オーディオ

2022/04/07

オーディオ専用電源工事(その2)工事

昨日は遥々伊豆から20年来の付き合いがある出水電器の社長さんにオーディオ専用電源工事に来てもらいました。
今回拙宅の前日は岡山で工事があって前泊入れると3泊4日の出張です。
本拠地のある関東エリアですと工事を手伝う協力会社も手慣れたものでしょうが、出雲では信頼のおける工事業者さんを紹介して貰って初めて組んだ仕事とのことでした。

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朝8時30分に社長の他に協力業者のスタッフ3名も来宅して工事開始。
協力会社さんは地元出雲で電気設備工事を主に手掛けられている中堅企業で、スタッフの皆さんもキビキビと動きも確かのようで安心しました。

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工事内容は、玄関先の下駄箱内に設置されている家庭用分電盤のブレーカーの空き箇所にオーディオ専用のブレーカーを3箇所増設して、そこから天井裏にCV3.5sqの耐圧電線ケーブルを3本リビング横の和室押入れまで引き込み、そこから押入れ床面の壁にケーブルを貫通させてオーディオラック裏まで引き出し、ケーブル終端にIEC規格のプラグを取り付けてIECインレットプラグ付きの電磁波ノイズ吸収機能付き電源タップを取り付けるというものです。

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この工事の難関はなんと言っても既存の住宅内で太くて硬いCV電源ケーブルを如何に隠蔽配線するかです。
建築途中のスケルトンの建物であればどうってことない工事なんですが、建物の天井裏がどんな構造になっているのかはやってみないと判りませんから、工事を依頼する施主の方も経験豊富な出水電器さんなら大丈夫だとは思いつつ一抹の不安を持ちながら工事の進行を見学していました。

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拙宅の場合部屋の中ほどに浴室があるので、そのシステムバスの天井にある点検口から分電盤の電源ケーブル引き出し口まではケーブルを引っ張る専用のワイヤーを使って比較的簡単にいくようでした。
押入れ天井には点検口サイズの開口部を電動ノコギリで切り取り点検口用の金具を取り付けて点検口を新たに取り付けしました。
押入れ天井から床面までは押入れの内装板に小さな点検口を開けてケーブルを引き下ろしてから、リビング側にケーブルを貫通させました。

 

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ここまでの作業は出水電器の社長さんは協力会社の仕事ぶりを見て任せても安心出来る技術と経験があるということで、隠蔽配線ならではのコツや留意点の指導に専念されてました。

お昼休憩を終えて午後はいよいよ分電盤にオーディオ専用ブレーカーの取り付けですがここは先ず出水電器の社長さんが作業内容と留意点を協力会社さんに手本を示しながら解説されていました。

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家庭用分電盤にオーディオ専用ブレーカーを取り付ける時の留意点とは、親ブレーカーから1番近い位置にオーディオ専用ブレーカーを持ってくることと、オーディオ専用ブレーカーは全て同相の電源を取ること、ブレーカーへ繋がる電源ケーブルを全てツイストして取り付けることの3点が主なもので、他にはオーディオ専用ブレーカーの取り付けには磁性体ではないステンレスやチタンネジを使うことです。

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言うは易しですが分電盤にオーディオ専用ブレーカーを追加するためには既存のブレーカーを移動させて新たなブレーカーを取り付ける場所を空けなければなりませんから、分電盤に付いていた沢山のブレーカーから電源ケーブルを引き抜いてツイスト処理してから移動させるという根気の要る手作業の繰り返しです。
この作業は指導を受けた協力会社さんも真剣な眼差しで出水電器さんの作業を見学していましたが出来上がりは見事なものです。
元々空きが2箇所に遊んでいたブレーカー取り付け場所が全て埋まりました。

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最後にオーディオ用途のIECプラグを取り付けすれば工事は終わり。
専用の圧着端子を使って手際よくケーブル終端にIECプラグが取り付けられました。
ここで電源の導通テストをテスターを使って行いましたが、平日の午後3時過ぎということもあって電圧は106Vと高圧受電装置の107Vからの電圧降下も殆ど無い良好な値を示しました。

