学生の頃に戻って
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今年の冬は、オホーツク海にブロック高気圧が勢力を保っているために偏西風の蛇行を引き起こし、その結果として日本上空に寒波が長らく居座るという結果になっている。
そのため北陸から東日本にかけては例年になく積雪が多い状態が続いているが、小生の実家はそんなことには無縁だと思っていた。
今までは・・・・・・・・・・・・。
法事のため実家に帰った翌朝庭を見ると雪が積もっていた。
おお!庭木に雪が積もって綺麗だな。
今年は寒いからなぁ・・・・と思っていたが、雪は一向に上がる気配を見せず。
翌朝庭を見ると、何と!
ここは雪国か!!
庭木や灯篭にはこんもりと雪が積もっていて、時折屋根から大きな雪の塊がずり落ちる音が、ドドン!
実感に帰る度に眺める山々も一面の銀世界に輝いている。
こんなに降り積もったのは数十年ぶりじゃぁないだろうか?
離陸して高度を上げつつある旅客機の窓からは、一面雪景色の故郷が見える。
雪雲を抜けたらそこは太陽が眩しい世界。
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さて、華厳の滝を見てから中禅寺湖畔にある蕎麦屋「新月」で美味い蕎麦を食べてから、再びバスで日光市街へと戻ります。
先ずは日光田母沢御用邸記念公園を見学。
その後、日光山輪王寺の逍遥園を見学。
雨は益々本降りになってきたので、早めにホテルへ向かうことに。
今夜のお宿はここ、日光金谷ホテルの本館。
金谷ホテルの創業は、もともと日光東照宮の楽士だった金谷善一郎が日光観光に訪れていたヘボン博士(ヘボン式ローマ字の発案者)を自宅に宿泊させた民宿から。
別館は、昨年泊まった箱根冨士屋ホテルの花御殿と兄弟の建物であるが、一番歴史ある本館をチョイスした。
敷地内には大国山という小山があり、山頂への散策路には不動明王が鎮座されている。
夕食はクラシックディナー。
大正時代のメニューを再現したクラシックディナーは、新フランス料理のような斬新さや装飾性は一切無いが、これぞ戦前の正統派フレンチという趣でした。
食事後は、大谷石の暖炉を持つバー「デイサイト」でラフロイグを飲む。
トライオードの真空管アンプにKEFのSPから聞こえるケルンコンサートやダイアナクラールに酔いしれる。
さて、夜も更けたので、翌日の益子訪問に備えて寝るとしよう(続く)
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単身赴任でいる間に、関東から東北方面をできるだけ旅しようと話し合い、今年は日光東照宮と焼き物の里、益子を訪ねることにしました。
JR新宿から東武日光駅までは直通の特急日光号で2時間弱の旅、中禅寺湖まで足を伸ばせる東武バスの中禅寺温泉フリーパスを買い求めて、いざ出発。
紅葉のハイシーズンを避けたとはいえ、暖かい日が続いたこの秋だったこともあり、少しは紅葉が残っていないかと楽しみにしていましたが、当日は生憎の雨。
最初に訪れた日光東照宮では、贅を極めた彫刻や細工物に期待していましたが、それは雨でも構いません。
神厩舎では「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が人気を集めていました。
「千人武者行列」で使用される武具や装束を収納する三神庫は、絢爛豪華。
陽明門の左右には武者が。
左甚五郎の作と伝えられている 眠り猫
中禅寺湖へ向かうため西参道バス停に行くと、目の前に古い石造りの教会が見えたのでパチリ。
中禅寺湖では華厳の滝を見に岩盤をくり貫いたエレベーターに乗っていく。
眼前には壮大な華厳の滝が。
中禅寺湖からは毎秒2トン強の湖水が一気に流れ落ちているというこの迫力に、華厳の滝という名前もさもありなんと思う。
中禅寺湖畔にある蕎麦屋「新月」で食べたおすすめ蕎麦御膳が美味しかった。
ハイシーズンには2時頃には蕎麦が無くなると言う人気店も、今日は静か。
東照宮、中禅寺湖、華厳の滝と巡って、再び日光市街に戻る。
(続く)
