系統が接続可能で、接続した其々を切り替えするスイッチングボックスの役割も果たせるので、ボリュームの無いデジタルプリアンプのように使うことが出来ます。

なので、拙宅のシステムにおいてはMa-1 V2からのアナログ信号をSD05に入力して、SD05はボリューム付きパワーアンプのように使用することになります。

前置きが長くなりましたが、GRF邸から帰宅して以来ずっとMeitner Ma-1の出物を探している状態でした。

目標はMa-1のバージョンアップ後の現行製品であるV2ですが、V2でなくても程度の良いMa-1が手に入ったなら、バージョンアップ料金を支払ってV2並みに改良することも考えていました。

その思いが通じたのか、不思議な縁があってバージョンアップ後のMa-1 V2が、明日手元に届くことになりました。

(続く)

 

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2026/03/21

2026年の兵庫県立芸術文化センターへは小ホール中心になりそうです

阪神淡路大震災で大きな被害を受けた兵庫県が、震災の10年後に被災地復興の一つのシンボルとして設立したのが、兵庫県立芸術文化センターです。

大中小3つのホールを持つ以外に、アカデミックオーケストラの意味合いを持つ、レジデンスオーケストラとして兵庫芸術文化センター管弦楽団(PACオーケストラ)を設立以来数々の演奏会を開いており、私も長らく定期演奏会のシーズンチケットを買い続けて通ってきました。

この習慣は大阪府豊中市に住んでいた頃には、自宅から1時間程度と交通至便で通い易いコンサートホールだったこともあります。

また、毎年のようにオーディションで選抜された若手演奏家が加入して、逆に入団3年も経てば他のプロオーケストラなどに旅立って、少しずつメンバーが入れ替わっていき、常に若手演奏家の研鑽の場として情熱溢れる演奏を聴かせてくれるのも、もうひとつの楽しみでした。

この習慣は出雲に移住後も、自宅近くから乗れる高速バスの利便性のおかげで続けることが出来ていたのです。

しかしながら以前にも書いたとおり、コロナ禍からの経済活動回復に伴う人手不足のあおりを受け、バスやタクシー、トラックといった運輸物流に携わる運転手の不足から、中でも収入面でいちばん低賃金のバス運転手の不足が深刻化しており、赤字路線は言うまでもなくいつも満席に近い運行を継続していた地元と関西圏を結ぶ高速バスまでも相次ぐ減便となってしまいました。

そのため、コンサートが終わった後に自宅の出雲まで帰ろうとしても、乗車に間に合う時間帯の高速バスが無いために、PACオケの定期演奏会へ通うのを諦めざるを得なくなったのです。

その代わり今年2026年からは、広島県福山市のリーデンローズ芸術文化ホールで開催されるようになった、広響と京響の福山定期演奏会のシーズンチケットを購入して、出雲から片道150Km2時間強を自家用車で通うことにしました。

では、兵庫県立芸術文化センターにはもう通うことは無いのか?ということではなくて、小ホールで開催される室内楽のコンサートなら、開始および終了時刻がPACオケの演奏会より1時間も早く、これなら大阪駅のバスターミナル発の最終高速バスに間に合うので、これなら行って聴きたい!と思えるコンサートがあるのを待っていました。

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今月の20日に、PACオケのメンバーと特別ゲストを招いた、小ホールでのコンサートチケットが先行発売されたので、早速購入しました。

4月25日と5月16日の2回、いずれも土曜日午後14時開演のコンサートです。

高速バスの予約開始は乗車日の1月前なので、確実に座席を確保しなければなりませんね。

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2026/02/09

2度あることは??