因みにCVケーブルは電力会社御用達の一社である住友電工製です。
電源タップ3個に其々別のオーディオ専用ブレーカーから引かれた電源ケーブルが直に取り付られたことになります。
今まで家庭用コンセントから電源タップまで引いていた電源ケーブル3本が無くなるとスッキリしました。

 

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確認後電源タップを取り付けたら早速オーディオ機器の再設定。
スピーカー位置の微調整を終えて待望の音出しです。
フロアノイズが下がりS/Nが良くなると同時に聴覚上のダイナミックレンジも拡大したように感じるますがコレは大阪でも感じたことです。

内窓取り付けに続いてオーディオ専用電源工事をしたことで音楽を聴く環境がより整ってきました。
ひと通りの試聴を終えて出水電器社長さんと近所の居酒屋で慰労会を楽しみました。

出水電器の社長さん協力会社のスタッフの皆さんありがとうございました。

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2022/04/04

オーディオ専用電源工事(その1)実施前

移住後のコロナ禍で延び延びになっていたオーディオ専用電源工事ですが、準備も整いようやく明後日に実施することになりました。
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戸建ての注文住宅なら施主が目を光らせているので手抜き工事はあり得ない?でしょうが、マンション建築のデベロッパーサイドからみれば、年々高騰する建築費を抑えて利益を確保するために、買主に目につかない配管・配線などはギリギリのコストダウンが為されているのは当たり前だと思っています。

なので、電気配線も出来るだけ使用するケーブルの長さを節約するため、居室毎のブレーカーから繋がるコンセントも照明器具も全てが直列に繋がっています。
これだと繋がっている家庭電気製品の稼働による電圧変動や発生するノイズが全て相互に影響を及ぼすことになります。

そういった電源由来の悪影響がオーディオ機器に影響を及ぼすのを極力排除するには、それらの家庭電気製品が繋がっている電源から出来るだけ遠い距離に離すことが効果的だといわれています。
一般家庭であれば分電盤からオーディオ専用の電源を引くことがその第一歩です。
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しかしながら、マンション購入でも新築時の内装オプションが選べるような物件であれば、内装工事前にそれらを考慮して電源を配置したり出来る場合が多いと思いますが、住みはじめてから思い立ったり中古物件購入の場合だと、大掛かりなリフォーム工事を行う際でもない限り実施の敷居が高いので実施されている件数はそう多くないと思います。
実施の障害はなんといっても同居家族の理解ですが、部屋に穴を開けてケーブルを通すなんて言えば反対されるのは当然でしょうね?

拙宅の場合は大阪で住んでいたマンションの時に、知り合った出水電器さんがオーディオ電源工事に取り組まれていたことが幸いして、数軒ですが戸建てでの施工事例を見学したり効果の程を体験する機会があったので、2004年末にマンションで出来る範囲のオーディオ専用分電盤取り付けを行ないました。
その効果は慣れてしまえは当たり前になってしまいますが、家庭用電気製品による電圧変動やノイズ混入の低減はオーディオ機器には良いことでした。
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さて、今回実施するオーディオ専用電源工事の内容ですが、大阪ではリビングに専用の分電盤を設置して4回路のブレーカーからそれぞれ引いた電源ケーブルに2口コンセントを取付けするという大掛かりなものでした。
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今回はオーディオ機器の数も整理して少なくなっているのと、新たにオーディオ機器自体が発する電磁波ノイズを吸収する機能を内蔵した電源タップがコンセントの代わりになるので、オーディオ専用分電盤は取り付けずに家庭用分電盤の空きブレーカー3回路からそれぞれ電源ケーブルを引いて、それら3個の電源タップに接続するシンプルな工事としました。
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電磁波ノイズ機器装置付きの電源タップの2個には3個のコンセントが付いているので、都合7個の電磁波ノイズ機器機能付きコンセントがオーディオ専用電源からとなります。
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工事開始前に家庭用分電盤のブレーカーを確認したり、電源ケーブルの引き出し位置や電磁波ノイズ吸収機能付き電源タップの位置確認を行いました。