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JR西日本のかにかに日帰りツアーに夫婦で行ってきました。
JR宝塚駅から城崎行き特急に乗り、一路日本海を目指します。
大阪市内もうっすら雪化粧していたので、どれだけ雪が積もっているのか心配でしたが、降っていたのは三田を過ぎる辺りまでで、いつもは雪景色の日本海側は日差しはなかったものの穏やかな日中でした。
福知山駅で京都から来た天橋立行き特急に乗り継ぎ、宝塚からはほぼ2時間の旅程で天橋立駅に到着。
途中、大江高校前という駅を通過したので、この辺りでログハウスが見えるかと思ったけれど、トンネルだらけでわかりませんでした。
今日のかにかに日帰りツアーは、往復のJR特急指定席乗車券と冬の味覚松葉カニづくしの会席料理と温泉とがセットになったお得なもので、この季節の名物になっています。
そしてもう一つ、小生達夫婦の目的は、敬愛する建築家である吉村順三氏の設計した建物をこの目で見て体験する事です。
そこで選んだのがこの文殊荘で食べるカニ三昧の会席と温泉というわけ。
1966年(昭和41年)に開業した建物は、その後幾度かの改装を施されているが、氏の設計になる建物独特の簡素な美しさが随所に見られる、そして和室や大広間には有名な吉村障子が。
天橋立運河に面した客室の外観も、3階建てながら周囲に調和した佇まいである。
到着したのは11時半過ぎだったので、早速大広間に設えられた席に通され、かにかにづくしの会席料理をいただく。
生かにのお造り、茹で上げたカニの身をむさぼり、カニ味噌を食べた甲羅に熱燗を注ぎいれて飲み干すと旨い。
カニの陶板焼きにカニの天麩羅を食べつくしたら、本命のカニすき。
先ずは土鍋でカニの身をシャブシャブにして食べ尽くし、よく出汁の出たところで野菜を煮て食べ、最後に雑炊で締めくくり。
デザートまで付いていて満腹状態になるまで1時間半のゆったりした昼食を摂ることができました。
ゆったり休憩後は、自慢の温泉に入り汗を流して極楽気分に。
温泉で汗を流してさっぱりしたら、天橋立の散策に出かけました。
文殊荘の名前のもととなっているのは、この智恩寺。
文殊菩薩をおまつりした文殊堂、三人寄れば文殊の知恵という諺のもとはここです。
天橋立運河にかかる橋は、このように船が通るときは回転するのが一日に何度も見ることができます。
海の向こうに見えるのは宮津港。
ゆったり楽しんだ冬の日本海、天橋立日帰りかにかにツアーでした。
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12月最初の土日に旅行に行ってきた。
旅行の目的は熱海と箱根の美術館巡りである。
朝品川から新幹線こだまで熱海に9時前に着き、バスでMOA美術館に行く。
ここは某宗教団体の広大な敷地内に建つ美術館で、入場口からは熱海の山側斜面を刳り貫いたトンネル内をエスカレーターで美術館入り口まで延々と昇る、という凝った仕様になっている。
美術館入り口からはムーア広場という彫刻が展示された屋外に出て見るのも良い。
今回見たのは主に茶道具が多く、豊臣秀吉が設えたという「黄金の茶室」が再現されていたりして、茶道具好きにはたまらない、凝った展示になっていた。
1時間余りで展示を見終わり、再びバスで熱海駅前に戻り、11時の開店と同時に鮨屋で早めの昼食を摂る。
流石に海が近い熱海の鮨屋。
安くて旨い鮨を堪能した。
ここからは伊豆箱根鉄道の路線バスで、十国峠、箱根峠を経由して芦ノ湖畔にある箱根関所跡まで移動。
途中の十国峠では冠雪した富士山が裾野までくっきり見えて感動。
箱根関所跡から僅かではあるが旧東海道の杉木立の中を元箱根まで歩く。
元箱根から箱根登山バスで箱根宮ノ下に移動し、箱根富士屋ホテルにチェックイン。
明治11年の創業で、外国人専用のリゾートホテルとして誕生した富士屋ホテル。
そのなかで、今回宿泊したのは、昭和11年に建設された登録有形文化財指定の花御殿。
社寺建築を思わせるクラシックな客室に全室天然温泉の大理石製の浴室と、重厚で風格のある客室に満足。
夕食は、これもクラシックなつくりのレストランでのフレンチディナー。