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先日のオーケストラ福山定期の日は、今年いちばんの寒波で大荒れ大雪が予想されていました。

それでも、自動車道は除雪や融雪剤の散布がされていれば何とかなるとは思っていたのですが、、、甘かった、、、。

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近年、大雪による道路渋滞から大規模な立ち往生が多発していることから、予防的措置?!という名目で早めに通行止めにすることが増えています。

今回の寒波と大雪に備えて国土交通省の発表では、オーケストラ福山定期に通う道路区間のほとんどが、通行止めになる予想が出ていましたが、その時刻はコンサートが終わった後なので、この通りなら間に合うはず!と思い出発しました。

ところが、中国山地を横断する自動車道は標高600メートル超の峠が数ヶ所あり、鳥取道のように豪雪地帯の山間部がほとんどトンネルと言う訳ではないため、降雪の影響を真面に受けてしまいます。

心配したとおり標高が上がるに連れて気温が下がり、雨から雪に変わってきました。

雪が強まって来たところで突然運転していたアウディ車のディスプレイにエラーメッセージが出て、前車追随機能付きのクルーズコントロールがキャンセルされてしまいました。

高速道などで前車に追突することなく一定の車間距離を保ちながら走行出来るという、この機能のお陰で長距離運転の緊張を和らげ疲労を相当軽減できるのですが、この機能は車両全面のバンパー両脇に付いているミリ波レーダーと、フロントガラス上部中央にあるカメラからの情報が有ればこそ。

こんなことは、今まで豪雨の中高速道を走行している時にも起きたことはありませんでしたから、雨ではなく雪だから?

レーダーに雪が付着したためか?それともレーダー波が降雪に乱反射して正しい情報収集が出来なくなった為なのか?

いずれにしても、このような視界が悪くなる状況下では、より一層頼りになるはずの前車追随付きクルーズコントロール機能が使用不能になるのは誤算でした。

それでも道路上は除雪後の融雪剤散布で積雪が無い状況だったので、心配しながら走行を続けて広島県境を越えたところにある道の駅たかのでトイレ休憩と、今後の道路情報を収集することにしました。

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午後0時過ぎの道の駅の外気温は0℃から零下に向かう方向で、詳細な気象情報によると、日本海から延びる線上降雪帯がこれから夜にかけて真面に覆い被さり、急激な積雪量の増加が心配されることが判りました。

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横断道は標高の高い山間部なので、気象情報に表される気温よりマイナス3〜4℃低いことは容易に推察出来ますから、こんな避難する人家も全くない横断道で立ち往生に巻き込まれるなんて想像したくありません。

無理してコンサートに行って帰り着けなくなるリスクは避けよう、と決断したらお腹が空いてきたの、で道の駅名物の温かくて美味しい蕎麦を食べ、土産に特産だというリンゴのジャムを買って引返しました。

この道路は無料なので、SAやPAの代わりに道の駅が沿道自治体により設置されているので、自動車道を一旦降りた車は何方の方向にも再合流出来るのはこんな時には有り難いですね。

車のフロントガラスやボンネットをはじめとした車体には、1時間半弱の駐車の間に5センチ程の湿った雪が積もっていたので、運転前に除雪からはじめ元来た道を戻ると標高が下がると雪は霙混じりに変わりました。

結論から言えば、当日深夜まで通行止めは実施されませんでしたが未明には完全に通行止めになり、自宅周辺も15〜20センチ近くの積雪に覆われていたので、もしも日没後の横断道で線上降雪帯の大雪に遭遇しながら、恐々運転していたら?と想像したくもありません。

子供たちからも、「もう古希を過ぎた老人なんだから若いつもりで無理してはダメよ」と普段から言われていたことを思い出しました。

しかし、前年11月のベルリンフィルといい、今回の広島交響楽団といい、2度あることは???

3月の京都市交響楽団のコンサートは大丈夫かな???