ブレーカーの空きはよく見てみると、使ってないエアコン用以外に接続されてない遊んでいるブレーカーがひとつ見つかったので、空き箇所2個と空きブレーカー使えばエアコン用配線を残すことが出来るので良かったです。



これでいつ工事始まっても大丈夫です。

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2022/01/27

FMアンテナの設置場所を見直して改善しました。

日記に書いてから日も経たないうちですがFMアンテナの設置場所を見直しました。
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当初は引回すアンテナケーブル長を出来るだけ短くするため東側ベランダの東南角の床面近くに設置していました。
これでもケーブルは15メートルあるので、DXアンテナブランドの8K対応をうたう屋内屋外兼用4C同軸ケーブルを使いました。

しかし、聞き込んでいるうちにベランダのガラス塀を支える金属製の枠とアンテナが接近していることによる雑音が混入することに気が付いたので、それ以降どうにも気になって仕方がありません。

そこで、ケーブル長は更に10メートル長くなりますが、東側ベランダの真ん中にある浴室の場所が凹んでいて、突っ張り棒方式のアンテナポールを立てても転倒防止対策が取れることと、アンテナがベランダからはみ出さずに電波塔方向に向けて設置出来るのが確認出来たので、必要な部材を近所のホームセンターで調達してきました。
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アンテナポールだけはホームセンターで売っているような室内用の華奢なモノでは心配なので、少々高かったですがアンテナポール用として販売されている丈夫なモノを調達して設置しました。
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設置場所を見直したことで、ケーブル長は25メートルに伸びましたが、アンテナ周囲に電波障害になるようなモノが無くなり、30Km離れた山の上に建つ電波塔まで見通せる高層階の恩恵もあって、設置後の受信感度が66dbまで上がり音質も格段に良くなりました。
これでエアチェックして聞き直しても不満は出ないでしょうね。
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今日は日差しもあり風も弱い1日でしたが、高層階の日陰になるベランダでの長時間の設置作業を終えると身体が冷え切ってしまいました。
作業を終えたら早速お風呂で冷えた身体を暖めました。

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2022/01/25

引越し荷物の整理も終わりオーディオ再開しました

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正月明け早々に移住のため引越ししました。
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長年住み慣れた住まいから家財道具が全て運び出され、伽藍堂になった室内を見ると一抹の寂しさも感じました。

でも新しいオーナーが早々に決まり引越し前には契約を済ませることが出来たので心残りはありません。
出水電器さんに施工してもらったオーディオ専用電源は、新しいオーナーにも説明してそのまま残すことになりましたが、活用してくれると嬉しいですね?

引越し当日は年明けの寒波到来で大雪が予想されており大阪も朝から小雪が舞う寒い日でしたので、名残惜しかった大阪を後にして積雪で道路閉鎖になる前に移住先新居に移動しました。
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その夜は何も無い新居に布団だけ運び込んで寝ましたが、今まで床暖房で快適に過ごしていたのが長らく人が住んでいなかった室内でエアコン暖房を入れても冷え切った足元からシンシンと冷えてくるのが判ります。

リビングダイニングの広さは大阪がL字型の変形20畳弱だったのに対し、新居はオープンキッチン含めた長方形のLDKで24.5畳あり、リビングにオープンで繋がる4.5畳の和室を入れると29畳の広さがあり天井高も2.6で以前より20センチ高くなっています。

この空間を活かしたリビングオーディオのセッティングですが、基本は大阪時代と同じようにセットする予定です。
違いは大阪が部屋を横長使いだったのに対し新居は縦長使いとなり、スピーカーを置く場所の横幅は3.4メートルと狭くなったのに対し縦長は9メートルもあります。
ただし、リビング横に隣接する和室空間も横幅に数えれば6.5メートルとなり、縦横数え3対2のほぼ長方形という空間でオーディオ再開することになりました。
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翌朝からの家財搬入作業も無事に終わり、取り敢えず当面の生活に必要なものだけを用意して寝た翌朝は、ここは雪国??と思うほどの積雪でしたが昼前には殆ど溶けて無くなりました。