旨いワインと美味しい料理を堪能した。
翌朝は米国式の朝食を摂ってチェックアウト。
先ずは箱根ラリック美術館に向かう。
近代フランスのガラス工芸作家ラリックの工芸品を収集した展示は素晴しいのひとこと。
圧倒的なコレクションを堪能したら、フランスから運んできたオリエント急行のサロンカーでラリックの手がけた室内装飾を観賞しながら優雅なティータイム。
現在でもラリックが手がけたガラス工房は存在しており、ラリックブランドの高級クリスタルガラス製品を送り出している。
ラリック美術館から徒歩で仙石原を観に行ったら、巡回バスでポーラ美術館へ行く。
ここも数多くの絵画を鑑賞。
ここから再び巡回バスで強羅まで、ここからはスイッチバックのある箱根登山電車で箱根湯元へ。
箱根湯元で土産を買い電車で小田原、ここからは新幹線で速攻帰宅の途につく。
1泊2日の小旅行だったが、行ってみたかった美術館を巡ることができて充実した旅であった。
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この週末は、熱海と箱根に1泊旅行に行く。
熱海では予ねてから訪れたかったMOA美術館。
そこから箱根登山鉄道バスで、箱根芦ノ湖畔へ。
散策を楽しんだら箱根の宿、富士屋ホテルで宿泊する。
日本を代表するクラシックホテルの特別室で宿泊とディナーを楽しむ予定。
箱根でも美術館めぐりを楽しむ予定。
先ずは箱根ラリック美術館、ここではオリエント急行の客車が展示されており、車内見学とティータイムを楽しむことができる。
その後、ポーラ美術館へ、ここではイタリアンでランチの予定。
その後は宮下を散策した後に小田急で小田原まで降りて、新幹線で帰宅する計画。
夫婦2人でアジアなら海外旅行に行ける費用がかかるが、日本にもまだまだ行ってない場所があり、泊まってみたいホテルがある。
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沖縄が入梅した2010年6月5日の今日は、夫婦で十和田湖&奥入瀬渓流のを訪ねる旅行。
朝始発の東北新幹線で青森県八戸駅西口バス停前から十和田湖行きJRバスに乗り込む。
JR東北バスで約2時間、十和田湖の中心地、休屋に着く。
昼食は名物の「ひめます」料理を食べ、湖畔に立つ高村光太郎「乙女の像」をパチリ。
休屋から奥入瀬渓流入り口の「子の口」までは、十和田湖観光汽船で湖上を遊覧、途中雷雨にあったりしたがフェリーの中なら大丈夫。
雄大な景色を堪能しながら湖上を進む。
桟橋に係留された遊覧船。
宿泊は、奥入瀬渓流ホテル。
今は星野リゾートの系列となっているが、ここのラウンジには岡本太郎が製作した大きな暖炉が吊るされている。
部屋は奥入瀬渓流沿いに建っていて、天然温泉の露天風呂や展望岩風呂が、度の疲れを癒してくれる。
部屋は渓流が眺められる和室の特別室で、和室食事も星野リゾートらしく一流の料理をコース仕立てで食べさせてくれ、お腹も満足である。
翌朝6時からはホテル主宰の、奥入瀬渓流散策と朝食を食べるミニツアーに参加。
快晴の早朝は人がほとんど居ない中をゆったり散策し、軽く運動したあとの朝食が最高。
一旦ホテルへ戻りチェックアウトしたら、奥入瀬渓流沿いの散策道を、十和田湖まで遡って歩いた。
太古の火山噴火によって出来た2重カルデラ湖の十和田湖の外輪山の裂け目となっている奥入瀬渓流は、両岸が切り立った岩場になっていて、所々にこのような滝が見られる。
これは白布の滝。
十和田湖からは年中、ほぼ一定の水量で流れ出ているため、水面ギリギリまで苔や草木が生い茂っていて、特にこの時期は新緑がことの他綺麗だ。
奥入瀬渓流最大の滝がこの銚子の大滝で、渓流が7メートルの断崖を流れ落ちる様は壮観である。
旅の最後は十和田湖から流れ出るところで終わり。
ここから再びバスに乗って八戸経由で東北新幹線に乗って東京に戻った。
秋の紅葉の頃も素晴しいと聞くこの奥入瀬渓流も、入梅前の今の頃の新緑も最高であった。
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