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2026/02/04

2026年コンサート初めはオーケストラ福山定期Vol.11の広島交響楽団です

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昨年12月に母親を亡くして以来、葬儀から四十九日法要までは相続手続きも同時並行で進み、何かと気忙しい日々を過ごしてきました。

2月に入って漸く落ち着きを取り戻し、日常生活にもリズムが戻ってきました。

12月と1月に兵庫県立芸術文化センターで開催されたPACオケのコンサートチケットは友人に譲っていたので、今週末に広島県福山市にあるリーデンローズ大ホールで開催される広島交響楽団のコンサートが、今年初のコンサートになります。

指揮者はPACオケでも何度かタクトを取った広響の音楽監督アルミンク氏で、チェロ独奏に若手の鳥羽咲音氏を迎えています。

プログラムはウィーンの薫りがプンプンするオッフェンバックとシュトラウス2世の喜歌劇とポルカに挟まれて、ピアノ界の鬼才と謳われたフリードリヒ・グルダが作曲したチェロ協奏曲という珍しい曲が演奏されます。

長年通ったPACオケの定期に引けをとらない意欲的なプログラムに期待が高まりますね。

ただ、心配なのは自宅から福山市までは、標高650mクラスの峠が3箇所もある降雪も多い中国山地を横断する片道150Kmを運転しなければならないこと。

土曜から日曜にかけて寒波に覆われて大雪大荒れの天候が心配される中ですが、往路は日中なのでそう心配はしてないのですが、帰途は夕方から夜間にかかる時間帯なので積雪次第では交通に障害が発生するリスクもあります。

子供たちからは70歳を超えた高齢者なんだから無理は禁物だと釘を刺される始末なので、当日まで天候状況が気になります。

昨年11月にはミューザ川崎シンフォニーホールで聴く予定だったベルリンフィルの来日公演が、母親の容体悪化で中止を余儀なくされたので、今回はなんとか聴きに行けることを願っています。

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2025/11/10

ベルリンフィル 2025年 来日公演(ミューザ川崎シンフォニーホール)が近づいてきました。

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今年最後?のコンサートは2週間後。

超久しぶりに首都圏まで遠征してきます。

ベルリンフィルから日本国内で一番音響が良いと評価されているミューザ川崎シンフォニーホールまで。

羽田空港から電車で30分掛からずに着ける立地の良さも良いですね。

普段はデジタルコンサートホールでストリーミング視聴していますが、生演奏で聴くのはまた格別の体験をもたらしてくれるでしょうね!?

 

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2025/10/14

指揮者オッテンザマーがPACオーケストラ第163回定期演奏会に鮮烈デビュー

10月3連休の中日、兵庫県立芸術文化センター大ホールで開催されたPACオケの定期演奏会に、初めて自家用車で日帰りツアーを敢行しました。

コンサート終了後に間に合う帰途に利用していた高速バスが、運転手不足などの影響で運行が無くなったためやむを得ない事ですが、片道300Km以上4時間半の運転は辛いです。

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それでも頑張って行こうと考えた訳は、長らくベルリンフィルの首席クラリネット奏者を務めていたアンドレアス・オッテンザマー氏が、今年2月に退団して指揮者としての活動を本格化させており、今回のPACオケ定期演奏会でも指揮者デビューするからでした。

しかも、バイオリン独奏にヴェロニカ・エーベルレさんを迎えたプログラムは、メンデルスゾーン作曲:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調に、シューベルト作曲:交響曲 第8番「ザ・グレイト」という、数ある名曲の中でも好きなプログラムですから。

当日は3連休中日ということもあり、関西エリアの道路混雑で遅れが出ても間に合うよう、いつもより早く起床して朝食を済ませ朝7時前には出発しました。

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心配していた道路状況は中国自動車道の宝塚インターを降りるまで順調で、午前中の道路混雑は郊外に向かう逆方向だったのが幸いしたようです。

宝塚に住む友人宅に立ち寄って届け物を渡した後、近所にある和食レストランで昼食を済ませたら、阪急電車西宮北口駅南側にある兵庫県立芸術文化センターに向かい、ホール地下にある駐車場に停車しました。

ホール地下駐車場は通路も駐車スペースも狭くて、アウディ車だとA4、A5がギリギリでA6サイズだと駐車してもドアを開けて乗り降りが辛そうです。

ホール周囲にも大型車が止められるコイン駐車場が何箇所かあるのですが都会故に20分200円と高額なため、ホール地下は1時間400円と安いうえにコンサートやレストラン利用者は4時間以内は料金半額なのが嬉しいですね。