それからの10日余りは運びこまれた段ボール箱の開梱作業に追われる日々。
片付け終わる前にオーディオを再開してしまうといつまでも片付けが終わらないので、新居での生活環境が整うまでオーディオは封印してました。
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一つにはFM放送を受信するには30Km離れた電波塔に向け新たにアンテナを立てないと受信環境が構築出来なかったことがあります。
写真のように塀がガラスで眼下が丸見えという高層階のベランダは季節風が吹き付けていて、下手にアンテナ立てて万一強風に吹き飛ばされ落下事故でも起きたら大変。
なのでベランダ床近くに設置しました。
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アンテナケーブルを室内に引き込むのは風雨の吹き込みリスクが少なそうな箇所を考えて隙間ケーブルを使いました。
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オーディオラックは大阪では3列2段のを使用してましたが、昨年日記に書いた通り断捨離しました。
新しいオーディオラックは2列2段のをオーダーで製作依頼中なので、オーディオ再開といっても全ての機器を再セットする訳にはいきません。

それでもCDPとFMチューナーにAppleTV4Kを、仮置き場所のCD収納用スツールにセットすることができました。

ユニコーンのセッティングですが当初は大阪で最後に配置した間隔からスタートしました。
空間が広くリスニング位置まで距離が長くなった分音量も少し上りましたが、縦長位置のちょうど中間地点にリスニング位置がくるので音の圧迫感はあまり感じないのは良い傾向です。

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再開仕立てでまだまだ調整はこれからですが、右側スピーカーの横にある和室の襖を収納する移動式の仕切り壁が自由に引き出せる構造になっているので、反射板代わりに少しずつ引き出すと音場の左右バランスを調整出来るのも、今後の調整ツールに使えそうです。
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今後の予定では既にオーダー中のオーディオラックの他に、出水電器さんによるオーディオ専用電源の設置工事と大画面TVの導入があります。
電源については玄関の下駄箱内に分電盤と光インターネット設備が有るので、専用ブレーカーなどをここに隠蔽設置して電源ケーブルのみをリビング内に露出させ、ケーブル端にIECプラグを取り付けて、既に導入している電磁波ノイズ吸収機能内蔵コンセントに直付けする、若しくは機器にダイレクト接続することで接点を減らす構想を予定しています。

以上今現在の報告になりますが、ここまで来るのに2週間近く。
腰痛や腕、肘の痛みなどの他に指先の赤ぎれなど満身創痍になって、もう引越しは懲り懲りです。

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2021/07/21

久しぶりにユニコーンの位置を変化させました。

先週4ヶ月ぶりに帰省してあちこち走り回ってたら3日間で950Km。
流石に途中給油して燃料は66Lを消費。70Lタンク積んでるので高速主体なら1,000Kmギリギリ行けますね?

という久しぶりのロングドライブと諸手続き疲れに梅雨明け後の猛暑で、元々感応型難聴の右耳の感度がスッキリせず、FM聴いていてもなんだかモヤモヤした気分でいました。
そこにGRFさんからのメールでひさしぶりに和室のユニコーンを前に動かしてみたらあら不思議?という囁きが。

ちょうどモヤモヤスッキリしない気分だったので、じゃぁ現状を変化させてみようか?と行動開始しました。

今のユニコーンのセッティングは、メモを見ると以下のようになっています。
1)右側SPの右横壁からDDDユニット中心まで1,000ミリ
2)左右SPのDDDユニット中心間隔2,320ミリ
3)SP後方壁からDDDユニット中心まで690ミリ
4)SPキャビネットは縦型で後方が開いた逆ハの字型で、キャビネット後端角と後方壁まで、外側角220ミリ、内側角170ミリ

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基本構想は前に引き出して左右の間隔を狭めるようにすることです。
本花梨の特注ボードに載ったユニコーンを慎重に並行移動させながら位置を探っていきます。
エアコンの温度設定は夜間に合わせて寒すぎず暑すぎずの快適設定にしていますが、ユニコーンを移動させると流石に額から汗が出てくるので、タオルを額に巻いた現場作業スタイルで、試聴と微調整を繰り返すこと2時間、ようやく位置が落ち着いたようです。

