正倉院展に行きました
先週11月1日に、奈良国立博物館で開催されている正倉院展に行ってきました。
例によってバッグの中には連れ合いを入れての鑑賞です。
正倉院ご宝物の魅力は、なんと言っても千数百年の時を経てもなお色褪せない保存状態の良さとともに、現代人の技巧に遜色無いどころか遥かに凌駕する技術と美的センスの素晴らしさ。
時折、明治維新後に製作されたレプリカと並べた陳列がありますが、比較にならない程オリジナルが素晴らしいと感じます。
収蔵されているご宝物の数も多く、長年毎年通い続けているのになかなか同じ出陳の品に会いません。
そのような正倉院展ですが、今年から独りで鑑賞することになると、その感動を分かち合えない寂しさを改めて実感してしまい、帰途に東大寺大仏殿と興福寺の国宝館に立ち寄り仏像の前に立ちました。
東大寺大仏殿の盧遮那仏、興福寺の千手観音像、そして阿修羅像・・・・・・・
仏像のどこに立っても見る人の心の中まで見透すかのような眼差しを見つめていると心がが落ち着きます。
興福寺ではお線香を買いました。
来年以降も続く限り正倉院展に行きましょうね。
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