コンサートの最初は、バイオリン独奏にエーベルレさんを迎えたメンデルスゾーン作曲のヴァイオリン協奏曲 ホ短調です。

彼女はドイツに生まれ6歳からバイオリンを始め、16歳の時にサイモン・ラトルに抜擢され、2006年のザルツブルク音楽祭でベルリン・フィルと共演した才能の持ち主で、カラヤンに見出されたムターを彷彿させます。

現在の楽器はドイツの音楽財団から貸与されている1693年製ストラディバリウス「リース」を使用しています。

長身のオッテンザマーが2段重ねの高い指揮台に立つと、オーケストラを頭上から見おろすほどです。

PACオケのメンバーを見ると、木管、金管パートはメンバーの殆どが入れ替わったようで、見知った顔の走者はOBが招聘さていました。

演奏が始まると、聴き慣れたメンデルスゾーンのコンチェルトとは一味違うややゆったりめのテンポにオヤ?っと。

出だしの独奏バイオリンは艶があり、強弱の限界を試すかのようなダイナミックさと、完璧な技術に裏打ちされた気品あふれる美しい音色が印象的でした。

オッテンザマー氏の指揮はテンポの取り方に独特のタメがあり、ウインナワルツやポルカを彷彿とさせるような揺らぎは、生粋のウィーンっ子として音楽一家で育った彼の身体に染み込んでいる「ウィーン訛り」を、ごく自然に表現しているように思えます。

バイオリン独奏をオケがサポートするというより、少しだけ前に出て独奏者と渡りあうようなスリリングさも感じさせ、全楽章が切れ目なく演奏されるコンチェルトの特長を活かしたように急緩急のテンポ展開が見事で、特に最後のクライマックスに向かい、全く破綻することもなく加速していくバイオリンの疾走感が素晴らしかったです。

万雷の拍手とカーテンコールに、アンコールとして演奏されたのは、メンデルスゾーンの演奏会用小品 ヘ短調Op.113から第2楽章アンダンテがエーベルレさんのバイオリンとオッテンザマーさんのクラリネットの二重奏にオーケストラの伴奏でした。

このアンコールはウィーン訛り満開の自在なテンポ変化が素敵な演奏でした。

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メインとして演奏されたシューベルト作曲のグレートシンフォニーは50分を超える演奏時間でしたが、その長さを感じさせないスリリングなものでした。

このグレイトシンフォニーはシューベルトの死後にメンデルスゾーンの指揮によって初演されたといい、ウィーンで活躍した2人の曲をウィーン生まれのオッテンザマーが指揮するというプログラムです。

メンバー一新となった木管パートはまずまず無難な演奏技量を見せてくれましたし、ホルンパートには更なる成長を期待したいですが、圧巻の演奏を披露してくれたのはトロンボーン3本とトランペット2本!

5本の金管が荘厳に輝く和音を、ホール一杯に響かせるようオッテンザマーの指揮が求め、それに見事に応えていました。

このグレイトシンフォニーでもオッテンザマーの解釈の肝は「ウィーン訛り」のテンポのタメと揺らぎのように感じました。

同じリズムと主題副題のメロディが形を整えて延々と続くけれども、スコアを捲る毎に何かしらタメの一瞬が現れるので退屈することがありません。

終楽章のクライマックスはそれまでの快速演奏からグッとテンポを落とし、まるで舞台上で大見得を切るような終わり方に、フラヴォーの連呼が掛けられていました。

アンコール曲は同じくシューベルト作曲の「キプロスの女王ロザムンデ」より間奏曲の第3番 変ロ長調が演奏されました。

グレイトシンフォニーを聴いて熱った身体をクールダウンするかのような清冽な演奏を聴いて満足です。

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演奏終了後ホールから出て一路宝塚インターを目指すと、休日の市内は混雑していて30分近く掛かりましたが、高速道路に入ると夕方に郊外へ出る方向は混雑もなく、市内に向かって渋滞が続く反対車線を横目に見ながら快調に走行して、定刻通りに無事帰着。