移動後の位置をメモに取ると以下のようになりました。
1)右側SPの右横壁からDDDユニット中心まで1,040ミリ
2)左右SPのDDDユニット中心間隔2,160ミリ
3)SP後方壁からDDDユニット中心まで755ミリ
4)SPキャビネットは縦型で後方が開いた逆ハの字型で、キャビネット後端角と後方壁まで、外側角305ミリ、内側角230ミリ

全体に65ミリ前に出して、前側ユニット間隔を狭めるよう逆ハの字を強めたのです。

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ユニコーンキャビネット下部のホーン開口部の内側袴のラインが後ろの壁にほぼ垂直になったようです。

移動後の変化は大きかったです。
まず音場の立体感が増し後方に大きく拡大して聞こえます。
ホールのステージ前端がDDDユニットを結ぶラインに有って、ステージ上の演奏が放射状に広がるイメージが浮かんできます。

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細かな詰めはまだまだだと思いますが、耳の調子が今ひとつでも楽しめるようになりました。

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2021/06/16

ベルリンフィルDHCのハイレゾ音声視聴トライアルその後

先日のつぶやき以来、今時の新しいテレビでもデジタル音声は精々が48/16が限界と知り、何とかハイレゾ音声でベルリンフィルのハイレゾ音声を楽しみたいと検討を重ねていました。


AppleTV4KからHDMIケーブルで出力される映像&音声を、HDMI音声分離器という機器を使えばデジタル音声をそのまま取り出せることが判りました。

しかし、マイミクさんからの情報では専用の映像モニターやプロジェクターなら映像の遅延は問題ないが、デジタルテレビだと最新のゲームモードを搭載している機種でないと音声に対して映像のズレが酷くて視聴に耐えない!?という情報もあり、コレはTVも含めて買替えしないといけないのか?との思いが頭に浮かびました。

それでも、ベルリンフィルの演奏会ライブのハイレゾ音声の音の素晴らしさは、ラトル指揮のベートーベンとシューマンのダウンロード音源による交響曲全集で体験してましたので、ここは先ず映像は後回しにしてストリーミングでハイレゾ音源の音を体験してみよう!との考えに至りました。

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マイミクのGRFさんがお使いのHDMI音声分離器の機種を参考にして選んだのがこのHDMI音声分離器 。

GRFさんがお使いの機器と躯体の形や接続端子の配置などが瓜二つなのにメーカーが違う?という中華製によくあるものなんですが、GRFさんのと違う点はDC5V1Aを供給するのがACアダプターではなくてUSBからの給電ケーブルになっている事。

この機器には電源スイッチが無いので常時通電になってしまい、ACアダプターだと電源を切るには電源ケーブルを抜くしか方法が無いのが気になっていたので、どうせAppleTV4Kとこの音声はテレビ視聴時にしか使わないと考えて、電源をテレビ背面にあるUSB端子に繋げようと考えたからです。

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Amazonで発注してから翌日には到着。はやいですねー。
早速繋いで視聴です。
USB給電ケーブルをテレビの端子に繋ぐと電源が入ったので一安心です。
コレでテレビ電源オフ時は音声分離器の電源も切れるので安心ですね。

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さて早速ペトレンコ指揮のチャイコフスキー、ロミオとジュリエットを視聴。
映像にはちゃんとハイレゾ音声のマークも付いています。

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おお!!随分違います。
ホール全体の空間の大きさが響きで判るように解像度が僅かですが上がったように感じます。
楽器の音の輪郭もよりハッキリして聞こえています。
しかも、ですよ!
映像の遅れを全く感じません!
ティンパニの打撃と音がシンクロしています。
PCのHDMI端子からだとどうなるのか試してませんが、コレはAppleTV4Kだからなんでしようか?嬉しい誤算でテレビ買い替えは当分必要無くなりました。

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今までの配信がAAC48という圧縮で一部の音源データが間引かれた形式だったのが、今回のハイレゾ配信ではロスレスの48/24でスタートし、そう遅くない時期にはロスレス96/24というSACD並みの音質まで高まるのですから、今後が楽しみです。