翌日の福山市までのコンサート日帰りに備えてガソリンを給油したら、過去最高の燃費を記録しました。

高速道路上の夜間走行では前車との速度差や車間距離が掴みにくくなるのですが、アクセル、ブレーキを自動運転に任せられるおかげで追突の心配もなく、安心して走れるのはありがたいです。

満タン後の走行可能距離は970Kmでしたから、あと5Lもガソリンタンクが大きければな?とアウディに乗り換えていつも思います。

さて!明日は福山市で京都市交響楽団の「オーケストラ福山定期」を聴きます。

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2025/09/23

初めての広響福山定期

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恒例の秋のお彼岸墓参りで、カミさんの実家がある奈良県南部まで一泊で行ってきた帰り道。

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いつもとは違い山陽自動車道の福山東ICを降りて福山市内中心部に近いコンサートホールにやってきました。

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ここはふくやま文化ホールのひとつ「ふくやま芸術文化ホール・リーデン・ローズ」というコンサートホールで、中には2階3階バルコニー席を持つ2,000席収容の大ホールと、平土間300席の小ホールがあります。

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1994年竣工のコンサートホールのうち、大ホールは永田音響設計が手掛けた音響的にも優れたホールとして定評があるようで、今回訪れた広島交響楽団と共に、京都市交響楽団という2つのオーケストラが交互に年3回ずつ計6回のコンサートを、「オーケストラふくやま定期」と銘打ってシリーズチケットを発売しているのです。

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今回のコンサートはその2024〜2025年シリーズの3回目となる「広響ふくやま定期Vol.9」

尾高忠明の指揮でホルン独奏にベルリンフィル首席ホルン奏者のシュテファン・ドール氏を迎え、リヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第1番と、シベリウスの生誕160年を記念して、4つの伝説曲「レンミンカイネン組曲」が演奏されました。

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オンライン予約でチケットを取ったのでどんな席になるのか心配でしたが、中に入ってみると永田音響設計の手になるホールらしく温かみのある適度な残響が心地よいホールで安心しました。

席は平土間席の前から10列目で割合ステージに近い中央の席でした。

ステージのセッティングはほぼ平土間のまま、金管楽器と打楽器だけ僅かに高くなっているだけなので、ステージに奏者が勢揃いすると木管、金管の奏者達は弦楽器の後ろに隠れてしまうように見えます。

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コンサート最初のホルン協奏曲が始まると、シュテファン・ドールのホルンが深く輝く様な響きの素晴らしいテクニックで圧倒されました。

広響の伴奏も軽快に響き、リヒャルト・シュトラウスのこの第1番コンチェルトを見事に演奏し終えました。

3度のカーテンコールのあと演奏されたアンコール曲は、同じくリヒャルト・シュトラウスの第2コンチェルトの第3楽章を、これも軽快に演奏してくれました。

シュテファン・ドール氏はいつもベルリン・フィルのデジタル・コンサートホールで視聴していますが、生演奏の圧倒的な演奏を聴くと、遥々福山市まで足を運んで良かったとつくづく思いました。

休憩を挟んで演奏されたシベリウス作曲、4つの伝説曲「レンミンカイネン組曲」は、フィンランドの伝説カレワラに登場する英雄レンミンカイネンを主人公にした交響詩的な組曲で、其々単独で演奏されることが多い4つの曲で構成されています。

1)レンミンカイネンと島の乙女たち

2)トゥオネラの白鳥

3)トゥオネラのレンミンカイネン

4)レンミンカイネンの帰郷

シベリウスというと国歌以上に有名な交響詩「フィンランディア」の他多くの交響曲があり演奏される機会も多いのですが、この組曲は2番目の「トゥオネラの白鳥」は演奏される機会も多く耳に馴染んでいますが、他の3曲は聴くのは初めてでした。

シベリウスらしいロングトーンを多用した重奏和音を変化させて、北欧の厳しい自然を色彩豊かに表現したり、木管パートの軽快なメロディでカレワラ伝説の主人公を描いたり、中でも大太鼓の鈍く響き続けるトレモロが全曲を通じているのが印象に残りました。

広響の演奏は指揮者の尾高忠明氏の特徴も反映されているのか、アンサンブルのまとまりが良く軽快な響きのサウンドが印象に残りました。

リヒャルト・シュトラウスのコンチェルトだと伴奏なのでピッタリですか、シベリウスだともっと力強い重々しい響きを出して欲しいな?と欲も。

コンサート会場から2時間強150Kmの距離で帰宅出来るリーデン・ローズでの「オーケストラふくやま定期」は、体力的に兵庫芸術文化センターオーケストラの定期に通うのが辛くなってきたので、代わりに年6回のコンサートシリーズに自家用車で通ってもいいかな?と思えるものでした。

広島交響楽団の演奏会は近々地元出雲市でも演奏会があるので、次回はどんな演奏が聴けるのか楽しみです。

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2025/03/08

サイモン・ラトル指揮バイエルン放送交響楽団のマーラー交響曲第7番「夜の歌」をFM放送からデジタルエアチェック

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昨夜(2025年3月7日)のNHK-FMで放送されたラトル指揮バイエルン放送交響楽団のマーラー交響楽曲第7番「夜の歌」は、既に地上デジタル放送でNHK音楽祭の2024年11月公演の模様が放映されていました。

演奏会が行われたNHKホールのコンサート収録は、毎度のN響定期演奏会が同じく地デジで放映されていて、録画した演奏を楽しんでいたのですが、世界でもトップクラスのオーケストラから聞こえてくる音楽の迫力の違いを感じさせる素晴らしいものでした。

そうしたところに昨夜のFM放送での放送です。

このところFMチューナーのアップグレード後に音質が格段に良くなったと感じていたところなので、5.1chの圧縮音声で送信されている地デジの音質と、2ch FM波で放送されたのをデジタルFMチューナーで96kHz/24bitで復調したのとでは、音質にどのような違いがあるのだろうか?

興味深く放送を聞きながらリアルタイムでのデジタルエアチェックに臨みました。

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放送で聞こえてくるバイエルン放送交響楽団の演奏は、セラミックツィーターのコンデンサー交換で定数変更の効果があったのか、FM放送ではかつて聞いたことのない深い低音やパルシヴな打撃音が、マーラーらしさを全開に聴かせてくれました。

地デジの録画再生だと映像による視覚の効果もありますので単純比較はできませんが、映像抜きとしても音質が良くなったFMチューナーの効果も有るのでしょうが、ダイナミックレンジもより大きくS/Nでさえ優れているように感じます。

たまたま同じ放送を収録した放送を聴き比べすることが出来て、比較できたのは個人的にも大きな収穫でした。

FMチューナーのアップグレードサービス様々ですね。

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2025/02/22

セラミックツイーターの本領発揮


Accuton社の30ミリ径セラミックツイーターをGerman Physiks社のユニコーンに付加するかたちで導入して半年が経ちました。

導入当初から、ユニコーン単体と比べると「音の細密度表現力が一段と向上することで、楽器それぞれのキャラクターがしっかり聞き分けられる」と言うセラミックツィーター付加の効果をはっきりと感じることが出来ました。

また、驚くことには、老化に伴う聴力の低下を補うかのように、耳の聞こえが良くなった効果を感じていました。

テレビで視聴しているニュースや音楽番組を解説する、アナウンサーの音声がとても明瞭に聞き取れるのには感激です。

導入したセラミックツイーターは、本来ならスピーカーメーカーにツイーターユニットとして納品されるモノなので、そのままで使うには設置した際の安定性を考慮したスタンドを工夫する必要があり、私の場合は黒檀の板材を張り合わせた積層板にツイーターを支える棒材を組み合わせてスタンドを自作しています。