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2021/02/05

ユニコーンを特注の花梨板に載せました。

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1月のお正月明けからユニコーンをそれまでの横置きから縦置きに転換したその後のことです。

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ユニコーンの足元は長い間9ミリ厚のローズウッドの板をハの字のように敷いていました。

拙宅の床は幾らオーク天然木の突板仕様と言っても戸建てに使用されるような1枚板ではなくて、床暖房の温水パネルの上にマンション用に階下へ騒音が伝わりにくい柔らかいフローリング材が敷かれています。

ユニコーンのキャビネットをシッカリ支えて安定させるための敷板なのですが、位置調整で頻繁に微調整を繰り返して移動させるとどうしても敷いているローズウッドの板が片方だけズレて外れたりして具合が悪い。

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本来なら1枚板の上に置いてやればいいのですが、ユニコーンの底部が台形のために長方形の板を敷くとオーディオラックに干渉して思う位置に置きにくいということで、2枚の板を両端に敷くという簡易な方法で今まで凌いできたのです。

縦置き配置で懸案だった低音域の不足感という壁を乗り越えることが出来たので、この際できるところまで位置調整を追い込んでみようと思ったので、それにはユニコーンの下に敷く板材の問題も解決しなければとも考えました。

ではどんな木材が良いだろうか?と考えました。

GRFさんのオーディオルームの床にも使用されている花梨など、柔らかくて変形し易いフローリングの上でも強固な土台になり、かつオーディオ的には響きの良い板材が良いだろうと考えたのですが、当初は自作を考えていたものの、台形のサイズが底辺幅600ミリ、上辺幅340ミリ、長さ640ミリであるために、これだけ幅の広い材はいつも利用していた通販サイトでも中々見当たりませんでした。

そんな時、退職後の趣味で始めようとしていた木のカトラリーの作り方などを紹介する本に、材料となる木材を購入出来るお店として紹介されている近所にある材木店が掲載されていたので掲載されていたお店のWebサイトを見たところ、建築用木材の他に店舗の看板や天然木の1枚板テーブルをオーダー出来ることが書いてありました。

早速問い合わせフォームから、花梨を使って20~30ミリ厚の希望サイズの台形1枚板が製作出来るのか質問したところ、詳しく聞きたいので打ち合わせしたいとのメールがあり電話が掛かってきました。

聞くと幅600ミリあるような大きな板は高価になるが、剥ぎ板を接着加工すれば製作可能だとのことで、早速材木店まで車を走らせました。

お店は昭和10年創業で、工務店や大工さんに建築用木材を設計通りの寸法に加工して納める仕事をされており、お店の裏手には製材所と倉庫が建っていて、柱材や合板の他に大きな銘木の板材が多数保管されていました。

応対していただいた専務さんは此方の希望を言うと即座に倉庫に保管してある木材の所に連れて行かれ、この材ならこうやればもっと良いのが出来るけど、こっち材なら先程の材に比べて難は有るけれど、こうやれば問題を避けて安く出来るが如何ですか?と返答が早いこと。

とんとん拍子に材と仕様が決まって価格の見積もりを出す時に、専務さんは本物の花梨の材は手に入りにくくなっていてとても高価になっているが、この在庫は元のコストで材の使用量に応じて計算してくれました。

雑談でこれから木のカトラリーつくりをしようと思っていて材料の入手先を探していると話したら、職人さんが銘木の端材を使って看板やカッティングボード、コースターなどをつくっているので、こんな木端なら分けてあげますよ、と数枚お土産にいただいて帰りました。

製材から接着加工に時間が掛かるので納期には2〜3週間は見て欲しいと言われていましたが、2週間後の朝に出来上がったから受け取りにきて欲しいとの連絡がありました。

早速伺うと製材所で出来上がったばかりのボードが置いてあり、接着面は強固に圧着してあり強度と平滑性は流石にプロのつくりだと感心しました。

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色目が違うので目立つけれどもユニコーンの下に敷くので目立つことはありません。

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お土産に職人さんがつくったカッティングボードまでいただいて早速持ち帰ってユニコーンの下に敷きました。