当初はスタンドに載せているだけでしたが、スピーカーケーブルを太いものに変更した際に、ツイーターが浮き上がったり置いた位置がズレたりしないよう、スタンドとツイーターにミシン糸を巻きつけるようにして固定するようにしました。

セッティングについては、ユニコーンのキャビネット上からスタートし、その後DDDユニットの真上に載せる配置に変え、より低音域が充実するというユニコーンのロードホーン出口の袴上に設置して現在に至っています。

ツイーターの駆動はユニコーンを駆動しているSD05からのスピーカー出力に接続するので、そのカットオフ周波数の値によってユニコーンのDDDユニットに付加されるツイーターのバランスが変化するので、コンデンサー容量の値を変えることで好みの音質が出せるようにします。

これについては先行して実験されていたGRFさんのアドバイスで、当初からカットオフ周波数が20kHzに近似値となるフィルムコンデンサー容量として、0.68μFのを2個並列接続にして1.36μFの容量としたので、計算上は19.49kHzになっています。

これよりも容量が大きいコンデンサーならカットオフ周波数が下に下がるので、ツイーターから発生する音域の拡大で音がが大きくなり、容量の小さいコンデンサーならカットオフ周波数が上に上がるので、ツイーターから発生する音域が広域寄りに狭くなって音が小さくなるのですが、GRFさんが色々な容量のを実験された結果、ユニコーンには1.36μFの容量になるコンデンサーを使うのが好ましい結果になるという実験の成果のおかげで、最短距離を歩むことが出来たのを感謝しています。

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以上の内容は2024年の導入日記にも書いたのですが、ここからがその後の顛末と現在までの変遷になります。

それは、同じ容量のコンデンサーでもメーカーや仕様によって耐圧の値がより大きい、言い換えればより高い電圧に耐えられる構造を持つコンデンサーがあるのですが、そのようなコンデンサーを使うと音のエネルギー感が高まるというのです。

この話はGRFさんからの情報にもありましたし、ネットで「コンデンサーの種類による音質の違い」とかで検索してみると、エレキギター界隈のコアな話題として『同じ容量のコンデンサでも耐圧が異なる場合は、絶縁体(フィルム)の被膜の厚さが異なる。→ 高耐圧のものほど絶縁体が厚い。そのため全ての周波数が同じ条件でそれを通過することができず、特に厚いほど高域の通過に微妙な時間差を生じることが、音の輪郭の違いとなって現れる。現実には低音のノートにも必ず高い周波数の倍音は含まれているため、人間の耳はその遅れを敏感に感じ取ることができる』と言った記事が目につきます。

このように、同じ容量のコンデンサーでも高耐圧になるほど倍音の絶縁体の通過速度に差が生じ、結果として音色に微妙な変化を感じ取れるということのようです。

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導入当初から使用してきたコンデンサーは日本PARC Audio製の0.68μF 400V耐圧でしたので、より耐圧の高いフィルムコンデンサーとしてGRFさんが先行実験されたのは、カナダSOLEN製の0.68μF 630V耐圧のコンデンサーで耐圧が1.5倍になるものでした。

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早速私もSOLENのコンデンサーを入手し、新たにツイーターまで接続するスピーカーケーブルは、元々ユニコーンに付属していた銀メッキ4ミリ径のケーブルを加工して作成しました。

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ユニコーンからの分岐はネットワークボックス手前の入力端子に金メッキのYラグを取付け、ツイーター側の接続には当初のファストン端子がスピーカーケーブルの太さに対応出来ないこともあり、GRFさん推奨のスイス製のピュアカッパーで製作された4ミリ径バナナプラグを使用しました。

確かに音が変わって元気になったようです。

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コンデンサーのメーカーが変わり耐圧が上がったことと、ケーブルが元々細い米国ベルデン製錫メッキケーブルからドイツ製German Physiks社純正指定の4ミリ径銀メッキケーブルに変わったこと、ツイーターとの接続端子が金メッキファストン端子からピュアカッパーのバナナ端子に変わったことと変数が多いのですが、概ね期待した効果が出たので満足していました。

ところが、それから1月も経たないうちに先行実験されていたGRFさんから驚きの報告がありました。

それは、より耐圧の高いデンマークJantzen Audio製の0.68μF 800V耐圧のSilver Z-Capタイプのフィルムコンデンサーを使ったところ、圧倒的に良いという報告でした。

PARC Audio製が400V、SOLEN製が600Vで1.5倍、Jantszen Audio製が800Vで2倍になるので、より耐圧が増した効果が出たということです。

Jantzen Audio製のフィルムコンデンサーにはタイプが色々あるそうですが、このコンデンサーは名前のとおりリード線が純銀となっているので音質に与える影響もあると思えます。

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これは試してみる他はありません。

同時に、GRFさんからは、ツイーター用スピーカーケーブルの配線をバイワイヤリングの基本とおりSD05のスピーカー出力端子から分岐した方が、ユニコーンのDDDユニット相互の逆起電力の影響をより小さく出来る効果が有るので試したところ、配線方法を変える効果も高いというので、新たにGerman Physiks社純正指定の6ミリ径銀メッキケーブルを必要な長さを調達していただきました。

ケーブルが太くなって苦労しましたが、コンデンサーの取り付けはケーブルの途中でプラス側にコンデンサーを挿入しハンダ付けで接着しました。

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コンデンサーを取り付けたスピーカーケーブルをSD05のスピーカー出力端子にバイワイヤリング接続し、ユニコーンのロードホーンの貫通部を通して袴部分に設置したツイーターに接続して早速音出ししました。

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NHKホールで収録されたラトル指揮バイエルン放送交響楽団の演奏するマーラー第7番夜の歌を聴き始めると、今までとは別物の豊かな低音域が出現しました。

コントラバスの最低音の胴鳴りの響きが、まるでユニコーンのキャビネット自体が響いているかのような鳴り方は初めての経験で、聞き始めは余りの違いに少々戸惑いを覚えたほどです。

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次にこれもNHKホールで収録されたブロムシュテット指揮のN響が演奏するシューベルト第7番未完成を聞きました。

これも今までN響では聞こえたことのないような力強い低音域が聞こえてきました。

GRFさんが先行実験で「N響の音がベルリンフィルになったかのような低音楽器の響きがする」と言われていたことが実感できます。

音はそれなりだけれど、時折りひ弱で物足りない面を感じてきたN響がこれだけ変身するのなら、ツイーター導入からここまで苦労して来た甲斐があったというものです。

その後はFM放送音源をいくつか聴き込んでみましたが、総じて低音域の充実が目覚しく音楽にエネルギーが溢れて聞こえます。

それでいて、音場の奥行き感も以前より拡大して弱音部での静寂感も一層引き立ちます。

Accuton社の30ミリ径セラミックツイーターが本領発揮して、ユニコーンとの組み合わせで今までにない豊かな音楽体験を提供してくれるようになりました。

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N響がベルリンフィルに近づいたのなら、本家のベルリンフィルはどうなるのだろう?

早速デジタルコンサートホールのアーカイブからソフィエフが指揮するマーラー第1番巨人を聞いてみました。

当たり前ですが、更に深い厚みのある響きを聞かせるようになったのです。

N響との差は厳然としてありますが、ベルリンフィルのデジタルコンサートホールは元々から音質が良いので、同じNHKホールで聴き比べるN響とバイエルン放送交響楽団との差がこれだけ聞き分けられるのも、セラミックツイーターを追加したユニコーンの音楽再生能力が向上した証しですね。

ここまで先行実験されたGRFさんの成果を取り入れることで、最短距離で本領発揮となったことに感謝してもしきれませんね。

ありがとうございました。

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