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厚さは22ミリで今までの9ミリ厚に比べると強度は格段にあり重いユニコーンが乗っても安定感が違います。

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微調整のし易さも今までとは大違いですし、なによりもユニコーンが楽に鳴ってくれるようになったと喜んでいます。

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これからもトントンコツコツの微調整に取り組んでいきたいと思います。

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2019/09/14

DSD録音音源を求めて

良質なDSD録音音源を求め、色々なハイレゾのダウンロードサイトネットを彷徨っていたら、チャンネルクラシックレーベルの創始者が始めたこのサイトに辿り着きました。
https://www.nativedsd.com/

数多あるハイレゾ音源のサイトは其れこそ玉石混交で、単にアップサンプリングされただけのなんちゃってハイレゾも数多いですが、このサイトには心惹かれて幾つか購入ダウンロードしてみました。

DSF128で聴くガッテイ指揮ロイヤルコンセルトヘボウ、春の祭典
https://rcolive.nativedsd.com/albums/RCO17007-le-sacre-du-printemps
エンゲゴール四重奏団のモーツアルト弦楽四重奏
https://lawo.nativedsd.com/albums/LWC1167-mozart-string-quartets-k-421-k-428-k-465

明日の来客に聴いていただきましょうか?Fb77f29055804f7c96900096a0780526 98a7237b4fa640c0920270a7c59c85e5

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2019/03/24

WEISS INT204の導入

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昨年秋にDDコンバータWEISS INT204を自宅試聴する機会を得たその後のことです。

拙宅ではHAP-Z1ESのUSBデジタル出力をデジタルアンプのSD05に接続して聞いた場合とHAP-Z1ESからアナログ出力をSD05に接続して聞いた場合とでは、DSD2.8の音源では僅かな差だと感じたのに、PCM音源だと明らかにデジタル接続の方が優れていると感じていました。
PCM音源とDSD音源の両方に対応しているDDコンバータとしては、現在唯一無二のINT204ですからいずれは手に入れたいと考えていたのですが、他に購入を優先する計画があったので後回しにすることにしていました。
今年になりエアチェックを48/24で出来る環境を整えたことで、音質の良いライブ音源が貯まって来るようになりました。
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HAP- Z1ESから48/24の音源をデジタル接続でSD05に繋げたいという希望が出てきました。
それで、希望に叶う程度の良い個体を探していたところ、イギリスからの出品がありました。
それも230Vアナログ電源付きで。
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出品者にアナログ電源を日本仕様に変更出来るか問い合わせしたところ、それにはダウントランスを別に用意しろとの返事が。
それなら、電源要らないから安くしろと交渉したら、ベストオファーを入れろとの返事があったので、加算される送料以上の値引き価格を提示したら、なんと、交渉成立しました。
PayPalで決済したら1~2週間で届くとかの連絡が入りました。
これも合意なき離脱リスクの影響なんでしょうか?
なんにせよ、想定していたよりも価格交渉がすんなり行ったことが驚きですね。
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日本で使えるアナログ電源はエーワイ電子のを購入するつもりです。
とりあえずご報告でした。

(3月26日追記)
イギリスの出品者から3月27日水曜日に出荷するとの連絡が入りました。
届いたら動作早速テストしてくれとのメッセージも。

必要となるINT204用のアナログ電源を発注しました。 エーワイ電子製のアナログ電源 Improved :DC9V 3A 。DC出力プラグはINT204にフィットする、外径5.5mm内径2.5Φのロングタイプです。

何も指示しなければプラグ長さ9ミリのが付いてくるので、INT204の純正電源の12ミリ以上の長さのを付けるよう依頼しました。

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2019/03/01

デジタルエアチェックシステム導入記

FPGAデジタルFMチューナーC-FT50を導入してからというもの、FMエアチェック音源の魅力にどっぷり浸かる幸せな日々を過ごしています。

C-FT50に実装されているFPGAの回路内ではFM放送をダイレクトにデジタル変換しているため、アンテナの受信レベルさえ適正なら、ほぼ放送局送り出し品質に肉薄した音質で聴くことができると思います。

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拙宅ではC-FT50から96kHz24bitで出力したのを、同軸デジタルケーブルを介してデジタルアンプSD05に接続し、パワードDAC半導体のS-MasterがSPのユニコーンを直接ドライブすることで音楽を聴いています。

エアチェックの方はC-FT50の2つあるデジタル出力のうち、光デジタル出力端子から光デジタルケーブルを介してYAMAHAのHDD内蔵プレーヤーCDR-HD1500で44.1kHz16bitで録音した後に、CDR-HD1500の編集機能を使って録音音源を整理したのをCD-Rに焼いて、エアチェック音源を完成させていました。

これをHDDプレーヤーHAP-Z1ESにリッピングして取り込んで聴くと、CD音質と同等で、しかも市販の音源にないコンサートの臨場感溢れる演奏が楽しめるので、満足していました。


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しかしながら、同じC-FT50を使ってエアチェックを楽しんでいるベルウッドさんはエアチェック用のデジタルレコーダーを導入されて48kHz24bit録音をされているのですが、一度、同じ演奏会ライブ音源を拙宅で44.1/16でエアチェックしたのとベルウッドさん宅で48/24でエアチェックされたのを聞き比べする機会があったのですが、その音質の差には驚きました。

聞き比べると44.1/16の音がいかにもCDっぽく聞こえるのに対し、48/24の方はFM放送をそのまま聞いているように自然な音質なのです。

その時は確かN響定期演奏会の生中継だったので、収録放送局のある東京の放送と、長距離を中継された大阪の放送では音質に差があるのでは?いう疑問も少しはありました。
しかし、その後も何度か海外の放送局提供の演奏会を同じ放送音源聞き比べをする機会がありましたが、やはり48/24の方が音質が優れていました。

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その後DDコンバータのWEISS INT204をテストした時に、様々なフォーマットの音源を聞き比べした時にも、16bitと24bitの音質差の大きさを体感しました。
これは、ベルウッドさんのようにエアチェック用のデジタルレコーダーを導入するしかないな?

そう考えていた時にタイミングよく拙宅を訪問されたオーディオファイルの方から紹介されたのがPCにUSB接続して使う外付けサウンドカード「USB Sound Blaster Digital Music Premium HD r2」でした。

サウンドカードというと、通常はPCの音源を高音質で外部のオーディオ機器に送り出す使い方ですが、この機器は入力側に光デジタル入力端子を備えているのと、最大96/24までのデジタル信号を扱えるとのことでした。

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ネットで調べてみると、光デジタルケーブルを介した信号送受信は相当距離が離れていても可能な事が理解出来ました。
これならFMチューナーC-FT50から光デジタルケーブルを引き回して部屋の反対側にあるPC近くに設置した「USB Sound Blaster Digital Music Premium HD r2」に接続してPCに直接デジタルエアチェックする環境が構築できます。
拙宅の場合ケーブル長は最低12メートル必要なので、50フィート(約15メートル)の光デジタルケーブルが使えることで設置の障害をクリアすることが出来ました。

導入コストの安さも魅力的です。
50フィート光デジタルケーブルを含めても、オーディオメーカ製のデジタルレコーダー導入費用の1/10でしょうか?

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機器の配線を終えてUSBケーブルをPCに接続したら、付属のCDに入っているドライバーをインストールします。
ドライバーインストール後にPCのコントロールパネルからハードウエアの設定をします。

接続は録音の音源が光デジタル入力なのでSPDIF-Inを選び、プロパティの詳細でサンプルレートをC-FT50からの出力に合わせて96/24を設定すれば、ハードウエアの設定は完了です。

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付属の録音ソフトではなぜか48/16でしか録音出来なさそうなので、メーカーのサイトでスマートレコーダーというソフトをPCにダウンロードして、48/24の録音をやってみました。
再生してみるとFM放送をそのまま聞いているかのような音質に満足しています。

ただ、手動での録音は上手くいくのですが、このソフトに付いているスケジュール録音機能が上手く動作せず、留守録が失敗続きなのは困っています。
ソフトの操作方法をもう少し習得する必要があるようです。
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とりあえず導入当初の感想でした。

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